東北一周モデルコースは何日必要?車旅と電車旅の組み方まで整理

東北一周のモデルコースを調べている人は、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島を一気に回りたい一方で、「何日あれば無理がないのか」「車と電車のどちらがいいのか」「どの順番で回れば移動が少ないのか」で迷いやすいです。東北は地図で見るより広く、観光地同士の距離もあるため、有名スポットを並べるだけだと移動ばかりの旅になりやすいです。

この記事では、東北一周を車で回る場合を中心に、5日・7日・10日で考えるモデルコースと、公共交通機関を使う場合の考え方を整理します。三陸海岸、奥入瀬渓流、弘前、秋田内陸、銀山温泉、蔵王、会津若松などをどこまで入れるかで旅の満足度は大きく変わります。自分の休みの日数、運転できる距離、温泉重視か絶景重視かを分けて考えると、無理のない東北一周プランを組みやすくなります。

目次

東北一周モデルコースは7日以上が安心

東北一周モデルコースを現実的に組むなら、まずは7日以上を目安に考えるのがおすすめです。5日でも主要県を駆け抜けることはできますが、1日の移動時間が長くなり、観光地でゆっくり過ごす余裕は少なくなります。反対に10日ほど取れると、三陸海岸や白神山地周辺、会津若松、蔵王温泉などを無理なく入れやすくなります。

東北一周で失敗しやすいのは、「6県を全部通ること」と「旅として楽しむこと」を同じに考えてしまうことです。青森から福島まで縦に長く、さらに日本海側と太平洋側で見どころが分かれるため、全県の名所を詰め込むと移動だけで疲れてしまいます。特に初めての東北一周なら、仙台を起点に反時計回りで宮城、岩手、青森、秋田、山形、福島へ進む流れが組みやすいです。

日数ごとの考え方は、次のように分けると判断しやすくなります。

日数向いている旅回り方の目安注意点
5日主要スポットを短く回る旅仙台、盛岡、青森、秋田、山形を大きく周回三陸や会津まで入れると忙しい
7日初めての東北一周太平洋側から北上し日本海側を南下1日1〜2県の移動に抑えると楽
10日温泉や自然も楽しむ旅三陸、奥入瀬、弘前、銀山、会津も入れやすい宿泊地を先に決めると計画しやすい
2週間寄り道重視のゆったり旅半島、ローカル線、秘湯、道の駅も楽しめる季節と天候に合わせた調整が必要

5日で回るなら「東北を一周した感覚」を優先し、観光地は各県1〜2か所に絞るのが現実的です。7日なら、松島、平泉、八幡平、奥入瀬渓流、弘前、角館、銀山温泉、蔵王、会津若松の中から好みに合わせて選べます。10日以上あれば、浄土ヶ浜や龍泉洞、男鹿半島、鳥海山周辺、猪苗代湖なども検討しやすくなります。

出発前に決めること

車か公共交通かを決める

東北一周は、自由度を重視するなら車が向いています。奥入瀬渓流、八幡平、男鹿半島、蔵王、三陸海岸などは、車があると立ち寄り先を増やしやすく、天候や混雑に合わせた変更もしやすいです。特に家族旅行や荷物が多い旅、温泉宿をつなぐ旅では、レンタカーや自家用車のメリットが大きくなります。

一方で、運転に自信がない人や、長距離移動の疲れを避けたい人は、新幹線と在来線、路線バスを組み合わせる方法もあります。仙台、盛岡、八戸、新青森、秋田、山形、福島などの主要駅を軸にすれば、都市間の移動は比較的組みやすいです。ただし、駅から離れた温泉地や自然スポットはバスの本数が限られる場合があるため、1日に複数の観光地を回る計画には向きにくいです。

迷う場合は、全行程をどちらか一方に決める必要はありません。仙台や盛岡まで新幹線で行き、そこから数日だけレンタカーを使う方法も現実的です。たとえば、三陸海岸や奥入瀬渓流を車で回り、都市間移動は鉄道に戻すと、運転時間と自由度のバランスを取りやすくなります。

季節で行き先を変える

東北一周は、季節によって向いているコースが変わります。春は弘前公園や角館の桜、夏は奥入瀬渓流や三陸海岸、秋は八幡平や蔵王の紅葉、冬は銀山温泉や蔵王温泉、会津若松の雪景色が魅力になります。どの季節も楽しめますが、同じモデルコースをそのまま使うより、季節に合うエリアへ重点を置くほうが満足度は上がります。

特に冬の東北一周は、雪道や通行止め、日没の早さを考える必要があります。山間部や峠道を多く入れると運転の負担が大きくなるため、冬は新幹線で主要都市を移動し、温泉地へは送迎や公共交通を使う計画のほうが安心です。車で回る場合も、スタッドレスタイヤ、道路情報、宿までの到着時間を事前に確認しておきたいところです。

春から秋のドライブなら、日本海側と太平洋側の両方を入れやすくなります。雨の日に備えて、屋内で楽しめる仙台市内、盛岡の街歩き、青森県立美術館、秋田市内、山形の文翔館、会津若松の歴史スポットなどを候補に入れておくと、天候に左右されにくい旅になります。

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7日間で回る基本ルート

1〜2日目は宮城と岩手

7日間の東北一周なら、1日目は仙台を起点に松島や仙台市内を回るところから始めると入りやすいです。仙台駅周辺で牛たんやずんだを楽しみ、時間があれば瑞鳳殿や仙台城跡を回ります。午後から松島へ向かえば、海沿いの景色を楽しみながら、東北らしい旅の始まりを感じやすくなります。

2日目は岩手方面へ進み、平泉や盛岡を組み込むと移動の流れが自然です。歴史好きなら中尊寺や毛越寺を中心にし、街歩きが好きなら盛岡でわんこそば、冷麺、じゃじゃ麺などの名物を楽しむ時間を取るとよいです。宿泊は盛岡周辺にすると、翌日の八幡平や三陸方面へ動きやすくなります。

この序盤で欲張りすぎると、後半に疲れが出やすくなります。仙台、松島、平泉、盛岡をすべて深く見ようとすると時間が足りないため、「歴史重視なら平泉」「海景色重視なら松島」「食と街歩き重視なら盛岡」というように優先順位を決めるのがコツです。

3〜4日目は青森へ北上

3日目は岩手から青森方面へ向かいます。自然重視なら八幡平や十和田湖、奥入瀬渓流を入れるルートが人気です。奥入瀬渓流は歩いて楽しむ時間を取るほど満足度が上がるため、車で通過するだけにせず、短い散策時間を確保しておくと旅の印象が変わります。

4日目は青森市、弘前、津軽方面を回る日として考えると組みやすいです。青森市ではねぶた関連の施設やベイエリア、弘前では弘前公園や洋館、りんごスイーツなどが楽しめます。時間に余裕があれば、五所川原や津軽半島方面も候補になりますが、7日間では移動が増えるため、弘前か青森市のどちらに重きを置くか決めておくと安心です。

青森は見どころが広く点在しているため、下北半島、大間、津軽半島、白神山地をすべて入れるのは7日間ではかなり忙しくなります。初めての東北一周なら、奥入瀬渓流と弘前、または青森市周辺に絞るほうが失敗しにくいです。海鮮を楽しみたい人は青森市、桜や街並みを重視する人は弘前を宿泊地にすると満足度を上げやすいです。

5〜6日目は秋田と山形

5日目は青森から秋田へ南下します。日本海側を走る場合は、海沿いの景色や道の駅を楽しみながら進めるのが魅力です。秋田では角館の武家屋敷、田沢湖、乳頭温泉郷、男鹿半島などが候補になりますが、7日間コースでは全部を入れるより、角館と温泉、または男鹿半島と秋田市のように組み合わせを絞るとよいです。

6日目は山形方面へ進み、銀山温泉、山形市、蔵王温泉のいずれかを中心に考えます。銀山温泉は景観の印象が強く、宿泊できると満足度が高い一方で、宿の予約が取りにくい時期もあります。蔵王温泉は温泉と自然を合わせて楽しみやすく、冬は樹氷、春から秋は高原の雰囲気を楽しめます。

秋田から山形への移動日は、距離が長くなりやすいので注意が必要です。角館、田沢湖、乳頭温泉、銀山温泉を一気に詰め込むと、観光というより移動の連続になってしまいます。温泉旅にしたいなら乳頭温泉郷か蔵王温泉、写真映えする街並みを重視するなら角館か銀山温泉というように、旅の軸を決めると選びやすいです。

7日目は福島で締める

7日目は山形から福島へ進み、会津若松や猪苗代湖、磐梯吾妻方面を回って旅を締める流れが自然です。会津若松では鶴ヶ城、七日町通り、大内宿方面などが候補になります。歴史ある街並みと郷土料理を楽しめるため、東北一周の最後に落ち着いた時間を取りやすいエリアです。

ただし、最終日に福島を深く回ろうとすると、帰路の時間が重くなります。首都圏へ戻るなら、会津若松から郡山方面へ出るルートや、福島市方面へ抜けるルートを考えておくと安心です。飛行機や新幹線の時間がある人は、最終日は観光を少なめにし、午前中に1か所、午後は帰るだけにすると余裕が生まれます。

7日間の基本ルートは、あくまで「一周の骨組み」です。三陸海岸を入れたいなら岩手の日数を増やし、温泉を重視するなら秋田や山形で連泊を入れます。青森を深く回りたいなら、福島や山形を次回に回す判断も十分にありです。

日数別の調整方法

5日なら県ごとに絞る

5日で東北一周を目指す場合は、各県の代表スポットを1つずつ拾う考え方が向いています。たとえば、仙台、平泉、奥入瀬渓流、弘前、角館、山形市または蔵王というように、移動の流れに沿って大きく回ります。福島まで入れる場合は、青森や秋田の滞在を短くする必要が出てきます。

5日コースで大切なのは、観光地の数を増やさないことです。午前と午後に別の県を移動する日が続くと、食事や休憩の時間まで削られ、せっかくの東北旅行が慌ただしくなります。写真を撮るだけの旅にならないよう、1日1つは「ここでゆっくりする場所」を決めておくと満足しやすいです。

5日でおすすめしやすいのは、仙台から入り、盛岡、青森、秋田、山形を通って戻るルートです。三陸、下北半島、男鹿半島、会津若松まで全部入れるのは難しいため、今回は一周感を優先し、次回に深掘りするエリアを残すくらいがちょうどよいです。

10日なら寄り道を入れる

10日あれば、東北一周はかなり組みやすくなります。7日コースの基本ルートに加えて、岩手の三陸海岸、青森の白神山地周辺、秋田の男鹿半島、山形の銀山温泉、福島の会津若松を入れやすくなります。宿泊地も毎日変えるのではなく、盛岡や青森、秋田、山形、会津などで連泊を入れると体力を温存できます。

10日コースでは、移動日と観光日を分ける意識が大切です。たとえば、三陸海岸を回る日は浄土ヶ浜や龍泉洞を中心にし、次の日に青森方面へ移動するようにすると、1日が詰まりすぎません。温泉宿に泊まる日は、夕食時間に間に合うよう15時から17時ごろの到着を目標にすると、宿での時間も楽しめます。

また、10日あると天候による変更もしやすくなります。雨の日は街歩きや美術館、晴れの日は渓流や高原に回すなど、旅の途中で入れ替えができます。東北は自然景観が魅力のエリアが多いため、予備日や軽めの日を作っておくことが、結果的に満足度の高いモデルコースにつながります。

車なしなら駅起点にする

車なしで東北一周を考える場合は、「駅から駅へ移動する旅」として組むのが基本です。仙台、盛岡、八戸、新青森、弘前、秋田、山形、福島、郡山などを起点にして、駅周辺の観光やバスで行けるスポットを組み合わせます。新幹線や特急、在来線を使えば都市間の移動はしやすいですが、自然スポットへ行く日は本数や接続時間の確認が欠かせません。

車なし旅では、奥入瀬渓流、乳頭温泉郷、銀山温泉、大内宿など、駅から離れた場所を1日に複数入れないほうが安全です。バスの待ち時間が長くなると、移動できる距離は車よりかなり限られます。どうしても行きたい場所がある場合は、その日は目的地を1つに絞り、宿泊地も近くに取ると無理がありません。

公共交通の旅には、運転しなくてよい、駅弁や地酒を楽しめる、雪道の不安が少ないというメリットもあります。街歩き、温泉、グルメを中心にするなら車なしでも十分楽しめます。反対に、半島や高原、海沿いの展望スポットを細かく回りたい人は、途中だけレンタカーを使う計画を検討するとよいです。

失敗しない組み方

移動時間を短く見る

東北一周で最も多い失敗は、地図上の距離だけを見て移動時間を短く考えてしまうことです。高速道路を使える区間は早く進めますが、山道、海沿い、温泉地への道では思ったより時間がかかることがあります。さらに、道の駅で休憩したり、昼食を取ったり、景色のよい場所で写真を撮ったりすると、予定より1〜2時間ずれることも珍しくありません。

1日の運転時間は、できれば3〜4時間台に抑えると観光とのバランスが取りやすいです。慣れている人でも、毎日5時間以上の運転が続くと疲れがたまり、後半の観光を楽しみにくくなります。特に家族旅行や夫婦旅では、運転する人だけに負担が偏らないよう、宿泊地と観光地の間隔を短めに設定することが大切です。

余裕を作るには、朝一番に長距離移動を済ませるか、夕方以降は移動しないようにするのが効果的です。温泉宿に泊まる日は、宿を観光地の一部と考えて早めに到着するほうが満足度は高くなります。東北一周は距離を稼ぐ旅ではなく、地域ごとの空気を味わう旅として組むと失敗しにくいです。

宿泊地を先に押さえる

モデルコースを作るときは、観光地より先に宿泊地を決めると全体が整いやすくなります。東北は温泉地や人気観光地が多く、週末、連休、桜や紅葉の時期は宿が早く埋まることがあります。特に銀山温泉、乳頭温泉郷、蔵王温泉、奥入瀬周辺、弘前の桜時期などは、泊まりたい宿を先に確認してからコースを組むほうが安心です。

宿泊地を決めると、翌日の出発時間や行ける範囲も見えてきます。たとえば、盛岡に泊まれば八幡平や平泉へ動きやすく、青森市に泊まれば奥入瀬や弘前方面を選びやすくなります。秋田市に泊まるか角館周辺に泊まるかでも、翌日の山形方面への移動時間が変わります。

宿選びでは、料金だけでなく、駐車場、夕食の時間、チェックイン可能時間、大浴場の有無、近くの飲食店も見ておきましょう。東北一周では毎日移動することが多いため、荷物の出し入れがしやすい宿や、朝食開始時間が早い宿も便利です。安さだけで郊外の宿を選ぶと、翌朝の移動で時間を失うことがあるので注意が必要です。

詰め込みすぎを避ける

東北一周では、有名な観光地が多いため、つい予定を詰め込みたくなります。松島、平泉、八幡平、奥入瀬、弘前、角館、銀山温泉、蔵王、会津若松をすべて深く回ろうとすると、7日間でもかなり忙しくなります。さらに、食事や温泉、道の駅、写真撮影の時間を入れると、予定通りに進まない日も出てきます。

無理なく楽しむには、1日につき主役の観光地を1つ、補助の立ち寄り先を1つまでにするのが目安です。たとえば「奥入瀬渓流を主役にして、十和田湖は短く立ち寄る」「角館を主役にして、田沢湖は景色を見る程度にする」という考え方です。全部を同じ熱量で回ろうとしないほうが、ひとつひとつの印象が残りやすくなります。

旅の途中で疲れたときのために、削ってもよい候補を事前に決めておくのも大切です。天気が悪ければ高原や渓流を減らし、街歩きや温泉に切り替える。運転が長くなった日は、夕方の観光をやめて宿で休む。このように調整できる余白があるモデルコースほど、実際の旅では使いやすくなります。

重視すること優先したいエリア減らしてよい要素
自然と絶景奥入瀬渓流、八幡平、三陸海岸、蔵王都市部の街歩きや買い物
温泉乳頭温泉郷、銀山温泉、蔵王温泉、会津東山温泉日中の細かい立ち寄り
歴史平泉、弘前、角館、会津若松遠回りになる半島や高原
グルメ仙台、盛岡、青森、秋田、山形、会津朝から夜までの長距離移動

自分用の旅程に直す

東北一周モデルコースを自分用に直すときは、最初に「何日あるか」「車を使うか」「一番見たいものは何か」を決めましょう。日数が短いなら県を全部深く回るより、太平洋側か日本海側のどちらかを厚くするほうが満足しやすいです。7日以上あるなら、仙台から北上して青森へ進み、秋田、山形、福島へ南下する大きな流れを基本にすると、移動の無駄を減らせます。

次に、宿泊地を先に並べてから観光地を入れていきます。たとえば、仙台、盛岡、青森、弘前または秋田、山形、会津若松のように泊まる場所を決めると、各日の行動範囲が自然に見えてきます。そのうえで、松島、平泉、奥入瀬渓流、角館、銀山温泉、蔵王、鶴ヶ城などを入れ、移動が長すぎる日は候補を減らします。

最後に、天候や疲れに合わせて削れる場所を決めておくと、旅先で迷いにくくなります。東北一周は、すべての名所を回ることよりも、自分の体力と興味に合う順番で回ることが大切です。まずは7日間の基本ルートを土台にし、自然重視なら三陸や奥入瀬を厚く、温泉重視なら秋田や山形で連泊を入れる形に調整してみてください。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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