GA4レポート作成 2. GA4をつなぐ

GA4レポート作成 接続編のアイキャッチ画像

この回では、Claude CodeからGA4データを扱えるようにするための接続設定を進めます。Google Cloud の準備から動作確認までを一歩ずつ進めます。

事前確認

ここでは理屈より、設定作業を前に進めることを優先します。まずは前提条件をそろえましょう。

この回の作業フォルダ

この回では、最初に C:\aruru-code の中へ ga4-report-connect というプロジェクトディレクトリを作って始めるのがおすすめです。

Windows: C:\aruru-code\ga4-report-connect

Mac: ~/aruru-code/ga4-report-connect

必要な前提

Node.js 18以上と、Claude Codeのインストールが済んでいる状態から始めます。

必要な権限

GA4とGoogle Cloudを触れる権限があるか確認します。

この回のゴール

最終的に、Claude CodeからGA4の情報が見える状態になればOKです。

指し棒を持ったアルルさんのキャラクターイラスト

この回は少し設定が多いですが、いちど通せば毎月のレポート作業がかなり楽になります。

Google Cloud の準備をする

GA4 API を使うために、Google Cloud側でプロジェクト作成とAPI有効化を進めます。

やること

Google Cloud で新しいプロジェクトを作成します。名前は `claude-ga4-mcp` のように分かりやすければOKです。作業自体は、今作った ga4-report-connect フォルダを起点に進めます。

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1. プロジェクトを作成する

Google Cloud コンソールで、GA4接続用の新規プロジェクトを作ります。

2. APIを有効化する

`APIとサービス > ライブラリ` から、`Google Analytics Admin API` と `Google Analytics Data API` を有効化します。

3. ここでの到達点

Google Cloud 側で、GA4情報を取りにいく準備が整っていればOKです。

サービスアカウントを作る

GA4データへアクセスするための認証情報を用意します。ここではサービスアカウント方式で進めます。

作成するもの

サービスアカウント、JSONキー、GA4プロパティへのアクセス権を用意します。

Google Cloud 側の作業

`APIとサービス > 認証情報` からサービスアカウントを作成し、JSONキーをダウンロードします。

GA4 側の作業

GA4管理画面のアクセス管理で、作成したサービスアカウントメールアドレスを閲覧者権限で追加します。

大事なポイント

JSONキーは認証ファイルなので、プロジェクトフォルダの外など安全な場所に保存してください。誰かと共有してはいけないファイルです。

Claude Code 側の設定を行う

ここから、Claude Code が GA4 MCP サーバーを読める状態にしていきます。

1. Python を入れる

GA4 MCP サーバーを入れるために Python 3.10以上を用意します。インストール時は `Add Python to PATH` にチェックを入れます。

python --version

2. pipx を入れる

MCPサーバーのインストールに使います。うまく通らないときは `python -m pipx` でも進められます。

pip install --user pipx

python -m pipx ensurepath

pipx --version

3. GA4 MCP サーバーを入れる

GA4公式のMCPサーバーを `pipx` でインストールします。

pipx install git+https://github.com/googleanalytics/google-analytics-mcp.git

.mcp.json を作る

プロジェクトのルートに `.mcp.json` を作成し、GA4 接続設定を書きます。サービスアカウントメール、JSONキーのパス、GA4プロパティIDを入れます。

.mcp.json サンプル
{
  "mcpServers": {
    "ga4(ここはclaude上のMCPの名前なので自由)": {
      "command": "pipx",
      "args": [
        "run",
        "analytics-mcp"
      ],
      "env": {
        "GOOGLE_CLIENT_EMAIL": "ここにサービスアカウント名(xxx@xxx.iam.gserviceaccount.com)が入る",
        "GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS": "ここにサービスアカウントのキーファイル(JSON)のパスが入る",
        "GA_PROPERTY_ID": "ここにGA4のプロパティID(xxxxxxxxx)が入る"
      }
    }
  }
}

MCP名は Claude 上で見える名前なので自由です。まずは `ga4` など分かりやすい名前にしておくのがおすすめです。

接続できたら、簡単なレポート作成も試す

接続確認だけで終わらず、Claude Codeから実際にGA4レポートを作れるかまで見ておくと安心です。

依頼例

cd プロジェクトのPATH

claude

起動したら、たとえば「先月比較、トップ10ページ、エンゲージメント率、総評を入れた月次レポートをHTMLで保存してください」と依頼してみます。

動作確認

最後に、Claude Code から GA4 にアクセスできるかを必ず確認します。

確認コマンド

/mcp

ga4: connected

Claude Code を再起動したあとに `/mcp` を実行して、`ga4: connected` と表示されれば接続成功です。

01

Google Cloud 側の設定が完了した

02

サービスアカウントとアクセス権を設定できた

03

Claude Code 側で接続設定を追加できた

04

`/mcp` で `ga4: connected` を確認できた

05

簡単なレポート作成依頼まで試せた

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接続できたら、次は最初の GA4 レポートを作ってみます。

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