エジプトのピラミッドはどこにある?ギザ・サッカラ・ダハシュールの回り方ガイド

エジプトのピラミッド観光は場所を押さえて移動計画を立てると安心です。ここでは代表的なピラミッド群の位置や周辺情報、カイロからの行き方、当日の準備や注意点まで、迷わないように手取り足取りご案内します。地図リンクや座標も載せているので、スマホ片手に回るプラン作りに役立ててください。

目次

今すぐわかる エジプトのピラミッドの場所と主要エリア

ギザ、サッカラ、ダハシュールはカイロ近郊に点在しており、それぞれ見どころが違います。移動時間は交通状況で大きく変わるため、余裕を持ったスケジュールを組むと楽になります。主要エリアごとの特徴を押さえておきましょう。

ギザ高原にある三大ピラミッドの位置

ギザ高原はカイロ中心部の西側に広がる高台で、クフ王(大ピラミッド)、カフラー王、メンカウラー王の三基が並んでいます。高台からはカイロ市街地を背景にする壮観な眺めが楽しめます。観光エリアとして整備されており、入場ゲートや案内板、土産物屋が集中しています。スフィンクスはカフラー王のピラミッドに近く、観光ルートの一部になっています。周辺にはラクダや馬車の客引きが多いので、料金は必ず乗る前に交渉してください。朝早めの時間帯は日差しが弱く、比較的空いていますが、ツアー客が一斉に到着するため午前中中盤以降は混雑しやすいです。

サッカラの階段ピラミッドの場所

サッカラはカイロ中心部の南西約20kmに位置する広大な墓域で、古王国時代の遺構が点在しています。最も有名なのはジョセル王の階段ピラミッドで、周囲には貴族の墓や石材採掘跡などが見られます。アクセスは車で約30〜60分程度、ツアーやシャトルを利用する旅行者が多いです。敷地はギザより落ち着いた雰囲気で、ゆっくり写真を撮りたい方や考古学的な興味がある人に向いています。見学路が整えられている場所もありますが、砂ぼこりが多いため歩きやすい靴とサングラスがあると便利です。

ダハシュールの赤ピラミッドと屈折ピラミッドの位置

ダハシュールはサッカラのさらに南にあり、古王国時代の実験的なピラミッド群が残るエリアです。屈折ピラミッドは側面が途中で角度を変えている独特の形状をしており、赤ピラミッドは比較的保存状態が良く内部にも入れる箇所があります。観光客はギザやサッカラほど多くないため、静かに見学したい人に適しています。カイロからは車で約1時間前後を見込んでください。道中は砂漠地帯の景色が続くため、飲み物を用意しておくと安心です。

アブシールやメンフィス近郊のピラミッドの場所

アブシールはカイロの南に位置し、幾つかの小型ピラミッドが点在します。メンフィス(古代都市)はサッカラ近くにあり、露出した遺跡や博物館があるため、周遊するには好都合です。これらのスポットは個人観光客には見落とされがちですが、静けさや地元ガイドの説明をゆっくり聞ける利点があります。公共交通は限られるため、タクシーやチャーターで回るのが効率的です。

主要ピラミッドの緯度経度と地図リンク

スマホの地図アプリで直接開けるように、代表的な座標をまとめます。コピーして使ってください。

  • クフ王のピラミッド(ギザ):29.9792°N, 31.1342°E
  • カフラー王のピラミッド(ギザ):29.9773°N, 31.1325°E
  • メンカウラー王のピラミッド(ギザ):29.9722°N, 31.1286°E
  • ジョセル王の階段ピラミッド(サッカラ):29.8713°N, 31.2165°E
  • 屈折ピラミッド(ダハシュール):29.8025°N, 31.2019°E
  • 赤ピラミッド(ダハシュール):29.8040°N, 31.2060°E

地図アプリでは座標を検索窓に貼り付けるか、各名所名で検索すればルート案内が出ます。到着予定時刻の目安を立てるときに活用してください。

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ピラミッド別に見る所在地と特徴

各ピラミッドごとの見どころや周辺設備、写真を撮るときのポイントを場所ごとに整理しました。滞在時間や撮影スポットの参考にしてください。

クフ王のピラミッドの所在地と見どころ

クフ王のピラミッドはギザ高原で最大の存在感を放っています。内部の通路を見学する場合は別料金や人数制限があるため、事前にチケット状況を確認すると安心です。外観はどの角度から見ても圧倒されますが、ハイライトは高台からの全景と、ピラミッドの基部近くでの迫力あるショットです。周辺には観光客向けの休憩所やトイレ、土産物屋が揃っていますが、品質や価格は店ごとに差があるため複数店を見てから買うのがおすすめです。日中の強い日差しを避けるなら、朝や夕方に訪れると柔らかい光で写真が映えます。

カフラー王のピラミッドとスフィンクスの位置関係

カフラー王のピラミッドは、スフィンクスと非常に近い位置関係にあります。スフィンクスは東側に向いていて、カフラーのピラミッドをバックに写真を撮るのが定番です。スフィンクス前は観光客が集まりやすく、柵越し撮影が基本となる場所もあります。朝は東向きの光が強く、スフィンクスの表情がはっきり見えるためおすすめです。係員や警備もいて安全面はしっかりしていますが、写真を撮る際のスペース争いに巻き込まれないよう注意してください。

メンカウラー王のピラミッドの場所と近くの設備

メンカウラー王のピラミッドは三基の中で最小ですが、保存状態が良く近くで落ち着いて観察できます。周辺は観光動線が少し落ち着いており、土産物屋や軽食の出店が点在します。休憩スポットが限られているので、長時間滞在する場合は飲み物やスナックを用意しておくと楽です。トイレは主要ゲート付近にありますが数が多くないため、計画的に利用してください。

サッカラの階段ピラミッド周辺の見学地

ジョセル王の階段ピラミッド周辺は広い古墳群が広がり、博物館的な要素が豊富です。石棺や墓室の遺構、レリーフなどが点在しており、遺跡散策を楽しめます。敷地内は歩く距離があるため歩きやすい靴が役立ちます。周辺には小規模な売店やトイレがあり、地元ガイドが丁寧に説明してくれるスポットも多いです。写真は午後の斜光で陰影が出る時間帯が映えます。

ダハシュールのピラミッド群の分布

ダハシュールでは屈折ピラミッドと赤ピラミッドが近接しており、徒歩で両方を回ることが可能です。屈折ピラミッドは形の面白さ、赤ピラミッドは内部の石組みを間近で見る楽しさがあります。訪問客が少なめなので、落ち着いて観察できますが、設備は最小限です。地形は砂地が多く、強い風が吹く日もあるため飲料と帽子を用意してください。

ラクダと一緒に撮影できるおすすめスポット

ギザ高原の西側斜面や、ピラミッド周辺の広場がラクダの撮影スポットです。ラクダは現地のレンタル業者が管理しており、料金は交渉制。事前に日本円やクレジットで全額払うよりも、現地通貨(エジプトポンド)で小額ずつ渡すとトラブルが少ない場合があります。撮影時はラクダに近づき過ぎない、手ぶらで急に触らないなど動物のストレスに配慮してください。写真を撮るだけなら短時間の貸し出しが一般的です。

音と光ショーの会場と鑑賞の場所

ギザでは夜に音と光のショーが開催され、ピラミッドやスフィンクスにライトで演出が施されます。会場はギザ高原の専用スペースで、観覧席は指定席制が多いためチケットは事前購入をおすすめします。ショーは英語や多言語で歴史を紹介する形式で、屋外なので防寒具があると快適です。開始時間は季節で変わるため、公式サイトや宿泊先で当日の時間を確認しておくと安心です。

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カイロから各ピラミッドの場所への行き方

カイロ市内からはタクシーやツアー、公共交通など選択肢が豊富です。安全と時間効率を考えて自分の旅程に合った移動手段を選びましょう。朝の渋滞や帰路の足確保も忘れずに。

タクシーやウーバーでの移動時間と費用

カイロ中心部からギザまでは通常30分〜1時間程度、料金はメータータクシーで150〜300EGP、Uberだと同程度かやや安めのケースが多いです。サッカラやダハシュールへは距離があるため片道40〜80分、料金は300〜600EGPを目安にしてください。繁忙時間は渋滞でさらに時間が伸びることがあるため、余裕を持って出発するのが無難です。乗る前に運転手と目的地を明確に伝え、乗車アプリの利用でルートの可視化をすると安心です。

地下鉄とバスを使った乗り継ぎルート

カイロ地下鉄は市内の移動に便利ですが、ピラミッド最寄り駅までは直接繋がっていません。ギザ方面へは地下鉄で「Giza(ギザ)」駅まで行き、そこからタクシーで高原へ向かうのが一般的です。サッカラやダハシュールへは郊外バスやミニバス(マイクロバス)を使う方法もありますが、路線や停留所が分かりにくく、英語表示が少ないため初めての方にはタクシーやツアーの方が安心です。

日帰りツアーの集合場所と所要時間

多くの旅行会社がカイロ発の日帰りツアーを催行しており、ホテルピックアップか指定の集合場所があります。ギザのみの半日ツアーは3〜4時間、ギザ+サッカラやダハシュールを回るツアーは6〜9時間が目安です。ツアーには入場料や昼食が含まれるプランと含まれないプランがあるため、予約時に確認してください。集合時間は早朝に設定されることが多く、混雑を避けて観光できるメリットがあります。

レンタカーで訪れる際の道順

レンタカーで行く場合、カイロ中心部からギザへは6th of October Bridgeを通るルートや中道を使うルートがあります。ナビアプリで「Giza Pyramids」や座標を入力すると最短ルートが出ます。駐車場は主要観光地に整備されていますが、車上荒らし防止のため荷物は見えない場所に置いてください。道路標識は英語表記もありますが、交通量や運転マナーが日本と異なるため運転には注意が必要です。

カイロ空港からの直接移動のおすすめ

カイロ国際空港(CAI)からギザへはタクシーで約45分〜1時間、料金は400〜700EGP程度が相場です。乗り合いバスや空港シャトルを使う手もありますが、荷物が多い場合はタクシーや空港で予約できる送迎サービスが便利です。到着時間が遅い場合は夜間料金や安全面を考慮してホテルで休むプランにするのが安心です。

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観光時に役立つ場所まわりの注意と準備

チケット、服装、熱中症対策、現地でのトラブル対応など、当日困らないためのポイントをまとめました。安全に気をつけながら、快適に回れるように準備してください。

入場チケットの種類と購入手順

ピラミッド観覧には一般入場券のほか、ピラミッド内部入場券や複数遺跡共通券が用意されている場所があります。窓口で現金購入もできますが、観光シーズンは行列になるため宿泊先やオンラインの代理店で事前購入すると安心です。パスポートが必要な場合があるので手元に用意してください。チケットの保管は紛失防止のためバッグの内ポケットが便利です。

ピラミッド内部の見学規則と制限

内部見学は人数制限や時間制限があることが多く、撮影禁止やフラッシュ使用禁止の場所もあります。狭い通路を登る箇所があるため、大きな荷物やベビーカーは入れないケースがあります。係員の指示に従い、他の見学者の迷惑にならないよう静かに移動してください。健康上の理由で階段や傾斜が辛い場合は外観のみの見学をおすすめします。

観光に適した時期と混雑の目安

訪問しやすいのは冬季(11月〜2月)で、日中でも過ごしやすく観光客も多めです。春と秋は気候が穏やかで過ごしやすいですが、イースターや春休みの期間は混雑します。夏(6月〜8月)は非常に暑くなり、午後の炎天下は避けた方がよいでしょう。早朝の到着や夕方の時間帯を使うと涼しく、観光客も若干少なめです。

暑さ対策や服装のポイント

日差しが強いので帽子、サングラス、日焼け止めは必携です。薄手で通気性の良い服装が快適ですが、寺院や一部の施設では露出の少ない服装が望ましいこともあります。歩きやすい靴を選び、靴裏に砂が入らないように注意してください。水分補給はこまめに行い、長時間の外出には保冷ボトルが役立ちます。

現地での安全対策とトラブルの対応

スリや置き引きに注意し、貴重品は身体に近い場所で管理してください。勧誘や商売の声かけが頻繁にありますが、丁寧に断れば問題ないことが多いです。体調不良や紛失時は観光案内所や宿泊先にすぐ相談しましょう。緊急時には大使館・領事館の連絡先を控えておくと安心です。

ピラミッドの場所を踏まえた旅のまとめ

訪問先ごとの位置関係や移動時間を把握しておくと、無理のないスケジュールが組めます。ギザは見どころが集中していてアクセスが良く、サッカラやダハシュールは落ち着いて見られる場所が多いです。朝晩の時間帯や交通状況を考慮して移動し、水分と日除け対策を忘れずに。思い出に残る写真を撮って、安全に楽しんでください。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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