SNS運用をAIで仕組み化する方法|投稿を自動化して社内の手間を減らす

SNSは会社を知ってもらう大切な窓口です。それでも、繁忙期になると真っ先に後回しになり、担当者が替わると止まってしまう。そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
この記事は、少人数でInstagram・note・LINEを回したい会社に向けたものです。投稿の準備をAIに任せ、社内に残る仕事を「読んで確認する」ことだけに減らす方法を、実例でお伝えします。
アルル制作所ではこの3つの媒体の準備をAIに任せる運用を始めました。計画・下書き・画像はAIが用意し、人が受け持つのは内容の確認と公開の合図です。

動かしているのは Codex と Claude Code(クロード・コード) です。どちらも、パソコンの中のフォルダを読み書きしながら、決めた手順どおりに仕事を進めるAIです。
もちろん、最初から順調だったわけではありません。画像の縦横比の崩れ、予定時刻に出ない投稿、noteの画面で止まる自動操作。こうした失敗を一つずつ手順書に反映して、いまの形に落ち着きました。以下では、その実際の中身と、社内に取り入れるときの判断材料をまとめます。
SNSが止まる原因は準備の負担にある
社内の手間の大半は投稿前の準備

SNSの業務を工程に分けると、次の6つになります。
- 計画
どの媒体に・いつ・何を出すかを決める
▼ - 下書き
投稿文・キャプション・ハッシュタグを用意する
▼ - 画像
横にめくる複数枚の投稿(カルーセル)の画像を作る
▼ - 確認
内容に問題がないか、出してよいかを判断する
▼ - 公開
決めた日時に投稿する
▼ - 振り返り
閲覧数や反応を記録する
アルル制作所で人が受け持っているのは、4の「確認」だけです。それ以外の工程は、AIと決まった時刻に動く仕組みが担当しています。
従来の運用と仕組み化した運用の違い
工程ごとに、社内の負担がどう変わったかを並べます。
- 計画
従来:その都度考える
/現在:曜日と時刻の設定から数週間先まで自動で並ぶ - 下書き
従来:毎回ゼロから書く
/現在:台本やネタの在庫から自動で用意される - 画像
従来:デザインアプリで1枚ずつ作る
/現在:下書きの「画像の文字」から6枚まとめて書き出す - 確認
従来:投稿直前に急いで読む
/現在:ハブの画面で読み「確認済」を押す - 公開
従来:時間になったらスマホを開く
/現在:決めた時刻に自動で出る(小技と解説記事は「確認済」のものだけ) - 振り返り
従来:気づいたときに見る
/現在:noteの数値は毎朝自動で記録される

例外は、絵本シリーズ「アルルの森」です。あらかじめ書いた台本に沿った連載なので、公開日になれば自動で出ます。その分、週のはじめに下書きと画像を仕上げ、目で確かめてから公開日を迎えるようにしています。
媒体ごとの役割を先に決めておく
3つの媒体には、それぞれ別の役割を持たせています。
- Instagram
出すもの:AIの小技のオリジナル投稿(メイン)・「アルルの森」のカルーセル・LINE配信の告知。すべてカルーセル
/役割:会社を知ってもらう入口 - note
出すもの:「アルルの森」の絵本(全文)と解説記事
/役割:じっくり読んでもらう - LINE
出すもの:そのまま使えるプロンプト付きの実践アイデア
/役割:つながりを保ち返信で相談を受ける

⚠️ 「手が空いたら投稿する」は続かない
SNSは更新が止まると、見てくれていた人が離れていきます。忙しい時期ほど止まりやすいのに、本来はその時期こそ知ってもらう好機です。
準備を仕組みに任せておけば、繁忙期でも確認さえ済ませれば投稿は途切れません。
アルル制作所の1週間の動き

- 月 20:00
媒体:Instagram
/内容:今週のLINE配信の告知
▼ - 火 20:00
媒体:Instagram
/内容:AIの小技(オリジナル投稿)
▼ - 水 17:30
媒体:LINE
/内容:実践アイデア(手動で配信)
▼ - 木 20:00
媒体:Instagram
/内容:AIの小技(オリジナル投稿)
▼ - 金 17:00
媒体:note
/内容:アルルの森の絵本(全文)
▼ - 土 20:00
媒体:Instagram
/内容:アルルの森のカルーセル(前日のnoteへ案内)
曜日と時刻は、1つの設定ファイルにまとめてあります。予定を変えたいときは、そのファイルを直して計画を作り直すだけで済みます。
週の初めの指示はひとことだけ

今週のSNSを進めて

この一言を受けて、AIは手順書どおりに次の作業を進めます。
- 計画と下書きを更新する
設定ファイルから数週間先までの予定を並べ、足りない下書きを作る。既存の下書きは上書きしない
▼ - 今週と来週の対象を洗い出す
状態の記録を読み、まだ「公開済」でないものを対象にする
▼ - 下書きを推敲する
直すのは誤字と読みにくい箇所だけ。話の筋や事実は変えない
▼ - Instagramの画像を書き出す
1080×1350の画像を作り、文字の切れやはみ出しを目で確かめる
▼ - LINEの配信文を仕上げる
配信相手とタグの案も出す。予約も送信もしない
▼ - 数値を記録する
先週の数字が未記録なら取り込む
▼ - 報告する
作ったもの・人が手で行うこと(日時つき)・足りない素材を分けて伝える

画像は型に文字を流し込んで作る
Instagramのオリジナル投稿は、6枚の構成を固定しています。表紙・「こんなとき、ありませんか?」・「やり方は3つ」・「たとえば」・「コピーして使える一言」・「やってみよう!」の順です。
下書きに書くのは、画像に載せる文字だけです。実際の下書きの一部を載せます。
## 画像の文字(1080×1350・6枚)
1枚目(表紙)
AIに頼む前に「誰に・何のために」を1行
AIの答えがいまいちなのは、頼み方が1行足りないだけかも
2枚目|こんなとき、ありませんか?
AIに文章を頼んだのに、ありきたりな答えしか返ってこない
3枚目|やり方は3つ
1. 頼みたいことの前に「誰に」を書く
2. 「何のために(読んだ人にどうしてほしいか)」を書く
3. 最後に文字数を決める
この文字から、決まったデザインの画像が6枚書き出されます。画像生成AIに毎回描かせるのではなく 型に文字を入れる方式 なので、会社の投稿として見た目が毎回そろいます。


「アルルの森」のカルーセルは作り方が少し異なります。水彩画は利用者がChatGPTで描き、そのためのプロンプト(AIへの頼み文)は下書きの末尾に話ごとに自動で入ります。絵がそろえば、1枚目は水彩画とタイトル、6枚目は「続きはアルルのnoteで。」の案内として書き出されます。

決めた時刻に自動で公開する
計画・下書き・画像がそろえば、あとは決めた時刻に順に公開されます。AIの小技の投稿と解説記事は、人が「確認済」にしたものだけが対象です。動かしているのは、Windowsのタスクスケジューラに登録した定期投稿の仕組みです。
- 08:05:noteのダッシュボードから閲覧数・スキなどを取り込む(投稿はしない)
- 12:05:「確認済」の解説記事を1日1本だけnoteに公開する
- 17:05:公開日を迎えた「アルルの森」の絵本をnoteに公開する
- 20:05:公開日時を過ぎたInstagramの投稿を出す(アルルの森のカルーセルと、確認済のAIの小技・LINE告知)
動いた結果は記録(ログ)に残ります。9月18日の金曜日に第2話の絵本が公開されたときの記録を、短くして載せます。
17:05 [note] 公開日を迎えた話: 1件
17:05 - 第2話 売ることとマーケティングの違い
17:05 noteに下書きを作ります
17:08 下書きを作りました
17:09 ハッシュタグ 6件を設定
17:09 マガジン「アルルの森で学ぶマーケティング」: 追加済
17:09 公開しました
17:09 === 終了: 出した 1件 / 出せなかった 0件 ===

自社でやるなら、まずは「何曜日の何時に・どの媒体に・何を出すか」を1枚の表にするところからです。AI家庭教師では、1回2時間で御社の媒体に合わせた予定表と手順書を一緒に作れます。
仕組みを支える部品と手順書
全体は6つの役割で成り立つ

- 計画と下書きの作成:設定ファイルの曜日・時刻とネタの在庫から、予定と下書きを作る。既存の下書きは上書きしない
- 画像の作成:下書きの「画像の文字」からInstagram用の画像を書き出す
- Instagramへの投稿:画像をJPEGにして自社サーバーに置き、InstagramのAPIでカルーセルを投稿する
- noteへの入力:ブラウザを自動で操作し、下書き作成・マガジン追加・公開まで行う
- 時刻どおりの実行:公開日を迎えたものを順に出し、出せなかったものは次の回に再挑戦する
- SNS運用ハブ:計画・下書き・状態・数値を1画面で確認する。人はここで読んで「確認済」を押す
📚 用語解説:API(エーピーアイ)
サービスの外から、決まった形式の依頼を送って操作するための「窓口」です。InstagramにはAPIがあるため、プログラムから画像を登録して投稿できます。
担当者がアプリで投稿ボタンを押す作業を、窓口経由で代わりに行うイメージです。
Instagramは画像を取りに来る方式

このため、投稿は次の順番で行っています。
- 画像をJPEGに変換する
InstagramのAPIが受け付けるのはJPEGだけ - 自社サーバーに置く
自社ホームページのサーバーへ暗号化した通信(FTPS)で上げる - 公開URLで見えるかを確かめる
Instagramが取りに来られる状態かを先に確認する - 1枚ずつ登録してカルーセルにまとめる
最後にキャプションを付けて1本の投稿にする - 公開して状態を「公開済」にする
投稿のURLをハブの記録に残す
ほかにも、カルーセルは10枚まで、縦横比は1枚目にそろう、といった決まりがあります。利用に必要な鍵(アクセストークン)は60日で期限が切れるため、残り14日を切ったら延長する手順も手順書に入れています。
noteは公開APIがないため画面を自動操作する

📚 用語解説:ブラウザの自動操作(Playwright)
Playwright(プレイライト)は、ブラウザをプログラムで操作する道具です。ボタンを押す・文字を打つ・画像を選ぶといった操作を、人の代わりに順番に行います。
APIのないサービスでも、画面でできる作業なら自動化できます。ただし画面の作りが変わると、ボタンが見つからずに止まることがあります。
noteへの入力では、見出し・箇条書き・引用・画像を、編集画面の「挿入」メニューから作っています。運用してみて分かった癖も、手順書に反映しました。
- Markdownの入力ルールには頼らない
「## 」と打っても見出しにならないことが多いため、挿入メニューを使う - 日本語入力のあとのEnterは1回目が効かないことがある
段落が増えたかを数え、増えるまで押す - 画像の代替テキスト(ALT)は画像を選択してから付ける
先に画像をクリックする - noteが自動で足すハッシュタグを外す
「投稿する」を押す直前にもう一度確認する

手順書が業務のノウハウを蓄える
AIは「スキル」と呼ぶ手順書を読んでから作業します。SNS関連では、業務ごとに手順書を分けています。
- 今週のSNSを進める:
計画の更新・推敲・画像・LINE配信文・数値の記録・報告 - Instagramのカルーセル:
6枚の型・見た目のルール・APIでの投稿手順・過去のつまずき - 定期投稿の点検:
いつ何が動くか・止まったときの直し方・止め方 - noteへの下書き作成と公開:
編集画面の癖・画像の入れ方・公開の設定 - アルルの森の1話の制作:
水彩画の取り込みからnote・カルーセルの確認まで

会社の看板を守る線引き
公開の判断は必ず人が行う

台本に沿った連載の「アルルの森」だけは、公開日に自動で出ます。だからこそ、週のはじめに下書きと画像を仕上げて目で確かめています。
AIと人の役割分担を、工程ごとに整理するとこうなります。
- 計画・下書き
AIの担当:作成と推敲(誤字と読みにくい所だけ)
/人の担当:内容を読む - 画像
AIの担当:書き出しと目視での手直し
/人の担当:仕上がりを見る - AIの小技・解説記事の公開
AIの担当:「確認済」で公開日時を過ぎたものだけ出す
/人の担当:読んで「確認済」を押す - アルルの森の公開
AIの担当:公開日を迎えた話を出す(noteが先・カルーセルは翌日)
/人の担当:台本と絵をそろえ週のはじめに仕上がりを見る - LINEの配信
AIの担当:配信文と宛先の案を作る。予約も送信もしない
/人の担当:宛先と届く人数を確かめて配信ボタンを押す - 数値
AIの担当:読み取って記録する
/人の担当:振り返って次に活かす
顧客に直接届くLINEは手動で配信する

LINEの配信は、次のルールで運用しています。
- 配信文はAIが仕上げる
そのまま使えるプロンプト付きの実践アイデア - 宛先は人が選ぶ
友だち全員か、タグで絞った相手か - 届く人数をその場で確認する
画面に表示される人数を見てから押す - 先に自分あてにテスト送信する
見え方を確かめてから本番 - 配信文にURLを書かない
リンクは配信の仕組みの側で扱う
「案内停止」のタグが付いた人とブロック中の人は、どの宛先を選んでも必ず除かれるようにしています。
すぐ止められるスイッチを用意する

定期投稿は、設定ファイルに “autopost”: false と1行書けば止まり、消せば再開します。何をいつ出したか、出せなかったかは、月ごとのログに残ります。

投稿内容のルールも先に決める
Instagramのオリジナル投稿には、内容面のルールも定めています。AIが作る下書きは、このルールに沿って書かれます。
- 効果を数字で言い切らない
「半分になる」「5分で」のような表現は使わない - 個人情報や社外秘をAIに貼る例は作らない
例にお客様の名前や社内の数字を使わない - どのAIでも使える書き方にする
特定サービスのボタン名に頼らない - 画像の中にURLを入れない
noteへは「プロフィールのリンクから」と案内する

自社でやるなら、この「やらないこと」リストを先に決めておくと安心です。AI家庭教師では、御社の業種や社内規程に合わせたルールづくりも一緒に進められます。
実際の失敗と再発防止のルール

画像が縦に引き伸ばされた
InstagramにLINE配信の告知を出したとき、正方形のカードをそのまま使ったところ、縦に引き伸ばされて表示されました。その投稿は削除し、正方形のカードを縦横比を保ったまま1080×1350の外枠に入れて出し直しています。
決めたこと:Instagramの画像はすべて1080×1350(横4:縦5)にそろえ、正方形の素材は外枠に入れる。
予定時刻に投稿されなかった
当初は「確認済」と「予約済」の2つの状態を使い分けていました。9月15日20時に出る予定の投稿が「予約済」になっていなかったため定期投稿に拾われず、翌朝に手で出すことになりました。
決めたこと:状態を「下書き→確認済→公開済」の3つに絞り、「確認済」を「時間になったら出してよい」の合図に一本化した(9月16日に「予約済」を廃止)。

水彩画のないカルーセルを出してしまった
「アルルの森」第1話では、水彩画が入っていない画像のままInstagramに出た投稿が2件ありました。どちらも削除し、水彩画入りの絵本版6枚で出し直しています。
決めたこと:水彩画がそろっていれば必ず絵本版の6枚で書き出す。出す順番も決め、同じ話のnoteが「公開済」になるまでカルーセルは出さない。6枚目の案内先がまだ前の話しかない状態を防ぐためで、手で「投稿する」を押しても出ないようにした。
Instagramに画像の登録を断られた
投稿の途中で、Instagramから「写真か動画しか受け付けない」という応答が返り、登録に失敗することがありました。記録を確かめると、同じ画像でも送り直せば通る場合があります。
決めたこと:登録に失敗した1枚だけを再送する。それでも失敗したら「出せなかった」と記録し、次の回に再挑戦する。
noteの画面でボタンが見つからず止まった
9月19日、解説記事の第1本目をnoteに入力している途中で「挿入メニューの『引用』が見つかりませんでした」と止まりました。ブラウザの自動操作は、画面の状態に左右されます。
備えていること:止まった瞬間の画面が残るようにしてある。画面の作りが変わったら、ボタンの目印を1つの設定ファイルで直す。直し方は手順書に記載済み。この日の記事も、下書きは止まったものの公開は同じ日のうちに済ませています。
⚠️ 社内でSNSを自動化するときに避けたい3つのこと
1. 確認なしで公開される仕組みにする
準備はAIに任せても、公開の合図は人が出します。「確認済」だけが出る形にしておけば、誰も読んでいない投稿が世に出ることはありません。
2. 失敗を成功扱いにして先へ進む
投稿に失敗したのに「公開済」にすると、出ていないことに誰も気づけません。実際の結果を見て、失敗は失敗として記録させます。
3. トラブルをその場の手直しで終わらせる
手で直すだけでは、翌週また同じことが起きます。直したら必ず手順書か設定に反映する。
これが仕組みを育てる一番の近道です。
自社で始めるための3ステップ

媒体と投稿の型を1つに絞る
まず、いちばん続けたい媒体を1つ選び、投稿の型を1つ決めます。アルル制作所の場合は「Instagramのオリジナル投稿・画像6枚」がそれにあたります。

下書きと画像づくりをAIに任せる
次に、下書きと画像の作成をAIに任せます。この段階ではまだ自動投稿にせず、できた下書きを人が読んで手で投稿します。
【Codexへの指示】
Instagramのカルーセル投稿の下書きを作りたいです。
画像は1080×1350で6枚。1枚目は表紙、6枚目は「やってみよう」にしてください。
数字で効果を言い切らないこと、お客様の名前を例に使わないことを守ってください。
作る前に、わからないことがあれば私に質問してください。

確認済のものだけを自動で公開する
下書きと画像が安定したら、最後に公開を自動化します。先に用意しておくべきなのは、「確認済」の合図と止めるスイッチです。

導入の目安スケジュール
- 1週目
やること:媒体と型を1つ決め、AIの下書きを人が直して手で投稿する
/状態:下書きの負担が軽くなる - 2週目
やること:うまくいった作り方を手順書にし、画像も型から書き出す
/状態:準備がひとことで終わる - 3〜4週目
やること:曜日と時刻を決め、数週間先までの計画と下書きを自動で並べる
/状態:予定が見える - 2か月目
やること:「確認済」の合図と止めるスイッチを作り、決めた時刻に自動で出す
/状態:人は確認と合図だけ - それ以降
やること:数値の取り込みや別媒体への展開を足し、つまずきは手順書へ
/状態:自社専用の仕組みに育つ
仕組みで回す会社と担当者任せの会社の差
- 繁忙期
仕組みで回す会社:下書きがあるので読んで押すだけ
/担当者任せの会社:真っ先に止まる - 投稿の見た目
仕組みで回す会社:型から作るので毎回そろう
/担当者任せの会社:作る人やその日の状況で変わる - 担当者の交代
仕組みで回す会社:手順書と設定をそのまま引き継げる
/担当者任せの会社:やり方が前任者の頭の中にしかない - 失敗したとき
仕組みで回す会社:記録に残り手順書に反映される
/担当者任せの会社:同じ失敗をくり返す - 振り返り
仕組みで回す会社:数値が毎朝たまっている
/担当者任せの会社:確認する時間がない

最初の型と手順書づくりは、つまずきやすいところです。自社でやるなら、AI家庭教師で1回2時間、御社の媒体と投稿に当てはめながら最初の1本を一緒に作ることもできます。
まとめ
アルル制作所がCodexで動かしているSNS運用の仕組み化について、経営の視点から要点を整理します。
✔️ SNSが止まる原因は準備の負担。
計画・下書き・画像・公開・振り返りは仕組みに任せられる
✔️ 社内に残す仕事は「確認」だけ。
「確認済」を「時間になったら出してよい」の合図にする
✔️ 画像は型に文字を入れて作る。
見た目がそろい、デザインアプリを開く手間がなくなる
✔️ APIのないサービスもブラウザの自動操作で動かせる。
画面が変わると止まるので、直し方を手順書に残す
✔️ 顧客に直接届くLINEは、人が宛先と人数を確かめて配信する
✔️ 止めるスイッチと記録を先に用意する。
出せなかったものは失敗として記録し、次の回に再挑戦する
✔️ つまずきは手順書に反映する。
それが仕組みの中身になり、担当者の交代にも強くなる

よくある質問
Q. 社内にプログラミングができる人がいなくても導入できますか?
A. 下書きや画像の作成を頼むだけなら、専門知識は要りません。日本語で指示すれば、CodexやClaude Codeが手順書やプログラムを作ります。
ただし、InstagramのAPI接続やサーバー設定では、画面操作や設定の意味が分かる人がいると安心です。
Q. ツールの費用はどのくらいかかりますか?
A. CodexはChatGPTの有料プランを契約していれば使えます。Claude Codeの料金や利用範囲はプランによって異なり、変更されることもあるため、公式の案内をご確認ください。
InstagramのAPIやnoteの利用条件も、それぞれの公式情報をご確認ください。
Q. AIが勝手に投稿して、会社の信用を損なうことはありませんか?
A. アルル制作所では、AIの小技の投稿と解説記事は「確認済」のものだけが、公開日時を過ぎたときに出ます。人が読んでいない解説記事は、公開日が来ても出ません。
台本に沿った絵本の連載は公開日に自動で出るため、週のはじめに仕上がりを確かめています。LINEは予約も自動配信もせず、人が宛先と人数を確かめてから配信しています。
Q. パソコンの電源を切っていても投稿されますか?
A. タスクスケジューラで動かしているため、パソコンが起動している必要があります。スリープ中に時刻を過ぎた分は、復帰後に動くよう設定しています。
noteはブラウザを画面つきで操作するので、ログオンしているあいだに動きます。
Q. AIが書いた文章らしさが気になります。
A. 下書きはAIが作りますが、推敲は誤字と読みにくい箇所に限り、話の筋や事実は変えません。そのうえで人が読んで「確認済」にします。
「数字で言い切らない」などのルールを先に決めておくと、会社の看板を守りやすくなります。
Q. 担当者が1人しかいない会社でも社内に定着させられますか?
A. 手順書と設定ファイルに運用が残るので、担当者が替わっても引き継ぎやすくなります。アルル制作所では、実際に社内で使っているSNS運用ハブをお見せしながら、御社の媒体と投稿の型に合わせた仕組みづくりをお手伝いしています。「どの媒体から始めるべきか分からない」という段階からご相談ください。
自社の仕事に当てはめて、一緒に作りませんか
記事の中身を、御社の業務に合わせて実際に動く形にするところまでお手伝いしています。「うちの場合はどうすれば」に、その場で答える個別レッスンです。

アルルのAI家庭教師……社員の皆さんと一緒に、1回2時間で御社の業務をAIに任せる形を作ります。
社長向けAI家庭教師……予定・連絡・経理・SNSなど、社長の仕事をAIに任せる環境を社長だけのために作ります。
