GA4レポート作成 1. GA4をつなぐ

GA4レポート作成 接続編のアイキャッチ画像

この回では、Claude CodeからGA4データを扱えるようにするための接続設定を進めます。Google Cloud の準備から動作確認までを一歩ずつ進めます。

事前確認

設定作業を前に進められるよう、まずは前提条件をそろえましょう。

プロジェクトディレクトリを作る

この回では、最初に C:\aruru-code の中へ ga4-report というプロジェクトディレクトリを作って始めます。

Windows: mkdir C:\aruru-code\ga4-report

Mac: mkdir -p ~/aruru-code/ga4-report

作成後は、そのフォルダへ移動しておきます。

Windows: cd C:\aruru-code\ga4-report

Mac: cd ~/aruru-code/ga4-report

必要な権限

GA4とGoogle Cloudを触れる権限があるか確認します。

この回のゴール

最終的に、Claude CodeからGA4の情報が見える状態になればOKです。

指し棒を持ったアルルさんのキャラクターイラスト

この回は少し設定が多いですが、いちど通せば毎月のレポート作業がかなり楽になります。

Google Cloud の準備をする

GA4 API を使うために、Google Cloud側でプロジェクト作成とAPI有効化を進めます。

Google Cloud の基本が不安な方へ

プロジェクト作成、課金アカウント、API有効化、サービスアカウント作成などの共通設定をまとめています。初めてGoogle Cloudを触る方は、先にこちらを確認してから進めてください。

やること

Google Cloud で新しいプロジェクトを作成します。名前は `claude-ga4-mcp` のように分かりやすければOKです。作業自体は、今作った ga4-report フォルダを起点に進めます。

Google Cloud コンソールで新しいプロジェクトを作成する画面
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1. プロジェクトを作成する

Google Cloud コンソールで、GA4接続用の新規プロジェクトを作ります。

2. APIを有効化する

`APIとサービス > ライブラリ` から、`Google Analytics Admin API` と `Google Analytics Data API` を有効化します。

3. ここでの到達点

Google Cloud 側で、GA4情報を取りにいく準備が整っていればOKです。

Google Cloud でサービスアカウントを作る

引き続きGoogle Cloud コンソール内での作業です。GA4データへアクセスするための認証情報を、サービスアカウント方式で用意します。

Google Cloud コンソールでサービスアカウントを作成する画面

作成するもの

サービスアカウント、JSONキー、GA4プロパティへのアクセス権を用意します。

Google Cloud 側の作業

`APIとサービス > 認証情報` からサービスアカウントを作成し、JSONキーをダウンロードします。

GA4 側の作業

GA4管理画面のアクセス管理で、作成したサービスアカウントメールアドレスを閲覧者権限で追加します。

大事なポイント

JSONキーは認証ファイルなので、プロジェクトフォルダの外など安全な場所に保存してください。誰かと共有してはいけないファイルです。

Claude Code 側の設定を行う

ここからはご自身のパソコン側の作業です。Claude Code が GA4 MCP サーバーを読めるように、必要なツールを順番にインストールしていきます。

1. Python をパソコンにインストールする

GA4 MCP サーバーを動かすために、お使いのパソコンに Python 3.10以上を入れます。Windowsでは公式インストーラー実行時に Add Python to PATH に必ずチェックを入れてください。インストール後、ターミナルで下のコマンドを実行してバージョンが出れば成功です。

python --version

2. pipx をパソコンにインストールする

MCPサーバーを入れるためのツールを、パソコンに追加します。ターミナルで次のコマンドを実行します。pipx --version でバージョンが表示されれば成功です。うまく通らないときは python -m pipx でも代用できます。

pip install --user pipx

python -m pipx ensurepath

pipx --version

3. GA4 MCP サーバーをパソコンにインストールする

GA4公式のMCPサーバーを、pipx でご自身のパソコンに入れます。

pipx install git+https://github.com/googleanalytics/google-analytics-mcp.git

.mcp.json をClaude Codeに作らせる

設定ファイルは手書きせず、Claude Codeに依頼して作ってもらいます。作業フォルダで claude を起動し、次のように依頼します。

このプロジェクトのルートに .mcp.json を作成してください。

GA4 MCP サーバー(analytics-mcp)の設定で、MCP名は ga4 にしてください。

環境変数として以下を含めてください:

GOOGLE_CLIENT_EMAIL: xxx@xxx.iam.gserviceaccount.com

GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS: サービスアカウントJSONキーの絶対パス

GA_PROPERTY_ID: GA4プロパティID

値は私が後で差し替えるので、いまはプレースホルダーのままで構いません。

生成された .mcp.json が、次のような構造になっているか確認してください。

.mcp.json(確認用)
{
  "mcpServers": {
    "ga4": {
      "command": "pipx",
      "args": [
        "run",
        "analytics-mcp"
      ],
      "env": {
        "GOOGLE_CLIENT_EMAIL": "ここにサービスアカウント名(xxx@xxx.iam.gserviceaccount.com)が入る",
        "GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS": "ここにサービスアカウントのキーファイル(JSON)のパスが入る",
        "GA_PROPERTY_ID": "ここにGA4のプロパティID(xxxxxxxxx)が入る"
      }
    }
  }
}

内容が一致していたら、GOOGLE_CLIENT_EMAILGOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALSGA_PROPERTY_ID の3つを自分のものに差し替えます。MCP名は Claude 上で見える名前なので自由です。

サービスアカウントのキーファイル(JSON)は、プロジェクトフォルダの外に保存してください。うっかりGitHub等にコミットしないためです。GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS には、その外側の置き場所を絶対パスで指定します。

Windows: C:\json\claude-ga4.json

Mac: /Users/yourname/json/claude-ga4.json

動作確認

最後に、Claude Code から GA4 にアクセスできるかを必ず確認します。

確認コマンド

/mcp

ga4: connected

Claude Code を再起動したあとに `/mcp` を実行して、`ga4: connected` と表示されれば接続成功です。

01

Google Cloud 側の設定が完了した

02

サービスアカウントとアクセス権を設定できた

03

Claude Code 側で接続設定を追加できた

04

`/mcp` で `ga4: connected` を確認できた

次へ

接続できたら、次は最初の GA4 レポートを作ってみます。

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