カナダ旅行で「これは買って帰りたい」と思えるものを、現地で手に入れやすく、贈り物にも自分用にも嬉しい品を中心に集めました。都市ごとの買い物スポットや税関で気をつける点も織り交ぜて案内します。荷物のことも考えながら、旅の最後にもう一度チェックしてみてくださいね。
カナダでしか買えないものを買うなら外せない厳選リスト
ここでは観光客に人気の高い定番アイテムをまとめました。価格帯や持ち帰りのしやすさも触れますので、買い物プラン作りに役立ててください。
メープル関連はまず押さえておきたい定番
カナダ土産の王道、メープルシロップは州やブランドで風味や色が変わります。ライトで繊細なものからリッチで濃厚なものまで種類が豊富で、瓶入りのほかスプレー型や小分けパックもあるので荷物を気にする方は小瓶を選ぶと安心です。メープルバター(濃縮したペースト状)はトーストやパンケーキにそのまま使えて子どもにも人気です。
市場やファーマーズマーケットでは無濾過の地元製品に出会えることが多く、ラベルに収穫年やFSC表示などがあるか確認しましょう。土産用のギフトセットも充実しており、箱入りは見栄えが良く贈答に向きます。瓶は割れやすいのでスーツケースの中央に衣類で包んで入れると安心です。
アイスワインは特別な贈り物に向く
氷結したブドウから造るアイスワインは甘みが凝縮されたデザートワインで、ナイアガラ地域が特に有名です。小さなボトルで販売されることが多く、記念品としても喜ばれます。購入時はアルコール度数や糖度、ヴィンテージをチェックすると選びやすいです。
保管は直射日光を避けて涼しい場所で。機内持ち込みが難しいことがあるため、帰国時は預け入れ荷物に入れるか通販で送る選択肢もあります。免税枠を超えると課税対象になるので、購入量は事前に確認してください。
サーモンは本場の味が手に入る
太平洋側や大西洋側の港町では新鮮なサーモンやスモークサーモンが手に入ります。冷凍や真空パックで販売されることが多く、真空パックは持ち帰りに適しています。種類はキング、コーホー、スチールヘッドなどがあり、脂の乗り具合で好みを選べます。
空港では冷凍保冷バッグやアイスパックを販売している場合もあるので、長距離移動があるなら活用してください。機内持ち込みは液体やにおいの問題で制限があるため、預け荷物での輸送を推奨します。
珍しいスナックは話題作りに最適
カナダ限定フレーバーのポテトチップスや地域限定のお菓子は話題性抜群です。メープルやプーティン味、各州限定の味などがあり、ばらまき用に個包装のものを選ぶと配りやすいです。スーパーやガソリンスタンド、観光地の土産店で見つかります。
賞味期限を確認してから購入し、割れやすいパッケージは手荷物に入れると安心です。空港でも限定品が並ぶことがあるので、見つけたら買い逃しに注意してください。
ブランドアパレルは品質と価格が魅力
カナダ発のブランド、ルーツ(Roots)やカナダグース、ルルレモンなどは品質に定評があり、セール時は日本よりも安く買えることがあります。サイズ感はブランドごとに差があるため試着をおすすめします。冬物はかさばるため、購入後は着て帰るか圧縮バッグを使うと荷物の節約になります。
アウトレットモールや大都市のフラッグシップ店で最新モデルをチェックすると掘り出し物が見つかります。並行輸入品と正規品の違いもあるので保証やタグを確認して購入してください。
先住民の工芸は意味がある贈り物になる
先住民アーティストによるビーズ細工や木彫り、テキスタイルなどは一つ一つに意味が込められていることが多く、贈り物として喜ばれます。購入時は作り手の名前や産地表示があるか確認するとよいでしょう。工具で飾られたものや手作りのアクセサリーは持ち帰りしやすいサイズのものを選ぶと扱いやすいです。
公認のギャラリーや信頼できるショップで購入することで、適正な対価が作り手に届く循環にもつながります。展示カードや証明書があれば一緒に持ち帰ると価値が伝わりやすくなります。
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食と飲み物で見つけるカナダ限定のおいしい選択
食文化が豊かなカナダでは、地域ごとに楽しめる飲食物がたくさんあります。ここでは味の違いと持ち帰りの注意点を中心にご案内します。
メープルシロップとメープルバターの違い
メープルシロップは樹液を煮詰めた液体で、グレード(色や風味の差)によって用途が分かれます。パンケーキやヨーグルトにはライトグレード、煮込み料理には濃厚なダークグレードが合うことが多いです。一方メープルバターはシロップをさらに加熱して攪拌したクリーム状で、パンに塗ると香りが引き立ちます。
どちらも瓶での販売が多く、機内持ち込みは液体制限に注意が必要です。瓶は気圧差で漏れることがあるため、蓋を厳重に閉め、袋で包んで預け荷物に入れると安心です。また、賞味期限は比較的長めですが開栓後は冷蔵保存が基本です。
アイスワインの選び方と保管のコツ
アイスワインは芳醇で甘さが強く、デザートと合わせやすいワインです。購入時は果実味や酸味のバランスをラベルで確認し、試飲可能なワイナリーでは少量ずつ試すのが確実です。小さめのボトルは荷物にも優しく、贈答用に最適です。
保管は直射日光を避け、温度変化の少ない場所が望ましいです。帰路で預け荷物に入れる場合は断熱材のあるバッグを使うか、ワイナリーやショップでエアクッション包装を頼むと良いでしょう。免税範囲を超える場合は申告と税金に注意してください。
スモークサーモンの種類と保存法
スモークサーモンはホットスモークとコールドスモークの二種類があり、ホットは火入れしてありほぐしやすく、コールドは生に近い食感が残ります。真空パックの商品が多く、未開封なら冷蔵で数週間、冷凍で数ヶ月保ちます。
購入時に産地表記や加工日を確認し、帰国日程に合わせて消費可能かどうか判断してください。真空パックでも温度管理が重要なので、長時間の移動がある場合は保冷剤やクーラーバッグの利用を検討してください。
ティムホートンズなどのコーヒー豆
カナダの国民的コーヒーチェーン、ティムホートンズはオリジナルブレンドの豆や粉を販売しています。他にもローカルの小規模ロースターが個性的な豆を取り扱っています。豆の状態(ホールか粉)で香りや鮮度の保ち方が変わるので、飲むまでの日数を考えて選んでください。
粉はすぐに香りが飛ぶため長期保存するなら豆のままがベターです。スーパーや空港のショップで手に入りますし、ギフトパッケージも豊富に揃っています。
カナディアンウイスキーと地ビール
カナダ産ウイスキーはスムースな飲み口が特徴で、ブランドによっては限定ボトルが出ることもあります。地ビール(クラフトビール)も各州でユニークな銘柄が増えており、6本パックやギフトボックスが土産に人気です。
酒類は免税枠や航空会社の輸送規定があるため購入前に確認してください。瓶は壊れやすいので衣類で包む、段ボールで補強するなど対策を忘れずに。
地元の調味料やソースを試す
プーティン用のグレイビーソースやメープルと組み合わせたBBQソースなど、地元ならではの調味料が揃っています。少量パックや瓶入りが中心で、料理の幅を広げるお土産として重宝します。
輸入規制で生鮮原料が入ったものは注意が必要なので、ラベルの成分表示を確認してください。液体は機内持ち込み制限の対象なので預け荷物に入れるのが安心です。
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お菓子とスナックでしか手に入らない人気品
甘いものやスナックは気軽に試せて配りやすいので、ばらまき土産として重宝します。限定フレーバーは季節や地域で変わることが多いのでチェックしてみてください。
コーヒークリスプや地域限定チョコ
カナダ限定のチョコレートや、特定地域のみで販売されるコーヒークリスプなどは話題になります。季節限定パッケージや土産用の小箱セットがあるので、値段帯や好みに合わせて選べます。割れやすいものはスーツケースの中央に入れるか、箱で保護すると安心です。
スーパーや観光地の土産店、空港の免税店まで取り扱いがあるため、見つけたら複数買っておくと安心です。
ケチャップ味などの変わり種チップス
フレーバーのバリエーションが豊富で、ケチャップ味やメープルベーコン味などユニークなものが見つかります。個包装の小袋タイプならばらまき用に最適で、軽いので荷物の負担になりません。
賞味期限と輸送中の潰れ対策を確認してから購入してください。ビニール袋に入れて圧迫を避ければうまく持ち帰れます。
ナナイモバーとツーバイトブラウニー
ナナイモバーはプリザーブとチョコレートが層になったバターケーキで、バンクーバー島発祥の名物です。ツーバイトブラウニーは小ぶりで食べ切りやすいサイズ感が魅力です。ベーカリーやスーパーで買えますが、日持ちが短い場合は冷凍可能か店員に聞くと安心です。
真空包装や箱入りのものを選ぶと持ち帰りが楽になりますし、複数買って冷凍し分けて帰ることもできます。
ミスヴィッキーやチージーズなど
ローカルのスナックブランドは日本で見かけないフレーバーが多く、試す価値があります。大袋は重さが出ますが、珍しさ重視なら検討してみてください。パッケージの成分表示やアレルギー表示はしっかりチェックしましょう。
ばらまき用の個包装菓子を選ぶコツ
配る相手が多い場合は個包装のものを選ぶと配りやすく清潔です。サイズは小さめのものを中心に、箱入りセットを分けるのも便利です。価格が安めのスーパーマーケット系から高級チョコまで幅広く揃うので、予算に応じて組み合わせてください。
日本未発売の限定フレーバーまとめ
季節限定や地域限定のフレーバーは店頭でしか手に入らないことが多く、見つけたらメモしておくと後悔が少ないです。特にスナックやチョコ、コーヒー系で掘り出し物が見つかりやすいので、スーパーやコンビニを覗いてみてください。
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ブランドとアウトドアで見つける地元の良品
アウトドア文化が根付くカナダでは機能的で質の良いブランドが揃っています。都市の店舗やアウトレットで試着してから買うのが安心です。
ルーツのパーカーやレザー小物
ルーツはカナダらしいデザインと柔らかいレザー製品で人気です。パーカーはサイズ感がゆったり目なので試着をおすすめします。レザー小物は使い込むほど風合いが出るので長く使える土産として評判です。
店舗では修理やアフターサービスの案内があることもあるので、保証やケア方法を確認しておくと安心です。
カナダグースのダウンの特徴
カナダグースは極寒地でも頼れる高品質ダウンで、防寒性に優れています。本物は価格が高めですが保温性能は抜群です。購入時は偽物に注意し、正規店や認定販売店での購入を推奨します。
コートはかさばるため、購入後に着て帰る、または圧縮バッグを使って荷物を工夫するのがコツです。
ルルレモンのヨガウェアと着心地
ルルレモンは機能性素材のウェアが人気で、通気性や伸縮性に優れています。試着して動いてみるとフィット感が分かるので、サイズや生地感を確かめてから購入してください。セール時期を狙うとお得に買えます。
アークテリクスの防寒登山ギア
アークテリクスは登山やアウトドア用の高機能ギアで、耐久性や防風性に優れています。バックパックやジャケットは長く使えるので価格に見合った価値があります。専門店でスタッフと相談しながら選ぶと失敗が少ないです。
ハーシェルのリュックと収納性
ハーシェルはデザイン性と実用性が両立したリュックを展開しています。収納ポケットや素材感が良く、旅行用に扱いやすいサイズが揃っています。店頭で内部構造を確認して、自分の荷物に合うものを選んでください。
地元デザイナーの掘り出し物を探す
小さなブティックやマーケットでは個性的なアイテムが見つかります。服やアクセサリーは一点物が多く、人とかぶらないお土産を探すのに向いています。値段交渉が可能な場面もあるので、穏やかに交渉してみると良い出会いがあります。
コスメと日用品で手に入れる限定アイテム
ドラッグストアや専門店でしか手に入らないブランドや限定パッケージの商品は、女子友への土産に人気です。価格差や免税をうまく利用しましょう。
The Ordinaryの人気アイテムと価格差
The Ordinaryは成分が分かりやすく評価の高いスキンケアブランドです。カナダ国内の店舗やオンラインでセールになることがあり、日本で買うより安いことがあります。成分表を見て自分の肌に合うものを選び、持ち帰る際は液体容量に注意してください。
ロッキーマウンテンソープの石けんと香り
ロッキーマウンテンソープは自然派の石けんやバス用品が揃い、ハーブや木の香りなど森林を思わせるラインナップが魅力です。ギフト用のラッピングが可能な店もあり、箱詰めで持ち帰ると壊れにくいです。
Bath and Body Worksの限定ギフト
バスアンドボディワークスは香りのバリエーションが豊富で、季節限定の香りやセット商品が人気です。店舗限定のギフトバッグやミニサイズのセットがばらまき土産に向いています。液体製品は機内持ち込み制限に注意しましょう。
ドラッグストアで買えるホワイトニング製品
ドラッグストアでは手軽に使える歯のホワイトニング用品や美白アイテムが手に入ります。成分や使用方法をパッケージで確認し、持ち帰りの際は内容量が制限に触れないか気を付けてください。
地元のオーガニックブランドをチェック
都市部のヘルスストアやマーケットでは地元製オーガニックコスメが見つかります。天然成分にこだわる商品は敏感肌の方へのギフトに向きますし、作り手のストーリーがあると特別感が増します。
コスメは免税やセールを活用する
出発前の免税店や店舗のセール情報をチェックしておくとお得に買えます。免税手続きのためにレシートを保管し、搭乗前に空港の免税カウンターで還付手続きを確認してください。
伝統工芸と地域限定の雑貨で特別な一品を
土地の文化を感じる雑貨や伝統工芸品は思い出深い贈り物になります。正しい敬意を払って選ぶことが大切です。
ドリームキャッチャーと作り手の話
ドリームキャッチャーは先住民文化に由来する飾りで、使われる素材や模様に意味があります。購入時は作り手や由来が明記されたものを選ぶと背景が伝わりやすくなります。小型のものは持ち帰りやすく、ラッピングもしやすいです。
トーテムポールのミニチュアと意味
トーテムポールのミニチュアは描かれた動物や紋様に物語が込められています。ギャラリーや博物館のミュージアムショップでは解説カードが付くことが多く、贈り物として意味が伝わりやすいです。現地のルールに沿った購入を心がけてください。
イヌクシュクの置物で土地を感じる
イヌクシュクは北の地で道標や記念として使われる石の積み重ねを模した置物で、北極圏を訪れた記念に人気です。素材や作り手の説明がある商品を選ぶと理解が深まります。
HBCストライプなどの定番雑貨
ハドソンズベイカンパニーのHBCストライプは伝統的な柄で、ブランケットやマグカップなどの定番商品が揃っています。丈夫で使いやすく、喜ばれる土産に向いています。
RCMPの記念品やミニフィギュア
王立カナダ騎馬警察(RCMP)関連のグッズは観光土産として人気です。公認品を選ぶとクオリティが安定しており、ミニフィギュアやピンバッジなど軽くて持ち帰りやすい商品が多いです。
地元アーティストのポストカードや版画
軽くてかさばらないポストカードや小さな版画はばらまきにも個別のプレゼントにも向いています。アーティストのサインや制作背景が分かると価値が伝わりやすくなります。
買う前に知っておきたい持ち帰りの注意点
購入後にトラブルにならないよう、国際持ち帰りに関する基本ルールと空港での対応を確認しておきましょう。
食品や植物の検疫と入国制限
肉製品や乳製品、生の果物や野菜は持ち帰りが制限されることが多く、国や地域ごとの検疫規定を必ず確認してください。違反すると没収や罰金の対象になる場合があります。加工度の高い缶詰や密封された加工食品は比較的許可されることが多いですが、念のため入国前に調べておくと安心です。
酒類の免税枠と数量の確認
各国の免税枠を確認しておき、超えそうな場合は事前に申告や送料の手配を検討してください。空港免税店で購入したものは搭乗前に受け取る手続きが必要なケースもあるため、出発時間に余裕を持って行動しましょう。
液体やジェルの機内持ち込みルール
機内持ち込みの液体は容器1つあたり100ml以下、全てまとめて1リットルのジッパー袋に入れる規定が一般的です。瓶やスプレー類は預け荷物に入れるか、100ml以下の小分け容器を使ってください。
梱包とスーツケースの重量対策
壊れ物は衣類やタオルで包んでからスーツケースの中心に入れると衝撃に強くなります。重量オーバーを避けるために帰国前に小型のデジタルスーツケーススケールを使って確認すると安心です。オーバーした場合は空港で超過料金が発生します。
国際配送と関税の基本的な流れ
大きなものや重い物は配送サービスを利用して自宅へ送る選択肢があります。配送料や関税が発生する場合があるため、配送業者に見積もりを取り、関税の目安を確認してから手配してください。
レシートと購入証明の保存方法
免税手続きや関税申告の際にはレシートや購入証明が必要になることがあります。スマホで写真を撮って保存し、物と一緒に保管しておくと手続きがスムーズです。
帰国前に買うと喜ばれるカナダ土産
旅のラストに買うと喜ばれる定番&ちょっと珍しい品を用途別にまとめました。用途や相手の好みを考えて選んでください。
- 家族向け:小分けのメープル菓子セットや個包装スナック。消費しやすく好評です。
- 友人向け:地元クラフトビールや限定フレーバーのチョコ。話題作りになります。
- 職場向け:小さな箱入りチョコやミニソースセット。配りやすいサイズが便利です。
- 自分用:ルーツやアークテリクスなど長く使えるアパレル。旅行の思い出と実用性が両立します。
- 特別な贈り物:先住民の工芸品やアイスワイン。渡す相手に合わせた演出ができます。
買うタイミングは出発前の最後の市内散策か空港の免税店が便利です。荷物量と重量を考えつつ、お気に入りを見つけて楽しい思い出とともに持ち帰ってください。
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