箱根と熱海のどっちが良い?目的別の温泉選びや魅力を比較!

東京から気軽に行ける温泉地として、常に人気を二分するのが箱根と熱海です。どちらも素晴らしい場所ですが、山の景色を楽しむか、海の開放感を味わうかによって旅の満足度は大きく変わります。あなたにぴったりの行き先を見つけるために、それぞれの魅力を詳しく比較していきましょう。

目次

箱根と熱海はどっちが合う?旅の目的別に選びやすくする比較

箱根は山々に囲まれた静かな美術館巡りや乗り物体験が魅力で、熱海は海を望む開放感と活気ある温泉街が特徴です。まずは、温泉の質や街全体の雰囲気、そしてアクセス面から、それぞれの旅先がどのような過ごし方に適しているのかを具体的に整理して解説します。

温泉の雰囲気と街の過ごし方の違い

箱根は「箱根十七湯」と呼ばれるほど温泉の種類が豊富で、エリアごとに泉質が異なるのが特徴です。山あいに佇む隠れ家のような宿が多く、静かにゆったりとお湯を楽しみたい方に適しています。街全体の雰囲気としては、洗練された美術館や洒落たカフェが多く、落ち着いた大人の休日を過ごすのにぴったりの場所と言えます。

対する熱海は、かつての新婚旅行の聖地としてのレトロな魅力と、近年オープンしたモダンなスイーツ店などが融合した活気ある温泉街です。海のすぐ近くに宿が並び、潮風を感じながら温泉に浸かることができます。街歩きでは駅前の商店街で食べ歩きを楽しんだり、活気ある港町ならではの賑わいを感じたりと、明るくアクティブな過ごし方が主流となります。

景色の強み(山・湖)と(海・港町)の違い

箱根の景色の主役は、雄大な山々と芦ノ湖、そして天気が良ければ姿を見せてくれる富士山です。四季折々の変化が美しく、春の桜、夏の緑、秋のススキや紅葉、冬の雪景色と、いつ訪れても自然の豊かさを感じられます。特に山の上から見下ろす芦ノ湖の青さは、山岳リゾートならではの特別な美しさを持っています。

熱海は何といっても「海」の景色が最大の強みです。相模湾に面したすり鉢状の地形のため、多くの宿の客室から地平線まで続く海を眺めることができます。夜になると、海岸線に沿って並ぶ街の灯りがきらきらと輝き、まるで地中海の高級リゾートのような夜景を楽しめるのも熱海ならではの魅力です。山に包まれる安心感か、海へ広がる開放感か、直感で惹かれる方を選んでみてください。

都内からのアクセスと移動ストレスの差

アクセス面で見ると、熱海は非常にスムーズです。東京駅から東海道新幹線を利用すれば、わずか約35分から50分ほどで到着します。駅を降りてすぐに賑やかな商店街があるため、移動のストレスが非常に少ないのがメリットです。都内から「思い立ったらすぐ海へ」という気軽さを求めるなら、熱海に軍配が上がります。

箱根は新宿から「小田急ロマンスカー」で箱根湯本まで約85分かかります。箱根の面白さは、箱根湯本からさらに登山電車、ケーブルカー、ロープウェイと乗り継いで観光スポットを巡る「移動そのものの楽しさ」にあります。目的地へ早く着きたいなら熱海、乗り物に乗って景色が移り変わる旅情を楽しみたいなら箱根を選ぶのが、ストレスなく旅を楽しむコツです。

日帰り・1泊2日で満足しやすいのはどっちか

日帰り旅行で満足度が高いのは熱海です。新幹線でサッと移動でき、駅周辺に温泉施設やグルメスポットが集中しているため、短時間でも十分に旅行気分を味わえます。午後に到着して海辺を散歩し、温泉に入って夕食に海鮮を食べて帰るというプランも、熱海なら無理なく実現可能です。

1泊2日の旅なら、箱根がおすすめです。箱根は観光スポットが広範囲に点在しているため、一日で全てを回るのは少し慌ただしくなります。初日に芦ノ湖方面を観光し、二日目に美術館や強羅エリアを巡るといった余裕のあるスケジュールを組むことで、箱根らしい優雅な時間を満喫できます。宿泊することで、エリアごとに異なる温泉の入り比べができるのも宿泊旅行ならではの醍醐味です。

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箱根と熱海のおすすめスポット・お得チケットで旅が決まる

目的地が決まったら、次は具体的なプラン作りです。箱根には移動がお得になる魔法のチケットがあり、熱海には季節を問わず楽しめるイベントや絶景美術館があります。それぞれの街を代表する人気スポットと、賢く旅するための情報を表形式でまとめました。

箱根フリーパス|乗り物移動をまとめて楽しむ

箱根を巡るなら欠かせないのが、主要な8つの乗り物が乗り降り自由になるお得なきっぷです。

項目内容
名称箱根フリーパス
対象の乗り物箱根登山電車、箱根登山バス、箱根ロープウェイ、箱根海賊船など
メリット乗り物ごとの切符購入が不要になり、周辺施設の優待割引も受けられる
公式サイト箱根ナビ(箱根フリーパス詳細)

箱根ロープウェイ・大涌谷|迫力ある景色を体験する

火山の息吹を間近に感じられる大涌谷は、箱根観光のハイライトといえるスポットです。

項目内容
名称箱根ロープウェイ(大涌谷駅)
特徴空中散歩を楽しみながら、富士山と大涌谷の噴煙を一望できる
名物食べると寿命が延びると言われる「黒たまご」
公式サイト箱根ロープウェイ公式サイト

彫刻の森美術館|散策しながらアートに触れる

広大な屋外展示が特徴で、大人から子供までピクニック気分で楽しめる美術館です。

項目内容
名称彫刻の森美術館
特徴国内初の野外美術館。ピカソ館やステンドグラスの塔が人気
ポイント四季折々の自然と巨大なアート作品が融合した幻想的な空間
公式サイト彫刻の森美術館公式サイト

熱海海上花火大会|夜の予定が一気に華やぐ

夏だけでなく一年中開催されている、熱海の名物イベントです。音響効果も抜群です。

項目内容
名称熱海海上花火大会
特徴三面を山に囲まれた地形で、花火の音が体に響く大迫力
開催頻度年間を通して定期的に開催(主に週末や祝日)
公式サイトあたみニュース(熱海市観光協会)

MOA美術館|景色と名品をゆっくり味わう

高台に位置し、美術品とともに相模湾の絶景を楽しめる「海の見える美術館」です。

項目内容
名称MOA美術館
特徴尾形光琳の「紅白梅図屏風」などの国宝を所蔵
ポイント万華鏡の巨大天井や、館内からのオーシャンビューが圧巻
公式サイトMOA美術館公式サイト

熱海サンビーチ周辺|海沿い散歩と温泉街をつなぐ

熱海のシンボル的なビーチです。夜には日本初の砂浜ライトアップも実施されます。

項目内容
名称熱海サンビーチ
特徴白い砂浜と青い海が広がるリゾート感あふれるビーチ
楽しみ方海辺の遊歩道を歩き、夜は幻想的なライトアップを楽しむ
公式サイト熱海市公式サイト(サンビーチ)

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旅のタイプ別に決める「箱根向き・熱海向き」

人によって旅に求めるものは違いますよね。観光スポットをたくさん巡りたいのか、それともただ何もしない贅沢を味わいたいのか。あなたの現在の気分や旅のメンバーに合わせて、どちらがより楽しめるかの判断基準を分かりやすく整理しました。

しっかり観光を詰め込みたい人は箱根寄り

「せっかく旅行に行くなら、いろいろな場所を見て回りたい」という方には、箱根が最適です。箱根には海賊船、大涌谷、いくつもの美術館、そして箱根神社と、見どころが凝縮されています。特に乗り物自体がアトラクションのような楽しさを持っているため、移動中も退屈することがありません。

観光ルートも確立されており、ゴールデンコースと呼ばれる「箱根湯本~強羅~大涌谷~芦ノ湖~箱根町」を一周するプランは、達成感も抜群です。自分たちで計画を立てて、スタンプラリーのようにスポットを制覇していく楽しみを味わいたいアクティブ派なら、間違いなく箱根で満足できるはずです。

のんびり海を見て癒されたい人は熱海寄り

「日頃の疲れを癒したい、ただぼーっとしたい」という時には、熱海が一番です。熱海の魅力は、複雑な移動をしなくても海という圧倒的な癒やしがすぐそこにあることです。駅前で美味しい干物定食やスイーツを楽しみ、あとは宿の露天風呂から水平線を眺めるだけで、心がふんわり軽くなります。

朝、波の音で目覚める贅沢は熱海ならではの特権です。また、熱海は街がコンパクトにまとまっているため、歩いて移動できる範囲に魅力的なお店が集まっています。分刻みのスケジュールに縛られず、自分のペースで気の向くままに海沿いを歩いたり、お洒落なカフェに寄ったりする自由な旅を楽しみたい方には熱海が向いています。

カップル・家族・ひとり旅での相性

カップルでの旅行なら、箱根の落ち着いた宿やフォトジェニックな美術館巡りがロマンチックでおすすめです。特に彫刻の森美術館や星の王子さまミュージアム跡地周辺などは、二人の思い出に残る写真がたくさん撮れます。

お子様連れの家族旅行なら、熱海が過ごしやすいかもしれません。海での砂遊びや遊覧船への乗船、そして花火大会など、子供が直感的に楽しめる要素が多いからです。また、移動距離が短いことも、小さなお子様がいるご家庭には嬉しいポイントです。

ひとり旅なら、どちらも魅力的ですが、自分の趣味に没頭したいなら箱根(美術館巡り)、とにかくリセットしたいなら熱海(海辺の散策)という基準で選んでみてください。最近はどちらのエリアも「おひとり様歓迎」の宿が増えているため、安心して気ままな一人時間を楽しめます。

雨の日でも楽しみやすいプランの作り方

せっかくの旅行が雨予報でも、箱根と熱海ならガッカリする必要はありません。箱根は「屋内の美術館」の宝庫です。ポーラ美術館や箱根ラリック美術館、岡田美術館など、一日中建物の中でアートに浸れる場所がいくつもあります。雨に濡れる紫陽花や木々の緑も、箱根らしい情緒を深めてくれます。

熱海の場合は、日本最大級の万華鏡があるMOA美術館へ行くか、駅前の「平和通り商店街」「仲見世商店街」での食べ歩きがおすすめです。アーケードがあるため、雨に濡れずにお土産探しやグルメを楽しめます。また、熱海には「オーシャンスパ Fuua(フーア)」のような大型の日帰り温泉施設もあり、一日中屋内で海を眺めながらリラックスして過ごすことも可能です。

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箱根と熱海のどっちが良いかは「目的」と「過ごし方」で決まる

箱根と熱海、どちらも魅力溢れる温泉地ですが、こうして比較してみるとそれぞれの個性がはっきり見えてきます。山の静寂とアート、多様な乗り物を楽しみたいなら箱根へ。海の開放感と活気ある温泉街、そして手軽な移動を求めるなら熱海へ。今のあなたが「山を見たいか、海を見たいか」という直感に従って選ぶのが、最高の旅にする一番の近道です。どちらを選んでも、素晴らしい温泉と美味しい食事があなたを待っています。素敵な旅行を楽しんできてくださいね。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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