バリ島で安全に楽しむための基本ガイド|危険エリアと対処法をやさしく案内

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バリ島は見どころが多く、気分も開放的になりますが、少し注意するだけで安全に楽しめます。出発前の準備や現地での行動、地域ごとの特徴を押さえておけば、慌てずに旅行が続けられます。ここでは旅の間に役立つ注意点と対応法をわかりやすくまとめます。

目次

バリ島の危険を知れば安心して旅を楽しめる

バリ島 危険

バリ滞在中に遭遇しやすい問題を網羅して、どう対処すればよいかを順に紹介します。知っておくことで旅行中の不安が減り、観光に集中できます。リスクは大きく分けて犯罪、自然・動物、健康の三つに分かれます。まずは情報収集と保険、持ち物の確認から始めましょう。

出発前に外務省の渡航情報を確認する

出発前には外務省海外安全ホームページで最新情報を確認してください。治安や自然災害の注意情報は、地域ごとに更新されます。渡航中に状況が変わることもあるので、出発の72時間前、出発当日、滞在中はこまめにチェックすると安心です。

また、在外公館の連絡先や現地での緊急情報の取得方法を登録できる「たびレジ」に登録しておくと、緊急連絡や注意喚起を受け取れます。参加予定のツアー会社やホテルに安全情報を確認しておくと、ローカルなリスクも把握しやすくなります。

出発前の持ち物準備としては、パスポートのコピーや緊急連絡先、海外旅行保険の証書をスマホに保存し、紙でも持っておきましょう。現地での交通手段や宿泊先の住所をメモしておくと、トラブル時にスタッフへ伝えやすくなります。

持って行くべき保険と必携アイテム

海外旅行保険は治療費、救援者費、携行品損害がカバーされるものを選んでください。バリでは医療機関によっては現金前払いが求められることがあるため、カード決済ができる保険やキャッシュレス診療対応の契約だと安心です。

携行品としては、パスポートのコピー、予防接種記録、常用薬の英語名と処方箋、簡易救急セット、携帯用充電器(モバイルバッテリー)、防水ポーチを用意してください。特に防水ポーチは財布やスマホを海辺で守るのに便利です。

また小型の南京錠やセーフティポーチ(身体に密着させるタイプ)、カードスキミング防止のRFIDケースを持っておくと、盗難リスクを下げられます。夜間の移動が多い場合は、予備の現金を分散して保管する習慣をつけてください。

日常でできる犯罪被害の予防策

まずは目立たない服装を心がけ、高価なアクセサリーは外すようにしましょう。バッグはファスナーが上向きで閉めやすいものを選び、斜め掛けで前に回せるタイプが盗難対策になります。

人混みやマーケットではスマホや財布に注意を払い、バッグの外ポケットには貴重品を入れないでください。夜間は明るく人通りの多い道を選び、可能であれば配車アプリを使って目的地に直行する方が安全です。

不審な声掛けや勧誘には毅然と断り、言葉で応対が難しい場合はその場を離れてください。写真を撮る時も、後ろや周囲に気を配り、置き忘れや置き引きに注意しましょう。周囲に現地のガイドやホテルスタッフがいるときは、相談するだけでも安心感が得られます。

万が一のときにすぐ取るべき行動

まずは身の安全を確保し、可能なら安全な場所へ移動してください。けがや急病の場合は救急車(現地では有料のことがある)を呼ぶか、滞在先のホテルに連絡して手配を依頼しましょう。医療受診時は保険会社にすぐ連絡して指示を仰いでください。

盗難や紛失の場合は、すぐに現地警察へ被害届を出し、宿泊先で状況を説明して証拠の写真や目撃情報を集めてください。クレジットカードやスマホを紛失したら発行会社へ即座に停止手続きを行い、パスポート紛失時は在デンパサール日本国総領事館に連絡して再発行の手順を確認してください。

海外旅行保険の連絡先や在外公館の情報はスマホに保存しておき、オフラインでも見られるようスクリーンショットを残しておくと、通信障害時にも役立ちます。

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地域ごとの危険傾向と安全に過ごすポイント

バリ島 危険

バリの各エリアは雰囲気やリスクが異なります。滞在先ごとに注意点を把握して行動すれば、より安心して観光できます。ここでは主要エリアごとのトラブル傾向と過ごし方を取り上げます。

クタ レギャンで起きやすいトラブル

クタとレギャンは賑やかなビーチと繁華街で、夜遅くまで人が多く集まります。飲酒絡みのもめ事や、路上でのスリ・ひったくりが発生しやすい場所です。深夜に一人で歩くのは避け、飲み過ぎによる判断力低下に気をつけてください。

ビーチチェア周辺や路上での荷物の置き忘れには特に注意が必要です。値段交渉が必要な場合は事前に目安を確認し、支払いは目の前で行って領収書をもらう習慣をつけるとトラブルを減らせます。ビーチの遊泳も、波が強い日は控えめにした方が安全です。

夜間の繁華街では公式のタクシーか配車アプリを利用し、見た目だけで判断せずメーター運転や固定料金を確認してください。貴重品はホテルのセーフティボックスに預け、現金は使う分だけ持ち歩くと安心です。

スミニャック チャングーの夜間での注意点

スミニャックやチャングーは洒落た店やナイトライフが楽しめますが、路地や暗い通りは照明が不足していることがあります。友人と一緒に移動する、帰りの交通手段を事前に確保することをおすすめします。

人気のバーやクラブでは混雑時に飲み物の管理を怠らないようにしてください。ドリンクを席に置いたままにしない、知らない人からの飲み物は受け取らない、といった基本を守りましょう。会話や勧誘に乗って高額請求になるケースもあるため、支払い前に料金を確認する癖をつけてください。

チャングー周辺はバイクが多く夜道で車やバイクの接近に注意が必要です。歩道が狭い場所もあるので、道端でのスマホ操作は避けてください。

ヌサドゥア ジンバランでの滞在先の選び方

ヌサドゥアとジンバランはリゾートエリアで治安は比較的良好ですが、ホテル選びが重要です。評判やレビューでセキュリティ対応やゲート管理の有無を確認してください。ビーチ沿いのレストランや夜のシーフードマーケットは人気ですが、帰路の移動手段を確保しておくと安心です。

高級リゾートでも夜間の配送や清掃スタッフの出入りがあるため、貴重品は必ず施錠してください。ホテルの案内に従い、非常口や避難経路を把握しておくと緊急時に落ち着いて行動できます。

ジンバランの潮位変化や干満時間をチェックして、海辺の活動時間を調整するのも安全につながります。タクシーの呼び方や正規料金をホテルで確認しておくと、トラブル回避になります。

ウブド周辺での移動と夜の過ごし方

ウブドは自然や文化が魅力ですが、夜になると街灯が少ない場所があります。夜間の散策は宿泊先周辺にとどめ、人気のある通りやライトアップされた場所を選んで楽しんでください。森や田んぼへ出かける際はツアーガイドを利用すると安全です。

ウブドはバイクや自転車レンタルが盛んですが、道が狭く路面状況も変わりやすいため、慣れない運転は控えた方がいいでしょう。夜は野生動物や路上の障害物が見えにくいため、ヘッドライトの点灯や速度を落とす習慣をつけてください。

また、夜の屋台での食事は人気ですが、食あたりを避けるために衛生状況を確認し、飲み物は封が開いていないものを選ぶと安心です。

SIMは現地でも手配できるけど結構並ぶし、空港着いたらすぐに使いたいですよね。
設定も簡単で、高速データ通信なので海外でもサクサクネットがつながります。

旅行者が狙われやすい犯罪とすぐできる防止策

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観光地では手口がパターン化しています。手口を知り、簡単な予防策を日常的に取り入れるだけで被害リスクを大きく下げられます。ここでは代表的な犯罪とその対策を説明します。

スリやひったくりの典型的な手口

スリは混雑したバスや市場、観光スポットで起こりやすく、背後から財布やスマホを抜かれる手口が一般的です。ひったくりはバイクに乗った犯人が前かごや肩掛けバッグを引き取る形で発生します。

対策としては、バッグは前に抱える・身体に密着させる、貴重品は内ポケットやセーフティポーチに入れる、混雑時には荷物を前にして腕で押さえる習慣をつけてください。夜間は明るい道を選び、人通りの少ない路地を避けることも重要です。

発生時は無理に抵抗せず身の安全を優先し、被害後はすぐに警察へ届出を出してクレジットカード会社や保険に連絡してください。

観光客を狙う詐欺の見分け方

代表的な詐欺には「偽当局者」「要らないお土産を押し付ける」「値段をごまかす」などがあります。まずは身分証明書の提示を求められても直接確認し、疑わしい場合は関係機関に問い合わせましょう。

買い物では値札がない場合に高額請求されることがあるため、購入前に価格を確認し、交渉は冷静に行ってください。ツアーやサービスの申し込みは公式店やホテル経由で行うと安心です。

知らない人から「特別価格」「急な割引」などの話を持ちかけられても、決めずに一度離れるとリスクを避けやすくなります。クレジットカードで支払う際はレシートを確認し、端末の扱いに目を配ってください。

カードやATMのスキミング対策

ATMを利用する際は人目の少ない機械や夜間の使用を避け、銀行窓口やホテル内のATMを使うと安心です。カード挿入口やキーパッドに不審な機器や被せものがないか確認し、操作中に周囲に人が近づかないよう注意してください。

暗証番号(PIN)は手で覆って入力し、カード情報が読み取られた可能性がある場合は発行会社に即座に連絡してカード停止手続きを行ってください。利用明細はこまめにチェックし、不審な引き落としがあれば記録を保って報告します。

在デンパサール日本国総領事館と緊急連絡先

在デンパサール日本国総領事館はパスポート紛失や犯罪被害、緊急援助の窓口です。事前に領事館の住所、電話番号、業務時間をメモし、緊急時にすぐ連絡できる状態にしておきましょう。

領事館では一時的な渡航書の発行や対応の助言を受けられますが、医療搬送や治療費の負担までは基本的に対応しないため、保険の利用手続きを並行して行ってください。滞在中の緊急連絡先はスマホのホーム画面に登録しておくと便利です。

危険人物と接触しないための心構え

見知らぬ人との距離感を保つことが第一です。親切を装った案内や不自然な親近感を示す接触は、金銭要求や詐欺につながる場合があります。街中での写真撮影や場所案内を頼まれたときは慎重に対応し、必要ならホテルスタッフやツアーガイドに相談してください。

親切に見える提案でも即決せず時間を置いて確認する癖をつけると、不要なトラブルを避けやすくなります。子ども連れの場合は子どもから目を離さないよう常に気を配ってください。

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移動と宿泊で守るべき行動ルール

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移動手段や宿泊時の習慣を整えることで、安全度はぐっと高まります。無理をせず、安全な選択を優先することが大切です。

配車アプリとタクシーの安全な使い分け

配車アプリは到着時刻や運賃が明示されるため便利ですが、アプリ名を偽るドライバーや不正な配車もあるため、乗車前に車種やナンバープレートを確認してください。アプリが使えない場面ではホテルが呼ぶ公式タクシーを利用する方が安心です。

乗車時はルートを地図アプリで確認し、目的地を伝えて途中での寄り道要求には応じないようにしましょう。女性の一人旅では配車アプリの「女性専用」などの機能がある場合は活用してください。

運賃交渉の際は事前に目安を確認し、メーター運転を希望するか否かを明確に伝えましょう。長距離移動時は複数人で利用すると割安で安全性も高まります。

レンタルバイクを借りる前に確認すること

バイク事故が多いので、免許の有無や保険適用範囲、バイクの状態確認は必ず行ってください。レンタル前にヘルメットがきちんと使えるか、ブレーキやライトの動作をチェックし、傷の有無を写真で記録しておくと帰却時の争いを避けられます。

交通ルールは日本と異なる点が多く、慣れない道路での夜間運転は控えてください。事故が起きた場合は警察を呼び、レンタル業者と保険会社へ連絡を入れて指示を受けてください。

宿泊先での貴重品管理のポイント

宿泊先では貴重品をセーフティボックスに入れ、外出時は部屋のドアを二重に施錠する習慣をつけてください。ドアに不審な隙間や簡易的な施錠がないかチェックし、夜間は入口に表示された緊急連絡先を確認しておきます。

清掃時の出入りに不安がある場合は貴重品を持ち歩くか、フロントでの一時預かりを利用しましょう。チェックアウト時には忘れ物がないか早めに確認しておくと安心です。

空港や港での客引きとぼったくりの回避法

空港や港では非公式の送迎やツアー勧誘が頻繁にあります。公式カウンターや事前予約した送迎を利用することで余計な交渉を避けられます。客引きから逃れるためには「Not interested」と静かに断り、その場を離れるのが安全です。

手荷物の受け渡しや荷運びを手伝うと称して追加料金を請求されるケースがあるため、荷物は自分で管理し、助けを受ける場合は料金を事前に確認してください。

海や自然と動物による危険への備え

海や山、動物にまつわるトラブルはちょっとした注意で避けられます。遊び方や装備、予防行動を守って自然を楽しみましょう。

海での離岸流や高波を避ける見分け方

離岸流は波が引く部分に現れ、海岸に対して黒っぽく見える帯状の水面や、泡が引かれている箇所が目印になります。遊泳前にライフガードの有無や旗の色(赤は危険)を確認し、波が高い日は無理に泳がないでください。

シュノーケリングやサーフィンをする場合は、現地のインストラクターやレンタルショップの指示に従い、ライフジャケットや浮力確保具を使用してください。複数人で行動し、遠くに行き過ぎないことが事故防止につながります。

クラゲや毒生物に刺されたときの応急処置

クラゲに刺された場合は、まず刺された部位を海水で洗い流し、触手が残っていれば手袋やカードで慎重に取り除きます。淡水を直接かけると毒が拡散することがあるため避けてください。痛みや腫れが強い場合や呼吸困難が出た場合はすぐに医療機関へ行き、保険会社に連絡してください。

刺身やサンゴで切った場合も同様に洗浄し消毒を行い、破傷風の心配がある場合は医療機関で相談してください。現地の救護体制や病院の場所を把握しておくと安心です。

野犬やサルに遭ったときの安全な距離の取り方

野犬やサルは突発的な行動を取ることがあります。見かけても近づかず、餌を与えないでください。サルは人から物を奪う習性があるため、食べ物や光る物は手に持たないようにしましょう。

攻撃を受けた場合は大声を出して周囲の注意を引き、ゆっくり後退して安全な場所へ移動します。咬まれた場合はすぐに洗浄し、破傷風や狂犬病が心配される地域では医療機関での処置を受けてください。

感染症や熱中症の予防と医療機関の利用

水分補給と適度な休憩で熱中症は予防できます。屋外活動が多い日は帽子や日焼け止めを使い、塩分補給も心がけてください。屋台での食事は衛生面を見て選び、体調不良が出たら無理をせずホテルで休むか、医療機関を受診してください。

高熱や嘔吐、血便など重い症状が出た場合は早めに病院へ行き、保険会社に連絡して受診先を案内してもらうと手続きがスムーズです。常備薬や整腸剤を携帯しておくと安心です。

バリ島旅行で覚えておくべき安全ポイント

最後に押さえておきたい要点をまとめます。旅の前に連絡先を整理し、保険や貴重品の管理を徹底してください。夜間は一人歩きを避け、飲酒時の判断を誤らないよう注意しましょう。海や自然では無理をせず、地元の指示に従って行動することが大切です。ちょっとした準備と周囲への気配りで、バリの滞在はより楽しく、安心したものになります。安全第一で、良い旅をお楽しみください。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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