飛行機のチケットを予約する際、どのあたりの座席にするか悩む方は多いはずです。「窓際がいいけれど、翼の上だと外が見えないのでは?」といった不安もあります。実は、翼の上の座席には飛行機の構造上の特性に基づいた、他にはないメリットが隠されています。快適な空の旅を叶えるために、翼付近の座席の特徴を詳しくチェックしていきましょう。
飛行機の座席は翼の上がいい?メリットと注意点を先に把握
飛行機の中心部に位置する翼の上の座席は、安定感に定評がありますが、一方で視界や音に関する独特の条件もあります。メリットとデメリットがはっきり分かれる場所なので、ご自身の旅のスタイルに合うかどうかを見極めることが大切です。まずは、翼の上ならではの基本的な特徴を4つのポイントに分けて解説します。
揺れが少なめになりやすい傾向
飛行機は大きなシーソーのような構造をしており、重心に近い場所ほど上下の揺れが小さくなる特性があります。翼はまさに機体の重心を支える「土台」のような場所であるため、機首(前方)や尾翼付近(後方)に比べると、気流の乱れに遭遇した際の衝撃が緩和されやすい傾向にあります。
特に乗り物酔いをしやすい方や、飛行機が揺れるのが少し怖いという方にとって、翼の上の座席は非常に心強い選択肢となります。上空で激しく揺れるときでも、機体の中心に座っていることで、跳ねるような振動を最小限に抑え、体への負担を減らすことができます。快適に眠りたいときや、機内で食事を落ち着いて楽しみたいときにも有利なポジションです。
景色が翼で見えにくいデメリット
窓際の座席を選んだとしても、翼の真上にあたる席では視界の大部分を大きな銀色の翼が占めることになります。眼下に広がる街並みや、美しい海岸線、あるいはドラマチックな雲の動きを存分に楽しみたいという方にとっては、翼が視線を遮ってしまうのは大きなデメリットといえます。
ただし、翼の上に座ると「飛行機の翼がしなやかにしなる様子」や「離着陸時にフラップが動くメカニカルな動き」を間近で見学できるという、飛行機ファンにはたまらない魅力もあります。もし空からの景色を優先したいのであれば、翼よりも数列前か、あるいは翼からかなり離れた後方の座席を指定するのが、後悔しないための賢い選択となります。
エンジン音が気になる場合がある
翼の近くには、巨大なジェットエンジンが搭載されています。そのため、エンジンから発せられる独特の重低音や、風を切る音が他の座席よりも大きく聞こえることがあります。特にエンジンの排気口に近い翼の後方席では、ゴーという力強い音が響きやすいため、静寂を求める方には少し気になるかもしれません。
最近の機材は静音性が向上していますが、それでも耳に響く振動はゼロではありません。音が気になる方は、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンやヘッドホンを準備することをおすすめします。逆に、適度なホワイトノイズがある方が落ち着いて眠れるという方や、エンジンの迫力ある音を聞きながら旅の情緒を感じたい方には、決して悪い環境ではありません。
乗り降りと荷物棚の使いやすさの目安
翼の上の座席は、機体全体の「中間」に位置することが多いため、乗り降りの順番も中盤になります。前方座席のように真っ先に降りることはできませんが、後方座席のように長い行列を待つ必要もありません。標準的な移動時間を想定している場合には、バランスの取れた位置といえます。
また、荷物棚(オーバーヘッドビン)に関しては、翼の上付近は多くの乗客が利用する激戦区になることがあります。特に、非常口座席が近くにある場合は、足元に荷物を置けないルールがあるため、周囲の荷物棚がすぐに埋まってしまうことも考えられます。自分の座席のすぐ上に荷物を置きたい場合は、早めに搭乗を開始するなど、少しだけ意識して行動すると安心です。
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翼の上席を選ぶのに便利な座席マップ・サービス7選
自分の乗る飛行機の「何番から何番が翼の上なのか」を正確に知るには、外部の座席チェックサービスを使うのが非常に便利です。航空会社の公式サイトよりも詳細な情報が得られる、世界中の旅行者に愛用されているツールをご紹介します。
AeroLOPA(機材別の詳細シート図)
非常に正確で美しいシートマップを提供する、こだわりの強い旅行者に人気のサイトです。
| サービス名 | AeroLOPA |
|---|---|
| 特徴 | 機体内の窓の位置と座席の配置がミリ単位で正確に描かれている |
| メリット | 「この席の窓は翼の端に重なるか」まで詳細に確認可能 |
| 公式リンク | AeroLOPA 公式サイト |
SeatMaestro(航空会社別シートマップ)
航空会社と機材を選ぶだけで、おすすめの座席や避けるべき座席を教えてくれる総合ガイドです。
| サービス名 | SeatMaestro |
|---|---|
| 特徴 | ギャレーやトイレの近さなど、快適度を色分けして評価 |
| メリット | 翼の上の座席の中でも、特に足元が広い席を簡単に見つけられる |
| 公式リンク | SeatMaestro 公式サイト |
SeatMaps.com(機材・座席情報の検索)
直感的な操作で、世界中のあらゆるフライトの座席表を検索できるサービスです。
| サービス名 | SeatMaps.com |
|---|---|
| 特徴 | インターフェースが使いやすく、最新の機材データが豊富 |
| メリット | 予約前に機体のどのあたりが翼にかかっているか視覚的に把握できる |
| 公式リンク | SeatMaps.com 公式サイト |
ExpertFlyer(座席マップと空席アラート)
プロの旅行者も使用する高機能ツールです。空席情報をリアルタイムで監視する機能が強力です。
| サービス名 | ExpertFlyer |
|---|---|
| 特徴 | 希望の座席が空いた時に通知を受け取ることができる |
| メリット | 翼の上の特定の席が埋まっていても、キャンセル待ちがしやすい |
| 公式リンク | ExpertFlyer 公式サイト |
航空会社公式の座席指定画面
航空会社のマイページなどで見られる公式のマップです。最新の予約状況が反映されています。
| サービス名 | 航空会社公式座席指定 |
|---|---|
| 特徴 | 各航空会社の予約管理画面から直接アクセスできる |
| メリット | 有料座席やステータス限定座席など、自分に適用される権利が明確 |
| 備考 | JAL, ANA, デルタなど各社公式サイトよりログインしてください |
予約サイトの座席表(機材型番の確認)
ExpediaやSkyscannerなどの予約サイトで表示される簡易的な座席表です。
| サービス名 | 予約サイトの座席図 |
|---|---|
| 特徴 | チケット購入のステップで機材名(B787やA350など)を確認できる |
| メリット | 複数のフライトを比較しながら、翼の位置をざっくり把握できる |
| 備考 | 詳細な窓の位置は外部サイトと組み合わせて確認するのがベスト |
搭乗口コミサイト(座席の当たり外れ確認)
実際にその席に座った人の「生の声」を確認できる、非常に参考になる情報源です。
| サービス名 | TripAdvisor / SeatGuru (アーカイブ含む) |
|---|---|
| 特徴 | 「窓がなかった」「エンジン音がうるさかった」といった実体験が豊富 |
| メリット | 数値や図面だけではわからない、実際の体感的な快適度がわかる |
| 公式リンク | TripAdvisor 航空会社口コミ |
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翼の上の座席で後悔しない選び方ガイド
翼の上を選ぶと決めても、さらにその中で「どの席にするか」で快適度は劇的に変わります。自分の優先順位を整理して、最適な1席を確保するための具体的なガイドをまとめました。
目的別おすすめ(酔いやすい・景色重視など)
まず、自分がそのフライトで何を一番大切にしたいかを明確にしましょう。乗り物酔いが心配な方は、翼の中央付近(機体の重心)を迷わず選んでください。揺れが最もマイルドで、体調を崩すリスクを最小限に抑えられます。
もし「翼は近くがいいけれど、景色も少しは見たい」という欲張りな方は、翼の「最前列」か「最後尾」を狙うのがコツです。翼が視界の端に入りつつも、斜め前方や斜め後方の景色は開けているため、空の旅の雰囲気も楽しむことができます。このように、翼という大きなエリアの中でも、目的によってベストポジションは異なります。
翼の上でも前後で快適さが変わる
翼の「前」と「後ろ」では、実は聞こえてくる音が違います。一般的に、ジェットエンジンの排気口は翼の後方に向けられているため、翼よりも前の座席の方が、比較的音が静かに感じられることが多いです。静かに過ごしたいなら翼の前端に近い席を探してみましょう。
また、窓から見える景色についても、翼より前方の席ならエンジンの吸気口が見える「迫力ある眺め」になり、後方の席なら翼の表面やフラップの動きが見える「メカニカルな眺め」になります。どちらが好みかに合わせて、数列の差を使い分けてみてください。
非常口座席は条件と注意点がある
翼の上のエリアには、緊急時のための「非常口」が配置されている機体が多くあります。ここの座席は足元が非常に広く、長旅でも足を伸ばして快適に過ごせる「当たり席」として有名です。しかし、利用するには「緊急時に客室乗務員の指示に従って援助ができること」などの条件を満たす必要があります。
また、安全上の理由から、足元に荷物を一切置くことができません。離着陸時だけでなく飛行中も全ての荷物を上の棚にしまう必要があるため、手元に常に置いておきたいものがある方には少し不便です。また、窓の位置が通常とずれていたり、肘掛けの中にテーブルが収納されていて座席幅が少し狭かったりすることもあるため、事前の確認が不可欠です。
機材変更に備えた座席の取り直し手順
せっかく選んだお気に入りの翼の上の席も、航空会社の都合で急に機材(飛行機の種類)が変更されると、座席番号がスライドして全く別の位置になってしまうことがあります。当日空港で驚かないために、出発の24時間前(オンラインチェックイン開始時)には必ず座席を再確認する習慣をつけましょう。
もし機材変更で希望の場所から外れてしまっていたら、その場ですぐに座席指定をやり直してください。オンラインチェックインが始まった直後なら、まだ翼の上の好条件な席が空いている可能性があります。手間はかかりますが、このひと手間で数時間のフライトの快適さが守られます。
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翼の上の座席は「揺れ重視」なら強い選択肢
飛行機の座席選びに「完璧な正解」はありませんが、翼の上の座席は「安定したフライト」を求める方にとって、最も合理的で賢い選択肢といえます。揺れに対する不安を物理的な構造でカバーしてくれる安心感は、他の座席では得られません。
景色を楽しみたい気持ちと、揺れにくさのメリットを天秤にかけ、今回ご紹介した座席マップなどのツールを駆使して、納得の一席を見つけてください。自分にぴったりの座席を選び抜くことも、旅を彩る楽しい準備の一つです。どうぞ、心地よい揺れとともに、素敵な空の旅をお楽しみください。
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