こんにちは。旅好きデザイナーのアルルです。
2023年はイギリス・フランス・ベルギー・韓国に続き、マレーシアのクアラルンプールへ行ってきました。
物価が安く、低予算でもゴージャスで都会的な雰囲気を味わえるクアラルンプールは最高♪
デザイナーアルルが体験してきたクアラルンプール旅行をご紹介します。
福岡からクアラルンプールまでの飛行時間
クアラルンプールには、LCCであるAirAsia(エアアジア)を選びました。タイの「バンコク-ドンムアン」を経由します。台風や大雨の時期なので、福岡からの出発が遅れることや人が多いことも想定し、ドンムアン空港での乗継に3時間30分の余裕を持たせて予約しました。
3時間半の乗り継ぎは長く感じる方もいると思いますが、私はこの経由地での乗継の時間が大好き。免税店を見るのも楽しみだし、乗継地の料理を食べるのも楽しみなんです。飲み物片手に搭乗口の窓から飛行機をのんびり眺めるのが好きなので、国際線での乗継の時間はいつも長めにとっています。
今回の福岡からクアラルンプールの飛行時間は7時間45分。乗継を含めると所要時間11時間15分となっています。フライト時間をまとめてみました。

福岡空港国際線から出国
フライトが朝の8:15でしたので、福岡空港国際線には2時間半前の5:45に到着。夏休み中の交通機関は、渋滞や台風などの影響を受けやすいので福岡に前泊し、5:30にホテルを出発しタクシーで空港へ。
博多駅から福岡国際空港へのバスや地下鉄は6時過ぎが始発。そのため、フライトが早朝便だと、福岡空港国際線にはタクシーを利用することになります。バスや地下鉄が運航している昼間でも、スーツケースを持っていく人はタクシーだととっても快適。国際線の出発口のドアの前で降ろしていただけるので、ノンストレス♪

空港に着いたら、まず電光掲示板でフライト状況をチェック(Webでもチェックできます)。特にLCCだと遅延や変更が多いので、時間やゲートなどこまめにチェックします。 前回のヨーロッパは出発が3時間遅延だったのですが、今回は時間通り出発できそうです。

早朝の福岡空港国際線は、お店やカフェも閉まっています。まだ人もまばらだし、誰も並んでいません。この時間の空港もすごく好き。

一つ上の階にも広い待合所があるのですが、空港がすいているときは、入って右側のこのエリアに座るのがお気に入り。フライト前にとっておきの青空を眺めることができ、とても気持ちの良い空間です。

AirAsiaを始め、今はモバイルのアプリでチェックインできるのはとても便利ですね。チェックインカウンターでスーツケースを預け、手荷物検査や出国手続きを早めに通過し、搭乗ゲートへ。雲もない晴天なので、フライトが楽しみ♪今回のAirAsiaは予約時に座席指定ができたので、窓側の席を確保。

LCCで行くメリット・デメリット
今回のクアラルンプール行きは、アジア最大級のLCCであるAirAsia(エアアジア)を利用します。
LCCは「Low-Cost Carrier」の略で、日本語では「格安航空会社」とも呼ばれます。LCCは、従来のフルサービス航空会社とは異なり、運賃を低く抑えることができます。
■LCCのメリット
- 低価格:LCCの最大のメリットは、従来のフルサービス航空会社に比べて運賃が格安であることです。予算を抑えて旅行できます。
- 頻繁な運航:多くのLCCは、一日に複数回の運航を行っているため、自分の都合に合わせてフライトを選ぶことができます。
- シンプルなサービス:LCCは基本的な運賃に多くのサービスを含まないため、必要なサービスだけを選んで追加料金を支払うことができます。
■LCCのデメリット
1.運賃に含まれるサービスが限られているため、追加料金が発生する場合があります。
2.キャンセルや変更に対する手数料が高額な場合があります。
AirAsiaで行くならバリューパックがおすすめ
LCCであるAirAsiaの航空券は、とっても安いし、運航している便数が多いのでアジアを旅行するにはすごく便利。しかし、通常のAirAsiaの航空券ではスーツケースなどの受託手荷物の料金が入っていません。
「じゃあ、大きなスーツケースを持っていかずに大き目のバッグに詰めて手荷物だけで行こうかな」
と思ったものの通常のAirAsiaの航空券では、手荷物は7kgまで。
いつも、海外旅行は最小限の荷物だけ持っていくようにしているのですが、今回の滞在の荷物は7kgに収まりそうにありません。クアラルンプールではスクラブや化粧品系のちょっと重めのお土産も買いたいので、行きはぎりぎり大丈夫でも帰り7Kg超えないかが心配。
そのため、航空券予約時に「バリューパック」を追加しました。バリューパックだと、受託手荷物20㎏までOKだし、機内食も行き2食+帰り2食の計4食プラス水もついているし、座席指定もできるので大好きな窓側を確保できるという私にとっては嬉しいメリットがいっぱい。
化粧品とかメイク道具、洋服などもある程度しっかり持っていきたいという女子旅には、特にAirAsiaのバリューパックがおすすめです。

AirAsiaの機内食で快適な旅のスタートを
バリューパックを追加すると、機内食も付いてきます。今回のAirAsia便にはテレビやゲームができる座席モニターもないので、飛行時間をお食事タイムにして効率化しましょう。
飛行機で食事を済ませていると、乗継空港や目的地でゆっくりショッピングしたり、カフェしたりできるので、時間を有効に使いたいという方には機内で食事を済ませておくのがおすすめです。
特に今回は目的地のクアラルンプール国際空港につくのが18:30なので、そこからホテルに移動1時間、チェックインなどを済ませたら夜になることを考慮して、機内で夕食を取っておくのが最善と考えました。
バンコクのドンムアン空港で乗継になるので、福岡→バンコクまで1食、バンコク→クアラルンプールまで1食提供されます。行きのフライトで2食、帰りに2食、計4食の機内食を予約時に選びます。飛行機によって、提供される機内食が違うので、組み合わせを考えるのが若干大変です。特に今回は2人分を予約したので、8食分選ばなくてはなりません。予約時は組み合わせのメモを取りながら、バランスよくセレクトしました。
行きの機内食で選んだのはこの4食。(AirAsiaのバリューパックの予約完了の画面です)
FD237は福岡→バンコク、AK885はバンコク→クアラルンプールの飛行機です。

ちなみに帰りの機内食で選んだのはこの4食。(AirAsiaのバリューパックの予約完了の画面です)
AK888はクアラルンプール→バンコク、FD236はバンコク→福岡の飛行機です。

AirAsiaの実際の機内食 福岡→ドンムアン
福岡国際空港を離陸し、シートベルトサインが消えた後、割とすぐに機内食が配られます。私の周りでは機内食を予約しているのは、5~6人に1人という感じでした。
朝が早いフライトだったので空港のレストランや売店も開いてなかったので、すぐ機内食が出てきて朝ごはんをしっかり食べれるのは、旅の始まりとしては嬉しいですね。
何より、青空を見ながらいつもと違った食事が食べれるのは私にとって最高に幸せな時間です。

まず1つめは、「ML ノイのバジルフライドチキン・オン・ライス」。水のミニボトルがついてくるのがいいですね。機内食の配布が始まると、機内にいい香りが充満します。とてもいい匂いすぎて、私たちの隣の席の人たちも、追加で注文していました。機内食は機内でもオーダーできます。ちなみに、このタイバジルチキンは、180タイバーツです。

今回の往復での機内食8食中、これが一番おいしかった!バジルで炒めてあるご飯がさっぱりして美味。

こちらは「チンおじさんの鶏飯」。味付きのごはんで食欲が増します。娘曰く、チキンにかかっているチリソースがちょっと辛かったそう。

タイ・バンコクの「ドンムアン空港」で乗継
予定時刻より30分も早く、バンコクのドンムアン空港に到着。飛行機を降りたらバスが待っていました。バスに乗って到着ゲートまで移動します。
タイのバンコクにあるドンムアン空港(Don Mueang International Airport)は、多くのローコストキャリア(LCC)が利用する主要な空港の一つ。
福岡からドンムアン空港までの便は、ほぼ満席で人が多かったのですが、ドンムアン空港で降りるとほとんどの方がタイの入国の方向へ。トランジットの方向に向かうのは、早い段階で私たち2人だけになってしまいました。タイのトランジット(乗継)は一度体験しているのですが、やっぱり周りの人がいなくなると心細くなります。
ドンムアンのトランジットは、2つの机が配置してある小さなスペースに進みます。パスポートと搭乗券を見せて30秒くらいで手続きは完了。その5~10mくらい先で手荷物検査を受けます。
この手荷物検査では、履いている靴も脱ぎます。手荷物や衣類、パスポートは向って右側のトレーに、靴は左側においてあるトレーにのせて、ローラー台にのせ、ゲートを通過します。分かっていないとちょっと戸惑いますよね。
ゲートを通過すると、いったん立ち止まり、両手を90度に上げ、小さな機械で体全体をチェックされます。何度通過しても、ここはドキドキします…
ここを通過すれば、あとは搭乗口に行くだけ♪取り忘れがないようトレーの中をくまなくチェックし、外した時計やパスポートバッグなどを身につけます。この乗り継ぎエリアでは、忘れ物がないよう少し落ち着いて身支度するように心がけています。
さぁ、ドンムアン空港で一息。30分早く着いたので、ドンムアンには4時間滞在することに。ドンムアン空港内のショップのラインナップは少ないのですが、数店舗の免税店もあり、おいしいレストランもあります。
この乗継で気を付けておきたいことは時差。タイと日本との時差は2時間(日本のほうが進んでいる)。クアラルンプールに行ったら、日本との時差は1時間になります。スマホで空港WiFiをつなげると現地時間が表示されるので大丈夫なのですが、アナログな時計を持っているときは時差を調整しておきましょう。時差を考慮せずに時間を間違えて、飛行機に乗り遅れると大変です。

美容好きな娘は「3CE」の店舗があったので、テンションアップ。

定番のスターバックスコーヒーもあり、ここでパソコンを開いて作業している人も多いです。

機内食は食べたのですがちょっと小腹がすいたので、このタイ料理店でランチをすることに。ここはクレジットカードが使えるので、現地の通貨(タイバーツ)を持っていなくても大丈夫。カード利用が心配な場合は、換金所が近くにあるので少額換金してくとよいですね。

ドリンクや麺類が充実しています。席に案内してもらったあとメニュー表をもらえるので、席でじっくり選んで注文します。

私はこのヌードルをチョイス。酸味があって、麺がもちもちでものすごくおいしかったです!スープのうまみがすごすぎました。

娘はこのメニューをチョイス。薬味がいっぱいで、味変しながら楽しんで食べていました。

ショッピングもランチも楽しみ、フライト1時間前には、搭乗口へ到着。空港はWiFiがつながるので、乗継時間が長くても快適です。使用機到着遅れのため、20分ほど遅れて搭乗開始。

AirAsiaの実際の機内食 ドンムアン→クアラルンプール
タイ・バンコクのドンムアン空港からクアラルンプールまでの飛行時間は2時間半。あっという間のフライト。シートベルトサインが消えたらすぐに機内食が出てきます。
この便での機内食は「ハイドラバード野菜のビリヤニ」をセレクト。ジャスミンライスが、旅気分をアップしてくれました。このメニューは全面ごはんでお米の量が多かったので、私はおかずとごはんが別になっているメニューのほうが好みでした。

娘は「エビと鶏のワンタン麺」をチョイス。ビリアニがスパイスで辛いことを予想して、辛くなさそうなものを選んでみました。このメニューは現地で食べたほうがおいしいかもしれないなぁと思いましたが、目的地に着くまでに温かい料理を機内で食べれるってほんと嬉しいですよね。


食べ終わるころには、夕陽になっていました。空から見る夕陽は本当にきれい。機内食を食べていたら、本当にあっという間の2時間半のフライトです。でも、多分ホテルにチェックインして部屋にたどり着くのは夜だし、ホテルに着いたら荷解きしながらゆっくりお部屋で過ごしたいので、機内で夕ご飯を食べれるのはすごくありがたいです。

さぁ、いよいよクアラルンプール国際空港に到着です!