世界一周をひとりで回るときの費用目安とすぐ使える予算プラン

世界一周をひとりで回るとき、費用は旅のスタイルや訪問国、期間で大きく変わります。ここでは実際に調べた情報をもとに、旅のタイプ別予算例と項目別の見積もり方法、地域ごとの料金感、出発前の節約テクニック、金銭管理の注意点まで、旅の計画に役立つ具体的な数字とやり方をお伝えします。読みやすいように段落と箇条書きを使ってまとめていますので、自分の旅に合わせて読み進めてください。

目次

世界一周をひとり旅で行うときにかかる費用の目安とすぐ使える予算例

世界一周の総費用は何カ国行くか、どのくらい滞在するかで大きく変わります。ここでは滞在期間を1年(約12か月)とし、典型的なルート(東南アジア→南アジア→中東/欧州→中南米/北米→オセアニア/アフリカ)を想定した目安を示します。各スタイルごとに費用内訳の感覚がつかめるようにしています。

バックパッカー型の総予算目安

バックパッカー型は節約重視で、長期滞在や夜行移動、ホステル利用が中心の旅です。1年の目安は国や移動頻度にもよりますが、総額で約80万〜150万円程度が見込まれます。内訳イメージは以下の通りです。

  • 航空券(大陸間往復やオープンジョー含む):20万〜40万円(セールやLCCを活用)
  • 宿泊:1泊あたり800〜2,500円(ホステル・ゲストハウス中心)で年間約30万〜60万円
  • 食費:1日あたり800〜1,500円で年間約30万〜55万円(屋台や自炊中心)
  • 現地移動・長距離交通:年間10万〜20万円(バス・長距離夜行)
  • 保険・ビザ・予防接種:10万前後
  • 観光・アクティビティ:5万〜15万円

安い国(東南アジア、南アジア、中南米の一部)を中心に回ると下限に近づきます。節約術としては夜行バスやシェアライド、無料ウォーキングツアーの活用が効果的です。

中級スタイルの総予算目安

少し余裕を持って観光や快適性を重視するプランです。ホステルの個室や格安ホテルを混ぜ、国内線や高速鉄道も適度に利用します。1年の目安は約200万〜350万円です。

  • 航空券:30万〜60万円(多めの移動やハイシーズン対応)
  • 宿泊:1泊あたり3,000〜8,000円で年間約80万〜120万円
  • 食費:1日あたり1,500〜3,000円で年間約55万〜110万円
  • 現地移動:年間15万〜30万円(短距離フライトや鉄道)
  • 保険・ビザ・予防接種:15万前後
  • 観光・アクティビティ:30万〜60万円

観光の多い欧州や北米を含めるとこのレンジになりやすいです。快適さとコストのバランスを取りたい人向けです。

ゆったり旅の総予算目安

ゆったり旅はホテル宿泊、国内線多用、レストラン多めのスタイル。1年で約400万〜800万円が目安となります。

  • 航空券:50万〜120万円(多都市往復やビジネスクラス検討時)
  • 宿泊:1泊あたり8,000〜25,000円で年間約150万〜300万円
  • 食費:1日あたり3,000〜8,000円で年間約110万〜290万円
  • 現地移動:年間30万〜80万円(頻繁なフライトやツアー)
  • 保険・ビザ・予防接種:20万〜40万円
  • 観光・アクティビティ:50万〜150万円

体調管理や快適性を重視する方、ビジネスクラスや高級ツアーを取り入れる場合は増えます。

費用の主な内訳と割合

1年旅の総費用を平均的に見ると、費目ごとの割合はおおよそ次の通りです(中級スタイル想定)。

  • 宿泊:30〜35%
  • 食費:20〜30%
  • 航空券・長距離移動:15〜25%
  • 観光・アクティビティ:10〜15%
  • 保険・ビザ・予防接種:3〜7%
  • 細々した出費(通信・洗濯・日用品):5〜8%

この比率を基に、自分の優先順位(快適さ重視か節約重視か)で比率を調整すると予算作りがしやすくなります。

滞在期間別の費用差

滞在期間で単純計算すると、短期(3〜6か月)と長期(1年以上)では1日あたりコストが変わります。長期滞在では短期の臨時出費(初期のワクチンや準備費用)を分散できるため、1日あたりコストは下がる傾向があります。

  • 3か月:出発準備費用の割合が高く、1日あたりコストは高めに出やすい。
  • 6か月:移動回数を抑えて滞在型にすれば割安にできる。
  • 12か月:宿泊の割引や長期滞在割を利用すると1日あたりコストが下がる。

滞在期間を延ばす場合は、長期割引がある宿やビザの延長費用、健康管理費用を見越して計画を立てると安心です。

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旅費を項目別に分けて見積もる方法

旅費を項目別に分けることで、どこで節約できるか見えやすくなります。ここでは見積もり作成の手順と、それぞれの項目で押さえるべきポイントを説明します。実際の数値入力に使える目安も示します。

航空券の見積もり方

航空券は早めのリサーチとフライトタイプ選びで大きく変わります。世界一周航空券(航空連合の周遊券)と個別購入の比較も大切です。

  • 周遊券:スターアライアンスやワンワールドの周遊券は大陸数やマイル制限で料金が決まります。目安は15万〜40万円。
  • 個別購入:セールを狙えば同額以下に収まることもありますが、移動回数が多いと総額は上がりやすいです。
  • LCC活用:短距離でLCCを使うと大幅に節約できます。ただし手荷物や変更手数料を加味して比較してください。
  • 見積もり方法:主要ハブ都市(例:成田、ドバイ、ロンドン、ニューヨーク、シンガポール)間の往復を想定し、各区間の平均料金を調べて合計するのがおすすめです。

シーズンやルートによって差が大きいので、出発時期と優先ルートを先に決めておくと見積もりがしやすくなります。

宿泊費の計算のコツ

宿泊費は滞在先の国と宿のグレードで大きく変わります。月単位の長期滞在割引や週単位の割引を活用すると節約になります。

  • ホステル:ドミトリーで1泊500〜2,000円。個室でも3,000円前後から。
  • ゲストハウス/格安ホテル:1泊2,000〜7,000円。
  • 中級ホテル:1泊8,000〜20,000円。
  • 長期滞在:1週間単位や1カ月単位で割引を交渉すると、1泊あたりが下がります。
  • 計算方法:主要滞在国ごとに「想定宿泊タイプ」と「滞在日数」を掛けて合計。余裕費として10〜15%上乗せしておくと安心です。

都市間で宿代が極端に変わるため、滞在配分を調整してコスト最適化するのがコツです。

食費の目安と節約の組み方

食費は食文化によって大きく変わります。外食中心か自炊中心かで日当たりの差が出ます。

  • 東南アジア:1日500〜1,500円(屋台中心)
  • 南アジア:1日600〜1,800円
  • ヨーロッパ・北米:1日2,500〜6,000円
  • 計算方法:訪問地域ごとに想定日額を設定し、日数を掛け合わせる。余裕として5〜10%上乗せ。

節約法はローカルマーケット利用や朝食付き宿の活用、ランチ中心の行動です。食の楽しみを残しつつ工夫できると良いでしょう。

現地移動と長距離移動の費用

都市間移動は経路と時間優先かコスト優先かで方法を選びます。

  • バス:安価で長距離移動に向く。夜行バスで宿泊費削減も可能。
  • 鉄道:欧州や日本など快適な路線は費用対効果が高い。
  • 国内線:距離が長い地域では飛行機が合理的。LCCを使えば安く済むことも。
  • 見積り方法:ルートごとに主要区間をピックアップし、平均料金を調べて合計。移動回数を減らすことでコストを抑えられます。

大型移動は早割や割引パス(鉄道パス、地域バスパス)の利用を検討してください。

保険ワクチンビザの準備費用

保険やワクチン、ビザ代は渡航先によって必須費用が異なります。

  • 海外旅行保険:1年契約の長期旅行保険は約5万〜20万円(年齢や補償内容で変動)。
  • ワクチン:黄熱、A型肝炎、破傷風、狂犬病などの費用は合計で数千円〜数万円。
  • ビザ:国によって無料〜数万円。複数国を訪れる場合は合計で数万円〜十数万円になることがあります。

事前に訪問予定国の大使館情報を確認し、保険は医療費や救援費用の額をチェックして選んでください。

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訪れる地域ごとの費用感と日程の組み方

地域ごとの物価差や移動事情を理解すると、効率よく予算配分ができます。ここでは主要地域ごとの滞在費目安と日程の組み方の考え方を示します。

東南アジアの滞在費目安

東南アジアは安価に旅ができる地域の代表格です。国によって差はありますが、1日あたりの目安は以下の通りです。

  • 宿泊:800〜3,000円(ドミトリー〜中級ホテル)
  • 食費:500〜1,500円(屋台やローカル食堂中心)
  • 交通:短距離は数十円〜数百円、長距離バスや国内線は数千円〜1万円程度
  • 日数配分:一国につき7〜21日を目安に移動すると、移動疲れを抑えつつ深掘りできます。

観光名所が集中している国(タイ、ベトナム、インドネシアなど)は滞在を伸ばすと費用対効果が高くなります。

南アジアの費用の感覚

南アジア(インド、スリランカ、ネパールなど)はさらに物価が低めです。ただし移動や衛生面の対応で出費が増える場合があります。

  • 宿泊:500〜2,500円
  • 食費:400〜1,200円
  • 交通:列車が安く便利、長距離移動は数百〜数千円
  • 日数配分:特にインドは広いので、地域ごとに最低でも7〜14日を確保すると移動の無駄が減ります。

現地医療や混雑対策を考えて、余裕ある日程にすると安心です。

ヨーロッパの滞在費目安

ヨーロッパは物価が高めですが、移動インフラが発達しています。日数を短めにして要所を回る計画が向きます。

  • 宿泊:5,000〜20,000円(ホステル〜中級ホテル)
  • 食費:2,000〜6,000円
  • 交通:ユーレイルパスやLCCでの移動を組み合わせる。都市間は2,000〜2万円程度
  • 日数配分:主要都市は2〜4日、田舎や観光地は1〜3日を目安にすると観光と移動のバランスが取れます。

オフシーズンや早割を活用するとコストを抑えられます。

北米の費用感

米国とカナダは広大で物価も高め。国内移動が多くなるため交通費の計算が重要です。

  • 宿泊:7,000〜25,000円
  • 食費:2,500〜7,000円
  • 交通:長距離フライトやレンタカー利用が多いと費用が上がる
  • 日数配分:都市滞在は3〜5日、自然観光は移動日を含めて長めに取ると無理がありません。

レンタカーや国立公園の入場料なども予算に入れてください。

中南米の滞在費目安

中南米は国によって差がありますが、観光インフラが整った地域では中程度の費用、辺境は安めです。

  • 宿泊:1,000〜6,000円
  • 食費:800〜2,500円
  • 交通:バスが中心で安価。国内線は高め
  • 日数配分:移動時間が長くなることがあるため、国ごとに最低7〜14日を確保するとよいです。

治安情報を確認し、夜間移動や治安の悪い地域は避ける計画を立ててください。

アフリカとオセアニアの料金感

アフリカは国ごとの差が非常に大きく、オセアニア(特にオーストラリア・ニュージーランド)は物価が高めです。

  • アフリカ(例):宿泊1,000〜8,000円、食費700〜3,000円。サファリや国内便が高額になることあり。
  • オセアニア:宿泊7,000〜25,000円、食費2,500〜7,000円。国内移動が高め。
  • 日数配分:広い地域や移動時間を見越して余裕を持った日程を組むと疲れにくいです。

各国のビザや予防接種の要件も確認しておきましょう。

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出発前にできる準備と節約のコツ

出発前に準備しておくことで、旅中の無駄な出費を減らせます。ここでは費用を抑えつつ安心できる準備方法をお伝えします。

航空券を安く買うタイミングと方法

航空券はタイミングと検索の工夫でかなり安くなります。

  • 予約の目安:国際線は出発3〜6か月前、ハイシーズンはさらに早めが安心。
  • 比較サイト:複数の検索サイトと公式サイトを比較し、手数料や乗り継ぎ時間も確認。
  • 周遊券と個別購入を比較し、柔軟性があるならセールを狙う。

平日発着や深夜便を選ぶと安くなることが多いので、ある程度の柔軟性があれば節約効果が高いです。

宿泊を安く抑える手段

宿泊費は事前予約と交渉で下げられます。

  • 長期滞在割やウィークリーレートを利用する。
  • オフシーズンや平日の滞在を増やす。
  • 地元の予約サイトや直接交渉で割引が得られる場合もある。

快適さと価格のバランスを見て選ぶのが大事です。

食費を減らす工夫

食費は少しの工夫でかなり抑えられます。

  • ローカルマーケットや屋台を利用する。
  • 朝食付き宿を選び、ランチをメインに外食する。
  • 自炊可能な宿を選び、まとめ買いで節約する。

食べたいものは楽しみつつ、コストを分散してください。

通信費を安くする方法

通信費を抑えるには現地SIMやポケットWi-Fiの使い分けが有効です。

  • 短期滞在:現地プリペイドSIMが安くて便利。
  • 長期・複数国:国際ローミングより現地SIMの切り替えまたはeSIMを検討。
  • データ使用を抑えるために、地図や翻訳は事前にオフラインでダウンロードしておく。

滞在国の周波数やSIMロックの有無も確認しておくと安心です。

海外保険の選び方と節約のポイント

保険は補償内容を見て選ぶことが重要です。

  • 医療費補償、救援者輸送、携行品損害の有無をチェック。
  • 長期旅向け保険や年契約型の方が割安になることが多い。
  • 保険料を抑えるには支払限度や免責額を調整する方法がありますが、必要な補償を削りすぎないよう注意してください。

事前に保険会社の対応言語や連絡方法を確認しておくと安心です。

荷物を減らして費用リスクを下げる

荷物が少ないと移動が楽になり、LCCの手荷物超過を防げます。

  • 必要最小限の服と道具に絞り、汎用性の高いアイテムを選ぶ。
  • シューズは2足まで、衣類は速乾性と重ね着で対応する。
  • 荷物が少ないと盗難時の損失も小さく済みます。

持ち物リストを作り、出発前に不要なものを削る習慣をつけると出費リスクが減ります。

ひとり旅ならではの金銭管理とトラブル回避のポイント

ひとり旅では金銭管理が重要です。安全な支払い手段の選び方、現金とカードの分け方、緊急時の備えを整えておけば不安が減ります。

安全な支払い手段とカードの選び方

カード選びは手数料と使いやすさで判断します。

  • 海外ATM手数料や為替手数料の低いカードを1〜2枚持つ。
  • 国際ブランド(VISA/Masterなど)を確認し、磁気ストライプ対応の有無もチェック。
  • 予備カードは別の場所に保管し、紛失や盗難時に備える。

旅先でのカードの有効性は銀行に事前連絡して利用可能地域を確認しておくと安心です。

現金とカードの分け方

現金とカードは分散保管してリスクを下げます。

  • 主要通貨で少額現金(到着時のタクシー代など)を用意。
  • カードはメインと予備の2枚以上を持ち、バッグとスーツケースなど別々に保管。
  • 大金は持ち歩かず、必要時にATMで下ろす方法が安全です。

複数の保管場所を作り、身の安全を最優先に考えてください。

詐欺やぼったくりの見分け方

現地の「よくある手口」を知っておくと被害を避けやすくなります。

  • メーター不使用のタクシー、高額提示の土産物、両替屋のレート違反などに注意。
  • 人混みでのスリや声かけに応じない、公式カウンターや認可店を利用する。
  • 高額を求められたら冷静に写真やレシートを求め、周囲にいる人に相談する。

事前に訪問国の一般的な注意点をチェックしておくと落ち着いて対応できます。

緊急時に使える予備費の確保方法

予備費は現金、カード、送金手段で確保しておくと安心です。

  • 緊急用現金:予備で数万円相当を分散して保管。
  • 海外送金:家族が送金できるように手続き方法を共有しておく。
  • クレジットカードのキャッシング枠や海外送金サービスの利用方法も確認しておく。

トラブル時は在外公館の連絡先を控え、保険の緊急連絡番号も手元に保管してください。

家族や友人への旅の共有方法

定期的な連絡ルールを決めておくと安心です。

  • 週に1回の連絡や到着報告のタイミングを決める。
  • 主要な移動予定や滞在先を共有し、緊急連絡先を知らせておく。
  • スマホアプリやクラウドで旅程を共有すると家族も状況を把握しやすくなります。

安心を得るためのルールを決め、連絡手段を複数用意しておくとよいでしょう。

費用の見通しを立てて安心してひとり世界一周へ出発しよう

ここまでで紹介した予算目安や見積もり方法、地域ごとの費用感、準備と管理のコツを組み合わせれば、自分の旅に合った現実的な予算が作れます。最初に大枠の合計を作り、項目別に数字を落とし込んでいくと予算の過不足が見えてきます。旅は計画通りにいかないこともありますが、余裕を持った準備があれば安心して出発できます。安全と楽しみの両方を大切に、自由な旅を楽しんでください。

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この記事を書いた人

アルルのアバター アルル アルル制作所 取締役

世界中を旅するクリエイターのアルル。
美しい風景、素敵なショー、現地ツアーをとことん楽しむ旅行情報を発信。一人でも多くの人に親子旅や女子旅を楽しんでもらえるよう、世界の素敵な風景やスポットをご紹介。
アルル制作所 岩永奈々が運営。

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