イギリスといえば紅茶。現地には歴史ある王室御用達から、地元で愛されるカジュアルなものまで、驚くほどたくさんのブランドがあります。自分へのご褒美や大切な人へのお土産にぴったりの一杯を見つけるために、まずは紅茶の基本と選び方のコツを楽しく学んでいきましょう。
イギリスの紅茶ブランドはどれが人気?まず押さえる選び方の結論
イギリスの紅茶選びでまず知っておきたいのは、単一の産地だけでなく「ブレンド」の文化が根付いていることです。時間帯や飲み方に合わせた伝統的なレシピがあり、それらを理解するだけで自分好みの味にぐっと近づけます。本場のティータイムを楽しむための基本的な知識を整理しました。
紅茶の基本は「ブレンド」で味が決まる
イギリスで売られている紅茶の多くは、インドのアッサム、スリランカのセイロン、アフリカのケニアなど、異なる産地の茶葉を掛け合わせた「ブレンドティー」です。これは、一年中安定した味を保つため、そして各ブランドが理想とする「最高のバランス」を表現するために行われます。ブランドごとに独自のレシピがあり、力強いコクを目指したものから、花のような優雅な香りを追求したものまで様々です。まずは特定の産地にこだわらず、ブランドが提案するブレンド名に注目してみるのがおすすめです。
English BreakfastとAfternoon Teaの違い
イギリスを代表する二大ブレンドですが、その役割ははっきり分かれています。「イングリッシュ・ブレックファスト」は、朝の目覚めを助けるためにアッサムなどの力強い茶葉が使われ、ミルクをたっぷり入れても負けない濃厚な味わいが特徴です。対して「アフタヌーンティー」は、午後のひとときにスコーンやケーキと一緒に楽しむためのもの。セイロンやダージリンをベースにしたものが多く、軽やかで華やかな香りが際立ちます。朝はしっかり、午後は優雅に、という使い分けがイギリス流です。
アールグレイは香りのタイプで好みが分かれる
ベルガモット(柑橘類)の香りをつけたアールグレイは、イギリスでも不動の人気を誇ります。しかし、ブランドによってその香りの強さやベースとなる茶葉は驚くほど異なります。爽やかで軽い中国茶ベースのものもあれば、ミルクティーに合うしっかりしたアッサムベースのものもあります。また、最近では矢車菊やレモンピールを加えた、より華やかな「レディグレイ」や「アールグレイ・インペリアル」などの派生ブレンドも多いため、香りの説明をよく読んで選ぶのが正解です。
ティーバッグとリーフの向き不向き
本格的に楽しむならリーフ(茶葉)と思われがちですが、実はイギリスはティーバッグ発祥の地でもあり、その品質は非常に高いです。忙しい朝やオフィスで手軽に楽しむなら、個包装や大容量のティーバッグが便利。一方、ゆっくりとした休日や、茶葉が開く様子を楽しみたい時はリーフが最適です。リーフの場合は「ゴールデン・チップ」と呼ばれる良質な芽が多く含まれているものを選びやすく、より繊細な味わいを楽しめるメリットがあります。
ミルクティー向きの茶葉の見分け方
イギリス人の多くが紅茶をミルクティーで楽しみます。ミルクに合う茶葉を見分けるキーワードは「Strong(ストロング)」「Rich(リッチ)」「Bold(ボールド)」といった言葉です。これらが記載されているものは、抽出した時の色が濃く、渋みもしっかりしているため、ミルクを入れてもちょうど良いバランスになります。また、茶葉の形状が細かい「CTC(丸まった形状)」のものも、短時間で濃く抽出されるためミルクティーに向いています。
ギフトで失敗しない缶・箱の選び方
お土産やギフトにする場合、見た目の美しさはもちろん「保存性」も重要です。イギリスの紅茶は美しいデザインの「缶(Tin)」に入ったものが多く、これらは湿気や光を防ぎ、香りを長持ちさせてくれます。特にフォートナム&メイソンのようなアイコンカラーの缶は、飲み終わった後もインテリアとして楽しんでもらえます。一方で、複数の味を少しずつ試せる「アソートボックス(詰め合わせ)」は、相手の好みがわからない時の贈り物として非常に喜ばれます。
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迷ったらここから|イギリス紅茶ブランドおすすめ8選
数ある中から、歴史、品質、そして現地での人気を兼ね備えた8つのブランドをピックアップしました。王室御用達の高級品から、イギリスの家庭で欠かせない日常の味まで、それぞれの魅力を比較してみましょう。
Fortnum & Mason(フォートナム・アンド・メイソン)
ロンドンのピカデリーにある老舗百貨店のブランドで、長く王室御用達を務めています。特に「クイーン・アン」や「ロイヤル・ブレンド」は世界中にファンを持つ名作です。
Twinings(トワイニング)
300年以上の歴史を持ち、アールグレイを最初に世に出したと言われるブランドです。スーパーでも買える手軽さながら、そのブレンド技術の高さは世界的に認められています。
Whittard of Chelsea(ウィッタード)
チェルシーで創業したこのブランドは、紅茶だけでなくホットチョコレートやコーヒーでも有名です。可愛らしいパッケージデザインが多く、女性へのお土産として特に人気があります。
Taylors of Harrogate(テイラーズ・オブ・ハロゲイト)
北イングランドのヨークシャー地方に本拠を置く家族経営のメーカーです。品質へのこだわりが非常に強く、特に「アールグレイ」の香りの良さには定評があります。
Yorkshire Tea(ヨークシャーティー)
イギリスの一般家庭で最も飲まれていると言っても過言ではない、国民的ブランドです。非常に力強い味わいで、本場の「マグカップで飲む濃厚なミルクティー」を再現するならこれに勝るものはありません。
Harrods(ハロッズ)
世界的に有名な高級百貨店のオリジナル紅茶です。特に「No.14 イングリッシュ・ブレックファスト」は、4種の茶葉を贅沢にブレンドした深みのある味わいで知られています。
Tea Palace(ティー・パレス)
ロンドン発のモダンでスタイリッシュなティー・エンポリアムです。最高品質のシングルエステート(単一農園)茶葉や、独創的なフレーバーティーのラインナップが充実しています。
Brew Tea Co(ブリュー・ティー・カンパニー)
2012年に誕生した比較的新しいブランドで、「本当に美味しい紅茶をシンプルに」というコンセプトが人気です。カットの大きな高品質な茶葉を使用しており、現代的なセンスが光ります。
| ブランド名 | 特徴 | 公式サイトリンク |
|---|---|---|
| Fortnum & Mason | 圧倒的な品格と伝統。ギフトに最適な美しい缶入り。 | 公式サイト |
| Twinings | アールグレイの元祖。日本でも馴染み深い信頼の味。 | 公式サイト |
| Yorkshire Tea | 庶民派の王者。濃厚なミルクティーを愛する人へ。 | 公式サイト |
| Whittard | デザインが華やか。フレーバーティーの種類が豊富。 | 公式サイト |
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これで自分好みが見つかる|味・香り・用途別の選び方
ブランドが決まったら、次は具体的な茶葉のタイプを選びましょう。飲み方や求める体験に合わせて選ぶことで、日々のティータイムがさらに特別なものに変わります。
ストレート派に合う香り重視
紅茶本来の繊細な香りを楽しみたいストレート派には、ダージリンやキームン、または爽やかなセイロンをベースにしたブレンドが合います。特に「セカンドフラッシュ(夏摘み)」のダージリンは「紅茶のシャンパン」と呼ばれるほど高貴な香りが楽しめます。ブランドのラインナップに「Fine Tea」や「Classic Blend」と書かれているものから探すと、ストレートで映える上品な茶葉に出会えます。
ミルクティー派に合うコク重視
ミルクを入れて完成するイギリス流の味を求めるなら、アッサムやケニアの茶葉がたっぷり入った「Breakfast」系を選びましょう。お湯を注いだ瞬間に深い赤褐色になる「CTC」茶葉は、ミルクに負けないパンチのあるコクを生み出します。ヨークシャーティーのような「硬水用(For Hard Water)」のブレンドも、日本の軟水で淹れるとより濃厚な旨味が出るため、ミルクティー派には隠れた人気です。
アールグレイはベルガモット強弱で選ぶ
アールグレイ好きなら、ベルガモットオイルの質と量に注目してください。天然のオイルのみを使用したものは穏やかでナチュラルな香りが続き、香料を多用したものは刺激的で華やかな第一印象を与えます。トワイニングの「アールグレイ」はバランス型ですが、より個性を求めるなら、ウィッタードの「アールグレイ」のように花びらが入った見た目にも楽しいタイプを選ぶのも素敵です。
フレーバーティーは「香料感」を避ける
フルーツや花の香りをつけたフレーバーティーは、ともすれば人工的な香りになりがちです。良質なブランドは、乾燥させた果実やハーブ、エッセンシャルオイルを贅沢に使用しています。例えばアップルティーなら、単に香りがするだけでなく、リンゴの果肉がブレンドされているものを選ぶと、味わいに奥行きが生まれます。原材料名を見て、できるだけシンプルな素材で構成されているかチェックしましょう。
カフェイン控えめ
夜寝る前や、カフェインを控えている時期には「Decaf(デカフェ)」の紅茶を選びましょう。イギリスの主要ブランドは必ずといっていいほどデカフェのラインナップを持っており、その技術も年々向上しています。化学溶剤を使わずにカフェインを除去した「二酸化炭素抽出法」のものを選べば、紅茶本来の美味しさを損なうことなく、いつでも安心して楽しめます。
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イギリスの紅茶ブランド選びで後悔しないポイントまとめ
- 自分の飲み方(ストレートかミルクか)に合わせて、ブレンド名(Breakfast等)を確認する。
- ギフトにはFortnum & Masonのような老舗の缶入り、日常にはYorkshire Teaのような国民的ブランドがおすすめ。
- アールグレイは香りの好み(爽やか系か濃厚系か)でブランドを使い分ける。
- ティーバッグでもイギリスブランドなら十分に本格的な味が楽しめる。
- 購入時は原材料表示を確認し、できるだけ自然な素材が使われているものを選ぶ。
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