タイの雨季はどんな感じ?期間・降り方・観光の対策まで実用ガイド

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タイ旅行を計画中の方へ。雨季の特徴や実用的な対策、移動・観光での注意点を具体的にまとめました。

目次

タイの雨季はどんな感じか

タイ 雨季 どんな感じ

タイの雨季は地域によって始まりと終わりが異なり、短時間の激しい雨と長引く曇りが混在します。旅行の計画では、目的地別の特徴を押さえると行動が楽になります。

期間の目安(地域別の差を簡潔に)

タイは大きく分けて中央(バンコク周辺)、北部(チェンマイ等)、東北部(イサーン)、南部(アンダマン海側と湾側)で雨季の期間が異なります。一般的には5月〜10月が雨季とされますが、南部は場所で差が出ます。アンダマン海側(プーケットなど)は5月〜10月が本格的で、湾側(サムイ島など)は10月〜3月が降雨期になることが多いです。北部やイサーンは5月中旬〜10月上旬が中心で、モンスーンの影響で降り方がやや持続的です。

旅行時には目的地の気候カレンダーを確認してください。街歩き中心なら短時間のスコール対策、アクティビティ重視なら月ごとの降水量をチェックすると安心です。

降水パターン:スコールと長雨の違い

タイの雨季は「スコール」と「長雨」の二種類の降り方が見られます。スコールは午後〜夕方にかけて短時間で非常に強く降る特徴があり、1時間程度で止むことが多いです。一方、長雨は数時間〜数日にわたってしとしと降り続くパターンで、屋外活動を計画しているとプラン変更が必要になります。

スコールは視界や道路状況が一時的に悪化するため、移動中は立ち止まって様子を見るのが安全です。長雨の場合は冠水や交通機関の遅延が起きやすいので、時間に余裕を持った移動計画と屋内の代替プランを用意しておくことをおすすめします。

日中の晴れと夕方の豪雨が同居する理由

タイの天気が日中晴れて夕方に豪雨になるのは、熱帯気候特有の対流活動によるものです。昼間の強い日差しで地表が温められると上昇気流が発生し、午後から夕方にかけて雲が急速に発達して雷雨やスコールを生みます。都市部ではヒートアイランド効果も重なり、局所的に激しい雨が降りやすくなります。

このため午前中は観光に充てて、午後は屋内の博物館やショッピングに切り替えるなど、時間帯で予定を入れ替えると効率的に過ごせます。天気の急変に備え、折りたたみ傘や防水ジャケットを常に携帯しておくと安心です。

降水量ピークの月と気温の変化

地域差はありますが、降水量のピークは多くの地域で8月〜9月です。この時期は降雨回数が増え、総降水量も多くなります。気温は雨季でも日中は高く、25〜33℃程度が一般的ですが、雨が続くと体感温度は下がり湿度が上がるため蒸し暑く感じます。夜間は23〜26℃程度まで下がることが多く、冷房や扇風機で温度調整が必要になる場合があります。

旅行時は暑さ対策とともに、雨による寒暖差にも対応できる薄手の羽織を用意すると快適に過ごせます。

観光客への体感的な影響ポイント

雨季は観光客の体感に以下のような影響が出ます。まず、屋外アクティビティ(ビーチ、山岳トレッキング、郊外ツアー)は中断やキャンセルの可能性が高くなります。次に道路冠水や大気中の湿気増加で移動が不便になり、汗で衣類がべたつくことが多くなります。また、蚊が増えるため屋外での防虫対策が重要になります。

良い面もあり、観光地は混雑が緩和されホテルやツアーが割安になることが多いです。写真映えする緑や滝が迫力を増す時期でもあるため、屋内外を上手に組み合わせれば充実した旅が実現します。

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雨季の天気予報と現地での情報収集法

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雨季の間は天気情報をこまめに確認する習慣が役立ちます。信頼できる情報源とチェック方法を知っておくと、急な変更にも落ち着いて対応できます。

信頼できる天気アプリと使い方

おすすめの天気アプリは、AccuWeather、Weather.com(The Weather Channel)、Windy、そしてGoogle天気です。AccuWeatherは短時間予報(分単位レベルの降水予測)や降雨レーダーが見やすく、Windyは風速やレーダーのレイヤー切替が豊富で屋外アクティビティの判断に便利です。Google天気は場所検索が簡単で現地の簡易確認に向きます。

使い方のコツは、到着前にアプリをダウンロードして目的地を「お気に入り」に追加し、プッシュ通知で急な雷雨や大雨警報を受け取る設定にすることです。また、レーダー表示で直近の降雨の動きを見ると、スコールの接近を短時間で把握できます。

現地の天気予報表示(英語・タイ語)の見方

タイの英語表示は通常わかりやすく、”rain”, “heavy rain”, “thunderstorms”, “showers” といった表現が使われます。タイ語表記では「ฝนตก(ホン・トック=雨)」や「ฝนตกหนัก(ホン・トック・ナック=大雨)」、「อากาศร้อน(暑い)」などの単語を抑えておくと役立ちます。

予報の「Probability of Precipitation(降水確率)」は時間帯別に見ると計画が立てやすく、降水確率が高くてもスコール中心なら短時間で止む場合がある点に注意してください。現地の気象庁(Thai Meteorological Department)の英語ページも、警報情報の一次ソースとして役立ちます。

SNSと現地速報(洪水・交通情報)のチェック方法

SNSはリアルタイム情報の宝庫ですが、信頼性に差があります。おすすめはTwitter(X)で現地の英語・タイ語の公式アカウントや交通機関、空港の公式アカウントをフォローすることです。Facebookの地域コミュニティや「Bangkok Traffic」などのページも冠水情報が早いことがあります。

チェック方法としては、位置情報付きの投稿や複数ソースで同報があるかを確認し、動画や写真が付いている投稿は状況把握に有効です。フェイク情報を避けるため、公式アカウントや複数の現地メディアで裏取りする習慣を付けてください。

空港や鉄道の運行遅延情報を確認するコツ

空港や鉄道の運航情報は公式サイトやアプリが最も確実です。スワンナプーム空港やドンムアン空港の公式Twitter/ウェブページ、タイ国際航空や現地LCCの運航情報ページを出発前に確認してください。列車はState Railway of Thailandのサイトや駅掲示板が一次情報になります。

コツは出発72時間前からこまめにチェックすることと、フライトや列車の予約番号を控えておくことです。出発直前に運航状況メールやSMSが来る場合もあるため、連絡先を正しく登録しておくと安心です。

ホテルやツアー会社からのリアルタイム連絡手段

予約時にホテルやツアー会社の連絡手段(電話番号、WhatsApp、LINE)を確認しておきましょう。タイではLINEが広く使われており、多くのホテルやガイドがLINEで連絡してくれます。WhatsAppは国際利用で便利です。

到着後はチェックイン時に緊急連絡先や集合場所の変更方法を確認し、ツアー当日はツアー会社の連絡先を再度控えておきます。キャンセルや変更が生じた場合、早めに連絡すれば代替手配や返金対応がスムーズです。

SIMは現地でも手配できるけど結構並ぶし、空港着いたらすぐに使いたいですよね。
設定も簡単で、高速データ通信なので海外でもサクサクネットがつながります。

移動・交通で気を付けること

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雨季は移動手段によってリスクが変わります。都市部の渋滞や冠水、運休リスクに備えた移動計画が重要です。

都市部(バンコク)の渋滞と代替ルート

バンコクは雨天時に道路が混雑しやすく、特にラッシュアワーやスコール直後は通常より何倍も時間がかかることがあります。BTSやMRTなどの鉄道は渋滞回避に有効ですが、駅までのアクセスが雨で悪化することがあるため、駅近の行動計画が安心です。

代替ルートとしては、BTS/MRT利用、チャオプラヤ川のボート(天候次第)、短距離なら徒歩で高架歩道を使う方法があります。時間に余裕を持って出発し、移動アプリ(Google Maps、Grab)で到着予想時間を比較して判断してください。

洪水や冠水時の安全な移動方法

冠水区域では無理に道路を渡らないことが大切です。水位が膝を超える場合は車のエンジンに水が入るリスクや下水の流れに巻き込まれる危険があります。冠水時は高台や主要な公共施設に避難し、地元当局の指示に従ってください。

移動が必要な場合は、現地の公式情報や警察・交通当局の指示を確認し、地元タクシーやボート運行の可否を尋ねてから行動してください。長時間歩く必要があるときは防水靴や着替えを準備しておくと安心です。

タクシー・配車アプリ利用時の注意点

タクシーは雨天時に拾いづらく、料金交渉やメーター不使用の場面が出ることがあります。Grabなどの配車アプリを使うと料金の透明化と目的地共有ができ安全です。ただし、冠水や渋滞でドライバーが配車をキャンセルすることがあるため、余裕を持った手配をおすすめします。

アプリ使用時は行き先を正確に入力し、乗車前に最終料金やピックアップポイントを確認してください。乗車中は道路状況をチェックし、必要なら別ルートをリクエストすると良いでしょう。

国内線・フェリーの運航キャンセル対策

雨季は国内線やフェリーの欠航が発生しやすいです。対策として、フライトは午前便を選ぶと天候による欠航リスクが比較的低くなります。フェリーは強風や高波で運休することがあるため、乗船前に運航会社の直近情報を必ず確認してください。

保険加入(旅程変更・キャンセル補償付き)や、次の便への振替ポリシーを事前に確認すると安心です。重要な接続がある場合は時間に余裕をもって移動日程を組んでください。

徒歩観光での路面状況と靴の選び方

路面は排水が悪い場所だと滑りやすくなり、マンホールや段差が見えづらく危険です。徒歩観光では滑りにくいソールの靴、防水性のある素材、かつ通気性を確保できるものが望ましいです。ヒールや革靴は避け、できれば速乾性の靴下や替えの靴を持参してください。

短距離なら防水スニーカー、長時間歩くなら軽量のトレッキングシューズがおすすめです。濡れた後は中に新聞紙を詰めて乾かすと早く乾燥します。

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雨季の観光プランと楽しみ方

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雨季でも楽しめる観光スポットや過ごし方を押さえれば、むしろ落ち着いた旅が楽しめます。屋内外を組み合わせたプラン作りがカギです。

屋内で楽しめるスポットの具体例

雨の日におすすめなのは国立博物館、アートギャラリー、ショッピングモール、スパ、クッキングクラスなどです。バンコクならチャトゥチャックは屋外ですが、MBKやサイアムパラゴンは大きなショッピングモールで買い物や食事をゆっくり楽しめます。チェンマイでは寺院巡りの合間にコーヒーショップや工芸体験を入れると濡れずに充実します。

屋内アクティビティは事前予約が可能なことが多く、急な天候変化でも延期や時間変更がしやすい点が便利です。

雨でも映える写真スポットの探し方

雨上がりは光と水たまりで反射が生まれ、独特の風景写真が撮れます。探し方としては、路地裏のカラフルな店舗、寺院の濡れた屋根や参道、夜のネオンと水たまりの反射を狙うと雰囲気ある一枚が撮れます。屋内ではマーケットの賑わいや屋台の湯気を活かしたクローズアップが効果的です。

撮影時は機材の防水対策を忘れずに行い、スマホなら防水ケースやジップ袋を使うと安心です。

オフシーズン価格でお得に楽しむコツ

ホテルやツアーは雨季に価格が下がることが多く、アップグレードや特典を交渉しやすくなります。早割プランや長期滞在割引、直前のディールもチェックしてください。レストランやスパも比較的予約が取りやすく、人気店でも入店しやすい利点があります。

ただし格安プランはキャンセルポリシーが厳しい場合があるため、変更時の条件を確認しておくことが重要です。

日程調整のコツ:予備日と時間帯の工夫

屋外アクティビティは午前中に入れ、午後を予備にするスケジュールが有効です。雨の多い日は観光日を複数に分け、重要な予定には予備日を1〜2日設けると安心です。また、天気アプリでスコールの時間帯を確認し、移動や屋外観光をスコール前に終えるプランを立ててください。

午後のスコールに備えて、屋内で過ごせる代替案を複数用意しておくとストレスが少なくなります。

ローカル体験(市場・屋台)を濡れずに楽しむ方法

市場や屋台は屋根付きの場所を選ぶのがポイントです。バンコクのような都市では屋台街の多くが通路に簡易屋根が設置されていることが多く、雨でも楽しめます。屋台で食べる際は皿ものより串焼きや取り分けしやすい料理を選ぶと濡れた手で扱いやすいです。

持ち運びに便利な小型の折りたたみ傘やポンチョ、使い捨てのウェットティッシュを用意しておくと快適に回れます。

持ち物・服装・健康対策の具体的準備

雨季は湿気対策や防水・防虫対策が特に重要です。現地で困らないための具体的アイテムと使い方を紹介します。

必携アイテム(防水バッグ・シリカゲル等)のブランド例

必携アイテムには防水バッグ、防水スマホケース、シリカゲル、折りたたみ傘、レインポンチョ、速乾タオルがあります。ブランド例としては、防水バッグはSea to SummitやDrybag(2L〜20L)、スマホケースはLifeproofやMpowの防水ポーチ、速乾タオルはPackTowl、シリカゲルはDaisoやAmazonで入手可能な小分けタイプがおすすめです。

小物類は現地でも手に入りますが、出発前に一式そろえておくと到着後が楽になります。

雨でも快適な服装と靴の具体例

服装は速乾性と通気性を重視すると快適です。上は速乾Tシャツ(ユニクロのドライ機能など)、薄手の防水ジャケット(モンベルやパタゴニアのライトシェル)、下は速乾ショーツや薄手のパンツが便利です。靴は防水スニーカーや軽量トレッキングシューズが適します。サンダルは濡れた路面で滑りやすいため、ラバーソールのスポーツサンダルを選ぶのが安全です。

替えの下着や靴下を複数持ち、濡れたものは早めに乾かす工夫をしてください。

湿気対策(除湿・防カビ)の旅先での実践法

除湿対策としては、ホテルではエアコンの除湿モードを利用する、衣類はジップ付きビニール袋に入れて密封する、シリカゲルを衣類と一緒に入れておくと効果的です。長期滞在なら小型の携帯除湿器(USB給電タイプ)を持参すると部屋の湿気が軽減されます。

衣類は広げて乾かすか、シャワー室の換気扇付近で乾かすとカビの発生を抑えられます。革製品は特にカビやすいので防水スプレーや密封保管をおすすめします。

蚊や感染症対策(予防接種・薬・虫除け)の目安

雨季は蚊が増えるため、デング熱やマラリア(地域限定)に注意が必要です。渡航前に渡航先の感染症情報を確認し、必要なら黄熱やその他の予防接種を受けてください。蚊対策としては、DEETやイカリジン配合の虫除けスプレーを使用し、長袖・長ズボンの着用、就寝時は蚊帳やエアコン使用を行ってください。

携帯用の虫刺され薬や解熱鎮痛剤、常備薬は必ず携行し、症状が重い場合は現地の医療機関を受診してください。

スマホ・電子機器の防水・充電対策

スマホやカメラは防水ケースやジップロックで保護してください。モバイルバッテリーは必需品で、容量は10,000mAh以上が安心です。防水仕様のモバイルバッテリーやUSB充電器、変換プラグ(タイはAタイプとCタイプが多い)も忘れずに持参してください。

濡れた後は電源を切って乾燥させ、充電は完全に乾いた状態で行うと故障リスクが低くなります。

雨季の生活感(現地の人はどう過ごしているか)

現地の人々は雨季を日常として受け入れ、生活やビジネスに合わせた工夫をしています。屋台や市場は屋根やビニールシートで守られ、ビジネスマンは折りたたみ傘やレインコートを常備しています。

通勤時にはバイクに取り付ける簡易カバーや防水ポンチョが多く、商店は湿気対策として扇風機や除湿機を活用しています。観光地でも雨季は混雑が少なく、ゆったりとした交流や値段交渉がしやすい利点があります。現地の習慣を真似ることで、雨季の滞在をより快適に楽しめるでしょう。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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