ロンドン観光の目玉といえば、バッキンガム宮殿で繰り広げられる「衛兵交代式」です。赤い制服と大きな黒い帽子を被った衛兵たちが、音楽に合わせて行進する姿はまさにイギリスの伝統そのもの。最高の思い出にするために、儀式の流れやおすすめの観覧スポットを詳しく解説します。
バッキンガム宮殿の衛兵交代を見に行く前に知りたいこと
衛兵交代式は、ただのパレードではなく、宮殿を守る任務を終えた旧衛兵と、新しく任務に就く新衛兵が交代するための重要な軍事儀式です。非常に人気があるため、事前の知識なしに向かうと「人混みで何も見えなかった」ということになりかねません。まずは儀式の基本を確認しましょう。
衛兵交代はどんな儀式か
この儀式は、公式には「Changing the Guard」と呼ばれます。バッキンガム宮殿の警備を担当する歩兵部隊が入れ替わる際に行われるもので、軍楽隊による生演奏を伴うのが特徴です。演奏される曲は、伝統的な軍歌から最新のポップス、映画音楽まで幅広く、観客を楽しませてくれます。
交代が行われるのは、宮殿の正面にある大きな鉄格子の門の内側(前庭)です。ここで新旧の衛兵が整列し、象徴的な「鍵の受け渡し」のような所作が行われます。イギリス王室の伝統と規律を間近で感じられる貴重な機会であり、ロンドンを訪れる旅行者の多くが足を運ぶ格式高い行事となっています。
実施日が変わる主な理由
衛兵交代は毎日行われているわけではありません。基本的には、夏季(5月〜7月頃)は毎日、それ以外の時期は月・水・金・日曜日の週4回開催されるのが近年の通例です。しかし、王室の公式行事や国賓の訪問、あるいは悪天候などの理由で急遽スケジュールが変更されることがあります。
特に大規模な国家行事の予行演習がある日や、マラソン大会などのイベントで宮殿周辺の道路が封鎖される場合は、時間がずれたり中止になったりすることもあります。旅行の計画を立てる際は、必ず「Household Division」の公式サイトで最新のスケジュール表をチェックするようにしてください。
所要時間と見どころの流れ
儀式全体の所要時間は約45分間です。メインの交代式は午前11時に始まりますが、その前から衛兵たちの動きは始まっています。午前10時半過ぎに、セント・ジェームズ宮殿から旧衛兵が出発し、10時45分頃にはウェリントン兵舎から新衛兵が軍楽隊とともに宮殿へ向けて行進を開始します。
11時に新旧の衛兵が宮殿の前庭で合流し、音楽演奏を交えながら交代の儀式が行われます。その後、11時37分頃に旧衛兵が任務を終えて宮殿を後にし、兵舎へと戻っていきます。単に宮殿前で待つだけでなく、この「行進の流れ」を把握しておくことで、移動しながら複数のシーンを楽しむことができます。
混雑しやすい時期と時間帯
バッキンガム宮殿周辺は、一年中観光客で賑わいますが、特に夏休みシーズンやクリスマス前後の繁忙期は、驚くほどの混雑になります。良い場所を確保するためには、開始時間の1時間以上前には到着しておく必要があります。
特に日曜日や、週数回の開催となる冬期は、観客が特定の日に集中するため混雑が激しくなりがちです。また、11時の開始直前になると、宮殿正面のエリアは身動きが取れないほどの人だかりになります。静かにゆっくり見学したい場合は、メインの宮殿前を避け、少し離れた行進ルート沿いを選ぶのも一つの賢い方法です。
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バッキンガム宮殿の衛兵交代おすすめ観覧スポット7選
どこで見るかによって、儀式の見え方は全く変わります。宮殿前でじっくり見たいのか、迫力ある行進を近くで見たいのか、目的に合わせて最適なスポットを選びましょう。
バッキンガム宮殿前(前庭・門周辺)
儀式のメインである「交代の瞬間」を正面から見ることができる王道スポットです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | 鉄格子のすぐ前を陣取れば、衛兵の動作や音楽を最も近くで体験できる |
| 注意点 | 最も混雑するため、少なくとも1時間半前からの場所取りが必要 |
ビクトリア記念碑まわり
宮殿正面に立つ大きな白い塔のような記念碑の階段部分は、少し高い位置から見下ろせる人気エリアです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | 段差があるため、前の人の頭を気にせず広範囲を見渡せる |
| 注意点 | 柵がない場所が多く、行進する衛兵を斜め上から撮影するのに適している |
ザ・マル(行進ルート)
宮殿からトラファルガー広場方面へ続く真っ直ぐな大通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | 衛兵たちが隊列を組んで堂々と行進してくる姿を間近で見られる |
| メリット | 比較的スペースに余裕があり、歩道から迫力ある写真が撮りやすい |
セント・ジェームズ宮殿付近
交代式の前に、旧衛兵が集結して出発する場所です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | バッキンガム宮殿に比べて人が少なく、落ち着いて衛兵を観察できる |
| 公式サイト | Household Division Schedules |
ウェリントン兵舎(出発シーン)
新衛兵と軍楽隊が準備を整え、宮殿へと向けて出発する拠点です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | 演奏が始まる瞬間の緊張感や、行進のスタートを見届けられる |
| メリット | 建物沿いのため、意外と知られていない穴場スポット |
ホース・ガーズ・パレード(別の交代式)
歩兵ではなく、馬に乗った「騎兵隊」の交代式が行われる広場です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | 毎日(月〜土11時、日10時)行われ、馬と衛兵の優雅な姿が見られる |
| 備考 | バッキンガム宮殿の式典より混雑が緩やかで、間近で見やすい |
グリーン・パーク側の見やすい場所
宮殿に向かって右側の、グリーン・パーク沿いの歩道です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | 木陰が多く、夏場でも少し涼しく待つことができる |
| 注意点 | 門からは少し距離があるが、行進が通り過ぎる様子はよく見える |
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失敗しない当日の動き方と注意点
せっかく早く到着しても、立ち位置を間違えたりルールを知らなかったりすると、思うように楽しめないことがあります。伝統ある儀式を安全に、そしてスマートに観覧するための具体的なアドバイスをまとめました。
何分前に着くと安心か
バッキンガム宮殿の正門前で一番前の列を確保したいなら、遅くとも「1時間半前(午前9時半)」には到着しておくのが理想です。行進ルート沿いであれば「45分前」でも比較的良い場所が見つかります。
混雑がピークに達すると、警察官によって道路が封鎖され、横断ができなくなるエリアも出てきます。一度場所を決めたら動くのが難しいため、お手洗いは事前に済ませ、軽食や飲み物を持って向かうことをおすすめします。冬場は足元から非常に冷えるため、長時間の立ち待ちに備えた防寒対策も忘れないでください。
雨天中止や変更時の確認方法
衛兵交代は、激しい雨が降っている場合は中止になることがあります。小雨程度なら実施されることもありますが、衛兵たちの安全や楽器の保護のために、直前で「音楽なしの簡略化された交代」に変更されることもあります。
中止の判断は開始直前の10時15分頃に行われることが多く、公式サイトや公式X(旧Twitter)などで告知されます。現地では警察官のアナウンスがありますが、英語が聞き取りにくい場合は、周囲の観客が解散し始めたら中止の可能性が高いと判断できます。雨の日は無理をせず、室内で見学できる別の観光スポットに切り替える柔軟さも大切です。
写真を撮るコツと立ち位置
ベストショットを狙うなら、衛兵が自分の方に向かって歩いてくる「正面」の構図が取れる場所を選びましょう。ビクトリア記念碑の宮殿側の角や、ザ・マルの歩道沿いは、望遠レンズがなくても綺麗に行進を収めることができます。
注意点として、自撮り棒(セルフィースティック)は周囲の迷惑になるだけでなく、混雑した場所では安全上の理由で注意されることがあります。また、カメラを構えることに夢中になりすぎて、衛兵の進行方向に立ち入らないよう注意してください。警察官の指示には速やかに従い、柵の内側には絶対に手やカメラを入れないようにしましょう。
マナーと安全対策のポイント
多くの人が集まる場所では、残念ながらスリの被害も報告されています。カメラやスマートフォンに集中している隙を狙われやすいため、バッグは必ず体の前に持ち、貴重品は奥の方へしまっておきましょう。
また、衛兵交代は神聖な軍事儀式ですので、騒ぎすぎたり衛兵を揶揄したりするような行為は厳禁です。静かに敬意を持って鑑賞するのがマナーです。お子様連れの場合は、肩車をすると後ろの人の視界を完全に遮ってしまうため、マナー違反とされることが一般的です。みんなが気持ちよく楽しめるよう、少しずつ譲り合って観覧してください。
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バッキンガム宮殿の衛兵交代を気持ちよく楽しむまとめ
ロンドンの歴史と伝統を象徴する衛兵交代式は、事前の準備次第でその感動が何倍にも膨らみます。最新のスケジュールを確認し、自分に合った観覧スポットを早めに確保して、軍楽隊の力強いメロディと衛兵たちの整然とした美しさを堪能してください。
もし人混みが苦手な場合は、ホース・ガーズ・パレードでの騎兵隊交代式を選ぶなど、自分なりの楽しみ方を見つけるのも旅の醍醐味です。伝統を守り続ける衛兵たちの姿は、きっと忘れられないロンドンの思い出になります。カメラを構えるのも良いですが、ぜひ一度は自分の目でその迫力を焼き付けてきてくださいね。
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