インドネシアで見たい有名な動物ガイド|コモドドラゴンから極楽鳥まで

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インドネシアは島々ごとに個性的な生き物が暮らす場所です。短い滞在でも見たい動物を決めておくと、移動やガイド選びがスムーズになります。ここでは人気のある動物をピックアップして、生息地や観察のコツ、安全対策まで役立つ情報をわかりやすくまとめました。行程作りの参考にしてください。

目次

インドネシアで有名な動物をまずこれだけ押さえよう

インドネシア 有名な動物

インドネシアを代表する動物をまずチェックしましょう。観察しやすさやアクセス、見られる可能性を踏まえて紹介します。旅行の目的に合わせて優先順位をつけると移動量を抑えられます。

コモドドラゴン 世界最大級のトカゲ

コモドドラゴンは体長2〜3メートルに達することがあり、肉食性の大型トカゲです。主にフローレス島周辺のコモド国立公園やリンカ島など暑く乾いた島々の低木林や草地に生息しています。日中は日光浴で体温を上げ、朝夕に狩りや巣の近くで待ち伏せをします。

観光客は船で国立公園に渡り、必ず公認レンジャーと一緒に観察します。レンジャーはコモドドラゴンの行動や危険回避の知識があり、安全に近づけるポイントへ案内してくれます。餌付けや触る行為は厳禁で、匂いの強い食べ物は持ち込まないように注意が必要です。写真撮影は望遠レンズがあれば安心して撮れます。

オランウータン 森に住む類人猿の代表

オランウータンは主にスマトラ島とボルネオ(カリマンタン)島の熱帯雨林に暮らす類人猿で、オス・メスで行動様式が異なります。木の上で生活する時間が長く、果実を中心に葉や樹皮も食べます。知能が高く、巣作りや道具的行動が見られることもあります。

観察は国立公園や保護センターで行うのが一般的です。早朝の餌付け観察や遊歩道での目視が主な方法で、静かに待つことが重要です。距離を保ち、接触や餌やりは厳禁です。撮影はズームを使い、フラッシュは避けてください。森歩き用の軽めの装備と滑りにくい靴があると動きやすいです。

スマトラトラ 希少な大型肉食獣

スマトラトラは体格が比較的小さいトラの亜種で、現在は生息数が非常に少ない絶滅危惧種です。スマトラ島の低地林や泥炭地、丘陵地帯に分散して暮らしており、夜行性で単独行動が基本です。鳴き声や足跡、糞から存在を確認することが多く、直接見られる機会は限られます。

トラ観察は保護区のトラ監視プログラムに参加するのが現実的です。早朝か夜間の見回り、カメラトラップの設置地点を巡るツアーが中心になります。ヤワな行動は避け、安全距離を守ることが重要です。保護区では地元ガイドが生息の手がかりを教えてくれるため、ガイドの経験が結果を左右します。

ボルネオゾウ 森林に適応した小型ゾウ

ボルネオゾウ(ボルネオピグミーゾウ)はアジアゾウより小柄で、深い森林や湿地帯に適応しています。主にボルネオ島の東部(サバ州、サラワク州)とカリマンタン東部で見られ、日中は水辺や泥浴び場を中心に行動します。家族単位の群れで行動するため、群れを見つけると複数頭を観察できます。

見学は低地林沿いの保護区や村との共生地域で行います。朝夕の時間帯に活動が活発になりやすく、泥を跳ねる姿や水浴びは見応えがあります。大きな音やにおいで驚かせないよう静かに接するのがマナーです。望遠レンズと長時間歩ける靴があると便利です。

極楽鳥 色鮮やかな求愛ダンスで有名

極楽鳥はパプアやニューギニア、そしてインドネシア領の西パプアに多く分布する鳥で、雄の派手な羽や独特の求愛ダンスが魅力です。低地の森林や山地の林縁で見られ、種類によって標高帯や生息環境が異なります。観察は朝の活動が活発な時間帯が狙い目です。

撮影は忍耐が要りますが、ガイドが「ディスプレイサイト(求愛場所)」を案内してくれる場合があり、比較的近距離でダンスを観察できます。双眼鏡と手持ちの軽い脚立や隠れる布があると良い写真が撮れますが、鳥の行動を妨げないように注意してください。カメラは高速シャッターが切れる設定にしておくと動きのある場面を逃しません。

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各有名動物の特徴と生息地

インドネシア 有名な動物

ここからはそれぞれの動物について、体の特徴や生態、具体的な生息地を詳しく説明します。写真や観察ポイントのヒントも含めて、実際の現地行動に役立つ情報をお伝えします。

コモドドラゴンの体と食性

コモドドラゴンは骨太で強靭な顎を持ち、成体は2〜3メートル、体重70〜100キロに達する個体もいます。皮膚は厚く鱗状で、尾は筋肉質。歯は鋭く、鋭利な咬合で獲物を捕らえます。嗅覚と視覚が発達しており、獲物の匂いを遠くから感知して埋伏することが多いです。

食性は大型の哺乳類から魚、鳥、死骸まで幅広く、群れで協力して大きな獲物を仕留めることもあります。子供は樹上で過ごす時間が多く、捕食されるリスクを避けます。生息地はインドネシア東部の乾燥した島々で、草地や低木林、海辺の林縁を好みます。観察は日の出直後や夕方が活発な時間帯で、陸域のトレイルや海岸線近くで見られることが多いです。

オランウータンの子育てと移動

オランウータンは単独行動が基本ですが、母親と子の期間は密接な繋がりがあります。妊娠期間は約8〜9か月で、生まれた子は母親に抱かれて成長します。授乳や巣作り、移動の際に母親が手本を示すことで子は技術を学びます。子育て期間が長く、親子の絆が強いのが特徴です。

移動は主に樹上で行い、一日あたり数百メートルから数キロを移動します。餌資源を探して枝を渡り歩くため、木のつるや倒木をよく利用します。生息地は熱帯雨林で、標高や森林の状態により個体群の密度が変わります。人里近い場所では農作物に近づくこともあるため、保護活動と地域住民の共存が課題になっています。

スマトラトラの行動範囲

スマトラトラは広い行動範囲を持ち、個体ごとに縄張りが存在します。オスはより広い範囲を巡回し、メスは子育てのために自分のテリトリーを守ります。夜行性が強く、日中は茂みや倒木の陰で休むことが多いです。獲物はシカやイノシシ、小型哺乳類などで、ステルスとパワーを生かして捕らえます。

生息域はスマトラ島の低地林、丘陵、泥炭地に及び、開発による生息地の分断が脅威となっています。行動範囲を把握するには痕跡調査やカメラトラップが有効で、保護区では定期的な監視が行われています。旅行者が遭遇する確率は低めなので、期待を高くしすぎないことが大切です。

ボルネオゾウの群れと移動

ボルネオゾウは家族単位の小さな群れで行動します。群れは雌系で構成され、成獣オスは通常単独行動を好みます。食性は草や葉、果実、樹皮など雑食寄りで、資源に合わせて移動する「季節移動」を行うことがあります。泥浴びや水場での行動は体温調整と寄生虫対策に重要です。

移動ルートは低地林の水路沿いやサバンナ的な開けた場所を通ることが多く、人里近くで農作物に被害が出ることもあります。観察では朝夕の時間帯がねらい目で、痕跡(足跡、糞、木の皮を剥いだ跡)を見つけると群れの存在が推定できます。地元コミュニティが観察ツアーを運営している地域もあり、地域収入と保護活動を両立させています。

極楽鳥の種類と生息域

極楽鳥は種類が非常に多く、羽の色や飾りが種ごとに異なります。低地の森林に暮らす種から山地に適応した種まで分かれており、求愛行動やディスプレイの場所も種ごとに決まっています。代表的なものにはローリーバード、スーパーグラント、弁当箱様の羽を持つ種などがいます。

生息域はニューギニア地域が中心で、西パプアの森林や山地、渓谷に分布します。多くの種は林床や中層樹冠でディスプレイを行い、観察は早朝の静かな時間が最も確率が高くなります。標高による分布差が大きいため、目的の種がいる標高帯を確認して現地に向かうと効率的です。

テングザルの習性と見つけ方

テングザル(サングイニア科の一種)は長い鼻と独特の鳴き声で知られるサル類で、主にボルネオ島の低地林に生息します。葉や果実を食べ、樹上での移動が得意です。群れで暮らすことが多く、鳴き声で互いの位置を確認します。

見つけるコツは早朝の鳴き声に注目することです。群れは林縁や河川沿いを移動することが多く、落ち着いて観察すると枝渡りや社会的行動が観察できます。騒がしく近づくと逃げられてしまうので、双眼鏡で音の方向を確認しながら静かに接近するようにしてください。

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出会える場所とおすすめの観察地

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観察に向かう場所ごとにアクセスや見どころをまとめました。日程と移動手段を考えて、無理のないプランを立ててください。現地のガイドやツアー会社と事前に連絡を取ると安心です。

コモド国立公園での見どころ

コモド国立公園はコモドドラゴン観察の聖地で、カラフルな海やダイビングスポットも楽しめます。レンボンガン島やリンカ島など複数の島でドラゴンの個体群が確認され、ガイド付きのトレッキングで近距離観察が可能です。国立公園内では船での移動が基本で、ラブアンバジョ(フローレス島の港町)から日帰りや宿泊ツアーが出ています。

朝夕のトレッキングでは日没近くに活動が活発になるため、時間配分を考えて参加しましょう。海を楽しみたい方はダイビングやシュノーケルと組み合わせた日程にすると充実します。現地のレンジャーの説明をしっかり聞き、安全ルールを守って観察してください。

タンジュンプティンでのオランウータン観察

タンジュンプティンはスマトラ島のオランウータン保護で知られる地域で、森の中に設置された見張り台や歩道で観察ができます。保護センターやレスキュー施設もあり、リハビリ中の個体を見る機会もあります。森林内のボートクルーズやトレッキングが主体で、早朝に出発するツアーが多いです。

ガイドと連携しながら静かに待つと、木の上での食事や移動の様子が観察できます。服装は長袖・長ズボンで虫よけを用意すると快適です。訪問前に施設のルールやツアー内容を確認しておくことをおすすめします。

スマトラ保護区でトラを探す方法

スマトラトラの観察は保護区内での早朝・夜間の巡回やカメラトラップスポットの訪問が基本です。事前に保護区の状況を確認し、トラの追跡経験があるガイドを確保してください。泥炭地や密林の道はぬかるみや蚊が多いため、丈夫な長靴と防虫対策が必須です。

直接見る確率は低めですが、痕跡(足跡、爪痕、糞)を見つけることで生息の有無を確認できます。保護区では地域の研究者や監視員がトラの個体情報を持っている場合があるので、現地の関係機関と連絡を取り合うことが効果的です。

ボルネオの低地林とゾウの観察地

ボルネオのサバ州やサラワク州にはゾウ観察の拠点があり、早朝や夕方のウォッチングツアーが出ています。川沿いや泥浴び場を中心に探すと遭遇率が高く、地元のエコツーリズム団体が運営するツアーは保護と収入の両立が図られています。観察は静かに距離を保つことが安全確保に直結します。

宿泊施設はエコロッジが多く、ガイド付きのボートやトレッキングで移動することが一般的です。写真を撮る際は望遠レンズがあると安心で、潮位や雨季の水位変化を考慮した服装が必要です。

西パプアの山地で極楽鳥を撮影する

西パプアの山地は極楽鳥の観察に向く地域で、現地ガイドがディスプレイサイトへ案内するツアーが人気です。標高の高いポイントでは天候の変わりやすさに備えて防寒着が必要になります。早朝の薄明かりの時間帯に鳥が活発に動くため、前泊して早出すると良いでしょう。

長時間待つこともありますが、鳥が踊るような求愛行動を見られたときの感動は大きいです。撮影機材は軽量な三脚と高速シャッター対応のカメラがあると安心です。地元のマナーに従い、場所を荒らさないようにしましょう。

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観察を安全に楽しむための準備と注意点

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野生動物を観察するには準備とマナーが大切です。自分の安全と動物の生活を守る配慮を知っておくと、トラブルを避けて落ち着いて楽しめます。ここでは持ち物や行動ルールを具体的に挙げます。

ベストシーズンと時間帯の選び方

動物ごとに観察に適した季節や時間帯が異なります。コモドドラゴンは乾季(4〜12月ごろ)が活動的で海の透明度も高くなります。オランウータンは雨季の合間でも観察できますが、乾季は森が歩きやすくなります。スマトラトラやボルネオゾウは乾季のほうが足跡や移動痕が見やすく、極楽鳥は早朝の繁殖行動が見られやすいです。

時間帯は一般に早朝(日の出前後)と夕方が動物の活動が高く、日中は休んでいることが多いため、朝夕のスケジュールを優先すると観察率が上がります。現地のガイドに最適な時間帯を相談して予定を調整してください。

信頼できるガイドとツアーの選び方

良いガイドは安全と観察成功率を左右します。認可を受けた公園レンジャーや地域で評価の高いエコツアー会社を選ぶことが重要です。事前にレビューやガイドの経験年数、使用するルートや安全対策を確認しましょう。小規模グループのツアーは静かで動物にストレスを与えにくくおすすめです。

ガイド選びのチェック項目:

  • 公認の許可や登録の有無
  • 英語や日本語の対応(必要時)
  • 保険や緊急時の連絡体制
  • グループの最大人数と装備内容

野生動物に近づきすぎないマナー

動物にストレスを与えないためにも一定の距離を保つことが基本です。直接触れたり、餌を与えたりする行為は禁止されています。接近しすぎると攻撃的になったり、人間の匂いで個体の行動が変わることがあります。

観察時のポイント:

  • 望遠レンズや双眼鏡で観察する
  • フラッシュ撮影を控える
  • 大声を出さず静かに行動する
  • ゴミは必ず持ち帰る

持ち物チェック カメラと服装

観察旅行に持っていくと便利なものは次の通りです。機材はできるだけ軽量で防水性があるものが安心です。

持ち物リスト(例):

  • 双眼鏡(7×35程度が扱いやすい)
  • 望遠レンズ付きカメラ(200mm〜400mm推奨)
  • 防水ジャケットと速乾性の服
  • 長袖・長ズボン、帽子、虫よけ
  • 長靴またはトレッキングシューズ
  • ヘッドランプ(夜間観察時)
  • 常備薬、日焼け止め、水

装備は現地の天候や移動手段に合わせて調整してください。機材の予備バッテリーや防湿対策も忘れないようにしてください。

違法取引に関わらないための心構え

インドネシアでは野生動物の違法取引が問題になっています。珍しい動物の土産や羽、骨などを購入することは法律違反や保護を損なう行為につながります。マーケットで「かわいい」と言われても買わないようにしましょう。

購入しないことで保護活動を支援できます。写真や体験をお土産にして、現地の保護団体に寄付やツアー参加で貢献するのが望ましい方法です。

旅で出会いたいインドネシアの有名な動物一覧

旅行計画に便利なチェックリストです。見たい動物に印をつけて、滞在日数と行き先を組み合わせてください。

  • コモドドラゴン(コモド国立公園、リンカ島)
  • オランウータン(ボルネオ、スマトラの保護区)
  • スマトラトラ(スマトラ島の保護区)
  • ボルネオゾウ(サバ州、サラワク州)
  • 極楽鳥(西パプアの山地)
  • テングザル(ボルネオの低地林)

旅の日程を組む際は移動日を含めて余裕を持たせると、観察のチャンスを増やせます。安全第一で、素敵な出会いを楽しんでください。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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