旅行に出る前、手荷物が7キロまでというルールにドキドキすることありますよね。ここでは実際に何がどれだけ入るか、航空会社ごとの違いや空港での対応、パッキングのコツまで、写真がなくてもイメージしやすい具体的な説明でまとめました。身軽に移動して旅を楽しめるよう、役立つ情報だけを厳選してお伝えします。
手荷物を7キロにしたらどれくらい入るか写真で分かる
身軽な旅に適した7キロの手荷物は、荷造り前の不安が減ります。ここでは荷物の見た目と大体の重さ感をつかめるように、具体的なアイテムと配置例を紹介します。写真がなくても想像しやすいように、アイテムごとの重さ目安と収納のコツを説明します。
身近な物で7キロをイメージする
まず日常の身近な物で7キロをイメージしましょう。ペットボトル(500ml)は約0.5kgなので、500mlペットボトル14本分が7kgです。ノートパソコン(13インチ)はだいたい1.1〜1.4kg、ビジネス書1冊は約0.5kg、スニーカー片方は約0.3〜0.4kgです。
これを組み合わせると、ノートパソコン1台(1.2kg)+スニーカー1足(0.8kg)+ペットボトル2本(1.0kg)+薄手の上着(0.5kg)+着替え数枚(合計2.0kg)でおよそ6.5kgになります。重さの感覚をつかむには、家の体重計に普段持つバッグを載せてみるのが手っ取り早いです。数値を見ながら、どのアイテムが重いか把握すると調整しやすくなります。
また、似た重さの組み合わせを何通りか作っておくと、出発直前に慌てずに入れ替えできます。コンパクトサイズのものを選ぶと見た目にも余裕が生まれ、空港で測られたときの精神的な安心感にもつながります。
服だけなら何着分になるかの実例
服の重さは素材とサイズで大きく変わります。一般的な目安は、薄手Tシャツが約120〜180g、シャツが約150〜250g、ジーンズが約500〜800g、薄手ワンピースが約200〜400gです。
これをもとにすると、薄手Tシャツだけだと7kgで30枚近く入る計算になりますが、現実的には旅行で着替え以外の物も必要です。例えば1泊分ならTシャツ2枚(約300g)+下着2セット(約150g)+薄手パンツ1本(約300g)+薄手上着(約300g)=およそ1.05kgです。3泊ならこの倍で2.1kg程度となります。
重くなりがちなデニムや厚手ジャケットは1着で500g以上になるため、旅行中の着回しを考えてボトムは1本、上はレイヤーで調整するとよいでしょう。薄手で速乾性のある素材を選ぶと洗濯して使い回せるので枚数を減らせます。
スーツケース本体の重さは含まれるか
手荷物7キロのルールは通常、機内持ち込み可能な荷物(キャリーやバックパック)の総重量を指します。スーツケース本体の重さも含まれるため、軽量タイプを選ぶと中に入れられる荷物の容量が増えます。
例えば、軽量キャリーが約2.5kg、本体重めのタイプが約4kgだと中に入れられる余裕はそれだけ違います。7kg枠で軽量キャリー(2.5kg)を使うと中身は4.5kgまでですが、重めのキャリーだと中身は3kgしか入りません。機種ごとの重量は購入前に確認し、可能なら1.5〜2.5kg台のモデルを選ぶと安心です。
また、外ポケットやキャスター周りに予想外の重さがかかることがあるので、実際に荷物を入れて家の体重計で測り、余裕を持ったパッキングを心がけてください。
着て移動して重さを減らすコツ
移動日には重い物を身につけて機内の手荷物を軽くするのが効果的です。厚手の上着やブーツ、重たい本やガイドブックは着用して移動するとカウントされません。ジャケットの内ポケットにパスポートや財布を入れておくとバッグ内が空きます。
ただし、TSAや手荷物検査で上着の脱ぎ着を求められる場合があるので、着脱しやすい服を選ぶと便利です。機内での寒さ対策には薄手のダウンやストールを巻いておくとコンパクトで済みます。
身につけて移動するものの重さは体にかかるため疲れやすくなります。長時間歩く移動があるかどうかを考えて、重さを分散する装備(ウエストバッグやショルダーバッグ)を活用すると負担が軽くなります。
1泊から3泊の中身写真で見る目安
1泊:薄手Tシャツ1〜2枚、下着1セット、薄手パンツ1本、洗面小物(トラベルサイズ)、モバイル充電器。合計は約1.0〜1.5kgになることが多いです。着替えを圧縮袋でまとめるとスペースが浮きます。
2泊:上記にTシャツ追加1枚、下着追加1セット、軽いトップス1枚で約1.6〜2.2kg。スニーカーや日用品を加えると2.5kg前後になります。
3泊:薄手のボトム1本を共有して、トップスを3枚程度に抑えると2.5〜3.5kg程度で収まることが多いです。洗濯を視野に入れると持ち物はさらに減らせます。
入れ方は重い物を底に、頻繁に出すものは上に置くのがコツです。バッグの外ポケットはペットボトルや搭乗券などすぐ取り出す物に使い、中身は圧縮して固めると見た目にも余裕が出ます。
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航空会社ごとの7キロルールとチェックポイント
航空会社ごとに手荷物ルールが異なるため、搭乗前に確認しておくと安心です。ここでは国内主要会社とLCCの違いや、カウンターでの測り方、予約時に手荷物を増やす方法までまとめます。出発前に簡単に確認できるチェックリストも紹介します。
国内線とLCCでは何が変わるか
国内線(大手)は機内持ち込みのサイズと重量の基準を比較的緩やかに設定していることが多く、機内持ち込み+身の回り品の組み合わせで合計にする場合が多いです。一方、LCCは料金を抑える代わりに手荷物の無料枠が小さめで、重量超過に厳しい運用をすることが多いです。
例えば大手は機内持ち込み10kgを許容するケースもありますが、LCCは7kgや5kgと定めている場合があります。LCCはサイズ制限も厳しく、バッグの縦横高さの合計をチェックする会社もあるため、事前にサイズを測っておくと安心です。
搭乗券や追加手荷物のオプションはオンラインで購入した方が安いことが多いので、予約時に確認し、必要なら早めに手配しましょう。
ピーチの7キロ枠と注意点
ピーチ(Peach)は機内持ち込みに関してサイズと重量の両方を厳密にチェックすることで知られています。手荷物の無料許容量は通常7kgまでで、これにはキャリーケースの重量も含まれます。
注意点として、ピーチは機内持ち込みサイズの違反に対しても厳しく、搭乗口での計測や箱測りが行われることがあります。オンラインで追加手荷物を購入すると割安になる場合が多いので、出発前に重量が怪しいと感じたらオプションを検討してください。
ピーチ利用時はバッグの重さがぎりぎりにならないように、出発前に家庭用はかりでチェックしておくと安心です。
ジェットスターの無料枠と追加購入
ジェットスターは路線や運賃タイプによって機内持ち込みの許容量が変わることがあります。基本の無料枠は7kg程度ですが、プロモ運賃や大型機材の路線で差が出ることもあります。
追加手荷物はオンラインで購入することで空港カウンターより安く済むケースが多いです。ウェブチェックイン時に手荷物オプションが表示されるので、そのタイミングで買うと割引が効くことがあります。なお、機内持ち込みのサイズ制限も合わせて確認してください。
各社が手荷物をどう測るかの違い
航空会社によって測り方が異なります。主に「重量のみ」「重量+サイズ」「重量+個数(サブバッグ含む)」などのパターンがあります。計測はカウンターや搭乗口で行われ、キャリーは台に載せて測る、サイズボックスに入れて確認するなど方法はさまざまです。
測定で引っかかりやすいのは、身の回り品と手荷物をどう扱うかの解釈です。例えば「身の回り品は別枠」とする会社もあるので、ウェブサイトのQ&A欄をよく読んでおくと混乱を避けられます。
予約時に手荷物を増やす方法
予約時や購入後にオンラインで手荷物オプションを追加できます。航空会社のマイページや予約確認メールから手続きするのが一般的で、空港で当日購入するより料金が安くなることが多いです。
支払い前に搭乗便の運賃クラスを確認し、オプションの割引期限や購入できる上限を確認してください。旅行日程が決まったら早めに追加購入しておくと、出発当日の手間とコストを節約できます。
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7キロに収めるためのパッキング術と軽量アイテム選び
7キロルールを守りつつ快適に旅するためには、アイテム選びとパッキングの工夫が役立ちます。ここでは持ち物チェックリスト、圧縮の方法、電子機器の選び方、衣類の選び方、液体の扱いまで、すぐに取り入れられるテクニックを紹介します。
持ち物を最小限にするチェックリスト
荷物を減らすために優先順位をつけましょう。必須アイテムはパスポート・財布・スマホ・充電器・下着・1セットの着替え・薬・洗面用品です。これらを基準に、あとは現地で手に入れられるかを考えて取捨選択します。
チェックリスト例:
- 身分証類・チケット類
- スマホ+ケーブル
- 下着1〜3セット
- 着替え(上着は重ね着で対応)
- ミニ洗面セット(固形石鹸や小分けボトル)
- 常備薬と絆創膏
持ち物はポーチで分け、出し入れしやすくしておくと空港チェックや宿での整理が楽になります。
圧縮袋と小分けでスペースを節約
圧縮袋はかさばる衣類をコンパクトにできますが、重さは変わらない点に注意してください。衣類は種類ごとに小分けしておくと、必要なものだけ取り出せて無駄に広げずに済みます。
圧縮はトップスや下着に向きます。厚手のコートやブーツは圧縮しても限界があるため、着用して運ぶのが賢明です。小さなジッパーポーチを使うと細かい物が散らばらず、バッグの厚みも均一になります。
電子機器の重さを減らすコツ
荷物の中で重さを占めやすいのが電子機器です。ノートPCの代わりにタブレットやスマホで代用できるならそちらを選ぶと軽くなります。充電器は複数持たず、USBハブやモバイルバッテリー1つで済ませると良いでしょう。
モバイルバッテリーは容量に注意し、航空会社の規定(通常100Wh以下など)を確認してください。ケーブルは短めで断線しにくいものを1本だけ携帯するとバッグの中がすっきりします。
衣類のたたみ方と素材選び
衣類はロール式たたみがスペース効率が良く皺もつきにくいです。薄手で速乾性のある化繊素材やウール混は軽く保温性もあるので旅行に向いています。コットンは重くかさ張りやすいので着回しに留めると良いでしょう。
上下の色を揃えて組み合わせしやすくすると服の枚数を減らせます。1〜2着のボトムスに3〜4着のトップスを合わせることで日数分の着回しが可能です。
化粧品と液体をスマートに収納する
液体は国際線だと100ml以下の容器を透明ジッパー袋に入れるルールがあります。トラベルサイズの容器や固形タイプ(固形シャンプー、固形洗顔)に替えると液体の制約を避けられます。
化粧品は多機能のもの(BBクリーム+日焼け止め、リップ兼チーク)を選ぶと数を減らせます。詰め替え用の小さな容器に必要分だけ入れて持つと軽くなり、スペースも節約できます。
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実例で比べる7キロの中身と測り方
ここでは出発前に家でできる測り方や、具体的な荷物リストと合計重さの例を示します。バックパックとキャリーでの入り方の違いや誤差を減らす測定方法までカバーします。出発前の最終チェックに役立ちます。
1泊出張の中身例と重さ合計
1泊出張の例:
- 薄手ジャケット(着用で移動)
- Tシャツ1枚(150g)
- 下着1セット(約70g)
- 折りたたみシューズ(軽量、約300g)
- 洗面ミニセット(約150g)
- モバイルバッテリー+ケーブル(約350g)
- 書類・ノート(約200g)
合計はおおよそ1.2〜1.6kg。キャリー本体が2.0kgなら合計で3.2〜3.6kgになり、7kgの制限内に余裕を持って収まります。出発前に家のはかりで測っておくと安心です。
3泊旅行の中身例と入れ替えポイント
3泊旅行の例:
- 上着(着用)
- トップス3枚(約600g)
- 下着3セット(約210g)
- 軽量パンツ1本(約300g)
- スニーカー(約800g)
- 洗面・化粧品(約300g)
- 電子機器(タブレット+充電器で約600g)
合計は約2.8〜3.0kg。キャリー本体が2.0kgなら合計で5.0〜5.2kgになり余裕があります。入れ替えポイントは靴と上着の選択で、重いスニーカーを履くかバッグに入れるかで差が出ます。
バックパックとキャリーでの入れ方の違い
バックパックは形が柔らかく詰めやすい反面、重心が背中にかかるため重さを感じやすくなります。キャリーは重さを引くため長距離移動で楽ですが、機内の収納棚やサイズ制約に注意が必要です。
バックパックは重い物を背中側に寄せて詰め、キャリーは底に重い物、上に軽い物を置くとバランスが良くなります。どちらにするかは移動手段(電車移動が多いか、徒歩移動が多いか)で決めると良いでしょう。
家で使う体重計と携帯秤の使い方
家の体重計でバッグの重さを測る簡単な方法は、まず自分の体重を量り、その後バッグを持って同じ体重計に載ります。差がバッグの重さになります。携帯秤(ハンディスケール)は手荷物に取り付けて測るので正確で持ち運びも便利です。
携帯秤はフックにバッグをかけるだけで測れるため、空港での不安を減らせます。誤差が出やすいので、複数回測定して平均を取ると精度が上がります。
測定を繰り返して誤差を減らす方法
測定誤差を減らすには同じ条件で何度か測るのが有効です。家の体重計は位置や角度で誤差が出やすいので、平らな床で同じ方法を繰り返してください。携帯秤はフックの位置やバッグの持ち方で変わることがあるため、毎回同じ持ち方で測ります。
また、荷物を詰めた後に数回に分けて測り、必要なら中身を入れ替えて総重量を調整します。出発直前にもう一度測ると空港での慌てを防げます。
空港で測られた時の対処と超過の対応
空港で手荷物が測られて超過した場合の対応方法や、カウンターでのやり取り例、追加料金の相場、グループでの荷物分配のコツなどを紹介します。冷静に対応すれば時間と費用の節約につながります。
チェックインカウンターでの測定例
チェックインカウンターではスタッフが台秤でバッグを測ります。ここで超過があればその場で通知され、預け入れに切り替えるか追加料金の支払いを求められることがあります。計測は比較的短時間で行われるため、スタッフの指示に従ってスムーズに対応しましょう。
カウンターで計測された重さが確定値となることが多いので、事前に家で測定しておくと安心です。測定時はポケットに物が残っていないかも確認されることがあります。
重量オーバー時のその場でできる調整
超過が発覚したらまずバッグの中身を減らす試みができます。必要であれば、空港ロビーで靴を履き替えたり、上着を着て重量を分散させるといった調整が可能です。免税品や空港売店で買った物を一時的に預ける選択肢もあります。
また、同行者と荷物を分けられる場合は近くの人に一部を預ける方法もあります。急いで整理する際は小物を外ポケットに移す、靴を履くなど素早くできる手段を優先してください。
預け入れに切り替える時の費用目安
預け入れに切り替える際の料金は航空会社と路線で大きく異なります。短距離の国内線だと1,000〜3,000円程度から、国際線やLCCだと5,000円以上かかることもあります。オンラインで事前購入すると割安になることが多いので、余裕があれば出発前に手続きを済ませると節約になります。
繁忙期や満席時は追加料金が高くなる傾向があるため、早めの対応が望ましいです。
グループで荷物を分ける方法
同行者がいる場合は荷物をバランスよく分けると超過料金を避けられます。重いもの(洗面具や予備の靴、電子機器)を一人がまとめて持つより、数人で分散するほうが効果的です。
分ける際は各自の手荷物枠を把握しておき、誰が何を持つかを事前に決めておくと空港でのやり取りがスムーズになります。
追加購入で乗るときの注意点
追加手荷物を購入する場合、購入画面で規約や返金不可の条件をよく読み、キャンセルや変更のルールも確認してください。空港で購入すると高くなる場合が多いので、オンラインで事前に手配するのがおすすめです。
また、追加購入後でも計測で超過があれば再度支払いが発生することがあるため、購入した枠内に収まるよう念入りに測定しておきましょう。
旅行前に確認すれば7キロで快適に行ける
最後に出発前のチェックリストをまとめます。手荷物の重量とサイズ、航空会社のルール、着て行くもの、家での簡易測定、追加手荷物のオプション確認を済ませておけば、大抵のトラブルは避けられます。余裕を持った荷造りで旅をもっと楽しんでください。
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