検索件数の調べ方は目的で変わる!無料ツールと数字の見方まで整理

検索件数を見れば、どのキーワードに需要があるのかすぐ分かるように思えます。しかし、Googleの検索結果に出る件数、キーワードプランナーの検索ボリューム、サーチコンソールの表示回数はそれぞれ意味が違います。先に何を知りたいのかを分けないと、記事作成や広告出稿の判断を間違えやすくなります。

この記事では、検索件数の調べ方を目的別に整理し、無料で確認できる方法、有料ツールを使うべき場面、数字を見るときの注意点までまとめます。自分が知りたいのは「検索される回数」なのか「検索結果の数」なのかを分けて考えられるようになります。

目次

検索件数の調べ方は目的で変える

検索件数の調べ方で最初に大切なのは、知りたい数字の種類を分けることです。多くの人が「検索件数」とひとまとめにしていますが、実際には検索ボリューム、検索結果件数、表示回数、関連キーワード数など、似ているようで用途が違う数字があります。SEOの記事設計で見るべきなのは主に検索ボリュームであり、Google検索画面に表示される約何件という数字だけで需要を判断するのは危険です。

たとえば「検索件数 調べ方」というキーワードで記事を書く場合、知りたいのは多くの場合「このキーワードが月にどれくらい検索されているか」です。この場合はGoogleキーワードプランナー、Googleトレンド、ラッコキーワード、Ahrefs、SEMrush、Ubersuggestなどを使って、検索ボリュームや関連語を確認します。一方で、Google検索結果に出る「約○○件」は、ウェブ上にその言葉を含むページがどれくらいあるかの目安であり、実際に検索されている回数ではありません。

まずは、次のように目的を分けて考えると迷いにくくなります。

知りたいこと見るべき数字主な確認方法
月にどれくらい検索されるか検索ボリュームキーワードプランナーやSEOツール
競合ページが多いか検索結果件数や上位サイトの強さGoogle検索と競合分析
自分のサイトが何回表示されたか表示回数Googleサーチコンソール
季節性や伸び方を見たいか人気度の推移Googleトレンド

つまり、検索件数を調べる前に「需要を知りたいのか」「競合を知りたいのか」「自分のサイトの実績を知りたいのか」を決める必要があります。ここを曖昧にしたまま数字を見ると、検索結果件数が多いキーワードを人気キーワードだと誤解したり、検索ボリュームが小さいキーワードを価値がないと判断したりします。実際には、月間検索数が少なくても成約に近いキーワードや、地域名を含むキーワードのように小さくても集客価値が高いものがあります。

検索件数の意味を整理する

検索件数を正しく見るには、まず「何の件数なのか」を言葉で説明できる状態にしておくことが大切です。特にSEOやWeb集客では、同じキーワードでもツールによって数字が違うことがあります。その違いはツールの精度だけでなく、集計方法、対象期間、地域、検索エンジン、近い意味のキーワードをまとめるかどうかによって生まれます。

検索ボリュームと結果件数の違い

検索ボリュームは、あるキーワードが一定期間にどれくらい検索されたかを示す目安です。一般的には月間検索数として扱われ、記事を書くキーワード選定や広告のキーワード選びに使います。たとえば「SEO 対策 費用」「Googleマップ 集客」「検索件数 調べ方」のようなキーワードが、月にどれくらい検索されるのかを見たい場合は、この検索ボリュームを確認します。

一方、Googleの検索結果画面に表示される「約○○件」は、検索された回数ではなく、検索条件に該当するとGoogleが判断したページ数の概算です。この数字は検索需要の大きさを直接示すものではなく、日によって変わることもあります。検索結果件数が多いからといって、そのキーワードが毎月多く検索されているとは限りません。逆に、検索結果件数が少なくても、地域名や悩みが具体的なキーワードでは強いニーズがある場合があります。

たとえば「ホームページ 検索しても出てこない」は、検索結果件数だけを見ると大きな市場に見えないかもしれません。しかし、このキーワードで検索する人は、すでにサイト公開後の困りごとを抱えています。記事内でインデックス、noindex、サーチコンソール、サイトマップ送信などの確認方法を丁寧に示せば、問い合わせや相談につながりやすいテーマになります。検索件数を見るときは、単純な数の大小だけでなく、読者の切実さも合わせて判断することが大切です。

表示回数は自社サイトの実績

Googleサーチコンソールで確認できる表示回数は、自分のサイトやページがGoogle検索結果に表示された回数です。これは世の中全体の検索件数ではなく、自分のサイトが検索結果に出た範囲での数字です。そのため、まだ上位表示されていないページでは、実際の検索需要が大きくても表示回数が少なく見えることがあります。

たとえば、ある記事が「検索件数 調べ方」で検索結果の30位前後にいる場合、ユーザーの検索結果に表示される機会は限られます。このときサーチコンソールの表示回数が少ないからといって、そのキーワード自体に需要がないとは言い切れません。順位が上がれば表示回数が増える可能性があるため、平均掲載順位やクリック率と一緒に見る必要があります。

また、サーチコンソールでは、実際に自分のページが表示された検索語句を確認できます。記事作成前の市場調査にはキーワードプランナーやSEOツールを使い、記事公開後の改善にはサーチコンソールを使う、という分け方が現実的です。検索件数を調べる目的が「新しい記事テーマを探すこと」なのか「公開済み記事を改善すること」なのかで、使う画面は変わります。

無料で確認できる方法

検索件数は無料でもある程度調べられます。最初から有料ツールを契約しなくても、Googleキーワードプランナー、Googleトレンド、Google検索、サーチコンソールを組み合わせれば、需要の有無、季節性、自サイトでの反応は確認できます。ただし、無料の数字には幅があったり、概算だったりするため、数字を細かく当てにしすぎない姿勢が必要です。

キーワードプランナーで見る

Googleキーワードプランナーは、Google広告の管理画面から使えるキーワード調査ツールです。広告出稿向けのツールですが、SEOの記事テーマを考えるときにも役立ちます。キーワードを入力すると、月間平均検索ボリューム、競合性、関連キーワード、入札単価の目安などを確認できます。広告を実際に配信していないアカウントでは、検索ボリュームが「100〜1000」のような幅で表示されることがありますが、需要の大きさをざっくりつかむには十分です。

使い方は、まずGoogle広告にログインし、キーワードプランナーから「新しいキーワードを見つける」を選びます。そこに「検索件数 調べ方」「検索ボリューム 調べ方」「キーワード 検索数 調べる」など、近い意味の言葉を複数入れると、関連キーワードもまとめて確認できます。地域を日本、言語を日本語にしておくと、日本向けの記事に近い数字を見やすくなります。

注意したいのは、キーワードプランナーの数字は広告出稿を前提にした目安であり、SEOで上位表示したときのアクセス数そのものではないことです。月間平均検索ボリュームが1000あっても、1位を取れなければ流入は一部に限られます。反対に検索ボリュームが小さくても、問い合わせにつながる意図が強いキーワードなら価値があります。記事テーマを選ぶときは、検索数だけでなく、読者が何を解決したいのかも一緒に見ます。

Googleトレンドで流れを見る

Googleトレンドは、キーワードの人気度の推移を見るためのツールです。検索ボリュームの正確な件数を確認するものではありませんが、季節性や上昇傾向を知るのに向いています。たとえば「確定申告」「母の日 プレゼント」「花粉症 対策」のように時期で検索が増えるテーマでは、どの月に需要が高まるのかを見て記事公開のタイミングを決められます。

「検索件数 調べ方」のような通年型のキーワードでも、関連する「検索ボリューム」「キーワード選定」「SEO ツール」などと比較すると、どの言葉の関心が安定しているかを把握できます。Googleトレンドでは地域や期間を変更できるため、直近12か月、過去5年、日本国内などに切り替えて確認すると、短期的な一時変動と長期的な傾向を分けて見やすくなります。

ただし、Googleトレンドの数値は0〜100の相対的な人気度です。100と表示されても検索回数が100回という意味ではありません。その期間内で最も人気が高かった時点を100として見ているため、検索件数そのものを知りたい場合はキーワードプランナーやSEOツールと組み合わせる必要があります。トレンドは「今伸びているか」「毎年同じ時期に上がるか」を見るものだと考えると使いやすいです。

Google検索とサーチコンソール

Google検索そのものも、検索件数を調べる補助として使えます。検索結果画面で上位10ページを見ると、どのような記事が評価されているのか、企業サイトが多いのか、個人ブログでも入れる余地があるのかを確認できます。検索結果件数の数字だけを見るのではなく、上位ページのタイトル、見出し、内容の深さ、更新日、運営者の専門性を見ることが大切です。

Googleサーチコンソールは、公開済みサイトを持っている人にとって重要な確認場所です。検索パフォーマンスからクエリを開くと、表示回数、クリック数、クリック率、平均掲載順位を確認できます。たとえば「検索件数 調べ方」で表示回数はあるのにクリック率が低い場合は、タイトルやディスクリプションが検索意図に合っていない可能性があります。表示回数が増えているのに順位が低い場合は、本文の情報量や見出しの整理が足りないかもしれません。

無料で調べるときは、次のように役割を分けると判断しやすくなります。

方法向いている確認注意点
キーワードプランナー月間検索ボリュームの目安広告未出稿では数値が幅で出やすい
Googleトレンド季節性や伸び方件数ではなく相対的な人気度を見る
Google検索競合ページの強さ結果件数だけで需要を判断しない
サーチコンソール自サイトの表示回数と改善点サイトが表示された範囲の実績に限られる

有料ツールを使う場面

無料ツールだけでも検索件数の大まかな確認はできますが、SEOを継続的に行うなら有料ツールが役立つ場面があります。特に、複数キーワードをまとめて調べたい場合、競合サイトが取っているキーワードを見たい場合、検索ボリュームと難易度を同時に見たい場合は、有料ツールのほうが作業時間を短縮できます。代表的なものにはAhrefs、SEMrush、Ubersuggest、Keywordmap、ミエルカ、TACT SEOなどがあります。

複数キーワードを比較する

有料ツールの強みは、単体のキーワードではなく、候補を一覧で比較できることです。たとえば「検索件数 調べ方」だけでなく、「検索ボリューム 調べ方」「キーワード 検索数」「Google 検索数 調べる」「SEO キーワード 調査」などをまとめて調べると、どの語句を主軸にするべきか判断しやすくなります。検索数、難易度、関連語、上位ページを同じ画面で確認できるため、記事設計の抜け漏れも減ります。

ただし、有料ツールの検索ボリュームも完全な実数ではありません。ツールごとにデータ元や推定方法が違うため、同じキーワードでも数字がずれることがあります。重要なのは、10回単位の正確さではなく、候補同士の大小関係や検索意図の違いを見ることです。たとえば、検索数が多い「検索ボリューム」と、より初心者向けの「検索件数 調べ方」では、同じテーマでも読者の知識レベルが違います。

記事を書く前は、検索数が最も多いキーワードだけを選ぶのではなく、読者が実際に知りたい順番で構成を考えることが大切です。検索数が大きい言葉をH2に入れ、具体的な悩みをH3で拾う方法もあります。反対に、検索数は小さくても成約や問い合わせに近いキーワードなら、専用記事として丁寧に作る価値があります。

競合サイトを確認する

有料SEOツールでは、競合サイトがどのキーワードで流入を得ているかを確認できます。これは、自分で思いつかなかったキーワードを見つけるときに便利です。たとえばSEO支援サービスを運営している場合、競合のコラムが「キーワード選定 やり方」「検索ボリューム 目安」「SEO 記事 書き方」などで流入していることが分かれば、自社サイトでも近いテーマを設計できます。

ただし、競合が取っているキーワードをそのまま真似するだけでは不十分です。上位記事が強い企業サイトばかりなら、同じ切り口で新規記事を出しても上がりにくいことがあります。その場合は、初心者向け、地域事業者向け、広告担当者向け、ブログ運営者向けなど、読者の状況をずらして記事を作るほうが現実的です。検索件数は入口の判断材料であり、勝てる切り口を探す作業とは別に考える必要があります。

競合調査では、検索ボリュームだけでなく、上位ページの内容も見ます。どの見出しが共通しているか、どの説明が薄いか、読者が次に何をすればよいかまで書かれているかを確認します。たとえば検索件数の調べ方の記事なら、無料ツールの使い方だけでなく、検索結果件数との違い、サーチコンソールの表示回数との違い、記事テーマ選びへの活かし方まで入れると、単なる操作説明より役立つ内容になります。

数字で失敗しない見方

検索件数は便利な指標ですが、数字だけで判断すると失敗しやすくなります。特にSEOでは、検索ボリュームが大きいキーワードほど競合が強く、上位表示までに時間がかかることがあります。また、検索数が少ないキーワードでも、読者の目的がはっきりしている場合は、問い合わせ、資料請求、購入、予約につながりやすいことがあります。

大きい数字だけで選ばない

検索ボリュームが大きいキーワードは魅力的に見えます。たとえば「SEO」「Google広告」「Instagram」などの単語は検索数が大きくなりやすい一方、検索意図が広く、上位表示の難易度も高くなります。初心者が「SEO」という単体キーワードだけを狙って記事を書いても、検索ユーザーが知りたい内容が広すぎて、記事の焦点がぼやけることがあります。

一方で「seo対策 費用対効果」「Googleマップ 集客」「検索件数 調べ方」のように複数語で構成されたキーワードは、検索数が中小規模でも読者の悩みが具体的です。何を知りたいのか、どんな場面で困っているのかを想像しやすいため、記事の構成も作りやすくなります。SEO初心者や中小企業のWeb担当者向けの記事では、こうした具体的なキーワードを優先したほうが成果につながりやすいです。

数字を見るときは、次の3つをセットで確認すると判断しやすくなります。

  • 検索ボリュームは十分か
  • 上位表示できる余地はあるか
  • 読者の行動につながるテーマか

検索数が多くても、読者が単に意味を知りたいだけなら直接の問い合わせにはつながりにくいことがあります。反対に検索数が小さくても、「料金」「依頼」「比較」「できない」「設定方法」などの言葉を含む場合は、行動に近い可能性があります。検索件数は入口として使い、最終的には検索意図の深さで判断することが大切です。

同じ意味の語句をまとめる

キーワード調査では、同じような意味の語句を別々に見すぎないことも大切です。たとえば「検索件数 調べ方」「検索数 調べ方」「検索ボリューム 調べ方」「キーワード 検索数 調べる」は、表現は違いますが、読者が知りたい内容は近い場合があります。これらをすべて別記事にすると、内容が重複し、サイト内で似た記事同士が競合することがあります。

記事設計では、主軸にするキーワードを1つ決め、近い意味のキーワードは見出しや本文内で自然に拾う方法が向いています。たとえばこの記事なら、主軸は「検索件数 調べ方」にしつつ、本文内で「検索ボリューム」「検索結果件数」「表示回数」「Googleキーワードプランナー」などを説明します。これにより、読者の疑問を広く受け止めながら、記事のテーマはぶれにくくなります。

ただし、検索意図が明らかに違う場合は別記事に分けます。たとえば「サーチコンソール 表示回数 増やす」は公開後の改善が目的であり、「キーワードプランナー 使い方」はツール操作が目的です。同じ検索件数に関係するテーマでも、読者の状況が違えば記事を分けたほうが読みやすくなります。キーワードをまとめるか分けるかは、検索数ではなく読者の知りたいことが同じかどうかで判断します。

古い数値を信じすぎない

検索件数は時間とともに変わります。AI検索、Googleの検索結果画面、SNSでの情報収集、季節イベント、制度変更、サービス名の変更などによって、同じキーワードでも需要が増減します。数年前に作ったキーワードリストをそのまま使い続けると、すでに検索されにくくなった言葉を追い続けたり、新しく伸びている言葉を見逃したりします。

特にWeb集客やSEO関連のテーマは、ツール名や機能名が変わることがあります。GoogleマイビジネスがGoogleビジネスプロフィールと呼ばれるようになったように、古い名称で検索する人と新しい名称で検索する人が混在する時期もあります。このようなテーマでは、検索件数だけでなく、現在の公式名称、検索結果に出ているページの更新状況、ユーザーが実際に使っている言葉を確認することが必要です。

記事を更新するときは、サーチコンソールで新しく表示されているクエリを見ます。公開当初は想定していなかった言葉で表示されているなら、その言葉を見出しや本文に自然に追加することで改善できる場合があります。検索件数の調査は記事を書く前だけで終わりではなく、公開後のリライトにも使うものです。

次にどうすればよいか

検索件数を調べたいときは、まず「検索ボリュームを知りたいのか」「検索結果の多さを見たいのか」「自分のサイトの表示回数を確認したいのか」を分けてください。新しい記事テーマを探すなら、キーワードプランナーやSEOツールで月間検索ボリュームを見ます。季節性や伸び方を知りたいならGoogleトレンドを使い、公開済み記事の改善ならGoogleサーチコンソールで表示回数、クリック率、平均掲載順位を確認します。

次に、候補キーワードを3〜10個ほど並べて、検索数だけでなく検索意図も比べます。大きなキーワードばかり狙うのではなく、読者の悩みが具体的で、自分のサイトが答えを出せるものを選ぶと失敗しにくくなります。「検索件数 調べ方」のようなテーマなら、単なるツール紹介で終わらせず、検索ボリュームと検索結果件数の違い、無料ツールと有料ツールの使い分け、記事作成への活かし方まで含めると、読者が行動に移しやすくなります。

最後に、数字を一度見て終わりにしないことが大切です。記事公開後はサーチコンソールで、どのクエリに表示され、どの順位で、どれくらいクリックされているかを確認します。表示回数はあるのにクリックされないならタイトルを見直し、順位が低いなら本文の深さや見出しを調整します。検索件数は正解を決める数字ではなく、記事テーマを選び、公開後に改善するための材料として使うと、SEOやWeb集客に活かしやすくなります。

ポストしてくれるとうれしいです

この記事を書いた人

岩永 圭一のアバター 岩永 圭一 アルル制作所 代表取締役

2003年にECサイト「ウェディングアイテム」を立ち上げ、手作り結婚式を応援。年商3億円達成。2005年デザイン会社を設立。2社を譲渡後、2021年にアルル制作所を立ち上げ、オウンドメディア運営代行『記事スナイパー』を開始。これまで立ち上げた事業は、他にも中古ドメイン販売・キーワードツール・バー専門ホームページ制作・記事LP制作・レンタルスペース・撮影スタジオと多岐にわたる。

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