ハノイ旧市街の夜を楽しむなら、ビール通りは外せない場所のひとつです。ただ、にぎやかな雰囲気に流されて座ると、思ったより落ち着かなかったり、食べたい屋台料理に出会えなかったりすることもあります。先に確認したいのは、静かに食事をしたいのか、路上の熱気を味わいたいのか、軽く飲みたいのかという目的です。この記事では、ハノイのビール通りで屋台を選ぶ基準、頼みやすい料理、料金や衛生面の見方まで整理し、自分に合う楽しみ方を判断できるようにまとめます。
ハノイビール通りのおすすめ屋台は雰囲気で選ぶ
ハノイのビール通りで屋台を選ぶなら、最初に見るべきなのは料理名だけではなく、席の雰囲気と回転のよさです。ビール通りと呼ばれる中心は旧市街のターヒエン通り周辺で、夜になると小さなプラスチック椅子、路上のテーブル、冷えたビアホイ、焼き物の香りが一気に集まります。観光客向けのバーも多い一方で、路上で軽く飲みながら食べられる屋台風の店もあり、どこに座るかで満足度が大きく変わります。
おすすめは、いきなり一番派手な呼び込みの店に入るのではなく、通りを一度ゆっくり歩いてから選ぶことです。焼き鳥や串焼き、ネムチュアヌオン、揚げ春巻き、フライドポテト、イカ焼き、貝料理など、扱う料理は似ていても、席の詰まり具合やメニューの見やすさは店ごとに違います。食事をしっかり取りたいなら料理の写真や価格が見える店、ビールを中心にしたいならビアホイを出していて席の入れ替わりが早い店が向いています。
初めてなら、ターヒエン通りの中央より少し外れた場所を選ぶと落ち着きやすいです。中心部は音楽と人の流れが強く、写真映えや旅の高揚感はありますが、注文の聞き間違いや荷物管理の面では少し気を使います。反対に、通りの端や近くのルオンゴッククエン通り、ハンブオム通り寄りの店は、同じビール通りらしさを味わいながら、比較的ゆっくり料理を選べることがあります。
ハノイらしさを味わうなら、最初の一杯はビアホイを試し、料理は焼き物と軽い揚げ物を組み合わせると失敗しにくいです。ビアホイは軽めで飲みやすく、暑い夜でも重くなりにくい一方、味わいをじっくり楽しむクラフトビールとは別物です。お酒に強くない人は、ビールを一杯だけにして、揚げ春巻きや焼きとうもろこし、フォーのような別の軽食を組み合わせると、夜の旧市街を無理なく楽しめます。
ビール通りの場所と雰囲気
ターヒエン通り周辺を知る
ハノイのビール通りは、正式な施設名というより、旧市街にあるターヒエン通り周辺の夜のにぎわいを指す呼び方です。ホアンキエム湖から徒歩圏内にあり、観光のあとに立ち寄りやすいのが大きな魅力です。細い通りにバー、ローカル食堂、屋台風の店、土産物店が並び、夕方から夜にかけて一気に人が増えていきます。昼間は比較的静かな場所でも、夜になると椅子が外に並び、歩行者とバイクと店員の動きが重なるため、はじめて行くと少し圧倒されるかもしれません。
中心はターヒエン通りですが、実際には周辺の小道も含めて見るのがおすすめです。ビールだけを安く飲む店、料理が多い店、欧米系の旅行者が集まりやすいバー、ベトナム人グループが多い店など、数十メートル歩くだけで雰囲気が変わります。屋台感を楽しみたいなら、路上席があり、焼き台や調理場の様子が見える店が選びやすいです。落ち着いて会話したいなら、店内席がある店や、通りの端にある比較的静かな店を選ぶと過ごしやすくなります。
週末の夜は特に混みやすく、ホアンキエム湖周辺の歩行者天国と合わせて人の流れが増えることがあります。混雑を楽しむ目的なら20時以降でもよいですが、座る場所を選びたいなら18時台から19時台に入ると余裕があります。深夜に近づくほど音量が上がり、呼び込みも増えやすいため、食事をメインにしたい人は早めの時間帯が向いています。
屋台とバーの違いを見る
ビール通りでは、屋台、食堂、バーの境目が少しあいまいです。小さな路上テーブルだけの店もあれば、店内に厨房と席があり、外にも椅子を出している店もあります。バーは音楽やカクテル、輸入ビールを中心に楽しめる一方、屋台風の店はビアホイやローカル料理を気軽に頼みやすいのが特徴です。どちらがよいかは、安さだけではなく、何を体験したいかで決めると選びやすくなります。
料理を目的にするなら、メニューに写真があるか、焼き台で実物が見えるか、店員が料金をはっきり伝えてくれるかを確認しましょう。ベトナム語の料理名だけだと分かりにくい場合がありますが、写真付きメニューや英語表記があれば注文の失敗を減らせます。特に貝や海鮮、鍋料理は量や料金が分かりにくいことがあるため、頼む前に一皿の価格か、人数分の価格かを確認しておくと安心です。
雰囲気重視なら、多少料理がシンプルでも、外席でビールを飲みながら人の流れを眺めるだけで十分楽しめます。反対に、ゆっくり夕食を取りたい場合は、ビール通りのど真ん中よりも、旧市街の別のローカル食堂で食事を済ませてから一杯だけ立ち寄る方法もあります。ビール通りは「食事の完成度を求める場所」というより、「夜の空気と軽食を楽しむ場所」と考えると、期待とのズレが少なくなります。
| 目的 | 向いている場所 | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| 雰囲気を楽しみたい | ターヒエン通りの中心 | 外席が多く、人の流れが見える店を選ぶ |
| 落ち着いて食べたい | 通りの端や周辺の小道 | 店内席や写真付きメニューがある店を選ぶ |
| 安く軽く飲みたい | ビアホイを出す路上席 | 一杯の価格と会計方法を先に確認する |
| 食事をしっかり取りたい | 料理数が多い食堂寄りの店 | 焼き物、春巻き、麺類などがそろう店を選ぶ |
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屋台料理の選び方
最初は定番を少量ずつ
ビール通りで屋台料理を頼むなら、最初からたくさん注文せず、定番を少量ずつ試すのがいちばん動きやすいです。席に座ると店員からメニューを渡され、つい一気に頼みたくなりますが、テーブルが小さい店も多く、料理が重なると食べきれないことがあります。まずはビール一杯と、焼き物か揚げ物を一皿頼み、味や量、店の対応を見てから追加するのが安心です。
ビールに合わせやすいのは、ネムチュアヌオン、焼き鳥、牛肉串、揚げ春巻き、チーズスティック、フライドポテト、イカ焼きなどです。ネムチュアヌオンは発酵させた豚肉を焼いたもので、甘辛さと香ばしさがあり、ハノイの夜飲みに合いやすい一品です。揚げ春巻きは日本人にも食べやすく、香草が苦手な人でも挑戦しやすい料理です。イカ焼きや貝料理はおいしい一方で、価格や量が分かれやすいため、初回は焼き物や春巻きから入ると判断しやすくなります。
辛さや香草が心配な場合は、ソースを別にしてもらう、唐辛子を少なめにする、ライムや塩こしょうで調整するなどの頼み方が便利です。ベトナム料理は甘味、酸味、辛味、香草の香りが重なることが多く、見た目より味がはっきりしている料理もあります。辛いものが得意でない人は、いきなり辛いソースをたっぷりつけず、少しだけ試してから食べると無理なく楽しめます。
料理名で迷ったときの基準
メニューを見ても迷う場合は、「焼き物」「揚げ物」「炭水化物」「野菜」の4つに分けると選びやすいです。ビール通りの屋台は、おつまみ中心になりやすいため、揚げ物ばかり選ぶと途中で重く感じることがあります。焼き鳥やネムチュアヌオンを中心に、空芯菜炒めやきゅうり、軽い麺料理を足すと、味のバランスが取りやすくなります。
二人旅なら、ビール二杯、焼き物一皿、揚げ物一皿、野菜か麺類一皿くらいから始めるとちょうどよいです。ひとり旅なら、料理を一皿だけにして、足りなければ近くのバインミーやフォーの店に移動するのもよい選択です。ビール通りは一軒で完結させるより、少し飲んで、少し食べて、旧市街を歩きながら次の店に移るほうが、ハノイらしい楽しみ方になります。
ローカル感を求めるなら、ベトナム人グループが頼んでいる料理を見て、同じものを指差しで注文する方法もあります。写真付きメニューがなくても、実物が見えると量や見た目を判断しやすくなります。ただし、貝や鍋、海鮮の大皿は人数向けのことがあるため、ひとりや少人数の場合は一皿の量を確認してから頼むほうが安心です。
| 料理 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ネムチュアヌオン | 発酵豚肉を焼いた香ばしいおつまみ | ローカル感のあるビールのお供を試したい人 |
| 揚げ春巻き | 食べやすく香ばしい定番料理 | 香草や辛味が少し不安な人 |
| 焼き鳥や串焼き | 味が想像しやすく少量で頼みやすい | 初めての屋台で失敗を減らしたい人 |
| イカ焼き | 香りがよくビールに合うが価格確認が大切 | 海鮮をつまみながら飲みたい人 |
| 空芯菜炒め | 油とにんにくの風味で食べやすい野菜料理 | 揚げ物ばかりを避けたい人 |
料金と注文で見るべき点
価格は座る前に確認する
ビール通りは気軽に楽しめる場所ですが、観光地でもあるため、料金は店や注文内容によって差があります。ビアホイは安く飲めることが多いものの、瓶ビール、クラフトビール、カクテル、海鮮料理、大皿料理は価格が上がりやすいです。安いイメージだけで座ると、会計時に思ったより高く感じることがあるため、メニューの価格表示を先に見ておくことが大切です。
特に確認したいのは、ビールの種類、一杯あたりの価格、料理が一皿単位か人数単位か、サービス料があるかです。ビアホイ、缶ビール、瓶ビール、輸入ビールでは価格が違い、同じ「ビール」と言っても会計が変わります。店員にすすめられるまま大皿の海鮮や鍋を頼む場合は、量が多くなりやすいので、二人なら二人分で十分かを確認しましょう。英語が通じにくいときは、メニューを指差して、電卓やスマホ画面で金額を見せてもらうと誤解を減らせます。
会計は現金が使いやすく、細かいベトナムドンを用意しておくとスムーズです。カード対応の店もありますが、屋台風の店では現金のほうが早く、少額の会計にも向いています。大きな紙幣だけで支払うとお釣りの確認に時間がかかることがあるため、ホテルやコンビニで小額紙幣を作ってから行くと安心です。
呼び込みに流されすぎない
ビール通りでは、店員がメニューを見せながら席へ案内してくれることがあります。明るく親しみやすい雰囲気の一部でもありますが、すぐに座る必要はありません。席に着く前に、メニュー、価格、席の場所、周囲の音量を見て、自分に合わなければ「あとで戻ります」と軽く断って問題ありません。旅先では遠慮してしまいがちですが、店選びは落ち着いて行うほうが満足度が上がります。
注文時は、料理名と数をはっきり伝えることが大切です。たとえば串焼きなら、一本なのか一皿なのか、春巻きなら何本入りなのかを確認しましょう。ベトナムの屋台では、人数を見ておすすめ量を出してくれることもありますが、少食の人やはしごしたい人には多すぎる場合があります。最初に「small portion」や「one plate」と伝えるだけでも、量のズレを減らせます。
会計時は、頼んだものを思い出しながら金額を確認しましょう。屋台風の店では紙の伝票が簡単なこともあり、混雑時は計算がざっくりになる場合もあります。疑問があれば強い言い方をせず、メニューを指して確認すれば十分です。相手も忙しい時間帯なので、穏やかに確認するほうが話が早く進みます。
安全に楽しむ注意点
荷物と席の位置に気を配る
ビール通りでは、楽しい雰囲気に気を取られて荷物管理が甘くなりやすいです。小さな椅子に座るスタイルでは、バッグを背中側や椅子の横に置くと見えにくくなります。スマホ、財布、パスポート、ホテルのカードキーは、体の前に置ける小さなショルダーバッグや内ポケットに入れておくと安心です。写真を撮ったあとにスマホをテーブル端へ置きっぱなしにしないことも、基本ですが大切なポイントです。
席は、通りの真ん中に近いほど臨場感がありますが、人の往来が多く、バイクや店員の動きも近くなります。落ち着いて飲みたい人、子連れ、荷物が多い人は、店内寄りや壁側の席を選ぶと過ごしやすいです。反対に、雰囲気を優先したい人は外席でもよいですが、バッグを膝の上に置き、足元に荷物を置かないようにすると安心感が違います。
夜遅くまで飲む場合は、帰り方も先に決めておきましょう。旧市街のホテルなら徒歩で戻れることもありますが、暗い路地や酔った人が多い道を避けると安心です。少し離れたホテルへ戻るなら、Grabや信頼できるタクシーを使い、乗る前に車両番号と行き先を確認しましょう。飲んだあとに地図を見ながら迷うより、店に入る前に帰路を確認しておくほうが落ち着いて楽しめます。
衛生面は見た目で判断する
屋台料理を楽しむうえで、衛生面の確認は欠かせません。難しく考える必要はありませんが、調理している様子、食材の置き方、客の回転、火の通り方を見るだけでも判断しやすくなります。焼き物や揚げ物は加熱されるため比較的選びやすい一方、生野菜、氷、常温で置かれたソースなどは体調に合わせて無理をしないほうがよいです。
選びやすい店の目安は、調理場が見える、客の入れ替わりがある、食材が長時間出しっぱなしに見えない、皿や箸がきれいに扱われていることです。混んでいる店は忙しさがありますが、食材の回転が早いという面もあります。逆に、極端に空いていて、焼いたものが長く置かれているように見える店は、別の店を見てもよいでしょう。
体調に不安がある人は、ビール通りでは軽くつまむ程度にして、しっかりした夕食はホテル近くのレストランや口コミの安定した店で取る方法もあります。旅行中は睡眠不足や移動疲れで胃腸が弱りやすいため、現地では普段より少し慎重に選ぶくらいがちょうどよいです。刺激の強いソースや油っぽい料理を重ねすぎず、水も一緒に飲むと翌日の観光に響きにくくなります。
避けたい行動は、次のようなものです。
- 価格を見ずに海鮮や大皿料理を頼む
- スマホや財布をテーブル端に置く
- 氷入りの飲み物を体調に関係なく何杯も飲む
- 呼び込みだけで座り、メニューを確認しない
- 深夜に酔った状態で知らない路地を歩く
ビール通りの楽しみ方を決める
ハノイのビール通りは、完璧な食事を求める場所というより、旧市街の夜の熱気を味わう場所です。おすすめの屋台を一軒だけ決め打ちするより、ターヒエン通り周辺を歩き、席の雰囲気、メニューの見やすさ、料理の香り、価格表示を見て選ぶほうが、自分に合う店に出会いやすくなります。初めてなら、18時台から19時台に行き、ビアホイ一杯と焼き物や揚げ春巻き一皿から始めると、無理なく雰囲気をつかめます。
食事重視の人は、写真付きメニューがあり、料理数が多い食堂寄りの店を選びましょう。お酒と雰囲気を楽しみたい人は、外席で人の流れが見える店が向いています。落ち着きたい人や荷物が多い人は、中心部を避け、通りの端や周辺の小道にある店を見ると過ごしやすくなります。どの楽しみ方でも、価格確認、少量注文、荷物管理、帰り道の確認をしておけば、旅の夜を気持ちよく締めくくれます。
次に行動するなら、ホテルからターヒエン通りまでの距離を地図で確認し、夕食前に行くか、夕食後に一杯だけ寄るかを決めてください。お腹を空かせて行くなら焼き物や春巻きまで楽しみ、食後に行くならビアホイと軽いつまみだけで十分です。ハノイの夜は、予定を詰めすぎず、少し歩いて、気になった店で軽く座るくらいがちょうどよく、ビール通りの魅力も自然に感じられます。
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