ノートルダム大聖堂はどこにある?シテ島の歩き方とアクセスガイド

パリ旅行でノートルダム大聖堂に行くときに役立つ情報を、移動手段や見どころ、見学時の注意点まで現地で使える形でまとめました。迷わず楽しく訪れるための道案内とポイントをお届けします。

目次

ノートルダム大聖堂はどこにあるか地図でわかる

ノートルダム大聖堂はパリ中心部、セーヌ川に浮かぶシテ島の南東側に位置します。観光の中心地にあり周辺にはサント・シャペルやコンシェルジュリーなども並んでいるので、地図上で見つけやすいランドマークです。徒歩で回れる範囲にルーヴルやシャンゼリゼ方面もありますから、移動計画を立てやすい場所です。

パリのシテ島中心部にある

シテ島はセーヌ川の中洲で、ノートルダムは島のほぼ中央よりやや南寄りにあります。島自体は小さく、橋で本島とつながっているため道に迷いにくいのが利点です。周囲には石畳の通りや古い建物が残っており、歩きながらパリの歴史を感じられます。観光エリアなので案内板や地元の人に尋ねれば、すぐに目的地へ向かえます。

大まかな住所と近くの通り

大聖堂の住所は「6 Parvis Notre‑Dame — Pl. Jean‑Paul II, 75004 Paris」が一般に案内されます。最寄りの通りはサンテティエンヌ通り(Rue Saint‑Étienne)やブシェル通り(Rue du Cloître‑Notre‑Dame)などで、セーヌ沿いのクルーズ乗り場や広場(Parvis)に面しています。周辺は歩行者が多いので、地図アプリで「Notre‑Dame de Paris」と入力すると迷わず着けます。

最寄り駅と主要な路線

最寄りの地下鉄はCité駅(メトロ4号線)とSaint‑Michel駅(メトロ4号線・RER B/C近く)が便利です。Cité駅からは歩いて数分、Saint‑Michel駅からも橋を渡ればすぐです。バス路線では21、24、27、38、85、96などが近くに停まります。ルーヴルやオペラ方面からのアクセスもよく、観光の拠点として動きやすい位置にあります。

主要観光地からの距離感

ルーヴル美術館まではセーヌ川沿いに歩いておよそ30〜40分、またはバスや地下鉄で15〜20分ほどです。シャンゼリゼ方面へは地下鉄で30分前後、エッフェル塔までは地下鉄と乗り換えで30〜40分見ておくとよいでしょう。サント・シャペルやコンシェルジュリーは徒歩数分の距離なので、ノートルダムとあわせて回ると効率が良いです。

地図で場所を確認する方法

地図アプリでは「Notre‑Dame de Paris」で検索してください。ストリートビューを使うと、外観や周辺の道幅、階段の有無が事前に確認できます。オフラインで地図を使いたい場合は、訪問前にその周辺をキャッシュしておくと安心です。公共交通機関のアプリで最寄り駅やバス停の位置、運行情報も同時に確認できます。

緯度経度の目安

目安の座標は緯度48.852968、経度2.349902付近です。これをスマホの地図アプリに直接入力すると、正確な場所にピンが立ちます。ナビを使うときは、この座標を目的地に設定すると、細い路地や橋を経由する場合でも迷いにくくなります。

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ノートルダム大聖堂へのアクセスとおすすめの行き方

地下鉄やRER、バスそれぞれの利点をお伝えします。滞在先の場所や荷物の量、時間帯によって選ぶと動きやすくなります。観光で混雑する時間を避けたい場合の移動のヒントも紹介します。

地下鉄での行き方と降車駅

地下鉄を使うならCité駅(4号線)が最も近いです。出口から出るとすぐ広場に出るので迷いにくいです。Saint‑Michel駅の場合は4号線とRERが乗り入れており、セーヌ川を渡ると徒歩数分で到着します。メトロは本数が多く移動が速いので、荷物が少ない日中の観光に向いています。改札を出たら標識に従って「Notre‑Dame」方面へ進んでください。

RERでのアクセス方法

郊外から来る場合やシャルル・ド・ゴール空港から直行する場合はRERが便利です。RER B線のSaint‑Michel — Notre‑Dame駅が最寄りで、出口を出て橋を渡ると大聖堂に着きます。RERは長距離移動に向いていますが、ラッシュ時は混雑するので座席確保が難しい場合があります。券種やゾーンに注意して切符を購入してください。

バスや観光バスで行く方法

市内バスは停留所が多く、観光地を巡るなら便利です。21、24、27、38、85、96などがノートルダム近くに停まります。Hop‑on Hop‑offの観光バスを利用すれば、主要スポットを効率よく回りながら降車して見学できます。バスは道路事情で遅れることがあるため、時間に余裕を見て移動計画を立ててください。

空港からの所要時間と乗り換えの目安

シャルル・ド・ゴール空港からはRER Bでおよそ45~60分、オルリー空港からはOrlyval+RERやバスで60~90分程度が目安です。タクシーだと交通状況で30分〜1時間程度かかります。朝夕のラッシュを避ければ移動がスムーズです。大きな荷物がある場合はタクシーやライドシェアを検討すると楽です。

徒歩や自転車でのアクセス例

中心地に宿を取っている場合、徒歩で行けることが多いです。周辺は歩道が広くない場所もあるので歩きやすい靴がおすすめです。パリ市のレンタサイクル(Vélib’)を使えば短距離移動が快適で、川沿いの景色も楽しめます。ただし、自転車は観光客と地元の車両が交錯することがあるため、安全運転を心がけてください。

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観光で見たい場所と建築の魅力

ゴシック建築の代表作としての見どころを、外観から内部、地下に至るまで順に紹介します。各ポイントの見方や歩き回る順番のヒントもお伝えします。

正面ファサードの特徴と見どころ

大聖堂の正面は左右対称の二つの塔と三つの入口が特徴です。上部には横に伸びるギャラリーと彫刻が並び、中央のバラ窓の下に聖書の場面を彫った彫刻群があります。建物を真正面から眺めると、そのスケール感と精密な石彫りに圧倒されます。写真を撮るなら広場(Parvis)から少し離れて全体像を収めると良いでしょう。

大きなバラ窓とその見方

ノートルダムの南・北・後陣にあるバラ窓は色彩と模様が見どころです。午後の日差しが当たる時間帯は内部から見るとステンドグラスが鮮やかに映ります。外から撮る場合は後陣側の広めのスペースが落ち着いて眺められます。光の角度で見え方が変わるので、滞在時間に余裕があれば違う時間にも戻ってみると印象が変わります。

鐘楼とガーゴイルの位置

鐘楼は正面左・右の塔上部にあり、鐘のある場所へは塔の内部を階段で上ります。塔からはパリ市街を一望できるスポットです。屋上付近にはガーゴイル(排水用の石像)や奇怪な彫刻が並んでおり、外観を近くで観察できます。塔に上る際は体力と時間に余裕を持ってください。

内部の祭壇や彫刻の注目点

内部は高いヴォールト天井と幾何学的な列柱が目を引きます。中央祭壇や側廊の礼拝堂には中世からの宗教美術が残っており、彫刻や絵画に歴史が感じられます。静かに座って雰囲気を味わうのもよいです。礼拝中は見学が制限される場合があるので、訪問前に時間を確認しておくと安心です。

地下の発掘遺跡と博物館展示

大聖堂周辺の地下にはローマ時代からの遺構が発掘され、展示されています。地下遺跡(Crypte archéologique)はセーヌ沿いの通路からアクセスでき、古い都市の階層や道路跡、建物基礎が見られます。歴史の流れを視覚的にたどれるので、時間があれば合わせて回ると面白いです。

火災後に変わった展示と修復状況

2019年の火災以降、内部の一部や屋根の構造は大規模な修復が進められています。修復の工程や保存作業を紹介するパネル展示や見学ツアーが設けられることがあります。現地の案内表示やウェブサイトで最新情報を確認すると、どの部分が見学可能かが分かりやすいです。修復現場の外観を遠目に見るだけでも復旧の様子が伝わってきます。

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見学前に押さえておく予約や料金と当日の注意

入場や塔登り、混雑対策、礼拝時のマナーなど、見学当日に慌てないための案内をまとめました。貴重品管理や検査の流れも含めてチェックしてください。

入場料の有無と無料で見られる場所

大聖堂の主な礼拝スペースは無料で入場できることが多いです。ただし、特別展示や塔の入場、地下遺跡などは有料のことがあります。臨時の展示や寄付を募る催しが行われる場合もあるため、訪問前に公式サイトや現地案内で当日の扱いを確認しておくと安心です。

塔や特別見学は予約が必要か

塔へ上る入場やガイド付きツアーは人数制限があるため、オンラインで事前予約が必要な場合があります。特に観光シーズンや週末は早めに枠が埋まりますので、確実に上りたい場合は前もってオンラインでチケットを購入してください。当日窓口での販売がある場合もありますが、待ち時間が長くなることがあります。

営業時間と混雑しやすい時間帯

開館時間は季節で変わることがありますが、午前10時前後から夕方まで開いていることが多いです。混雑しやすいのは午前中から昼過ぎ、特に観光バスが到着する時間帯です。朝早めか夕方近くに行くと比較的落ち着いて見学できます。礼拝スケジュールもあるため、見学に影響する時間帯を事前に確認するとよいです。

写真撮影や礼拝時のマナー

内部での写真撮影は許可されている場所が多いですが、フラッシュや三脚の使用は制限される場合があります。礼拝中は静かにし、立ち止まって長時間の撮影や会話を避ける配慮が求められます。衣服は肌の露出が少ない服装が好ましく、帽子は建物内で脱ぐのが望ましいです。現地の掲示や係員の指示に従ってください。

セキュリティチェックと持ち物ルール

入口では金属探知機や手荷物検査が行われることが多く、大型のスーツケースや危険物は持ち込めません。飲食や大きな傘の持ち込みにも制限がある場合があります。バッグはコンパクトにまとめ、貴重品は身に付けておくと安心です。混雑時には検査に時間がかかるので到着時間には余裕を持って行動してください。

旅の出発前に覚えておきたいノートルダム大聖堂のポイント

ノートルダムはアクセスが良く見どころが多い一方で、混雑や修復状況により見られる範囲が変わることがあります。訪問前に交通手段と開館情報をチェックし、歩きやすい服装で出かけると快適に過ごせます。塔や地下遺跡を予定に入れるならチケット予約を検討し、礼拝や検査の時間に合わせて余裕を持った計画にしてください。安全に配慮しつつ、歴史ある場所の雰囲気をゆっくり味わってください。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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