パリ到着後すぐにルーヴルでモナリザを見たいときに役立つ情報を、行動しやすい順でまとめました。時間帯や入口、チケットの選び方から館内の道順、館周辺の休憩場所や食事処まで、旅の流れをイメージしながら読めるようにしています。滞在時間を有効に使って、余裕を持って鑑賞できるようにしてください。
モナリザがある美術館に行く前におさえておきたい3つのポイント
入場から鑑賞までをスムーズにするため、混雑回避、チケット確保、展示場所への導線を押さえましょう。移動時間や待ち時間も旅程に組み込みやすくなります。
混雑を避ける時間帯と曜日
平日の開館直後と閉館前が比較的空いています。特に火曜は休館なので狙い目です。土日は国内外からの来館者が多く、午前10時〜15時がピークになります。モナリザは必見作品なので、昼前後にかけては群衆ができやすいです。
朝一番の利点は、セキュリティチェックや入場で待っても館内が落ち着いている点です。夕方はツアー客が減るため、ゆっくり見やすくなりますが、ライトアップの時間や閉館間際の混雑には注意してください。
夏季や連休は例年混雑が増すため、午前中の早い時間を強くおすすめします。美術館の特別イベントや学校の休暇期間も混雑要因なので、訪問前に大型イベントの有無をチェックするとよいでしょう。
チケットの取り方と入場のコツ
公式サイトで事前購入が最も安心です。入場日時指定券を選べば長時間並ぶリスクを減らせます。券種は日時指定の一般入場券、割引券、ミュージアムパスなどがありますが、日時指定券は確実性が高いです。
発券後はメールのQRコードをスマホで提示します。紙でプリントしておくと電池切れや通信トラブル時に安心です。グループの場合は全員分をまとめて管理すると入場時に手間取りません。
当日購入は窓口や自動券売機もありますが、休日や観光シーズンは完売や長い列が発生します。ツアーバウチャーやホテルのコンシェルジュ経由で手配すると、混雑を避けられる場合があります。
展示場所までの最短ルート
モナリザは広大な館内の一角に展示されているため、最短ルートを事前に把握しておくと時間が節約できます。地下のピラミッド広場から入ると館内の主要動線に直結しているので移動が楽です。
館内は矢印や案内標識が充実していますが、初めてだと迷いがちです。入場後すぐに館内マップを入手し、展示室番号を確認してから移動するのがおすすめです。のんびり他の展示を見ながら向かうと時間を取られやすいので、モナリザ優先なら一直線に向かいましょう。
鑑賞で守るべきマナー
展示室ではフラッシュ撮影や三脚の使用が禁止されています。展示ケースや作品には近づきすぎず、他の来館者の視界を遮らないよう配慮しましょう。小声で会話し、混雑時には順番を譲り合うと雰囲気が保てます。
バッグは前に抱える、リュックは下ろすなど周囲の安全に配慮してください。係員の指示には従い、写真撮影ルールや立ち止まる位置を守ることで、全員が快適に鑑賞できます。
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モナリザはルーヴル美術館のどこにあるか知る
広いルーヴルのどの翼・階にあるかを把握しておくと、館内での迷いが減ります。案内表示と展示番号の関係に慣れておきましょう。
展示のある翼と階数
モナリザはリシュリュー翼ではなく、デノン翼(Aile Denon)に展示されています。階は地上階(日本語でいう1階またはRDCに相当する場合があります)に位置していることが多く、入口からの動線が比較的分かりやすい場所です。
来館時は館内マップで“Denon Wing”と表示されていることを確認してください。ルーヴルは展示替えや特別展の影響で配置が変わることがあるため、訪問当日の掲示やスタッフの案内にも注意を払いましょう。
展示室の番号と目印
展示室は番号で管理されています。モナリザは600番台後半〜700番台のあたり(Salle des États付近)の展示室にあることが多いです。部屋はガラスケースと人だかりが目印で、壁に作品名や説明板が掲示されています。
周辺には有名作品が並んでいることが多く、来館者で賑わう通路沿いです。番号をスマホのメモに控えておくと、館内マップと照合しやすくなります。
館内マップの読み方
館内マップは翼(Denon, Sully, Richelieu)と階数でエリア分けされています。来館口からのルートを矢印でたどり、展示室番号がマップの位置を指すので、その番号を目印に移動します。
マップにはトイレやカフェ、出入口の位置も記載されています。移動の合間に休憩ポイントや避難経路を確認しておくと安心です。係員に「Where is Mona Lisa?」と尋ねれば、英語やフランス語で道順を教えてくれます。
公式アプリとバーチャルツアーで場所を確認
ルーヴルの公式アプリは館内マップや注目作品の位置、音声ガイドを提供しています。アプリでモナリザの展示室を検索すると、現在地からのルート案内が表示されることがあります。
バーチャルツアーも展示室の位置把握に便利です。訪問前にアプリやウェブで場所を確認し、入り口からの移動イメージを固めておくと館内での迷いが減ります。
展示移動や臨時閉室の確認方法
主要作品は時々他の展示室に移動したり、修復や特別展のため閉室することがあります。訪問前に公式サイトの展示情報やSNS、現地の案内掲示を確認してください。
当日入口付近の案内板やインフォメーションデスクでモナリザの展示状況を確認すると安心です。入場後でもスタッフに尋ねれば、最新の展示位置や代替展示の案内を受けられます。
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モナリザまでの最短ルートと迷わない歩き方
館内は広く、観光ルートも複数あります。迷わず目的地にたどり着くための入口選びや道順、階段・エレベーターの使い分けを覚えておくと便利です。
おすすめの入場口とその理由
ピラミッド(Pyramid)入口は最も一般的で、地下鉄1号線やRER Aからアクセスしやすく、セキュリティを通った後すぐ館内に入れます。カルーゼル・デュ・ルーヴル(Carrousel du Louvre)入口は屋内ショッピングモール経由で天候に左右されず便利です。
ピラミッドは来館者数が多い一方、館内の中心に近く移動時間が短くなるメリットがあります。早朝や閉館間際を狙えば、混雑を避けつつ効率よく展示に向かえます。
館内での道順と目印
入館後は案内板の「Denon Wing」方向に進み、床や壁にある矢印に従って歩きます。カフェや大きな彫刻、階段ホールが目印になります。ガラスのピラミッドを背にして直進し、時計の方向に向かって移動するルートが視覚的に分かりやすいです。
人が多くても流れに乗り、無理に抜けようとしないことが大事です。必要ならば一度立ち止まってマップを確認してから進みましょう。
階段とエレベーターの使い分け
階段は最短ルートですが混雑することが多く、荷物が重い場合や足腰に不安がある場合はエレベーターを使いましょう。エレベーターは案内表示にELEVATORと書かれているので、その方向に向かいます。
エレベーターは優先利用のために列ができやすいので、時間に余裕があるなら階段を使った方が早いケースもあります。混雑時は係員に最適な移動経路を尋ねると案内してもらえます。
混雑時に使える抜け道と注意点
混雑時は展示室を横切るより、通路の端を使って進むと流れに乗りやすくなります。観光客向けのルートとは別に職員通路や一方通行の指示がある場所もあるため、指示に従ってください。
抜け道を探すときは展示の説明板や非常口の案内を目印にすると安全です。展示ケースや作品に近づきすぎないこと、係員の指示に従うことを忘れないでください。
迷った時にすぐ頼れる案内標識
館内には壁掛けの方向案内、床の矢印、天井のサインが配置されています。「Denon」「Sully」「Richelieu」の表記と矢印を探してください。インフォメーションデスクは英語での質問にも対応しており、地図をもらえます。
スマホが使える場合は公式アプリのマップ機能を活用すると現在地が分かりやすく、最短ルート案内も確認できます。迷ったらまず近くの係員に尋ねるのが一番早い方法です。
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チケット予約や当日の準備を手早く整える
入場前の手続きや持ち物の準備、当日の並び方まで整えておくと時間のロスが減ります。各種チケットの違いも把握しておきましょう。
オンラインチケットの種類と買い方
公式サイトでは日時指定の一般入場券を購入できます。スマホでQRコードを受け取り、入場ゲートで提示するだけで入館できます。割引対象のチケット(26歳未満など)を購入する場合は、年齢確認書類が必要です。
第三者販売のチケットは価格が高めの場合があるので、公式ルートを優先することをおすすめします。購入後はメール確認とQRコードの保存を忘れないでください。
ミュージアムパスや割引の利用法
パリ・ミュージアムパスは複数の美術館・施設を回る予定がある場合に便利です。ただし、主要作品の鑑賞に際しては日時指定が必要な場合があるので、パス所持者でも事前に入場方法を確認してください。
学生や一定年齢以下の無料入場権がある場合は、証明書類を必ず携帯しましょう。割引適用の条件は変わることがあるので、直前に公式情報を確認することをおすすめします。
入場時の持ち物チェックリスト
- パスポートやID(割引適用や本人確認用)
- チケット(スマホのQRコードか印刷)
- 小さめのバッグ(混雑時に邪魔にならないもの)
- モバイルバッテリー(スマホ地図やアプリ用)
- 飲料(美術館内での飲食は制限がありますが、カフェ利用を考慮)
大きな荷物やスーツケースは持ち込めない場合があるので、宿やロッカーに預けておくと楽です。
当日の列に並ぶ時の注意点
列はセキュリティチェック、チケット確認、入場ゲートで分かれます。案内に従い、荷物検査はスムーズに行えるようにバッグ内の金属類や液体をまとめておいてください。
列に並ぶ際は日差し対策や飲み物を用意すると安心です。代表者がまとめてQRコードを提示する場合は、全員分のIDをそろえておくとトラブルを防げます。
オーディオガイドやガイドツアーの違い
オーディオガイドは自分のペースで回れる点が魅力で、スマホアプリ版もあります。ガイドツアーは見どころを短時間で効率よく説明してくれるので、背景知識を得たい場合に向いています。
団体ツアーはルートが決まることが多く、個人で自由に回りたい場合は音声ガイドを選ぶと良いでしょう。ガイドの言語や集合場所は事前に確認してください。
モナリザ鑑賞後に回りたい近隣スポットと施設
モナリザを見た後は、館内の休憩場所や周辺の観光スポットでゆっくり過ごすプランが楽しめます。移動時間や予約のコツも合わせてご案内します。
館内のおすすめカフェと休憩場所
ルーヴル内には複数のカフェやテラスがあり、鑑賞後の疲れを癒やせます。カフェ・マルリー(Café Marly)はピラミッドを望むロケーションで人気です。軽食やコーヒーでひと息つけます。
混雑時は館外のテラス席が埋まりやすいので、時間に余裕があるなら館内の落ち着いたスペースを探すとよいでしょう。ベンチのある中庭や近隣のチュイルリー公園まで足を伸ばすのもおすすめです。
お土産ショップで人気のグッズ
ルーヴルのミュージアムショップではポストカード、レプリカ、アートブック、キーホルダーなど多彩な品揃えです。モナリザ関連グッズも定番で、サイズや価格帯が幅広く揃っています。
混雑する時間帯はレジ待ちが発生するので、購入は閉館近くや昼の混雑を避けた時間が狙い目です。オンラインショップも利用できる場合があるので、重い品は配送にするのも手です。
周辺の観光名所と移動時間
ルーヴルから徒歩圏内にはチュイルリー公園(5分)、コンコルド広場(15分)、オルセー美術館(20〜25分)があります。セーヌ川沿いの散策路も気持ちよく、橋を渡ればサンジェルマン方面へ向かうこともできます。
移動は歩くのが一番風情がありますが、疲れたらタクシーやバス、メトロを利用すると早く移動できます。観光シーズンは歩行者優先の場所が増えるので時間に余裕を見てください。
近くのレストランと予約のコツ
ルーヴル周辺は観光客向けのレストランが多い一方、地元客に人気の店は予約必須です。ランチタイムやディナーは混み合うため、早めの予約やオンラインでの事前確保をおすすめします。
軽い食事なら館内カフェで済ませられますが、落ち着いて食べたい場合はチュイルリー公園沿いやサントノレ通りのビストロをチェックしてみてください。
美術館を楽しむための服装と持ち物
歩きやすい靴と軽めの羽織りがあると安心です。館内は気温調整がされているため、脱ぎ着しやすい服装が便利です。バッグは小さめで、手荷物検査がスムーズに済むように整理しておくと入館が速くなります。
貴重品は肌身離さず管理し、展示間の移動が多い場合はスマホの充電残量にも注意してください。
モナリザ鑑賞のチェックリスト
鑑賞に行く当日に確認しておくと安心な項目をまとめました。出発前にひと通りチェックしておくと当日の流れがスムーズになります。
- チケット(QRコードまたは印刷)を確認
- パスポートや身分証明書を携帯
- 公式アプリや館内マップをダウンロード
- 行きたい入場口(ピラミッド / カルーゼル)を決める
- 午前早めか夕方の時間帯を選ぶ
- 小さめのバッグと歩きやすい靴を用意
- 飲み物・モバイルバッテリーを携帯
- お土産や食事の予定を立てる(予約が必要なら事前手配)
- 展示移動や閉室情報を公式サイトで最終確認
これで当日の不安が減り、ゆったりとモナリザの鑑賞に集中できます。楽しい時間をお過ごしください。
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