海外で買ったお土産を無事に持ち帰るコツとチェックリスト

旅行先で見つけたお気に入りを無事に持ち帰るためのポイントを、旅のガイドのように分かりやすくまとめました。実際の空港やショップで役立つ手順や注意点を中心に、買う前・梱包・空港手続きまで順を追って説明します。荷物トラブルを減らして、安心して旅の思い出を持ち帰りましょう。

目次

海外旅行でのお土産の持ち帰り方はこれだけ守れば安心

ここでは旅行前から帰国までの流れをわかりやすく押さえます。持ち帰り方法の選択や必要書類、注意すべき点を順に確認していきましょう。

出発前に禁止品と制限品を確認する

渡航先ごとに持ち込み禁止や制限がある品目は異なります。外務省や目的地の農林・動植物検疫局、税関の公式サイトを出発前にチェックしてください。食品・動植物・薬品・化粧品などは特に規制が多いです。

航空会社のホームページでも機内持ち込みや預け入れ禁止物の一覧が載っています。たとえばライターやスプレー、バッテリーの扱いは航空会社ごとに細かく規定があるため、搭乗前に確認しておくと安心です。

また、帰国時の税関の免税枠や申告義務のある品目も国によって変わるため、帰国先の税関情報を確認してください。違反すると没収や罰金の可能性があるため、事前確認が最も重要です。

持ち帰り方法をあらかじめ決める

買う前に「機内持ち込み」「預け入れ」「宅配」「国際郵便」などどの方法で持ち帰るか決めておくと安心です。軽くて高価な品は機内持ち込み、壊れやすい器や瓶詰めは宅配か丁寧な梱包で預け入れがおすすめです。

空港宅配やホテル受け取りが使える場合、店で直接手配できることが多く重い荷物や割れ物を運ぶ負担が減ります。国際郵便を使う場合は関税や輸送日数、追跡や補償の有無を注文前に確認してください。

予め方法を決めておくと店員に適切な梱包を依頼したり、領収書を保管したり、必要な申告書類を準備したりする時間が取れます。出発当日の慌ただしさを避けられます。

壊れ物は店で梱包を依頼する

ガラスや陶器など壊れやすい物は、購入した店で梱包を頼むのが一番安心です。多くの観光地の店ではバブルラップや箱などで有料・無料で包んでくれます。

梱包してもらう際は「機内持ち込み」「預け入れ」「郵送」のどれで運ぶかを伝えて、適した梱包をお願いしましょう。特に預け入れの場合は外箱も丈夫なものを選んでもらうと、スーツケースの中で潰されにくくなります。

店で包装が難しい場合は、クッション材や衣類で包む方法を教えてもらったり、スーツケースに入れる際の注意点を確認したりすると良いです。割れ物であることを箱に記載してもらうこともお忘れなく。

液体類は機内持ち込み規定に合わせる

液体やジェル状のものは、機内持ち込みの容量制限が厳しく設定されています。100ml(または100g)以下の容器か、透明で再封可能な袋に入れる必要があることが多いです。免税店で購入した液体でも、国際線の乗り換えがあると規則が適用される場合があります。

預け入れにする場合は、万が一の破損で中身が漏れると他の荷物が汚れるため、二重に密封するかプラスチックのジッパー袋で保護しましょう。瓶物は箱に入れて周囲を衣類で包むと衝撃を吸収できます。

出発前に航空会社の液体規定と、経由地の保安検査ルールをチェックしておくと安心です。

高額品は領収書や証明を携帯する

ブランド品や高額の工芸品を買うときは、必ず領収書と購入証明書を受け取り、原本を携帯してください。帰国時の税関で価格を確認されることがあり、領収書があるとスムーズです。

免税店で購入した場合は購入時にもらう封印された袋や書類を保管し、乗り継ぎがある場合は封を開けないでください。高額品は保険の対象にするために、購入時に保険加入の有無を確認するのもおすすめです。

また、もしもの場合に備えて、購入品の写真を撮ってスマホにも保存しておくと、紛失や損傷時の対応がしやすくなります。

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買う前に確認したい品目別の注意点

品目ごとに規制や梱包法が違うため、買う前にチェックしておくと後の手間が減ります。ここでは食品や植物、化粧品など代表的な項目ごとの注意点を紹介します。

肉類と乳製品は多くの国で制限対象

肉製品やチーズ、バターなどの乳製品は、多くの国で持ち込みが禁止または厳しく制限されています。防疫の観点から動物性製品の検査が厳しく、没収されるケースが多いです。

購入前に渡航先や帰国先の検疫ルールを確認し、スモークサーモンやジャーキーの類も対象になるか確かめてください。どうしても持ち帰りたい場合は冷凍輸送や現地での輸出手続きが必要な場合があるため、専門業者に相談するのが安心です。

海外で売られている加工食品でも、成分や製造国によって扱いが変わるので、店員に問い合わせるとよいでしょう。

生果物や種は検疫で没収されることがある

フルーツ、野菜、種、球根などの植物由来のものは各国で検疫対象となります。土が付いた鉢や苗などはほぼ持ち込み不可です。果物は害虫や病気を媒介する可能性があるため、空港で没収されることが多いです。

贈答用に果物を買って送る場合も、輸送先国の検疫基準や必要な証明書を確認してください。場合によっては phytosanitary certificate(植物検疫証明書)が求められますので、ショップや輸出業者に相談しましょう。

ナッツやドライフルーツの表示を確認する

ナッツやドライフルーツは比較的持ち込みしやすいですが、原材料表示や添加物、保存方法を確認してください。特にナッツ類は一部の国で害虫対策のため検査対象になる場合があります。

パッケージは未開封であることが望ましく、製造日や賞味期限、保存方法が明記されているものが安心です。アレルギー表示も確認しておくと贈る相手に安心して渡せます。

化粧品や薬は成分表示と容量を確認する

化粧品や市販薬は成分表示がポイントです。国によっては成分に規制があるものや、処方薬が持ち込み制限の対象になる場合があります。液体タイプは機内持ち込みの容量制限を超えないように注意してください。

薬は英語名や成分名のメモ、医師の処方箋や英文の診断書があると安心です。持病の薬は原包装とともに処方箋を携帯し、国によっては所持許可が必要なケースもあります。

革製品や骨製品は輸出入規制を調べる

象牙や亀の甲羅、希少な革や羽毛など、動物由来の素材はワシントン条約(CITES)などの規制対象になることがあります。輸出入に許可や証明書が必要な場合があるため、購入前に素材の表示と規制状況を確認してください。

伝統工芸品でも規制対象の素材が使われていることがあるので、店員に素材や証明書の有無を尋ねると安心です。

賞味期限や原産地表示を必ず確認する

食品類を買う際は賞味期限と原産地表示を必ず確認してください。保存方法や輸送可能な期間が短いものは持ち帰りに向きません。特に常温で割れやすい商品や温度管理が必要な食品は避けるか、冷凍・冷蔵配送を選びましょう。

原産地表示は検疫の審査にも影響しますし、贈る相手に安心して渡せる情報になります。表示が不明瞭なものは避けるか、店で確認しましょう。

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持ち帰り方法ごとの選び方と準備

ここでは各運搬方法ごとの長所と注意点、準備事項を紹介します。荷物の種類や量に合わせて最適な方法を選びましょう。

機内持ち込みが適する品と梱包の基本

機内持ち込みは貴重品や壊れやすい物、液体の少量などに向いています。座席下や頭上の収納に入るサイズを確認し、バッグや小箱に入れて衝撃を避けましょう。

化粧品や飲料は100ml以下の容器を透明な再封可能袋に入れておきます。ハードケースの小バッグを使うと衝撃や温度変化から守りやすく、貴重品は常に手元に置く習慣をつけると安心です。

機内で壊れやすいものを扱うときは、座席周りのスペースや他の乗客への配慮も忘れないでください。

預け入れ荷物で安全に運ぶポイント

預け入れは大きい物や重量物に向いていますが、乱暴に扱われることもあるためしっかり梱包する必要があります。硬い外箱に入れ、内部は衣類やバブルラップで隙間を埋めて固定してください。

貴重品や壊れやすい物は預けないのが基本ですが、やむを得ず預ける場合は保険加入や「Fragile」シールの貼付を依頼しましょう。重量超過や追加料金に注意して、空港の規定に合わせて荷作りしてください。

現地宅配でホテル受け取りにする手順

現地の宅配サービスを使う場合、受取先をホテルに指定することが多く便利です。宿泊先のフロントに事前に受け取り可否を確認し、受取人名と宿泊日を明記して送ります。

ホテル受け取りは重い物や大量の土産を運ぶ手間を省けますが、受け取り時の保管期間や手数料を確認しておきましょう。追跡番号を控え、到着したらフロントに連絡して受け取る流れを確認しておくと安心です。

国際郵便で送る際の手続きと追跡方法

国際郵便で送る際は梱包、通関書類(インボイスや内容品の詳細)、適切な発送方法(航空便・船便)を選んでください。追跡番号が付く方法を選ぶと到着状況を確認できます。

関税や輸入制限がある品は事前に受取国の税関ルールを確認し、必要書類を同封することが重要です。郵便局で補償や保険の有無を相談し、価値がある物は補償付きで送ると安心です。

現地ショップ直送のメリットと注意点

ショップが国際配送を代行している場合、梱包や通関を業者が行ってくれるので手間が減ります。配送料や納期、関税処理の方法を購入前に確認してください。

ショップ直送は信頼できる業者を選ぶことが大切です。追跡や補償の有無、返品ポリシーもチェックして、注文後は追跡番号で配送状況を確認しましょう。

配送保険や補償内容を事前に確認する

高価な物や壊れやすい物を送る場合、配送保険に加入することで紛失や破損時に補償が受けられます。補償額や免責金額、申請手順を事前に確認してください。

保険請求には購入証明や破損写真、追跡記録などが必要になることが多いので、領収書や梱包状態の写真を残しておくとスムーズです。

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壊れ物や液体の梱包とスーツケースの入れ方

ここでは梱包資材や実際の入れ方のコツを紹介します。荷物が移動中にダメージを受けないよう、工夫してパッキングしましょう。

バブルラップやネットで割れ物を保護する

バブルラップは割れ物の基本アイテムです。瓶や陶器はまずプチプチで包み、縦置きにしてから箱に入れると破損リスクが下がります。より丈夫にしたい場合は複数層にして包みます。

輸送用のネットやフォームシートも有効で、形に合わせて固定できます。空きスペースがあると衝撃で中身が動くため、衣類やタオルで隙間を埋めてください。箱の中で品物同士が触れないように仕切るのも効果的です。

液漏れを防ぐための二重梱包の方法

液体類は蓋の緩みや破損で漏れると他の荷物を汚します。まず容器の口をラップで塞ぎ、キャップをしっかり閉めます。その上からジッパー付きの防水袋に入れて密封してください。

さらに外側にクッション材で包むと、圧力や衝撃での破損を減らせます。預け入れにする場合は箱に入れて衣類で固定し、可能なら「この面を上に」といった表示を付けるとよいです。

スーツケース内で固定して動かないようにする

荷物がスーツケース内で動くと衝撃が直接伝わります。重い物を下に置き、割れ物は中心部に入れて周囲を衣類で固めます。圧縮袋を使うと隙間が減り固定力が上がります。

ジッパー式の内ポケットや仕切りを活用すると小物が散らばらず取り出しやすくなります。スーツケース自体が柔らかい場合は硬いケースに入れるか、内側をしっかりクッションするのがおすすめです。

重い物は下にして重心を安定させる

スーツケースの重心が高いと転倒しやすいので、重い物は常に底部に配置します。衣類を上に乗せて重心を抑えると持ち運びも安定します。

底に重いものを入れるとキャスターでの移動が楽になり、荷崩れも防げます。重量制限ギリギリにしないよう、余裕をもって重さ配分を考えましょう。

衣類で簡易クッションを作る方法

タオルや厚手の衣類は良いクッション材になります。割れ物の周りに巻くと衝撃を吸収し、隙間埋めにもなります。薄手の衣類は畳んで数枚重ねて使うと効果的です。

靴や小物も隙間埋めに活用できます。使う衣類は帰国後にも着られるものを中心に選ぶと荷物のムダが減ります。

壊れやすい旨を外側に表示しておく

箱やスーツケースに「Fragile」「割れ物注意」などの表示をすることで、取り扱いが丁寧になることがあります。英語表記やピクトグラムを使うと海外の作業員にも伝わりやすいです。

ただし表示があっても必ず丁寧に扱われるとは限らないため、あくまで補助的な措置としてしっかり梱包することが肝心です。

空港での検疫と税関で困らないための手順

空港でのトラブルを避けるために、税関や検疫の手続き流れを把握しておくと安心です。申告や対応の仕方を覚えておきましょう。

税関申告が必要な基準を事前に確認する

帰国国の税関では免税範囲や申告が必要な品目・金額が定められています。免税枠を超えると申告と関税納付が必要になるため、購入時の領収書は必ず保管してください。

持ち込み制限がある品目(酒類・たばこ・高額品など)の数量基準も国によって異なります。公式サイトで最新の基準を確認して、必要なら事前に申告の準備をしておくと安心です。

検疫で止められた場合の処理の流れを知る

検疫で品物が検査対象になった場合、検査員が中身を確認し、場合によっては没収、消毒、返送、または持ち込み許可の手続きが行われます。書類や成分表示、原産地証明があれば説明がスムーズです。

没収となった場合は受け取りができないことが多く、その場で処分されるケースもあります。異議申立てが可能な場合もあるので、処分理由や連絡先を確認しておくとよいでしょう。

免税範囲を超えた場合の申告方法

免税範囲を超えた場合は税関申告書に必要事項を記入し、税金を支払います。空港の税関カウンターで手続きを行い、領収書を受け取って保管してください。多くの空港では自動申告機や有人窓口が設置されています。

スムーズに進めるために領収書や購入証明を手元に用意し、品目ごとの価格がわかるよう整理しておきましょう。

申告忘れに気付いたときの対応方法

申告忘れに気付いた場合は、到着後速やかに税関カウンターに申し出ることが重要です。自己申告であれば罰則が軽減されることがあります。後から発覚して無申告だと罰金や没収の対象になる可能性があるため、正直に申告してください。

必要書類や領収書を示して事情を説明すると対応が速くなります。

入国審査でよく聞かれる質問の準備

入国審査では滞在目的・滞在期間・滞在先・持ち物に関する簡単な質問があることが多いです。お土産の量が多い場合は「業務用ではないか」と尋ねられることがあるため、個人使用や贈答用である旨を明確に答えられるようにしておくとよいです。

領収書や配送伝票を提示できるようにすると説明が簡単になります。

没収や返送を避けるための予防策

没収や返送を避けるために、出発前に各国の検疫・税関規制を確認し、問題がありそうな物は送らないか、郵送やショップ直送に切り替えましょう。包装や表示を明確にし、必要な証明書を用意しておくことも有効です。

また、空港での時間に余裕を持って行動すると検査対応が必要になった場合でも冷静に対応できます。

すぐ使えるお土産の持ち帰りチェックリスト

出発前と空港での確認項目を分かりやすくまとめました。これを印刷して持っておくと安心です。

  • 購入品の領収書・証明書を受け取ったか
  • 液体は100ml以下か、再封可能袋に入れているか
  • 生鮮食品や植物由来のものは規制対象でないか確認したか
  • 壊れ物は店で梱包してもらったか、もしくは十分に保護しているか
  • 高額品は領収書を財布に入れて携行しているか
  • 宅配や国際郵便を利用する場合、追跡番号と保険の有無を確認したか
  • 税関申告が必要な金額・品目を確認し、申告書を用意しているか
  • スーツケース内の重心配分と固定を確認したか

どうぞこのチェックリストを出発前に見返して、荷物の種類に合わせて準備を進めてください。安全に持ち帰って、旅の思い出を無事に家族や友人と分かち合いましょう。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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