ヒースロー空港からロンドン市内への行き方は?安くて速い移動手段7選

ロンドン・ヒースロー空港に降り立ったら、いよいよ待ちに待ったイギリス旅の始まりです。広大な空港からロンドン市内への移動は、速さ、安さ、快適さなど、何を優先するかで最適なルートが変わります。あなたにぴったりの移動手段を一緒に見つけていきましょう。

目次

ヒースロー空港からロンドン市内へ行く最短ルートはこれ

空港から市内中心部までは約25kmから30kmほど離れています。移動手段は主に列車、地下鉄、バス、タクシーの4種類がありますが、それぞれ所要時間や料金が大きく異なります。まずは、旅のスタイルに合わせた「最短・最適」な選び方のポイントを整理してお伝えします。

最速で着きたい人の選び方

とにかく一刻も早くホテルにチェックインしたい、あるいは会議や予約があるという方には「ヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)」が唯一無二の選択肢です。空港のターミナルからロンドン西部の主要ターミナル駅であるパディントン(Paddington)駅まで、ノンストップでわずか15分から20分で結んでいます。

他の公共交通機関が数十分かかるなか、この速さは圧倒的です。15分間隔で運行されているため、待ち時間も少なく非常にスムーズです。ただし、パディントン駅から先の目的地(ピカデリー・サーカスやシティ方面など)へは、さらに地下鉄やタクシーに乗り換える必要があるため、最終目的地までのトータル時間を考えて利用するのが賢明です。

できるだけ安く行きたい人の選び方

予算を抑えて、その分をロンドンでの食事や観光に回したい方には、ロンドン地下鉄(Tube)の「ピカデリー線(Piccadilly Line)」がおすすめです。所要時間は中心部まで約50分から1時間と長めですが、料金は最も安く済みます。

さらに、近年開通した「エリザベス線(Elizabeth line)」も、地下鉄よりは高いものの、後述する特急列車よりは安く、かつ地下鉄よりも速くて快適なため、非常にバランスの良い「コスパ最強」のルートとして定着しています。安さだけを求めるなら地下鉄、少しプラスして快適さを取るならエリザベス線、という使い分けが現在のロンドン移動のスタンダードになっています。

荷物が多い人のラクな選び方

大きなスーツケースを抱えて、階段の多い地下鉄の駅を移動するのは想像以上に大変です。快適さを最優先するなら、やはりタクシーや「Uber」などの配車アプリが一番です。空港からホテルの玄関まで直接送り届けてくれるため、重い荷物を持ち運ぶ必要がありません。

また、列車を利用する場合でも「エリザベス線」は最新のバリアフリー設計になっており、車両とホームの段差が少なく、エレベーターも完備されています。地下鉄ピカデリー線は、中心部の古い駅だとエレベーターがない「階段のみ」の出口も多いため、大きな荷物がある場合は避けるか、事前に駅のバリアフリー状況を確認しておくことを強くおすすめします。

深夜・早朝の移動で困らないコツ

飛行機の到着が深夜になったり、出発が早朝だったりする場合、列車や地下鉄の運行時間に注意が必要です。地下鉄や列車は深夜0時頃に終了してしまいますが、金曜日と土曜日の夜に限っては「ナイト・チューブ(Night Tube)」としてピカデリー線などが24時間運行しています。

それ以外の曜日の深夜は、「ナイトバス(N9番)」が空港と市内を結んでいます。バスは安価ですが、時間がかかるため注意が必要です。もし時間が合わない場合や、深夜に不慣れな街を歩くのが不安な場合は、迷わず配車アプリやタクシーを利用しましょう。事前予約ができる空港送迎サービスを頼んでおくと、長旅の疲れがあるなかでも安心してホテルまで移動できます。

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ヒースロー空港→ロンドン市内の移動手段おすすめ7選

ロンドン市内へのアクセスに利用できる主要な7つの移動手段を詳しくご紹介します。

Heathrow Express(パディントンまで速い)

ロンドン市内へ最も早く到着できる専用特急列車です。

項目内容
所要時間約15分(パディントン駅まで)
特徴全席Wi-Fi・電源完備。早めにオンライン予約すると割引あり
公式サイトHeathrow Express

Elizabeth line(乗り換え少なめで便利)

2022年に全線開通した最新の鉄道路線。パディントン経由でトッテナム・コート・ロードやリバプール・ストリートまで直通します。

項目内容
所要時間約30分〜45分(ロンドン中心部まで)
特徴車内が広く清潔でバリアフリー。地下鉄と特急の中間的な存在
公式サイトTransport for London (Elizabeth line)

地下鉄 Piccadilly line(コスパ重視)

ロンドン市民の足。ヒースローの全ターミナルに駅があり、本数も非常に多いです。

項目内容
所要時間約50分〜60分(ロンドン中心部まで)
特徴運賃が最も安い。ただし通勤時間帯は非常に混雑する
公式サイトTransport for London (Tube)

National Express(コーチで座って移動)

大型の長距離バス(コーチ)で、ヴィクトリア・コーチ・ステーションまで結びます。

項目内容
所要時間約50分〜90分(交通状況による)
特徴必ず座れる。荷物はバスの床下に預けられるので楽
公式サイトNational Express

路線バス(短距離や節約に)

空港周辺のホテルへ移動する場合や、特定のエリアへ向かう際に利用します。

項目内容
所要時間行き先により異なる
特徴支払いはタッチ決済のみ。ロンドン市内中心部までは時間がかかりすぎるため不向き
備考空港近隣のホテル巡回バス「Hotel Hoppa」も便利です

タクシー/配車アプリ(ドアツードア)

ロンドン名物のブラックキャブ(タクシー)や、Uber、Boltなどのアプリを利用します。

項目内容
所要時間約45分〜80分(渋滞に左右される)
特徴複数人なら割安になることも。重い荷物がある場合に最適
備考ブラックキャブは乗り場から、配車アプリは指定の駐車場から乗車します

送迎・空港送迎サービス(家族旅行向き)

日本語対応や、事前に料金が確定しているプライベート送迎です。

項目内容
所要時間約45分〜80分
特徴到着ロビーで名前を書いたボードを持って待っていてくれる安心感
おすすめ初めてのロンドンや、小さなお子様・高齢者がいる場合

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迷子とムダ払いを防ぐコツ

ロンドンの交通システムは非常に効率的ですが、初めての方には少し複雑に感じることもあります。無駄な時間と出費を抑えるための、実践的なアドバイスをお伝えします。

ターミナル別の乗り場を先に確認する

ヒースロー空港には現在、第2、第3、第4、第5の4つのターミナルがあります。到着するターミナルによって、鉄道の駅への距離やバス乗り場の位置が異なります。第2と第3は隣接しており「ヒースロー・セントラル駅」を共有していますが、第4と第5はそれぞれ独立した駅を持っています。

自分が到着するターミナルから、どの移動手段の乗り場が近いかを事前に空港マップで確認しておきましょう。また、ターミナル間を移動する無料の列車やバスもありますが、乗り間違えると時間をロスするため、案内表示(Wayfinding)をよく見て進むのがコツです。

オイスター・タッチ決済の使い分け

ロンドンの公共交通機関では、現金の受け付けはありません。以前はICカード「オイスターカード(Oyster card)」を購入するのが一般的でしたが、現在は日本で使っているタッチ決済対応のクレジットカード(VisaやMastercardなど)や、Apple Pay、Google Payがそのまま使えます。

これを「コンタクトレス決済」と呼びますが、運賃はオイスターカードと同額で、発行手数料もかからないため、短期旅行ならタッチ決済が最も便利でお得です。ただし、スマホの充電が切れると改札を出られなくなるため注意してください。長期間滞在し、各種割引を受けたい場合のみオイスターカードの購入を検討しましょう。

料金と所要時間の目安をつかむ

ヒースロー・エクスプレスは片道25ポンド程度(早割なら5.50ポンド〜)ですが、地下鉄なら5.60ポンド(ピーク時)程度で済みます。この料金差と、到着時間の差を天秤にかけて選びましょう。

また、タクシーを利用する場合は渋滞(特に平日の朝夕)に巻き込まれると、100ポンドを超えることも珍しくありません。時間はかかりますが、料金が一定な鉄道や地下鉄の方が、スケジュールを立てやすいというメリットがあります。初めてのロンドンであれば、まずはエリザベス線を利用するのが、速さと安さと安心感のバランスが取れていておすすめです。

ストや運休時の代替プランを用意する

イギリスでは鉄道や地下鉄のストライキ(Strike)が時々発生します。ストライキの日や、大規模なメンテナンスによる運休日は、特定の路線が完全に止まってしまうことがあります。

旅行前に必ず「Transport for London (TfL)」の公式サイトやアプリで運行状況を確認しておきましょう。もし鉄道が止まっている場合は、ナショナル・エクスプレスのコーチ(バス)やタクシーが非常に混雑します。代替手段を一つ決めておき、万が一の際にも慌てずに行動できるようにしておくと、旅のストレスがぐっと減りますよ。

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ヒースロー空港からロンドン市内は「時間×予算×荷物」で決めればOK

ロンドン市内へのアクセスは、どれが一番良いという正解はなく、その時のあなたの状況に合わせて選ぶのが一番です。パディントン周辺のホテルなら最速の特急、中心部のどこへ行くにも便利なエリザベス線、そして節約重視なら地下鉄と、選択肢は豊富にあります。

重い荷物があるなら、少し予算をかけてもタクシーや送迎サービスを利用することで、到着初日の疲れが全く違います。今回ご紹介したポイントを参考に、あなたにとって最も心地よいロンドン入りの方法を選んでくださいね。歴史と活気に満ちた素晴らしいロンドンの街を楽しんできてください!

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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