韓国・ホンデを遊び尽くす完全ガイド｜観光スポットからグルメ・夜遊び・カフェ情報まで

ソウルの若者文化の発信地、ホンデ（弘大）はカフェ・ライブ・屋台が集まるエリアです。初めての方でも歩きやすいルートやグルメ、ショッピング、夜遊びまで、現地で役に立つ具体的な情報を集めました。旅先でさっと確認できる実用的なガイドとしてお使いください。

韓国のホンデで楽しむ観光スポットガイド

ホンデは弘益大学を中心に広がるエリアで、音楽・アート・ファッションが融合しています。観光の拠点としても便利なので、まずは主要スポットと雰囲気を把握しましょう。

弘大入口駅からの主要アクセスルート

弘大入口（홍대입구）駅は2号線・空港鉄道A’REX・京義・中央線が乗り入れています。出口は6番・9番が観光に便利で、6番はカフェ街やフリーマーケット方面へ、9番は滞在ホテルやショッピングモールへ直結しています。仁川空港からは空港鉄道A’REXで直行でき、所要約50分です。

駅からの徒歩ルートは分かりやすく、路上案内や地図看板が多いのが利点です。迷ったときは駅のインフォメーションか、地元カフェのスタッフに聞くと親切に教えてくれます。深夜帯は地下鉄が終わるため、タクシー利用を検討してください。料金は深夜割増があるのでアプリで事前に目安を確認しておくと安心です。

弘益大学周辺の見どころ

弘益大学正門周辺はストリートアートとギャラリーが点在しています。大学通り沿いには若手アーティストの作品を扱う小さなギャラリーや、公演ポスターが貼られたライブスペースがあり、歩くだけで地元文化を感じられます。週末は大道芸やイベントも多く、気軽にアートに触れられます。

大学近くの「弘大前通り（ホンデストリート）」は古着屋やセレクトショップ、個性派のカフェが集中しています。ショッピングの合間にストリートフードを楽しめるため、短時間でも満喫できます。観光情報センターや案内所でイベントの開催日を確認すると、よりタイミング良く訪問できます。

延南洞（ヨンナムドン）のおすすめエリア

延南洞はホンデの北側にある静かなエリアで、落ち着いたカフェや個人経営のレストランが多いのが特徴です。住宅街に溶け込むようにおしゃれな店が点在しており、観光客が溢れる中心部よりゆったり過ごせます。

フォトスポットやインテリアショップ、ベーカリーも点在しているので、カフェホッピングや散策にぴったりです。夜は照明が綺麗な路地が多く、カップルや写真好きに人気です。地元の雰囲気を楽しみたいなら、平日の午後や早めの夜に訪れると落ち着いて回れます。

夜のクラブ・ライブハウス情報

ホンデはライブハウスとクラブが密集するエリアで、ジャンルはインディー・ロック・K-POPからEDMまで幅広いです。特に週末はイベントが多いため、事前にSNSや店舗サイトでスケジュールを確認してチケットを取るとスムーズです。

入場時は年齢確認のためパスポート提示が必要なことがあるため、常に身分証を携帯してください。ドレスコードがあるクラブもあるので、カジュアルすぎない服装を用意すると安心です。料金は公演により幅があり、無料のストリートパフォーマンスも夜遅くまで楽しめます。

フリーマーケットと路上パフォーマンス時間帯

ホンデのフリーマーケットは主に週末に開催され、開催時間は午前11時頃から夕方までが一般的です。出店内容はハンドメイド雑貨やアート作品、ヴィンテージ服などで、価格交渉が可能な場合もあります。人気の出店は早めに売り切れるため、午前中の訪問がおすすめです。

路上パフォーマンスは午後から夜にかけて活発になり、特に夕方18時〜22時がピークです。ギター弾き語りやダンス、マジックなどジャンルも多彩で、ライブ気分を気軽に味わえます。写真や動画撮影はマナーを守り、パフォーマーによっては撮影禁止の場合があるので、近づく前に確認しましょう。

韓国ホンデで絶対外せないグルメと屋台

ホンデはストリートフードから本格料理まで揃うグルメ天国です。手軽に試せる屋台メニューや、ランチや朝食に便利な店を紹介します。

人気の屋台フード5選と注文フレーズ

屋台でよく見かける代表的な5品と簡単な注文フレーズを紹介します。

• トッポッキ（떡볶이）: 辛めの餅料理。注文は「トッポッキ　ハナジュセヨ（떡볶이 하나 주세요）」。
• キムマリ（김말이）: 海苔巻き天ぷら。注文は「キムマリ　ジュセヨ（김말이 주세요）」。
• ホットク（호떡）: 甘いシロップ入りパンケーキ。注文は「ホットク　ハナジュセヨ（호떡 하나 주세요）」。
• チキン串（치킨꼬치）: 甘辛ソースの串揚げ。注文は「チキン　ハナジュセヨ（치킨 하나 주세요）」。
• ヌードル（라면/국수）: インスタント麺や冷麺など。注文はメニュー名＋「ジュセヨ」。

多くの屋台では日本語や英語が通じにくいこともあるため、メニューを指差して注文するのが確実です。屋台は現金対応が一般的ですが、最近はQR決済を導入する店もあります。

安くて美味しいランチスポット

ランチならビビンバやカルグクス（手打ち麺）、キンパ（韓国の海苔巻き）が手頃で満足感があります。ホンデエリアでは学生向けの食堂やチェーン店も多く、7000〜10000ウォン程度で定食が食べられます。

おすすめの探し方は路地に入った小さな店や大学周辺の食堂をチェックすることです。ランチタイムは12時〜14時に混雑するため、ピークを避けるなら11時30分か14時以降に行くと待ち時間が短くなります。テイクアウトで近くの公園や広場で食べるのも気軽で良い選択です。

韓国式朝食が楽しめるカフェ

ホンデにはトーストサンドやスープ、定食形式の韓国式朝食を出すカフェが増えています。特に「コグマ（サツマイモ）」を使った朝食メニューや、韓国式の卵焼きがセットになったプレートが人気です。

朝は8時前に開く店もあるので、早朝の散策前に立ち寄ると観光計画が立てやすくなります。カフェによっては英語メニューがあるほか、コーヒーと軽食のセット割引をしている店もあります。混雑を避けたい場合は平日の朝がおすすめです。

デザート・スイーツの注目店

ホンデのデザートはパンケーキ、韓国式ワッフル、インスタ映えするパッピンス（かき氷）などがそろっています。特に夏場はパッピンスが人気で、果物たっぷりのメニューはシェアして楽しめます。

注目店はSNSで話題になることが多いので、訪問前に営業時間と定休日を確認してください。デザートはサイズが大きめの店もあるため、数人でシェアするのがちょうど良いことが多いです。

ベジタリアン向けの選択肢

韓国料理は肉中心のイメージがありますが、ホンデにはベジ対応メニューやヴィーガンカフェが増えています。豆腐や野菜中心のビビンバ、野菜たっぷりのチヂミ、韓国風サラダボウルなどが選べます。

事前に「ベジタリアン」（베지테리언）や「ヴィーガン」（비건）と伝えると、動物性食材を避けたメニューを提案してくれる店もあります。食材にナンプラーや鰹だしが使われることがあるため、アレルギーや厳密なヴィーガンの方は確認をおすすめします。

ホンデで行くべきカフェとフォトスポット

ホンデは個性的なカフェが集まるエリアで、写真を撮りながらゆっくり過ごすのにぴったりです。店ごとの特徴や混雑対策も押さえておきましょう。

インスタ映えするカフェの特徴

インスタ映えするカフェは内装の統一感、オリジナルドリンク、フォトブースや壁画がある点が共通しています。鮮やかな色合いのドリンクやスイーツ、独特な器やプレゼンテーションが写真映えの秘訣です。

外観が特徴的な店は待ち列ができやすいので、訪問は開店直後か午後の早い時間帯が狙い目です。店内の照明が暗めの場合は、座る場所で写真の写りが変わるため、入店時に窓際席を希望すると良い写真が撮れます。

テーマカフェの予約と混雑対策

テーマカフェ（猫カフェ、ボードゲームカフェなど）は入店制限があることが多いので、事前予約が可能なら予約をおすすめします。週末や夕方は混雑するため、平日か午前中の来店が比較的スムーズです。

入場料や滞在時間制限がある店もあるため、公式サイトやSNSで利用条件を確認しましょう。特にペット同伴系のカフェは衛生管理のためルールが厳しいことがあるので、ルール順守を心がけてください。

カフェでのマナーと注文のコツ

韓国のカフェでは長居しても問題ない店が多いですが、混雑時は追加注文をするか席を譲る配慮が求められます。飲食物の持ち込みは店によって禁止されているため、店のルールを確認してください。

注文はレジで先払いが一般的です。英語メニューがない場合はスマホで写真を撮って翻訳するか、指差しでの注文が確実です。チップ文化はないため金額は表示通りで問題ありません。

カフェ周辺で撮れるおすすめ撮影スポット

弘大正門前のストリートアート、延南洞の路地、弘大フリーマーケット周辺の屋台風景が定番の撮影スポットです。特に壁画アートやカラフルな路地は昼間の光が柔らかい午前中に撮ると色が映えます。

夜はネオンや店の看板がムードを演出しますが、手ぶれ防止や高感度設定が必要です。人が多い時間帯は人物を入れたスナップが映えますが、通行の妨げにならないよう気をつけてください。

フリーWi-Fiと電源のある店リスト

ホンデの多くのカフェでは無料Wi-Fiを提供しています。電源が使える店は「Power outlet available」などの表示がある場合が多く、ノートパソコン作業向けのテーブルを用意している店も点在します。長時間滞在を予定する場合は、事前に店の情報ページで電源の有無を確認すると安心です。

おすすめの確認方法は、訪問候補のカフェ名で「Wi-Fi」「電源」「座席」などのキーワード検索をすることです。SNSの最新レビューで混雑状況もチェックしてください。

ホンデでショッピング：服・雑貨・コスメ攻略

ホンデは流行の発信地らしく服・雑貨・コスメの店が充実しています。賢く回って掘り出し物を見つけましょう。

トレンド服が買えるショップの探し方

トレンドアイテムを探すなら大学通り周辺とメインストリートの路面店を中心に回ると見つかります。若手デザイナーの個人店やセレクトショップは路地にあることが多く、歩きながらウィンドウショッピングをするのが効率的です。

SNSで「홍대 쇼핑」や店名を検索すると最新入荷情報やセール情報が得られます。試着室の有無やサイズ感は店により差があるため、気になるアイテムは試着してから購入することをおすすめします。

韓国コスメの買い方と免税の仕組み

韓国コスメはドラッグストアや専門店で購入できます。免税を利用する場合、ブランド直営店や免税店で購入し、パスポート提示とパスポート番号の入力が必要です。空港での免税手続きは購入時にもらう控え（Tax Free receipt）が必要になるため、大切に保管してください。

ブランド品はセット割引やサンプル配布がある場合が多いので、まとめ買いを検討するなら正規店を回るとお得です。化粧品は肌に合うか分からない場合、テスターで試すかサンプルをもらってから手続きを進めると安心です。

雑貨・アクセサリーの相場と値切りのコツ

ホンデの雑貨やアクセサリーは商品のクオリティで価格差がありますが、相場はプチプラ系で5000〜30000ウォンが目安です。手作り品やデザイナーものは高めになりますが独自性が高いことが多いです。

路上マーケットや個人店では軽い値引き交渉が可能な場合があります。値切る際はまず笑顔で「少し安くなりますか？」と聞き、まとめ買いを提案すると応じてもらいやすいです。ただしブランド品や定価販売の店では値引きが難しいので常識の範囲で行ってください。

フリーマーケットで掘り出し物を見つける方法

フリーマーケットは早朝〜昼過ぎにかけて良い品が出ることが多いので、開始直後に行くのが狙い目です。チェックポイントは作りの良さ、素材、ダメージの有無を確認することです。価格交渉は慣れている出店者が多いため、まとめ買いで割引を狙うと良いです。

小銭を用意しておくと会計がスムーズです。購入後はすぐに持ち帰るか配送サービスを使うと身軽に観光を続けられます。

持ち帰りや配送の便利サービス

大きな買い物をした場合は店頭での国際配送サービスを利用するか、空港までの配送を依頼できます。多くの店やショッピングモールではEMSや宅配業者と提携しており、梱包込みで対応してくれます。

配送を頼む際はパスポートと滞在先の住所が必要になることがあるため、事前に準備してください。送料は重量と宛先により変わるため、見積もりを取ってから依頼するのが安心です。

ホンデ滞在で役立つ移動・宿泊・安全情報

滞在を快適にするための交通手段や宿泊選び、夜間の注意点を具体的にまとめました。トラブル回避のための連絡先もチェックしてください。

弘大の主要駅と出口ごとの行き先案内

弘大入口駅の主要出口は以下が目安です。

• 6番出口：弘大中心部、フリーマーケット、カフェ街
• 9番出口：ショッピングモール、ホテル街、バスターミナル方面
• 2番・3番出口：大学正門側、ギャラリーや路地散策に便利

出口番号は駅構内の案内表示に従えば分かりやすく、目的地最寄りの出口を覚えておくと徒歩移動が楽になります。大きな荷物がある場合はエレベーターやエスカレーターの位置も確認しておくと良いです。

荷物が多いときの移動手段（タクシー・バス）

荷物が多いときはタクシー利用が便利です。流しのタクシーのほか、カカオタクシーなどの配車アプリを使うと英語対応や料金目安が分かり安心です。深夜は地下鉄が運行していない時間帯があるため、タクシーの利用を想定してください。

バスは安価ですが、路線や停留所の把握が必要で、混雑時は荷物の扱いが大変です。主要な観光地間の移動は地下鉄が最も効率的なので、スーツケースを持つ長距離移動は空港鉄道やタクシーの併用を検討してください。

宿泊エリア別の特徴と予算目安

ホンデ周辺の宿泊はゲストハウス・ビジネスホテル・デザインホテルなど幅広いです。予算目安はドミトリーで1泊15,000〜30,000ウォン、ミッドレンジホテルで50,000〜120,000ウォン、高級ホテルは150,000ウォン以上が目安です。

スタイル別のおすすめは、夜遊びやカフェ巡り中心ならホンデ中心部のホテル、静かに過ごしたいなら延南洞や隣接エリアの宿がおすすめです。週末やイベント時は料金が上がるため、早めの予約を推奨します。

夜間の防犯と緊急連絡先

夜間は人通りの多い主要通りを選んで移動し、路地を単独で歩く際は周囲に注意してください。緊急時の連絡先は以下が基本です。

• 警察（韓国）：112
• 救急・消防（韓国）：119
• 日本大使館・領事館：事前に番号を控えておくと安心です

パスポートや貴重品はホテルのセーフティボックスに預け、必要な分だけ持ち歩くようにしてください。被害に遭った場合は速やかに警察に連絡し、領事館にも相談しましょう。

旅行保険・医療対応の確認ポイント

海外旅行保険は救急搬送や入院、携行品損害に対応したプランを選ぶと安心です。韓国では医療費は比較的高額になることがあるため、治療費用の補償が十分な保険を推奨します。保険証書の連絡先やポリシー番号をスマホに保存しておくと手続きがスムーズです。

急な病気やけがの際は、英語・日本語対応が可能な病院を事前にピックアップしておくと安心です。薬局は夜間営業店もありますが、処方薬は医師の診察が必要な場合があるため、症状が重いと感じたら早めに受診してください。

ホンデ旅行をスムーズにする持ち物と現地準備リスト

出発前の準備と現地であると便利なアイテムを具体的に挙げます。旅先でのストレスを減らす小物やアプリもチェックしておきましょう。

必須アプリと使い方（地図・翻訳・決済）

便利なアプリは以下です。

• Naver Map または Kakao Map：韓国の地図アプリで地下鉄・徒歩ルートが詳しいです。
• Google Translate：メニューや表示の翻訳に便利。カメラ翻訳機能が役立ちます。
• KakaoTalk：現地コミュニケーションや店舗連絡で使われます。
• Toss / Kakao Pay：QR決済やカード決済の補助に便利です。

地図アプリは韓国語表記がメインのため、事前に行きたい場所をお気に入り登録しておくと迷わず移動できます。決済アプリは使える店と使えない店があるため、現金とカードの併用が安心です。

両替・カード決済のおすすめ方法

両替は空港での少額両替と現地の銀行ATMでの引き出しを併用すると効率的です。主要チェーン店やホテルはカードが使えますが、屋台や小規模店は現金のみのことが多いので千円相当の現金を用意しておくと安心です。

クレジットカードはVISA・Masterが広く使えますが、一部店舗でJCB非対応のことがあるため複数ブランドを携帯するのが望ましいです。海外利用時はカード会社に渡航通知をしておくとロックされにくくなります。

電圧・プラグとモバイル充電の備え

韓国の電圧は220V、プラグ形状はCタイプ・Fタイプが一般的です。日本の機器は変圧器が不要な場合が多いですが、念のため対応電圧を確認してください。モバイル充電は外出時の予備バッテリー（10000mAh程度）を持つと安心です。

カフェで電源を使う場合は、周囲の利用者への配慮として長時間占有しないようにしましょう。USBケーブルやUSB-Cアダプターを複数持っておくと便利です。

服装の季節別チェックポイント

ソウルは四季がはっきりしており、季節ごとの服装準備が重要です。春秋は朝晩の寒暖差があるため薄手のジャケットが便利です。夏は蒸し暑く日差しが強いので帽子・日焼け止め・薄手の長袖を用意してください。冬は氷点下になることもあるため防寒具や手袋、マフラーが必要です。

歩きやすい靴を用意すると路地歩きや買い物が楽になります。雨具は折りたたみ傘より撥水の軽いレインジャケットが便利です。

出発前に済ませておく手続き（ビザ等）

短期観光での渡航は日本国籍の場合、通常90日以内の無ビザ滞在が可能ですが、最新の入国要件は外務省や大使館の情報を必ず確認してください。パスポートの残存期間が6ヶ月以上必要な場合があるため、期限もチェックしておきましょう。

海外旅行保険への加入、クレジットカードの海外利用登録、必需品の準備（常備薬、処方箋のコピー）を済ませておくと当日の手続きがスムーズです。