パリ地下鉄の乗り方ガイド|切符の選び方から改札タッチ、混雑対策まで

パリ到着後すぐに地下鉄に乗るときに知っておくと心強いポイントを、短めの導入でまとめます。路線や切符の種類、改札の通り方、混雑対策や空港からのアクセスまで、旅の流れに沿って順番に押さえていきましょう。地図アプリや切符購入のコツも含めて、無理なく動けるようにお伝えします。

目次

パリの地下鉄の乗り方を短時間でマスターするためのポイント

主要なポイントを上手に覚えておけば、初日の移動も落ち着いて行えます。路線番号と色、切符の種類、改札の使い方、混雑時の行動を中心に、すぐに役立つコツを紹介します。

主要な切符の種類と使い分け

パリ地下鉄でよく使う切符は、単発の「t+チケット」、デジタル化された「ナヴィゴ・イージー(紙タイプのチャージableカード)」「ナヴィゴ(定期カード)」、観光向けの1日券や連続利用券などがあります。短い滞在で駅移動が数回だけならt+チケットを切符売り場か自動券売機で買えば十分です。複数人で日中に頻繁に乗るなら1日券や日数パスが割安になることが多いです。

地下鉄とバス、RER(郊外列車)で使える範囲がそれぞれ異なるため、行き先が郊外(ヴェルサイユ宮殿やシャルル・ド・ゴール空港など)の場合は、RER用のチケットや空港連絡チケットが必要になります。1回券は地下鉄の乗車換えやバスへの乗り継ぎに使えますが、RERでゾーンを越えると別料金となるので注意してください。

また、観光中心で3日以上滞在するならナヴィゴカードのウィークリーや月間パスが便利です。カードは駅の窓口や大きめの自動券売機で購入・チャージできます。グループや子ども向けの割引制度もあるので、家族旅行の場合は窓口で確認すると良いでしょう。

スマホとナヴィゴイージーのどちらを使うか

スマホでのモバイルチケットは手軽でチャージもアプリから可能ですが、バッテリー切れや通信が不安なときは物理カードが安心です。ナヴィゴイージーは紙に近いカードで駅の券売機や窓口で買え、クレジットカードでチャージできます。チャージ後は改札でタッチして使います。

スマホで使う場合は公式アプリや交通系アプリを事前に入れてアカウント登録とクレジットカードの登録を済ませておくと到着後が楽です。なお、一部の改札や検札では端末を提示する必要があるため、画面ロックを解除した状態で表示できるようにしておきましょう。

観光で乗る回数が少ないなら紙のt+チケット、滞在中に何度も乗るならナヴィゴイージーやモバイルチケットのどちらかを選ぶと無駄が少なくなります。旅程や使い勝手に合わせて使い分けてください。

料金は均一制が基本になっている

パリの地下鉄は市内中心部のほとんどが均一料金に収まる設計で、短距離移動なら料金が一定という安心感があります。t+チケットは1回分の料金が設定されており、乗り換えても地下鉄内であれば追加料金はかかりません。ただしRERや郊外方面への移動はゾーン制や別料金になることが多いので切符を買う前に行き先のゾーンを確認してください。

バスやトラムとの相互乗り換えは一定時間内なら追加料金不要で使えるケースがありますが、RERの長距離区間や空港行きの特別チケットは別途必要です。チケットを複数枚まとめて買うと割安になることがあるため、駅での待ち時間を減らしたいときは多めに購入しておくと便利です。

また、子ども料金や若者向け割引、週パス・月パスなどでトータルの交通費を抑えられることがあります。滞在日数と観光プランに合わせて使い分けるとお得に移動できます。

改札はタッチが主流になっている

現地の改札はICカードや紙切符を読み取り機にタッチして入場する方式が中心です。紙のt+チケットはスロットに入れて回収されるタイプではなく、端末に当てると反応するタイプの駅も増えています。ナヴィゴカードはカード表面を読み取り機にタッチするだけでOKです。

改札でうまく反応しないときは、駅員のいる窓口へ持っていけば中を確認して対応してくれます。特に週末や混雑時は係員が手早く対応してくれることが多いので、焦らず順番を待つと安心です。

スマホ表示のチケットを使う場合は、画面を明るくして読み取りやすくしておくとスムーズです。また、複数人分を同時に通すとトラブルになることがあるので、一人ずつ順に通るようにしましょう。

混雑時の荷物管理とスリ対策

混雑した時間帯は財布やバッグの扱いに注意が必要です。肩掛けバッグは前に抱える、リュックは前に抱えるか前抱きにするなど目に見える位置に置いておくと安心です。貴重品は内ポケットやファスナー付きのポーチに入れて、簡単に抜き取られないようにしましょう。

人混みでは荷物を体の前に軽く固定するバンドやチェーンを使うのも有効です。観光客を狙うスリは車内や駅構内での混雑を利用することが多いため、写真撮影やスマホ操作で気を取られないようにしてください。

不審な接近や混乱があった場合はすぐに移動し、駅員や警察に知らせましょう。被害に遭った場合の連絡先やカード停止の手順を事前に控えておくと慌てずに対応できます。

空港から市内への代表的な移動方法

主要な空港からはRER、バス、特急やシャトルバス、タクシーなど選択肢があります。シャルル・ド・ゴール空港(CDG)からはRER B線が市内中心部(Denfert-RochereauやGare du Nord)へ直通で便利です。所要時間は約30〜40分で、荷物が多い場合はバスやシャトルの方が乗り換えが少なく楽に感じることがあります。

オルリー空港(ORY)からはOrlyval+RERやバスがあり、Orlybusでオデオン方面へ直行する便もあります。夜遅い到着や大きな荷物がある場合は公式タクシーや配車アプリを利用すると安心です。

運賃は空港専用のチケットが必要な場合があるため、乗る前に行き先に応じた切符を購入してください。公共交通機関は渋滞に左右されにくい代わりに、ストライキや運休情報をチェックしておくと安心です。

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切符と料金の基本をすぐに押さえる

パリでよく使う切符と料金ルールを短く整理しておきましょう。どの切符がどの路線で有効か、買い方やチャージ方法、空港行きや長距離利用時の注意点をまとめます。

1回券の買い方と利用範囲

t+チケットは地下鉄やトラム、オープンバスの短距離に使える1回券です。券売機や窓口で現金またはカードで購入できます。購入後は改札でタッチして入場し、地下鉄内での乗り換えは同一乗車とみなされます。

ただしRERでゾーンを越える移動や空港直行の特別チケットは対象外です。券は使い切りなので紛失すると再発行不可です。複数回使う予定なら10枚セット(カルネ)で買うと割安になります。

乗車前に行き先の区分が必要かどうか券売機の画面や駅員に確認すると安心です。券を渡すタイプの改札がある場合もあるので、その駅の方式を見てから入場してください。

ナヴィゴイージーの入手とチャージ方法

ナヴィゴイージーは観光客向けのチャージ可能なカードで、券売機や窓口で購入できます。購入時に必要事項を記入するタイプと無記名で使えるタイプがあるため、紛失時のリスクや滞在期間に応じて選んでください。

チャージは券売機や窓口、対応するアプリで行えます。クレジットカードが利用できる機器が多いですが、現金対応の場所もあるので空港到着直後は券売機で確認してください。チャージ後は改札でタッチして入場します。

カードは保管しておけば後日再チャージして使えますが、短期滞在なら使い切るプランを立てると無駄が減ります。グループで共有はできないため、一人一枚用意してください。

1日券やナヴィゴジュールのメリット

1日券や複数日券は観光で頻繁に移動する日がある場合に向いています。料金は日数に応じて変わり、地下鉄・バス・トラムが一定範囲で自由に乗り降りできます。区間外のRER長距離移動は別途必要になることがあるため、行程を確認してから購入してください。

乗り放題の利点は行き当たりばったりの観光や乗り換えを気にせず動けることです。日ごとに移動量が多いプランがあるなら、1日券を使う日のみ有効化するようにすると節約になります。

券は窓口や券売機で購入でき、ナヴィゴ系カードにチャージできるタイプもあります。グループや家族旅行では割引が適用される場合があるため、購入前に係員に尋ねると良いでしょう。

空港連絡チケットの選び方と注意点

空港から市内へ向かう際、RERやシャトル、専用バスのどれを選ぶかで料金や所要時間が変わります。CDGではRER Bが速く安い一方で、深夜や大きなスーツケースがある場合はRoissybusや公式タクシーも検討してください。

空港専用チケットは通常のt+チケットとは別扱いなので、券売機で「CDG」「Orly」など表示を選んで購入してください。券を間違えると所要時間や降車駅に影響します。空港到着後は表示とスタッフの案内を確認して、適切なチケットを買いましょう。

深夜便到着で公共交通機関の運行が少ない時間帯は、事前に運行時刻や代替手段を調べておくと安心です。タクシー料金の目安も確認しておくと安心して移動できます。

自動券売機とアプリでの支払いの違い

駅の自動券売機は現金とカード対応のものが混在しているので、到着後すぐ買う場合はカードが使える機械を探すか現金を用意してください。英語表示に切り替えられる機械も多く、操作は比較的シンプルです。

アプリで買う場合は事前にダウンロードとアカウント登録、クレジットカード登録を済ませておくと到着後すぐに使えます。スマホチケットは提示だけで通れる利便性がありますが、バッテリーや電波に注意が必要です。

支払い方法は安全性や利便性で選べます。券売機でカードが使えない場合に備えて小銭を少し持っておくと安心です。

チケットの保管と検札時の対応

乗車中や駅で検札(コントロール)があることがあります。チケットは改札を出た後も検札に備えてしばらく保管しておくと安心です。ナヴィゴカードやスマホ画面は提示しやすい場所に入れておきましょう。

検札で提示を求められたら落ち着いて提示し、不備がある場合はその場で説明を受けることになります。紛失や破損で提示できないと罰金対象となることがあるため、特に帰国前のチェックポイントでは注意してください。

もし係員から質問を受けたら、行き先や乗車区間を簡単に説明できるようにしておくとスムーズです。

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駅での乗り方をステップで学ぶ

駅での動き方を段取りで覚えておくと慌てず移動できます。改札入場からホームでの位置取り、降車と出口までの流れを順に説明します。

駅の出口と入り口を見つけるコツ

主要駅には複数の出口があり、出口番号と地上の目印が案内されています。地下の案内板にある出口番号と地図を見比べ、行きたい通りや施設の名前を探すと見つけやすいです。大きな駅では「Sortie(出口)」の表示が分かりやすく出ています。

駅舎の外に出たら近くの建物や通りの名称を確認しておくと再入場や戻るときに便利です。出口ごとに地上の行き先が異なることが多いので、目的地に近い出口を選ぶと時間を節約できます。

小さな駅では案内表示が少ないことがあるため、その場合は駅員に行き先を伝えて一番近い出口を教えてもらうと安心です。

券売機での操作手順

券売機は言語選択→券種選択→枚数入力→支払いの順で進めます。多くは英語表示に切り替えられ、画面のガイドに従えば購入できます。カード決済時は暗証番号入力が必要な場合があるので、国際カードのPINを用意しておくとスムーズです。

複数枚買うときはまとめて選んでおくと手間が省けます。操作で迷ったら近くの駅員に尋ねれば助けてくれるので、券売機の画面で足踏みせずに声をかけてください。

購入後はチケットを折り曲げないように保管し、改札での読み取りに問題が出ないようにしましょう。

改札の通り方とタッチのタイミング

改札ではチケットやカードを読み取り機に一度だけタッチして通ることが基本です。連続で複数人分を一緒に通そうとせず、1人ずつ順番にタッチして入場してください。エラー音が鳴った場合は係員に見せるか、表示に従って再試行しましょう。

スマホ画面でのチケット利用時は、ロック解除してすぐ表示できる状態にしておくと列が詰まりません。読み取り機にタッチした後は、扉が開くタイプではなくゲートが自動で動く場合もあるので、周囲の流れに合わせて進んでください。

改札で詰まっても焦らず、後ろの人に一言声をかけて協力を仰ぐと安全です。

ホームでの並び方と乗車マナー

ホームではドア付近に列ができることが多く、降車の人を優先してから乗るのがマナーです。列に並ぶ位置を守り、前の人と適度な間隔を保って待ってください。車両の中では携帯電話での大声の会話や大きな音を出すことは避けましょう。

混雑時は車両の奥まで詰めると次の乗客が乗りやすくなります。ベビーカーや大きなスーツケースは扉付近を避け、乗降の邪魔にならない位置に置くと周りも助かります。

優先席周辺では座れる人が譲ると車内の雰囲気がよくなります。短い乗車時間でも周囲への気配りを心掛けると安心して移動できます。

車内での移動と優先席の使い方

車内を移動するときはつり革や手すりをつかんで安定しましょう。混んでいる時間帯は足元に荷物を置かず、他の乗客が通れるように気をつけてください。優先席は高齢者や妊婦、体の不自由な方に譲るのが基本です。

座席に座ったらリュックは前に抱えるか足元に置き、周りのスペースを占有しないように配慮してください。イヤホンで音楽を聴くときは音漏れに注意し、会話は小声で行いましょう。

緊急時は車両の案内表示や車掌のアナウンスに従い、落ち着いて行動してください。

駅で降りるときの出口案内の読み方

降車駅に近づいたら車内アナウンスと表示を確認しておきましょう。大きな駅では複数の出口があり、それぞれ行き先が異なります。ホームにある案内図や上り階段の表示で出口番号を確認し、目的地に近い出口を選んで進んでください。

出口番号と一致する地上の通り名や建物名を覚えておくと、出た後の移動がスムーズです。初めての駅では少し余裕を持って早めに降りると、階段や改札で迷うことが減ります。

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路線図と乗り換えを迷わずこなすコツ

路線図の見方と乗り換えの進め方を知っておくと、街歩きの自由度がぐっと上がります。番号と色、行き先表示、アプリの使い方で迷いを減らしましょう。

路線番号や色で行き先を判断する方法

路線図では各路線に番号と色が割り振られており、これを基準に行き先を確認します。乗りたい駅が同じ路線上にあるかどうかは、路線図上で番号と色をたどれば一目でわかります。片方向の終点(方向表示)が掲示されていることが多いので、目的地に向かう方角の終点を確認してホームに立ちましょう。

表示板や車内アナウンスは終点名で案内されることが多いので、終点名を覚えておくと安心です。路線が交差する駅では乗り換え路線の番号と色を確かめて移動してください。

乗り換え駅での移動の流れ

乗り換え駅では案内表示に従って移動します。まずは乗り換え先の路線番号と方向(終点名)を確認し、矢印に沿って階段やエスカレーターを使って移動しましょう。大きな駅では乗り換えに距離があることがあるため、時間に余裕を持って行動するのが安心です。

乗り換えの際は改札を出ないルートが多いので、駅内案内の「Correspondances(乗換)」表示を探してください。荷物が多い場合はエレベーターの位置も確認しておくと楽になります。

出口番号と地上の目印の結びつけ方

出口番号は地上のどの通りや建物に近いかが案内されています。出口案内図を写真に撮っておけば、出た後にどの方向へ進めばよいか迷いません。観光スポットやホテルの近くの出口番号を事前に調べておくと、駅を出てからの歩きが短くなります。

地図アプリで出口番号を入力できる場合もあるため、事前にルート検索しておくと安心です。出口と地上の交差点やバス停を結びつけておくと、次の移動がスムーズになります。

乗り換え時間を短くするルートの見つけ方

乗り換え時間を短くしたいときは、行き先に応じて最寄り駅での乗り換え回数を減らす経路を探します。路線によっては少し遠回りでも乗り換え回数が少ないルートの方が結果的に早いことがあります。

アプリで到着時刻や乗換案内を比較し、階段の数や移動距離も考慮してルートを選ぶと疲れにくくなります。荷物が重い場合はエレベーターやエスカレーターの位置も確認して、移動の負担を減らすと良いでしょう。

アプリ活用で簡単に経路を探す方法

地図アプリや交通アプリを使うと最短ルートや乗換案内、所要時間がひと目でわかります。出発地と目的地を入れるだけで複数の候補を表示してくれるので、混雑状況や運行情報も併せて確認すると安心です。

オフライン地図を事前にダウンロードしておくと通信が不安な場面でも使えます。複数のアプリを比較して、表示のわかりやすいものを選んでおくと迷わず移動できます。

安全に快適に使うための注意点と準備

楽しい滞在にするために、安全面と緊急時の準備を整えておきましょう。スリ対策や混雑時の振る舞い、夜間利用の目安やストライキ情報のチェック法をまとめます。

スリやひったくりを避ける工夫

貴重品は見えない場所に入れ、リュックは前に抱えるなど視線から外れにくい配置にしてください。ポケットに入れるスマホや財布は内側のファスナー付きポケットにしまい、現金は分散して持ち歩くと安心です。

混雑する改札やプラットフォームでは荷物を放置しないことが大切です。知らない人からの異常な接近や騒ぎが起きたら距離を取り、周囲にいる駅員や警察に助けを求めてください。

混雑時に荷物を守るシンプルなコツ

混雑時は荷物を前に抱え、リュックは下ろして前に抱くことで被害リスクを減らせます。小さなジッパー付きポーチに貴重品を入れてからバッグ内にしまい、外側のポケットは使わないようにすると安全です。

また、バッグのショルダーストラップを短めにし、手でしっかり保持するだけでも盗難リスクが下がります。混雑を避けて次の車両を待つのもひとつの手です。

子どもや高齢者と一緒に乗るときの配慮

ベビーカーや車椅子の移動は駅によって対応が異なります。エレベーターの位置を事前に確認し、混雑を避ける時間帯を選ぶと移動が楽になります。優先席は必要な方に譲り、乗降時は段差やドアの閉まりに注意してください。

子ども連れの場合は手をつなぎ、はぐれたときの待ち合わせ場所を決めておくと安心です。高齢者には階段の昇降や長距離歩行が負担になることがあるため、座席やエレベーターを優先して利用しましょう。

駅での緊急時に取るべき行動

駅や車内で緊急事態が発生したら、まずは落ち着いて車掌や駅員のアナウンスに従ってください。緊急ボタンやインターフォンで係員に連絡することができます。火災やけが人がいる場合は最寄りの非常口や係員の指示に従って避難しましょう。

応急処置が必要な場合は周囲の人や係員に助けを求め、警察や救急に連絡する手順を確認しておくと安心です。

ストライキや運休の情報を確認する方法

フランスでは時折交通機関のストライキが行われます。出発前や滞在中はRATPやSNCFの公式サイト、SNS、主要なニュースアプリで運行情報を確認してください。運休情報は英語表示されることも多いので、重要な移動日には前日と当日の朝にチェックすると安心です。

代替ルートやバス運行の情報も併せて調べ、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。

夜間に安全に利用するための目安

夜間は人通りが少ない駅や路線もあるため、明るく人通りのある出口を選ぶと安心です。深夜帯は列車本数が減るので、移動時間に余裕を見て行動してください。配車アプリや公式タクシーの利用は荷物が多い場合や遅い時間帯には便利です。

夜間に不安を感じたら駅員や常駐の警備に相談し、安全なルートを教えてもらうと安心して移動できます。

パリ滞在で役立つ地下鉄チェックリスト

最後に、出発前や移動時に便利な持ち物と確認ポイントをリストにしました。忘れ物がないように一度チェックしてから出かけましょう。

  • 折りたたみの地図アプリ(オフライン地図のダウンロードを含む)
  • クレジットカードと少額の現金(小銭)
  • ナヴィゴカードやアプリのログイン情報、チャージ残高の確認
  • スマホ充電器やモバイルバッテリー
  • 貴重品を入れる小さめのファスナー付きポーチ
  • 折りたたみ傘や軽いレインコート(天候対策)
  • ホテルや目的地の住所・最寄り出口番号のメモ
  • 緊急連絡先、クレジットカード停止番号の控え
  • 夜間移動時のタクシーアプリのインストールと支払い準備

このリストを出発前に確認しておけば、安心してパリの地下鉄を使いこなせるようになります。観光の合間にスムーズに移動できれば、旅がもっと楽しくなります。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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