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ベトナムで子どもと安心して楽しむ!家族旅行の基本情報とおすすめスポット

目次

ベトナム旅行で子どもと安全快適に過ごすための基本情報

ベトナムは魅力的な観光地が多い国ですが、子どもと一緒に訪れる際には事前に知っておきたいポイントがいくつかあります。安全で快適に過ごすための基本情報をまとめました。

ビザやパスポート手続きで注意したいポイント

ベトナムへの入国には、日本の一般的な観光旅行ではパスポートの有効期間が6か月以上必要とされています。15日以内の短期滞在であればビザなしで入国できますが、それ以上の滞在や再入国を予定している場合は、事前にビザの取得が必要です。特に子どもがパスポートを新規で取得する際は、手続きに時間がかかることがあるため、早めの準備が大切です。

また、家族で旅行をする場合でも、子ども一人ひとりにパスポートが必要です。出発前には、パスポートの残存期間や有効期限、顔写真が子どもの成長により著しく変化していないかを確認しましょう。さらに、同行者が親以外の場合(祖父母や親戚のみでの渡航など)は、出入国時に同意書の提示を求められることもあるため、念のため英語またはベトナム語での同意書を用意しておくと安心です。

ベトナムの気候と子どもの体調管理

ベトナムは南北に長い国で、ハノイやホーチミンなど都市ごとに気候が大きく異なります。北部は四季があり、冬は冷え込むこともありますが、南部は一年を通して高温多湿です。特に、5月から10月は雨季で気温も高く、屋外の観光では熱中症や脱水症状に注意が必要です。

子どもは大人よりも体温調節が苦手なため、帽子や薄手の長袖、こまめな水分補給が欠かせません。突然のスコールや気温の変化に備えて、折りたたみ傘やレインコートを持参すると安心です。冷房が強い屋内施設も多いため、軽い上着を準備しておくのもおすすめです。

子連れ旅行者が知っておくべき衛生と医療事情

ベトナムでは都市部を中心に衛生環境が改善していますが、日本とは異なる点も多く見受けられます。屋台や市場での食事は魅力的ですが、子どもは特に食中毒や感染症に気をつけたいところです。飲み水はミネラルウォーターを購入し、氷や生野菜にも注意しましょう。

医療体制については、ハノイやホーチミンなどの大都市には、日本語または英語が通じる国際病院が増えています。旅行前には、海外旅行保険に加入し、万が一の受診先や連絡先を控えておくことが大切です。子どもの持病やアレルギーがある場合は、かかりつけ医から英文の診断書や薬の説明書を準備しておくと、現地での対応がスムーズになります。

子どもと一緒に楽しめるベトナムおすすめスポット

ベトナムには家族で楽しめる観光地やアクティビティが充実しています。子どもと一緒に訪れやすいおすすめのスポットを厳選して紹介します。

ハノイとホーチミンの子ども向け観光地

ハノイでは、自然や歴史を学べる「ホアンキエム湖」や「ハノイ動物園」が人気です。広々とした湖畔や公園でピクニックを楽しむ家族連れも多く、地元の子どもたちと交流できる場にもなっています。伝統芸能の「水上人形劇」は、言葉がわからなくても視覚的に楽しめるので、小さなお子さまにもおすすめです。

ホーチミンでは、「サイゴン動植物園」や、さまざまな体験型展示のある「ホーチミン市子ども文化館」が定番のスポットです。また、「ベンタイン市場」など活気あふれる市場も親子で散策できますが、人混みが多いため迷子対策をしっかりしておきましょう。どちらの都市も大きな公園や遊具のあるスペースが充実しているため、観光の合間にリフレッシュできる場所となっています。

ファミリーに人気のアクティビティと体験

親子で参加できる体験型アクティビティも充実しています。たとえば、ベトナム伝統のランタン作りやお菓子作りのワークショップは、子どもでも楽しみながら文化に触れられます。ハロン湾やメコン川クルーズは、船に乗って雄大な自然を眺める非日常の体験となり、家族の思い出に残ります。

また、市内のサイクリングツアーや田園地帯での農業体験、小さな動物とふれ合える牧場訪問なども人気です。気軽に参加できる市内ツアーは日本語ガイド付きのものも多く、子どもが飽きずに楽しめるよう工夫されています。アクティビティの所要時間や年齢制限を事前に確認しておくのが安心です。

ベトナムでしか味わえない子ども向けグルメ

ベトナム料理は野菜や米粉を使った優しい味付けが多く、子どもにも食べやすいメニューが揃っています。代表的な「フォー(米粉麺のスープ)」や「バインミー(フランスパンのサンドイッチ)」は、屋台やカフェで手軽に味わうことができます。具材を選べるお店も多いので、苦手な食材があれば注文時に伝えると良いでしょう。

また、ベトナムのデザート「チェー(豆や果物の冷たいスイーツ)」や、見た目もかわいい「バインボー(ココナッツ蒸しパン)」などもおすすめです。気をつけたいのは、香辛料や香草の量が多い料理もあるため、無理のない範囲で少しずつ味見をさせることです。アレルギーや食物制限がある場合は、現地語で書かれた説明カードがあると安心です。

ベトナムで子どもと過ごす際のマナーと注意点

ベトナムは家族や子どもに寛容な文化を持っていますが、日本とは異なるマナーや注意点を理解しておくと、トラブルを避けやすくなります。

現地で気をつけたいジェスチャーやマナー

ベトナムでは手や体の動きに意味があることが多いです。たとえば、人を指さすことや、頭をなでることは失礼にあたる場合があります。子どもが自然に取ってしまいがちなジェスチャーなので、事前に伝えておくと安心です。

また、仏教寺院など神聖な場所では、帽子を脱ぎ静かに行動しましょう。寺院や市場では大声で騒がない、露出の多い服装を避けるなどの配慮も大切です。現地の人に親しみを感じても、突然カメラを向けたり触れることは控え、コミュニケーションは穏やかに進めるのがマナーです。

レストランや公共交通機関の利用時のポイント

ベトナムのレストランは子連れでも利用しやすい雰囲気ですが、食事中は周囲のお客さんに迷惑をかけないよう注意が必要です。離乳食や子ども用の軽食を持参しておくと、現地の味が合わない場合にも安心です。ベビーチェアの有無は店舗によるため、事前に問い合わせることをおすすめします。

公共交通機関では、バスや電車の座席は年配者や妊婦、小さな子ども連れに優先的に譲られることが多いです。混雑時の乗降や財布・スマートフォンの管理も注意しましょう。タクシーや配車アプリを利用する際は、チャイルドシートの設置状況を確認してから乗車するのが安心です。

ベトナムの子育て文化と日本との違い

ベトナムでは家族や親戚とのつながりが強く、子どもの世話を家族全員で行うのが一般的です。公園や市場、カフェなど公共の場でも子どもを見守る大人が多く、見知らぬ子どもにも親切に接してくれます。

一方で、日本とは違い、街中で子どもに話しかけたり抱き上げたりする場面も見られます。驚くかもしれませんが、悪意はなく純粋な親愛の気持ちからです。また、しつけや教育に対する考え方や声かけの仕方も異なるため、現地の習慣を理解し、必要な場面ではやんわり断るなど対応することが大切です。

子ども連れベトナム旅行の便利グッズと持ち物リスト

子どもと一緒の海外旅行では、持ち物選びがとても重要です。現地での調達事情も含め、安心して旅を楽しむための準備を整えましょう。

必ず持参したい持ち物と現地での調達事情

子ども連れ旅行に必要な持ち物は、準備しておくことで現地での困りごとを減らせます。最低限持参したいものを整理しました。

持ち物理由・ポイント現地調達のしやすさ
替えの衣類汗や汚れ対策に便利スーパーで購入可能
おむつ・おしりふき品質やサイズに注意大型店や薬局で調達可
ベビーフードアレルギー対策など種類は少なめ

特に乳児用のおむつや粉ミルク、日本製の衛生用品は現地で手に入りにくい場合があるため、多めに持参しておく方が安心です。普段使っているものが現地で入手できるか確認しておきましょう。

子ども用の衛生用品や薬の準備

旅行中は衛生面に特に気を配りたいものです。ウェットティッシュや除菌ジェル、使い捨てエプロンなどは外出先でも活躍します。また、慣れた薬があれば必ず持参し、常備薬は小分けにして携帯しましょう。

発熱や下痢、虫さされ用の薬も持っておくと安心です。「普段飲んでいる薬」「絆創膏」「虫よけスプレー」などをリストアップし、現地語または英語で薬の説明をメモしておくと現地医師にも伝えやすくなります。万が一現地で薬局を利用する場合は、成分や用量が日本と異なるため、慎重に選ぶことが大切です。

ベビーカーや抱っこ紐の活用と現地事情

ベビーカーを使う場合、都市部の歩道は段差や舗装の状態に注意が必要です。ホーチミンやハノイの中心部では比較的歩きやすいエリアもありますが、古い街並みやローカル市場では通行が難しい場面もあります。軽量で折りたたみやすいタイプを選ぶのがおすすめです。

一方、抱っこ紐は人混みや屋台街、階段の多い観光地で活用できます。気温や湿度が高いため、通気性の良いタイプを選び、親子ともに暑さ対策を心がけましょう。現地ではベビーカーのレンタルは一般的ではないため、日本から持参するのが安心です。

まとめ:ベトナム子連れ旅行を安心して楽しむために知っておきたいこと

子どもと一緒のベトナム旅行は、事前準備や現地の文化への理解があれば、より安心して楽しいものになります。旅程や持ち物、体調管理をしっかり行い、現地の人々との交流も大切にしましょう。

また、現地でのマナーや安全対策に気を配ることで、家族みんなが快適に過ごせます。思い出に残る家族旅行となるよう、便利グッズや情報を上手に活用してください。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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