空港のターンテーブルで似たような色のバッグが次々と流れてくる中、自分の荷物を一目で見極めるのは意外と大変な作業です。そこでおすすめしたいのが「マスキングテープ」を活用した目印作りです。安価で色や柄が豊富な上、剥がした跡が残りにくいという大きなメリットがあります。
スーツケースの目印にマスキングテープを貼るなら剥がれにくい形がある
マスキングテープは本来、仮留め用のテープなので、貼り方のコツを掴まないと空港での手荒な扱いですぐに剥がれてしまいます。旅の終わりまでしっかりと目印を維持するためには、テープの「形」と「貼る位置」の選び方が非常に重要なポイントになります。
貼る場所は角と段差を避けるのが基本
スーツケースに目印を貼る際、もっとも避けるべきなのは本体の「角」や「エッジ」の部分です。空港のベルトコンベヤーや貨物室での積み下ろしでは、ケースの角が他の荷物や機械の縁と激しく擦れるため、端から簡単にめくれ上がってしまいます。また、ボディに凹凸がある「リブ構造」の段差部分も、テープが浮きやすく剥がれる原因になります。
目印を貼るなら、できるだけフラットで面積の広い「側面の中央付近」を選んでください。平らな面であればテープ全体の粘着面がしっかりと密着し、摩擦による抵抗も受けにくくなります。もし目立たせたい理由で複数箇所に貼る場合でも、常に平面を意識して配置することで、剥がれにくさと視認性を同時に高めることが可能になります。
貼る前の脱脂で密着が大きく変わる
「すぐにテープが剥がれてしまう」という悩みを持つ方の多くが、下準備を忘れています。スーツケースの表面には、製造時のワックスや使用中に付着した手垢、排気ガスの油分などが薄く残っています。これらが残った状態でテープを貼っても、粘着剤が素材に届かず浮いてしまいます。
貼る前には、アルコール除菌シートや、中性洗剤を薄めて固く絞った布で、貼り付け予定の場所を念入りに掃除してください。さらに完璧を目指すなら、カー用品店などで売られている「シリコンオフ(脱脂剤)」を使うと驚くほど密着度が上がります。掃除の後は水分や繊維が残らないよう乾拭きし、完全に乾燥してからテープを貼るのが長持ちの秘訣です。このひと手間で、テープの寿命が格段に延びます。
「幅・長さ・重ね方」で目立ち方が決まる
マスキングテープを目印にするなら、文房具店でよく見かける15mm幅よりも、24mmや50mmといった「広幅タイプ」を選ぶのがおすすめです。面積が広いほど粘着力が安定し、遠くからでも色を判別しやすくなります。長さは10cmから15cm程度、少し長めにカットして貼ると、摩擦に負けない強度が生まれます。
また、単色で貼るよりも、異なる色のテープを少しずつずらして「重ね貼り」をすると、視認性がさらに上がります。例えば、黄色の上に青を細く重ねれば、オリジナルな配色になり、自分だけのスーツケースであることが一瞬でわかります。ただし、重ねる際は上のテープが下のテープの端からはみ出さないよう、全体をしっかり押さえつけて段差を最小限にするのが、引っかかりによる剥がれを防ぐコツです。
剥がれやすい素材と貼り方の組み合わせ
最近主流のポリカーボネートやアルミニウム製のハードケースは、表面が滑らかであればマスキングテープとの相性は抜群です。しかし、表面にザラザラとした「シボ加工(エンボス加工)」が施されているケースは注意が必要です。凹凸によってテープとの間に細かな隙間ができるため、通常の貼り方では剥がれやすくなってしまいます。
シボ加工のあるスーツケースに貼る場合は、テープを貼った後に柔らかい布を指に巻き、溝の奥まで粘着剤を押し込むように力強く圧着してください。また、布製(ソフトタイプ)のスーツケースにはマスキングテープはほとんど定着しません。布製の場合はテープでの目印は諦め、後述するスーツケースベルトやネームタグを活用し、どうしてもテープを使いたい場合は「ハンドル(取っ手)の金属部分」など、硬いパーツを探して貼る工夫が必要です。
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目印が長持ちしやすいおすすめアイテム
マスキングテープと一言で言っても、実は用途に合わせて様々な種類が販売されています。事務用ではなく、過酷な移動環境に耐えられる「強粘着」や「屋外用」のアイテムを正しく選ぶことで、旅行中の紛失トラブルを防ぐことができます。
強粘着マスキングテープ|通常より粘着が高く目印向き
一般的な文具用よりも粘着力が強化されたタイプです。塗装用や建築養生用として売られているものに多く見られます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 3M マスキングテープ 243J Plus |
| 特徴 | 強力な粘着力がありながら、剥がすときは糊残りが少ない |
| 推奨用途 | スーツケースの平面部分への目印、多色使いのアレンジ |
| 公式サイト | 3M ジャパン 公式サイト |
屋外対応のマスキングテープ|温度変化や摩擦に強いタイプ
直射日光や湿気、摩擦に強い設計になっており、長時間のフライトや屋外移動を伴う旅行に適しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | カモ井加工紙 マスキングテープ 武蔵 |
| 特徴 | 耐水・耐候性に優れ、手で切れやすいのに強靭な素材 |
| 推奨用途 | 悪天候が予想される旅行、長期間の海外旅行の目印 |
| 公式サイト | カモ井加工紙 公式サイト |
透明の保護フィルム|上から覆って剥がれを防ぐ
お気に入りのデザインのテープを貼った後、その上から一回り大きく貼ることで、摩擦から完全にガードします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | エーワン ラベルシール用保護フィルム |
| 特徴 | 透明度が高く、下地の目印の色を損なわずに剥がれを防止 |
| 推奨用途 | お気に入りの柄テープを保護したい時、角付近に貼る際 |
| 公式サイト | エーワン(スリーエム)公式サイト |
ガファーテープ|布基材で破れにくく視認性も出しやすい
マスキングテープよりもさらに強固な目印を作りたい場合に。布のような質感で光を反射しにくいのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 寺岡製作所 ビニルテープ・布テープ |
| 特徴 | 強度が非常に高く、手でちぎれる。発色の良い色も多い |
| 推奨用途 | 視認性を最優先したい時、大型スーツケースの補強兼目印 |
| 公式サイト | 寺岡製作所 公式サイト |
スーツケースベルト|空港での扱いでも目立ちやすい
テープと併用することで、遠くからの視認性を劇的に向上させます。不意の開放を防ぐ安全策にもなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | サムソナイト スーツケースベルト |
| 特徴 | 丈夫なナイロン製。カラーバリエーション豊富で目立つ |
| 推奨用途 | 預け入れ荷物の識別、防犯対策、テープの剥がれ不安解消 |
| 公式サイト | サムソナイト公式サイト |
ネームタグ|テープと組み合わせて見つけやすくする
テープで色分けし、タグで詳細な持ち主情報を補うことで、取り間違いを確実に防ぐ二段構えの対策が可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 無印良品 トラベル ネームタグ |
| 特徴 | シンプルで飽きのこないデザイン。個人情報を隠せるカバー付き |
| 推奨用途 | 似た色のスーツケースが多い場合、紛失時の連絡先明記 |
| 公式サイト | 無印良品 公式サイト |
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剥がれにくさと目立ちやすさを両立する貼り方アイデア
せっかくの目印も、周囲と同じような貼り方では意味がありません。ここでは、物理的に剥がれにくくする補強のテクニックと、遠くのベルトコンベヤーからでも自分の荷物を発見できる、デザインの工夫についてご紹介します。
十字・L字で「角」を押さえる貼り方
テープが剥がれる一番の原因は、端の部分が何かに引っかかることです。これを防ぐために、あえて「十字」や「L字」にテープを交差させて貼るアイデアがあります。一本のテープの端を、もう一本のテープで上から押さえつけるように重ねることで、端がめくれ上がるきっかけを物理的に封じ込めます。
例えば、横に一本貼った後に、その両端を縦に短いテープで留めるように貼ってみてください。これだけで強度は飛躍的に向上します。見た目にも「ただテープを貼っているだけ」という印象から「意図的な目印」という雰囲気に変わり、取り間違いを防ぐ心理的な抑止力にもなります。カラーを変えて十字にすれば、視認性と耐久性を同時に手に入れることができます。
ストライプで遠目でも見分けやすくする
一本のテープを貼るだけでは、スーツケースの面積に対して目印が小さすぎることがあります。そこでおすすめなのが、3本から5本のテープを等間隔で並べて貼る「ストライプ貼り」です。同じ色を等間隔で並べるだけで、まるで既製品のデザインのような美しさと、圧倒的な目立ちやすさが生まれます。
ストライプにする際は、あえて斜めに貼るのも一つの手です。スーツケースのデザインラインに対して斜めの線が入っていると、人間の目は違和感を覚えやすく、遠くから流れてきても瞬時に自分のものだと認識できます。この時、全てのテープの長さを揃えて切り揃えると、仕上がりが綺麗に見えるだけでなく、端の剥がれやすさを均一にチェックできるためメンテナンスもしやすくなります。
取っ手まわりは「干渉しない範囲」に絞る
「目立つ場所だから」と取っ手(ハンドル)やキャリーバーの周辺にテープを貼る方がいますが、ここは注意が必要です。ハンドルの可動部やバーの収納口のすぐそばに貼ってしまうと、ハンドルを引き出す際にテープが擦れて剥がれたり、逆に粘着剤が可動部に入り込んで動きを悪くしたりする恐れがあります。
取っ手まわりに目印をつけたい場合は、ハンドルを握った時に手が当たらない「ハンドルの付け根から数センチ離れた平らな場所」に絞って貼ってください。また、取っ手そのものに巻きつけるように貼るのもおすすめですが、この場合は何度も握ることでテープがズレやすいため、定期的に貼り替えが必要な場所だと認識しておきましょう。基本的には、本体の広い面を目印の主役に据えるのがもっとも安定します。
きれいに剥がすための貼り替えルール
旅行が終わったら、マスキングテープは早めに剥がすのが鉄則です。マスキングテープの粘着剤は、時間が経つほど、あるいは高温多湿な環境に置かれるほど変質し、ベタベタした跡が残りやすくなります。特に海外の強い日差しや飛行機の貨物室の気圧変化にさらされた後は、帰宅後すぐに取り除くのが、スーツケースを綺麗に保つためのルールです。
もし長期間貼りっぱなしにしてしまい、糊が残ってしまった場合は、シール剥がし剤を使う前に「新しいマスキングテープ」を上からペタペタと押し当ててみてください。残った糊が新しいテープの粘着剤に吸着して、綺麗に取れることがあります。それでもダメな場合は、市販のステッカー剥がし液を少量使い、優しく拭き取りましょう。常に清潔な状態にリセットしておくことで、次の旅行でまた新しい目印を楽しむことができます。
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マスキングテープの目印は「貼る場所」と「仕上げ」で安定する
スーツケースの目印としてのマスキングテープは、下準備として表面の油分をしっかり拭き取り、平らな面に貼って、最後に指や布で念入りに圧着するという「場所選び」と「仕上げ」のセットでその真価を発揮します。自分らしい色や貼り方でアレンジを楽しみつつ、空港での取り間違いという不安を解消しましょう。しっかりとした目印があれば、到着ロビーでの待ち時間も、少しだけワクワクするものに変わるはずです。楽しい旅行を、万全の準備でスタートさせてくださいね。
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