今回の主ルート
本文では、1つのGoogle広告アカウントを対象に接続します。最初は複数アカウント運用を考えず、一つに絞ると理解しやすいです。
Google Ads Workshop 02
この回では、Claude CodeからGoogle広告アカウントを読める状態にします。本文は単体の広告アカウントに直接つなぐ流れを主線にして、途中のコラムでMCCを使う考え方も補足します。
Step 1
この回は設定項目が多いので、最初に前提をそろえます。特にGoogle広告では「どこにつなぐか」と「誰の権限を使うか」を分けて考えるのが大事です。
本文では、1つのGoogle広告アカウントを対象に接続します。最初は複数アカウント運用を考えず、一つに絞ると理解しやすいです。
Google Ads API の利用には developer token が必要です。これを用意する段階ではマネージャーアカウントの前提が関わります。
接続直後は、アカウント情報取得やキャンペーン一覧表示のような読み取り中心で確認します。
この回でそろえておくもの
Google Cloud プロジェクト
サービスアカウントのJSONキー
Google Ads API の developer token
接続対象の広告アカウントID
Step 2
Google広告をMCP経由で扱うには、まずGoogle Cloud側でAPI利用の土台を整えます。ここはGA4接続に近い部分もありますが、Google Ads APIならではの developer token が加わります。
Google Cloudで接続用のプロジェクトを作ります。名前は `claude-google-ads-mcp` のように用途がわかるものが便利です。
サービスアカウントを作成し、JSONキーをダウンロードします。キーは安全な場所に保存し、記事や共有資料では必ず伏せます。
Google Ads API の利用開始には developer token が必要です。記事に載せるときは必ずマスクしたサンプルを使います。
Step 3
ここでは、最初に使う1つの広告アカウントへ直接つなぐ考え方で進めます。記事の読み手もこの形のほうがイメージしやすく、最初の接続確認に向いています。
考え方の整理
接続して読み書きしたい対象は単体の広告アカウントです。ただし、API利用の準備として developer token の取得にMCCが関わることがあります。この2つを分けて考えると混乱しにくくなります。
{
"mcpServers": {
"google-ads-mcp-main": {
"command": "pipx",
"args": [
"run",
"--spec",
"git+https://github.com/googleads/google-ads-mcp.git",
"google-ads-mcp"
],
"env": {
"GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS": "C:\\json\\claude-google-ads.json",
"GOOGLE_PROJECT_ID": "your-google-cloud-project-id",
"GOOGLE_ADS_DEVELOPER_TOKEN": "your-developer-token",
"GOOGLE_ADS_LOGIN_CUSTOMER_ID": "1234567890"
}
}
}
}
ポイント
GOOGLE_ADS_LOGIN_CUSTOMER_ID には、実際に対象としたい広告アカウントIDを入れます。同じ構成のサーバー定義を複数作って、アカウントごとに切り替える運用も可能です。
MCPサーバーを動かすために、Python 3.10以上と pipx を用意します。
プロジェクトルートに設定ファイルを置き、認証ファイルのパスと developer token を設定します。
Claude Codeを起動して、`/mcp` から Google Ads MCP が見えているかを確認します。
Column
ここまでは単体アカウントを主線にしてきましたが、実務ではMCCを使う場面も多くあります。特に代理店運用や複数ブランド担当では、MCC視点の整理も知っておくと便利です。
まず押さえたいこと
Google Ads API の developer token は、マネージャーアカウント側の前提が関わります。つまり「接続対象は単体アカウント」でも、「API利用の入口はMCC」という形になることがあります。
複数の広告アカウントを切り替えたいとき、子アカウントごとに設定を分けて扱いたいときに便利です。
対象アカウントの切り替えや、どこまで見えているかの確認ポイントが増えるため、学習の最初としては単体アカウント接続のほうがわかりやすいです。
本文では主線にせず、「複数アカウントを運用する人向けの発展ルート」として補足するくらいが読みやすいです。
Step 5
接続できたら、いきなり更新操作を試すのではなく、まずは読み取り系で安全に確認します。ここで成功体験を作っておくと、次回の分析編にスムーズにつながります。
試しやすい依頼文
このGoogle広告アカウントで配信中のキャンペーン一覧を表示してください。
このアカウントの主要なキャンペーン名、ステータス、予算を表で整理してください。
まずは変更せず、取得できる項目だけを確認したいです。
Step 6
Google広告接続は、設定が一つでもずれると動かなくなりやすいです。最後に、つまずきやすい点をまとめておきます。
認証ファイルのパスが実際の保存場所と合っていない
広告アカウントIDの桁や区切りがずれている
developer token はあるが、対象アカウントとの関係が整理できていない
MCPが認識されても、権限不足で一覧取得に失敗している
公開用サンプルに実トークンや実IDを残してしまっている
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