海外旅行の荷造りで一番迷うのが服の枚数です。滞在日数や気候、移動の多さによって必要な服は変わりますが、洗濯や現地調達をうまく使えば荷物を軽くできます。ここでは旅のタイプ別にわかりやすく枚数の目安や持ち物の工夫をお伝えします。
海外旅行に持っていく服は何着があれば快適に過ごせるか
海外で快適に過ごすには、着替えの余裕と荷物の軽さを両立させるのがポイントです。短期なら最小限で済みますし、長期なら洗濯前提で組み立てると楽になります。旅程や予定のアクティビティを想定して、着回ししやすい色や素材を中心に選びましょう。バッグの容量や滞在先の設備(洗濯機の有無)も考えておくと安心です。
短期 1〜3日なら1〜2着で対応できる
1〜3日程度の滞在であれば、トップス1〜2枚、ボトムス1枚で十分なことが多いです。日中に着る服と夜用の薄手の上着があれば、天候の変化にも対応できます。汗をかく場所なら速乾性のあるトップスを選ぶと安心です。
外出が多い場合は、着替え用にもう一枚持つと安心ですが、荷物を減らしたいなら同系色で合わせやすい服を選ぶと見た目の変化が出せます。下着・靴下は日数分を目安に持参しましょう。薄手の折りたためるスニーカーやサンダルを1足用意すれば、歩きやすさと荷物の省スペース化が両立できます。
旅先で急に汚れた場合に備え、小さめの洗剤パックや携帯用ランドリーシートを1枚持っておくとホテルのシンクでさっと洗えます。荷物の重量を抑えつつ、不意の汚れや汗にも対応できるバランスが短期旅行のコツです。
中期 4〜7日は2〜4着が現実的
4〜7日だとトップスは2〜4枚、ボトムスは2枚程度が使いやすいです。朝晩で温度差がある地域なら薄手の羽織りを1着加えると安心です。重ね着しやすいアイテムを選べば、見た目のバリエーションも増えます。
日中に観光、夜にレストランなど行くなら、カジュアルと少しきちんと見えるアイテムを一つずつ用意すると便利です。靴は歩き回る用と軽めの外出用で1〜2足あれば十分。下着と靴下は日数分を基準に、余裕があれば1〜2セットをプラスしましょう。
洗濯の頻度が低い宿泊先なら、速乾素材を中心にすると洗濯後の乾きが速くて助かります。荷造りの際は、着る順に服を畳んでおくと現地での取り出しがスムーズになります。
長期 1週間以上は洗濯前提で5〜7着を用意
1週間以上の滞在は洗濯を前提に考えると荷物がぐっと楽になります。トップスは4〜5枚、ボトムスは2〜3枚、羽織りを1着用意するのが目安です。色を絞れば着回しがしやすくなり、毎日違った印象に見せられます。
下着・靴下は7日分または5日分+洗濯で回す形が現実的です。滞在中にコインランドリーやサービスを利用する前提なら、少し少なめの枚数で済みます。旅先での予定に応じて、アクティビティ用(ハイキング、水遊びなど)の服も1〜2着準備すると安心です。
パッキングは圧縮袋やロールパッキングを活用してスペースを節約しましょう。現地で買い足す余地を残しておくと、予想外の汚れや気候の変化にも対応しやすくなります。
着回しで枚数をぐっと減らすコツ
着回しの基本は色・形・素材を揃えることです。ベーシックな色(ネイビー、グレー、白、ベージュ)でまとめると組み合わせが増えます。また、トップスは襟やシルエットが異なるものを1〜2枚混ぜておくと印象が変わります。
素材は速乾かつシワになりにくいものを選ぶと旅行中の扱いが楽になります。アクセサリーやスカーフで変化をつければ、服の枚数を増やさずに雰囲気を変えられます。畳み方や小さな仕分けポーチを使うと、毎日のコーディネートが探しやすくなります。
靴は中間色で合わせやすいものを一足、アクティブ用に機能的な一足を用意しておくと安心です。汚れが目立ちやすい淡色は避けると洗濯の手間も減ります。
現地で買い足すか洗濯するかの選び方
現地で買うのは荷物の重さを減らせる反面、サイズや品質が合わないリスクがあります。観光地や大都市なら気に入った服が見つかる可能性が高いですが、地方やヨーロッパの小さな店ではサイズ表記が異なることがあります。
洗濯は時間と手間がかかりますが、持ち物を少なくできるメリットがあります。宿にランドリーサービスがあるか、コインランドリーが近いかを事前に確認しておくと安心です。汚れやすいアクティビティが予定にある場合は、替えを1枚持っていくのが無難です。
荷物を減らしたい場合は、旅の前半は着回し中心、後半で現地購入を検討する方法も有効です。緊急用に折りたためるバッグを一つ持っておくと、買い物したものを持ち帰る際に役立ちます。
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旅日数と気候で決める服の目安
旅の長さと行き先の気候が最優先です。日数が短ければ枚数は少なめ、長ければ洗濯を組み合わせる前提で考えます。暑い場所や寒い場所、雨季か乾季かで持ち物は大きく変わるので、目的地の天気予報と滞在中の予定を確認してから決めると無駄がありません。
日数別の枚数の簡単な目安
日数ごとの目安は次の通りです。1〜3日:トップス1〜2、ボトム1、下着日数分。4〜7日:トップス2〜4、ボトム2、下着日数分+1。8〜14日:トップス4〜6、ボトム2〜3、下着は洗濯の頻度で調整。これをベースに活動量や滞在先の洗濯事情を加味してください。
荷物を軽くしたいなら、トップスを速乾素材で揃え、下着は薄手で乾きやすいものを選ぶと旅の負担が減ります。予定にドレスコードがある場合は、その分だけきちんと見える服を1着加えると安心です。
暑い国に適した服の枚数と素材
暑い国では通気性と速乾性が重要です。トップスは薄手のものを3〜5枚、ボトムはショートパンツや軽い長ズボンを1〜2枚用意しましょう。汗をかくことが多いので下着と靴下は余裕を見て多めに持つと快適です。
素材はコットン混やリネン、吸水速乾機能のある合成繊維がおすすめです。日差しが強い地域では薄い長袖の羽織りを1枚用意すると日焼け防止や冷房対策になります。帽子やUVカットの薄手ショールも役に立ちます。
寒い国では重ね着を基本に考える
寒い場所では厚着より重ね着が便利です。ベースレイヤー(保温性のあるインナー)+ミドルレイヤー(フリースやセーター)+アウター(防風・防水ジャケット)という組み合わせを基本に考えてください。トップスは薄手で暖かいものを数枚、ボトムは裏地付きや保温性のあるものを1〜2枚用意します。
手袋、ニット帽、マフラーはかさばりにくいものを選ぶと荷物が減ります。靴は防水性と保温性があるものを一足用意すると安心です。屋内では暑くなることが多いので、脱ぎ着しやすい服を用意しておくと便利です。
雨季や湿度が高い時の選び方
雨季や湿度の高い地域では速乾性と防水性がポイントです。撥水加工の薄手ジャケット、速乾トップスを中心に組み立てましょう。底面が濡れにくいスニーカーやサンダルといった履物を用意すると快適に移動できます。
濡れた服を乾かす手段を確保しておくと安心です。宿の乾燥設備や吊り下げスペースの有無を事前に確認するとよいでしょう。小さな折りたたみ傘やレインカバー付きのバッグも役に立ちます。
移動が多い旅程での服の数の決め方
移動の多い旅程では荷物の取り出しやすさと速乾性を重視しましょう。トップスは3〜4枚、ボトムは2枚、軽いアウター1着くらいが便利です。機内やバスで寒くなることがあるので薄手の羽織りを1枚持っておくと安心です。
衣類は小分けのポーチに入れておくと移動中に必要なものをすぐ取り出せます。折りたためるスリッパや軽い洗濯セットを持っていると、宿で手洗いしてすぐ乾かせるので荷物を減らせます。
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荷物を減らす着回しと素材の選び方
荷物を軽くするには、色と素材、アイテムの使い回しを意識して組み立てることが大切です。万能なトップスとボトムを中心に、小物で印象を変えると少ない枚数でも多様なコーディネートができます。
着回ししやすい色と形のルール
着回ししやすい色はネイビー、黒、グレー、白、ベージュのベーシックカラーです。これらを基調にしてアクセントカラーを1色だけ加えるとまとまりが出ます。形はベーシックなTシャツ、シャツ、細身のパンツやストレートスカートを選ぶと相性が良く、組み合わせしやすくなります。
柄物を取り入れる場合は1点だけにして、他は無地でまとめると着回し効果が高まります。襟の有無や袖の長さで印象が変わるので、用途に合わせて一つずつ選んでください。
速乾素材とシワになりにくい服を選ぶ理由
速乾素材は洗ってすぐ乾くため、洗濯の手間が少なくて済みます。合成繊維の速乾Tシャツや薄手のトラベル用パンツは旅に向いています。シワになりにくい素材だとアイロン不要で見た目も整いやすく、荷物の中でぐしゃっとなっても気になりません。
また、薄手だけれど保温性のある素材(化繊の中わたなど)を一着持っていると季節の変わり目に重宝します。選ぶ際は洗濯表示を確認して、現地で扱いやすいものを選ぶと良いでしょう。
下着と靴下の枚数を賢く調整する
下着と靴下は替えが必要になりやすいものです。短期なら日数分、長期なら5〜7日分を目安にして洗濯で回すと荷物を減らせます。薄手で速乾性のある素材を選ぶと乾きが早く、旅の中で洗濯がしやすくなります。
予備として1組だけ余分に持っておくと安心です。旅行中にサイズやフィットが合わない場合に備えて、簡単に買い替えできるものを一つバッグに入れておくのも手です。
1着で日中から夜まで使えるアイテム例
昼は動きやすく、夜は少しきれいめに見えるワンピースや、襟付きのシャツは便利です。素材はシワになりにくく光沢が少ないものを選ぶと、カジュアルにもフォーマルにも使えます。ジャケットや薄手のカーディガンを羽織れば、雰囲気を変えられます。
男性なら無地のシャツとダークカラーのパンツの組み合わせ、女性ならワンピース+スカーフやアクセサリーで印象を変えると荷物を減らせます。
小物で印象を変えて枚数を節約する
スカーフ、帽子、ベルト、アクセサリーなどの小物はかさばらずに雰囲気を変えられます。スカーフ一つで首元や腰回りの印象を変えられますし、帽子は日差し対策にもなります。靴下やバッグを変えるだけでも見栄えが変わるので、着回しの幅が広がります。
小物は軽くて折りたためるものを選ぶと荷物の負担になりません。複数の用途で使えるアイテムを中心に揃えると便利です。
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洗濯と現地調達を活用して服の枚数を減らす
洗濯と現地での購入をうまく組み合わせることで、荷物をかなり削減できます。滞在先の設備や滞在日数を考えて、どの頻度で洗濯するか計画を立てると身軽に旅ができます。
ホテルで手洗いする簡単なやり方
ホテルで手洗いする場合は、バスタブや洗面器を使ってやさしく洗い、バスタオルで包んで水を押し出すと脱水が速くなります。軽く絞って室内物干しやハンガーで風通しの良い場所に干してください。速乾素材だと半日〜一晩で乾くことが多いです。
洗剤は小分けのパックや固形のトラベル用洗剤を持って行くと便利です。色移りが気になる場合は淡色と濃色を分けて洗ってください。夜に洗って朝には乾いていると1枚で回せることが増えます。
コインランドリーやランドリーサービスの使い方
コインランドリーはまとめ洗いに便利で、短時間で乾燥まで済ませられます。使い方は現地の表示に従い、洗剤を入れてコースを選ぶだけのことが多いです。小さめの宿ならランドリーサービス(有料)や回収・配達形式の業者があるので、手間を省きたいときに使うと楽です。
利用前に営業時間や料金、鍵の管理方法を確認しておくと安心です。混雑する時間帯を避けると待ち時間が短く、効率的に洗濯できます。
現地で服を買うときの失敗を防ぐコツ
現地調達するときは、試着を必ず行い、サイズ感や素材感を確かめてから買うと失敗が減ります。タグや素材表示をチェックし、洗濯表示が理解できない場合は店員に尋ねるのが安心です。荷物を増やしたくない場合は、折りたためる軽い服を選ぶと持ち帰りが楽になります。
価格交渉が一般的な地域では相場を調べておくと良いでしょう。返品が難しい場所もあるので、慎重に選んでください。
圧縮袋とパッキングの賢い使い方
圧縮袋はかさばる衣類を小さくまとめられますが、重さは変わらない点に注意してください。圧縮しすぎるとしわがつきやすい素材もあるので、アイテムごとに使い分けると良いです。ロールパッキングは衣類のシワを抑えつつスペースを節約できるので人気があります。
ポーチで種類ごとに分けると、移動中に必要なものをすぐ取り出せます。貴重品以外のものはバッグの底に入れておくとバランスが良くなります。
旅行中の洗濯スケジュールの立て方
滞在日数と予定を見て、洗濯する日と場所を決めておくと慌てずに済みます。例えば、長距離移動の日に洗濯機を使い、観光の日に洗濯物を干すと効率的です。宿の設備やコインランドリーの場所を到着前に確認しておくとスムーズです。
洗濯のタイミングは、乾燥時間を見込んで逆算しましょう。朝に洗って夕方までに乾けば、その日にまた同じ服を使いやすくなります。
海外旅行の服は日数と洗濯で決めよう
まとめると、短期は最小限で、長期は洗濯を前提に組み立てると荷物が軽くなります。気候や予定に合わせて素材と色を選び、小物で印象を変えると枚数を減らしつつ幅広いコーディネートが楽しめます。洗濯の方法や現地調達を事前に確認しておくと、旅がぐっと楽になります。
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