バンコクのワットポー完全ガイド|行き方・見どころ・服装と実践的注意点

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バンコクの代表的な寺院、ワットポー(涅槃寺)は観光だけでなくタイ文化を感じるには最適な場所です。大きな涅槃仏や伝統マッサージ発祥の地としても知られ、効率よく回るコツや実用的な注意点を押さえておくと滞在がぐっと快適になります。この記事では行き方や服装、周辺情報まで現地で役立つポイントをまとめました。

目次

バンコクのワットポーを訪れる前に知っておきたいこと

バンコク ワットポー

ワットポーはバンコク旧市街に位置する歴史ある寺院で、涅槃仏や広い境内が見どころです。観光客に人気のため混雑する時間帯や服装ルールを事前に確認しておくと安心です。

基本の所在地と営業時間

ワットポーはチャオプラヤー川の東岸、王宮(グランドパレス)から徒歩圏内にあります。住所は2 Sanamchai Road, Phra Nakhon, Bangkokで、地図アプリに「Wat Pho」「Temple of the Reclining Buddha」で検索すると出ます。最寄りの船着き場はTha Tien(ターティエン)で、そこから歩いて数分です。

営業時間は通常08:00〜17:00(最終入場は16:30ごろ)が基本ですが、祭事や行事で変動することがあります。年末年始や仏教の祝日には特別な参拝時間が設定される場合があるので、出発前に公式サイトや現地情報を確認してください。また、寺院内には早朝の参拝や礼拝が行われることがあるため、静かに見学したい場合は開門直後の時間がおすすめです。

入場料と割引情報

一般的な入場料は大人100〜200バーツ程度が目安です。料金は時期や運営の方針で変わることがあるため、最新料金は公式ページか現地のチケット窓口で確認してください。外国人観光客向けに別料金を設定する寺院もありますが、ワットポーでは通常ゲートで現金払いが可能です。

割引は子どもや学生、タイ在住者向けのローカル料金が設定されていることがあります。大手ツアーやコンビニで販売される企画チケット(ワットポー+王宮など)を使うと割安になる場合がありますので、滞在日程や他の観光先と組み合わせる際は比較してみてください。カード決済に対応する窓口と現金のみの窓口があるため、現金も少額持っておくとスムーズです。

ベストな訪問時間帯

混雑を避けたいなら開門直後(08:00〜09:30)か午後の遅め(15:00以降)がおすすめです。午前中は観光バスやツアーが集中しやすく、特に10:00〜14:00は混雑がピークになります。早朝は涼しく写真も撮りやすいという利点があります。

午後遅めは観光客がだいぶ引くので、落ち着いて見学できますが、閉門時間に注意してください。ランチ直後の時間帯は参拝者の回転が落ち着く一方、境内の一部施設が午後の礼拝で使えないことがあるため、見たいスポットがある場合はその日のスケジュールを確認しておくと安心です。

服装と参拝マナーの基本

寺院参拝時は肩や膝を覆う服装が求められます。ノースリーブや短パン、極端に短いスカートは避け、薄手のショールを持参すると便利です。入口でストールを貸し出す場合もありますが数に限りがあるため準備しておくほうが安心です。

寺院内では帽子を外し、静かに行動します。仏像の前では写真撮影が許可されている場所と禁止されている場所があるため、看板や係員の指示に従ってください。仏像に触れたり、仏像の頭部に近づいたりするのはマナー違反です。写真を撮る際は他の参拝者の邪魔にならないよう配慮しましょう。

予約やツアー利用のメリット

個人で行く場合は自由に回れて費用を抑えられますが、ガイド付きツアーやオーディオガイドを利用すると理解が深まります。ツアーは混雑時の優先入場や英語・日本語ガイド付きのものが多く、歴史や細部の解説を聞ける利点があります。

また、マッサージ体験や王宮とのセットツアーでは移動手配が含まれるため効率的です。時間が限られている方や初めての訪問で主要スポットを押さえたい方は、信頼できるツアー会社を利用するのも一案です。

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ワットポーへの具体的な行き方と移動手段

バンコク ワットポー

ワットポーへはバンコク中心の交通機関を使ってアクセスしやすく、地下鉄やバス、船、タクシーなど選択肢が豊富です。目的や時間帯に合わせて一番便利な手段を選びましょう。

地下鉄とバスでの最寄り駅・停留所

地下鉄(MRT)を使う場合、最寄りはMRTブルーラインの「Sam Yot(サムヨート)」駅や「Sanam Chai(サナームチャイ)」駅で、どちらも徒歩15分圏内です。駅からは地図アプリでルートを確認すると安心です。

バスだと多数の路線が旧市街を通るため、利用しやすいです。主要路線は3、12、53、82などで、最寄り停留所は「Wat Pho」や「Sanam Chai」です。バスは渋滞の影響を受けやすいので、所要時間に余裕を見てください。料金は数バーツから数十バーツ程度で、現金で支払う場合は小銭を用意するとスムーズです。

チャオプラヤー川のボートで行く方法

チャオプラヤー川の公共ボートは渋滞を避ける便利な移動手段です。観光客に人気の「チャオプラヤー・エキスプレス」ではTha Tien(ターティエン)船着き場で下船するとワットポーへ徒歩3分ほどで到着します。ローカルボート(オレンジ旗/中間停船など)は料金が安く、風景を楽しみながら移動できます。

船は朝夕のラッシュ時や観光シーズンに混雑することがありますが、川沿いの移動は渋滞の影響を受けにくいため時間の読める移動手段です。チケットは船着き場で現金購入が基本で、Suicaのような交通系カードは一部の路線で利用不可なので現金を用意してください。

タクシー・配車アプリ利用のコツ

タクシーはドア・ツー・ドアで便利ですが、旧市街周辺は渋滞が激しいため所要時間が読みにくい点に注意してください。乗車時はメーター使用を必ず確認し、ドライバーが「メーターなし」を提案してきたら断る方が良いです。

配車アプリ(Grabなど)は料金が事前表示されるので安心感があります。配車アプリ利用時は目的地を「Wat Pho」もしくは英語表記で入力し、旧市街は一方通行が多いので到着地点が地図とずれる場合はチャットでドライバーと連絡を取り合うとスムーズです。

バンコク中心部からの所要時間の目安

スクンビットやサイアムなどバンコク中心部からワットポーまでは、交通手段によって所要時間が大きく変わります。地下鉄と徒歩での移動だと45分〜1時間、ボート利用ならBTSサパーンタクシン駅から船で約15〜25分、タクシーは通常30分前後ですがラッシュ時は1時間以上かかることもあります。

朝や深夜の移動は比較的早く着く一方で、平日通勤時間(07:30〜09:30、16:30〜19:00)は渋滞が激しいため時間に余裕を見ることをおすすめします。

周辺観光スポットとの組み合わせ移動

ワットポーは王宮(グランドパレス)やワット・アルン(暁の寺)と近接しているため、半日コースでまとめて回るのが効率的です。おすすめは午前中に王宮とワットポーを見学し、午後にチャオプラヤー川を渡ってワット・アルンを訪れるコースです。

移動は徒歩と船を組み合わせると渋滞を避けられます。王宮→ワットポーは徒歩移動が便利で、ワットポー→ワット・アルンはTha Tienから対岸へ渡る渡し船を利用すると短時間で移動できます。

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ワットポーの見どころを効率よく回る方法

バンコク ワットポー

境内は広く見どころが点在しています。事前に優先順位を決め、混雑の少ない時間帯を狙うと短時間でも満足度の高い見学ができます。

涅槃仏(リクライニング・ブッダ)の見どころ

ワットポー最大の見どころは長さ約46メートル、頭高約15メートルの巨大な涅槃仏です。仏像の足の裏には螺鈿細工が施され、宇宙観や仏教の教えが象徴的に表現されています。足の裏の細工は細かいパターンが並んでいるため、近くで見ると見応えがあります。

涅槃仏の周囲は撮影ポイントが多く、前方の位置から全体像を捉えると迫力が出ます。ただし混雑する時間帯は人が入りやすいので、引き気味の構図を狙うか、開門直後に訪れるのがおすすめです。仏像の前では静かに礼拝し、仏像に触れないよう注意してください。

回廊やチェディ(仏塔)の注目ポイント

回廊には小さな仏像や壁画が並び、冷房設備はないものの日陰で休める場所が多いです。チェディは色鮮やかな装飾が施されたものが多く、写真映えします。主要チェディの周囲を一周すると、それぞれの造形や装飾の違いが楽しめます。

回廊内にはタイ文字や仏教モチーフの解説があることがあるため、興味がある方はガイドや資料を参照すると理解が深まります。歩き回る際は履きなれた靴で行くと疲れにくいです。

本堂や仏像のお参りルール

本堂では飲食や大声は禁止で、静かに祈る空間です。入場の際は靴を脱ぎ、仏像に背を向けるような座り方は避けます。賽銭(供え物)をする場合は指定の場所で硬貨や紙幣を入れますが、無理に多額を渡す必要はありません。

写真撮影は基本的に可能ですが、祭祀の最中や僧侶がいる場面では撮影を控え、看板や係員の指示に従ってください。僧侶に触れたり、僧侶の前で女性が直接贈り物を手渡すのは避けるなど、タイの宗教習慣に配慮しましょう。

タイ古式マッサージスクールの体験予約方法

ワットポーは伝統的なタイ古式マッサージの学校も運営しており、短時間の体験コースが人気です。事前予約は公式スクールのサイトや現地カウンター、ツアー会社経由で可能です。人気の時間帯は埋まりやすいので、希望時間がある場合は到着前にオンラインで予約しておくと安心です。

料金はコースと時間によって変わりますが、30分〜1時間程度の体験コースから、本格的な2時間コースまであります。スクール体験は学生の施術の場合もあり、安価で受けられる代わりに施術のレベル差が出ることがあります。口コミやレビューを確認して選ぶと良いでしょう。

写真スポットと混雑を避ける撮影テク

涅槃仏の全景を撮る場合、広角レンズや引き気味の構図が有効です。混雑時は人をフレームに入れずに撮るのが難しいため、開門直後の撮影や、少し視点を変えて細部(足の裏の螺鈿、チェディの装飾など)を狙うと独自の写真が撮れます。

階段や高台がないため、高い位置からの俯瞰は難しいですが、境内の通路や回廊の入り口をフレームにして奥行きを出すと立体感が出ます。撮影時は他の参拝者の迷惑にならないよう立ち止まる場所に注意してください。

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観光者が知っておくべき実用的な注意点

バンコク ワットポー

ワットポー観光を安全かつ快適にするための実用的な注意点をまとめました。支払い方法や暑さ対策、貴重品管理など現地で直面しやすい状況への備えが中心です。

入場チケットの買い方と電子決済

チケットは入口の窓口で現金(バーツ)で購入するのが基本ですが、クレジットカードやQR決済に対応している場合もあります。窓口によっては現金のみの場所もあるため、小銭を用意しておくと安心です。

旅行者向けのeチケットやツアーで入場券が含まれている場合は、紙のバウチャーやスマホ画面で提示して入場できます。QRコード決済は一部で使えますが、外国の決済アプリが使えないケースもあるため、現金も持ち歩いてください。

夏の暑さ対策と熱中症予防

バンコクは高温多湿の気候で、特に3月〜5月が暑さのピークです。日中の見学は水分補給をこまめに行い、帽子や日傘、冷感タオルを活用してください。境内は日陰が限られる場所もあるため、長時間の屋外滞在には注意が必要です。

疲れやめまい、吐き気などの熱中症の初期症状を感じたらすぐに日陰で休み、水分と塩分を補給してください。カフェや寺院周辺の売店で冷たい飲み物を補充できるので、無理せず休憩を取りましょう。

貴重品管理とスリ対策の具体策

観光地ではスリや置き引きのリスクがあるため、貴重品は体に近い場所に保管するのが基本です。ショルダーバッグは前に抱える、ウエストポーチは見える位置に着けるなどの工夫をしてください。バッグの開閉部を外側に向けないようにし、財布やパスポートは分けて保管すると被害を最小限にできます。

写真撮影や飲食時に荷物から目を離さないこと、夜間は人気の少ない路地を避けることも有効です。万が一被害に遭った場合は、最寄りの警察署や宿泊先に連絡して対応を相談してください。

トイレ事情と授乳・多目的の場所

ワットポーの敷地内と周辺にはトイレが設置されていますが、観光客向けのきれいなトイレは有料の場合や紙が備え付けられていないことがあるため、ポケットティッシュを持参すると便利です。多目的トイレや授乳室は限られるため、必要な場合は周辺のカフェや大型施設を利用するのが確実です。

トイレの場所は入口近くや回廊周辺に点在しています。混雑時は順番待ちが発生するため、事前に済ませておくと安心です。

体調不良時の最寄り医療情報

軽い体調不良は周辺の薬局(Pharmacy)で対応できることが多く、鎮痛薬や胃薬、経口補水液などが購入できます。より重い症状や救急が必要な場合は、英語対応が可能な民間病院(Bangkok Hospital、BDMS系列など)への受診を検討してください。

旅行保険に加入しておくと診療費の立替や通訳手配で役立ちます。滞在前に宿泊先で最寄りの病院や救急連絡先を確認しておくと安心です。

周辺で楽しめる食事・買い物・観光のおすすめ

ワットポー周辺は食事やカフェ、土産物店が充実しており、観光の合間に立ち寄れるスポットが豊富です。王宮やチャオプラヤー川沿いを組み合わせたモデルコースも紹介します。

ワットポー周辺の人気ローカルフード店

周辺には屋台やローカル食堂が並び、クイッティアオ(米麺)、パッタイ、カオマンガイなど手軽に楽しめます。特に「カオマンガイ(チキンライス)」や「トムヤムヌードル」を出す店は観光客にも評判です。

地元の店はリーズナブルで満足度が高いですが、辛さや味付けが日本人には強い場合があるため注文時に辛さを控えめに伝えると安心です。清潔感が気になる場合は店内が混んでいる店を選ぶと回転が早く比較的安心して利用できます。

カフェや休憩スポットの選び方

日差しを避けてゆっくり休みたいときは、ワットポー近くのカフェやチェーン店を利用すると充電やトイレも使えて便利です。観光地価格の店と地元価格の店で差があるため、価格やレビューをチェックしてから入ると良いです。

カフェでは冷たいドリンクやフルーツジュースで水分補給をするとリフレッシュできます。Wi-Fiや電源の有無を気にする場合は、事前に店舗情報を確認してください。

お土産ショップと購入の相場感

土産物店では仏像モチーフの小物、タイシルク、スパ用品(ハーブボールやオイル)などが定番です。値段は店や交渉次第で変わることが多く、小物は数百バーツから、シルク製品や本格的な工芸品は数千バーツになることがあります。

相場を把握するために複数店を見て回るのがおすすめです。屋台の値段は固定の場合が多いですが、マーケットの露店では値切り交渉が可能なケースもあります。ただし宗教関連の品は敬意を払って扱い、購入時も節度を持って選んでください。

ワット・アルンや王宮との巡り方モデルコース

効率的なモデルコースは午前に王宮とワットポーを回し、午後に船でワット・アルンへ渡るルートです。王宮は開門直後が空いていることがあるため早めに回ると良いです。その後ワットポーで涅槃仏を見学し、Tha Tienから渡し船でワット・アルンへ向かうと短時間で主要スポットを網羅できます。

夕方に川沿いで涼みながらカフェやレストランで一息つくと、体力的にも無理なく観光を終えられます。季節や天候に応じて休憩を多めに取りながら回るのがポイントです。

夜まで楽しめる周辺の過ごし方

夕方以降は川沿いのレストランでディナーを楽しんだり、ナイトマーケットを散策するのも楽しい過ごし方です。王宮周辺は夜にライトアップされることがあり、昼間とは違う雰囲気が楽しめます。

夜間は観光地周辺でも治安に注意が必要ですが、人通りの多い飲食店街や観光エリアは比較的安心して楽しめます。移動には配車アプリを使うと安心です。

訪問後すぐに役立つ覚えておきたいポイント集(短くまとめ)

・開門直後か午後遅めが混雑回避のコツです。

・肩と膝を覆う服装を準備してください。ストール1枚あると便利です。

・入場は現金が無難。ツアーでのセット券は割安になることがあります。

・ボート移動は渋滞回避に便利で、Tha Tienが最寄りです。

・貴重品は前持ち・分散保管。飲料補給と休憩をこまめに取りましょう。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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