ショート動画をAIで作る方法|2案を並べて選ぶ縦型動画の作り方

ショート動画をAIで作ると、撮影も編集もせずに縦型の動画ができます。しかも、1つのテーマから見せ方の違う2本を同時に用意できます。

アルル制作所では、この2本を並べて見て、どちらを出すかを人が決める形にしています。1本に時間をかけて悩むより、2本を見比べたほうが早く決まるからです。

同じテーマから作った漫画ストーリー型と大文字ノウハウ型の表紙
同じテーマから作った2本。左が漫画ストーリー型、右が大文字ノウハウ型

この記事では、社内で動かしている「Aruru Short Studio」を例に、台本・動画・表紙・投稿文をAIに任せる流れと、人が判断するところを紹介します。


目次

ショート動画は1本に悩むより2本を並べて比べる

手作業とAIで2案つくる場合の違い

みらい「ショート動画、気にはなってるんだよね。でも撮影して、字幕を入れて、音を合わせて……って考えると、正直腰が重い」 アルル「分かります。しかも1本作っても、その見せ方が合っていたのかどうか、比べる相手がいないんですよね」 みらい「そう。反応が悪くても、テーマが悪いのか、見せ方が悪いのか分からない」 アルル「そこで私たちは、最初から2本作ることにしました。テーマは同じで、見せ方だけを変えた2本です。並べてみると、どちらが伝わるかが人の目ですぐ分かります」
工程手作業で1本ずつ作るAIで2案つくる
1テーマあたりの本数1本見せ方の違う2本
台本の準備毎回ゼロから考える企画表の1行を、決めてある2つの型に流し込む
画像の準備その都度探す・描くアルルさんの画像25点から場面に合うものを選ぶ
字幕と読み上げ手で入れる台本から自動で入る(読み上げは切り替えられる)
品質の確認再生して目で見るだけ画面の大きさ・形式・長さを自動で検査し、場面ごとの画像も並ぶ
投稿の判断作った人がそのまま出す人が承認したものだけ。最初は「予約の練習」から

2本作っても手間が倍にならない理由

みらい「2本作ったら、手間も2倍じゃないの?」 アルル「手で作るならそうです。でもこの仕組みでは、2本目の手間はほとんど増えません。台本の元になる企画は1行だけで、そこから2つの型が同時にできるからです」

比べる型は次の2つです。

  1. 動画A 漫画ストーリー型
    悩み → アルルさん登場 → 原因の整理 → 具体例 → 行動 → 案内と進みます。物語として追ってもらう見せ方です
  2. 動画B 大文字ノウハウ型
    結論 → 問い → 3つのポイント → 会社での例 → 注意 → 一歩 → 案内と進みます。大きな文字で要点から伝える見せ方です
アルル「同じ内容でも、『お話で見たい人』と『結論だけ知りたい人』がいます。どちらが自分たちの見込み客に合うかは、並べてみないと分かりません」

⚠️ 「方針が決まってから」では始まらない

自社に合う動画の形を先に決めようとすると、検討だけで月日が過ぎます。どの見せ方が響くかは、業種やお客様によって違うからです。

最初から2案を並べる前提にしておけば、判断は実物を見てからで間に合います。迷う時間そのものが減るのがいちばんの利点です。


実例で見るショート動画2本ができるまで

みらい「実際にはどんなふうに作ってるの?」 アルル「2026年8月5日に、1本目のテーマで作った実物をお見せしますね。テーマは『ChatGPT文章が社内確認で止まる3つの不足』。AIで書いた文章が、上司の確認で戻されて止まってしまう、という話です」

企画表から1行を選ぶ

アルル制作所では、ショート動画の企画100本分を1つの表で管理しています。1行が1本分で、例として1本目の行はこうなっています。

欄中身
番号0001
柱・シリーズAI活用・失敗あるある
テーマChatGPT文章が社内確認で止まる3つの不足
冒頭の一言文章力より、判断材料が足りていません
切り口社内確認で止まる原因を、AIの文章力ではなく判断材料不足として見せる
状態下書き
アルル「このほかに、失敗例・現場での例・手順3つ・最初に見る数字の欄もあります。一般論だけの動画にしないために、この4つを必ず持たせる決まりにしています」 みらい「"最初に見る数字"って?」 アルル「たとえばこの回なら『修正にかかった分数』です。なんとなく便利そう、で終わらせず、作業がどう変わったかで判断してもらうための一言です」

担当者がAIに出す指示は、これだけです。

【Claude Codeへの指示】

ショート動画を2案作って。
企画表の0001番、「ChatGPT文章が社内確認で止まる3つの不足」でお願いします。
漫画ストーリー型と大文字ノウハウ型の両方を作り、品質確認まで進めて、承認待ちで止めてください。

AIが台本と動画を2本ずつ仕上げる

指示を受けたAIは、制作進行の担当として次の順に作業します。

  1. テーマの確認
    テーマ・見てほしい相手・伝えたいこと・事例・見る数字を確かめる
  2. 台本2本の作成
    同じ企画から、漫画ストーリー型と大文字ノウハウ型の台本を作る。どちらも7場面
  3. 動画2本の作成
    場面ごとに画面を描き、アルルさんの画像を重ね、字幕と読み上げを入れてつなぐ
  4. 確認用資料の作成
    表紙2枚、場面ごとの確認用画像、2本を並べて再生できる確認ページ、Instagram用とTikTok用の投稿文
  5. 検査
    自動テストと動画の品質確認を行う
  6. 承認待ちで報告
    2本の違いと、人に確かめてほしい点をまとめて止まる

1本目のテーマで仕上がった2本は、どちらも42秒でした。7つの場面を6秒ずつ見せる構成です。

漫画ストーリー型の7場面を並べた画像
動画A・漫画ストーリー型。悩みから入り、アルルさんが原因を整理していく
大文字ノウハウ型の7場面を並べた画像
動画B・大文字ノウハウ型。結論を先に言い、大きな文字で3つのポイントを見せる
みらい「同じ内容なのに、入り方がぜんぜん違うね。Aは『文章力より、判断材料が足りていません』、Bは『AI文章で失敗する会社の共通点』か」 アルル「はい。冒頭の一言、場面の順番、アルルさんのポーズ、置き方まで変えています。Aはアルルさんが左で少し揺れながら話し、Bは中央に立って、見出しの文字もひとまわり大きくしています」

社内の人は並べて選ぶだけ

完成すると、2本を左右に並べて再生できる確認ページができます。ページの上部には「ドラフトです。承認するまで投稿されません」と表示されます。

判断する人が見るのは次の3点です。

  1. 最初の6秒で内容が伝わるか
    冒頭の一言と表紙だけで、見る理由が分かるか
  2. 音を消しても理解できるか
    字幕と大きな文字だけで話を追えるか
  3. 自社の言葉になっているか
    言い回しや例が、自社のお客様に合っているか
アルル「AIの仕事は、見比べられる材料をそろえるところまでです。どちらを出すか、出してよいかは、人が決めます」 みらい「"作る"と"選ぶ"が分かれてるんだ」 アルル「そうです。操作画面でも、企画ごとに『未投稿』『作成済』『確認済』『予約済』『投稿済』と状態が分かれていて、人が承認しないと『確認済』になりません」

💡 縦長・6秒ごと・音なしで読めるが基本

ショート動画はスマホを縦に持ったまま、音を消して流し見されることが多い媒体です。そのためこの仕組みでは、画面を縦長の1080×1920、長さを60秒以内と決めています。

最初の6秒以内に見る得を示し、5〜6秒ごとに文字・ポーズ・背景のいずれかを変えます。字幕は必ず入れ、音がなくても内容が伝わるようにしています。

自社で試す場合も、最初に決めるのは「どの企画を・どの2つの型で比べるか」です。AI家庭教師では1回2時間で、御社の商品やよくある質問をもとに企画表と型を一緒に作れます。


ショート動画づくりに必要な4つの準備

用意したのは表と画像と決まりと手順書

みらい「これ、特別な動画ソフトを使ってるの?」 アルル「いいえ。パソコンの中で動く小さなプログラムと、手順書の組み合わせです。用意したのは、大きく分けて4つです」

高価な動画ソフトは使っていません。社内に用意したのは次の4つです。

  1. 企画表
    100本分の企画を1行ずつ並べた表。テーマ・冒頭の一言・投稿文・切り口・状態を持たせる
  2. キャラクターの画像帳
    アルルさんの画像25点に番号を振り、「導入向き」「疑問・検討」「行動を呼びかける」など、向いている場面を書いた一覧
  3. 決まりごと
    画面の大きさ、字幕を置いてよい範囲、使わない言葉、投稿の安全ルールをまとめたファイル
  4. 手順書と担当者
    AIが作業の順番を読む手順書(スキル)と、制作進行を引き受ける担当者(エージェント)

📚 用語解説:スキルとエージェント

スキルは、AIに渡す業務マニュアルです。「台本はこの2つの型で作る」「動画を作ったら必ず品質確認をする」といった手順と守ることを書いておきます。

エージェントは、そのマニュアルを持って動く担当者です。アルル制作所では、ショート動画の制作進行を任せる担当者を1人決め、台本づくり・動画づくり・予約の3つの手順書を持たせています。

キャラクターは変えないと決めておく

みらい「アルルさんの絵、AIに勝手に描き変えられたりしないの?」 アルル「そこはいちばん気をつけたところです。使うのは、画像帳にある25点の複製だけ。元の画像は動かさず、消さず、上書きしません」

自社のキャラクターやロゴを持つ会社にとって、AIによる勝手な描き変えは避けたいところです。画像帳の全画像には、次の注意を書いています。

  • 縦横の比率を変えない
  • 左右を反転しない
  • 顔・体形・服・色を変えない
  • 背景の透明な部分をそのまま残す
アルル「口を動かすアニメーションも作りません。その代わりに、ポーズの切り替え、上下にゆれる動き、横からすべりこむ動きで、話している感じを出しています」 みらい「キャラクターを持っている会社なら、それは安心だね」

キャラクターを使った発信の続け方は、ChatGPTで絵本を作る方法でも紹介しています。

動画の中身は企画表の1行で決まる

台本は、企画表の1行を2つの型に割り振って作ります。場面ごとの対応は次のとおりです。

場面漫画ストーリー型大文字ノウハウ型
場面1冒頭の一言結論
場面2失敗例「なぜ使えない文章になる?」という問い
場面3原因の考え方ポイント1
場面4現場での例ポイント2
場面5最初に見る数字ポイント3
場面6手順3つ最初に見る数字
場面7相談の案内相談の案内
アルル「テーマの言葉によって、失敗例や見る数字の"ひな形"も変わります。たとえばテーマに『議事録』が入っていれば、見る数字は『会議後に確認へ戻る回数』。『問い合わせ』なら『初回返信までの時間』です」 みらい「なるほど。企画表の1行をしっかり書けば、2本とも中身が濃くなるわけだ」 アルル「そのとおりです。逆に言うと、企画表の1行が薄いと、2本とも薄くなります。これはあとでお話しする"つまずき"にもつながります」

つまり、動画の質を左右するのは社内の知見です。現場の失敗例やお客様の声を1行に書き込めるかどうかが、そのまま2本の説得力になります。

読み上げと音楽の扱い

読み上げは、台本の文章だけをMicrosoftの音声サービスに送って作っています。お客様の情報やログイン情報は送りません。読み上げが不要なら操作画面で切れます。

音楽は初期設定で入れていません。入れる場合も、自社で持っている素材か、商用利用の条件を確かめられる素材に限っています。


作るのはAIで出すのは人

未承認の動画は予約できない仕組みにする

みらい「正直、AIが勝手に動画を投稿したら怖いな。変なことを言ってたらどうしよう」 アルル「その不安はもっともです。だから、この仕組みでは承認していない動画は、そもそも予約できないように作ってあります。手順書に書くだけでなく、プログラムの側で止まります」 みらい「"お願い"じゃなくて、"できない"ようにしてあるんだ」 アルル「はい。しかも、その止まり方が正しく働くかどうかを、自動テストで毎回確かめています」

会社の名前で発信する以上、AIの誤投稿は信用に直結します。そこで、ルールを手順書に書くだけでなく、プログラム側で止めています。自動テストで毎回確かめているのは次の5点です。

  1. アルルさんの画像が25点そろっているか
  1. 2本の台本の型・冒頭の一言・画像の並びが本当に違うか
  1. 承認していない動画の予約が止まるか
  1. つなぐ先のアカウントが違うときに予約が止まるか
  1. 動画の大きさと1秒あたりのコマ数の設定が正しいか

業務ごとにAIへ任せる範囲を決める

仕事の種類AIの扱い例
作る頼まれたら実行してよい台本2本、動画2本、表紙、投稿文、確認ページ
確かめる必ず実行する自動テスト、動画の大きさ・形式・長さの検査
予約の練習実行してよい(実際には予約しない)投稿日時を入れて、予約できる状態かを試す
実際の予約人が承認し、日時を確かめ、はっきり頼んだときだけ承認済みの動画を決めた日時で予約する
しない頼まれてもしないTikTokへの自動投稿、つなぐ先が違うアカウントへの投稿、失敗したときの自動のやり直し
アルル「予約するときは、最初はかならず"練習"として動かします。実際に予約するには、承認済みであることに加えて、人が『本当に予約して』とはっきり頼む必要があります」 みらい「同じ動画を2回出しちゃう、みたいな事故は?」 アルル「同じ動画を同じ日時に予約しようとすると、断るようにしています。失敗したときも、勝手にやり直さずに『失敗』と記録して止まります。失敗を隠さず、人に見える形で残すためです」

💡 投稿先のアカウント名を毎回照合する

店舗別やブランド別に、複数のアカウントを運用している会社もあります。この仕組みでは投稿の前に接続先のアカウント名を照合し、決めたアカウントでなければその場で止まります。

ログイン用の鍵(トークン)やパスワードは、記録にも回答にも書き出さない決まりです。別アカウントへの誤投稿を、人の注意ではなく仕組みで防いでいます。

どこまでAIに任せ、どこから人が判断するかは会社ごとに違います。AI家庭教師では、御社の承認の流れに合わせて、この線引きを一緒に決めるところからお手伝いしています。


実際に運用して見えた課題

動画が完成しても公開できるとは限らない

みらい「で、作った2本はもう投稿したの?」 アルル「実は、まだ投稿していません。2本とも『承認前の下書き』のままです。そして、アルル制作所としては、いまInstagramでは動画を作らず、画像を何枚か並べるカルーセル投稿に絞っています」 みらい「え、せっかく作れるようになったのに?」 アルル「作れるようになったうえで、出すかどうかは別に選べばいいんです。それに、承認前の2本を場面ごとに見ていくと、そのままでは出せないところがいくつも見つかります」

機械による品質確認は、2本とも合格でした。画面の大きさ(1080×1920)、映像と音声の形式、長さ(35〜60秒の範囲)はすべて基準どおりです。

一方、場面ごとに目で確認すると、次のような問題が見つかりました。

  1. 企画のメモが字幕に出ていた
    漫画ストーリー型の3場面目の字幕が「……判断材料不足として見せる」。企画表の「切り口」欄に書いた作り手向けのメモが、そのまま画面に出ていました
  2. 飾りの記号が見出しに重なっていた
    電球やチェック印、「BEFORE
    /AFTER」の札が見出しの文字にかぶる場面がありました
  3. テーマと無関係な札が出ていた
    「下書き・要約・企画案」の3つの札が、どのテーマでも同じように出る作りでした
  4. 使わないと決めた言い回しが入っていた
    冒頭の読み上げに、noteやセミナーの文章では使わないと決めている言い回しが入っていました
みらい「機械の検査は合格でも、中身の検査は別なんだね」 アルル「そうなんです。機械の検査で分かるのは"形"までです。言っていることが正しいか、自分たちの言葉になっているかは、人が見ないと分かりません。だから手順書にも『動画ができあがっただけで承認扱いにしない』と書いてあります」

直すのは1本ではなく元の表と型

動画づくりの手順書には、もともと次のことを書いています。

  • 場面ごとの確認用画像を目で見て、文字の切れ・重なり・画像の不自然な変形があれば直して作り直す
  • 動画ができあがっただけで承認したことにしない
  • 承認していない動画は予約しない

先ほどの4つは、この目視の段階で見つかるものです。対策は動画を1本ずつ手直しすることではなく、元の企画表や型を直すことです。たとえば企画表の欄を「画面に出す言葉」と「作り手向けのメモ」に分ければ、メモが字幕に出ることはなくなります。

アルル「2本並べて作ると、どちらの型にも共通する直すところが見えやすいのも良いところです。記号が文字にかぶるのは、AでもBでも起きていました。1本だけなら『この回はたまたま』で終わっていたかもしれません」

⚠️ AI動画づくりで避けたい3つの運用

1. 完成したらそのまま投稿する 機械の検査は形しか見ません。字幕の言葉や記号の重なりは、人が場面ごとに見て初めて気づきます。

2. 企画を1行で済ませて中身をAI任せにする 型に流し込む仕組みでは、企画の1行が薄いと2本とも薄くなります。失敗例・現場の例・見る数字は自社の言葉で書きましょう。

3. 投稿の権限を最初からAIに渡す 最初は「予約の練習」まで。実際に出すのは、人が承認してからです。

権限は、運用が安定してから少しずつ広げれば十分です。


ショート動画づくりを始める3ステップ

みらい「うちでもやってみたくなった。何から始めればいい?」 アルル「3つのステップです。いきなり投稿まで考えなくて大丈夫ですよ」

ステップ1 企画を10本だけ表にまとめる

  1. 表の欄を決める
    テーマ、冒頭の一言、失敗例、現場での例、手順3つ、最初に見る数字、状態
  2. お客様からよく聞かれることを書く
    日々の問い合わせや商談でよく出る質問が、そのままテーマになります
  3. 「画面に出す言葉」と「作り手のメモ」を分ける
    メモ用の欄を別に作れば、メモが字幕に出る事故を防げます
アルル「アルル制作所の企画表は100本分ありますが、最初から100本はいりません。まずは10本ほど書いて、2本並べるところまで進めるほうが先です」

ステップ2 比べる2つの型を決める

自社に合いそうな見せ方を2つ選びます。アルル制作所で使っている型は次の2つです。

型流れ向いていそうな内容
漫画ストーリー型悩み → 原因 → 具体例 → 行動 → 案内「あるある」の失敗談、お客様の悩みの話
大文字ノウハウ型結論 → 問い → 3つのポイント → 例 → 一歩 → 案内手順、チェックポイント、比べ方
アルル「型は、場面の数と順番を決めるだけで作れます。2つの型は、入り方と見せ方がはっきり違うものを選ぶのがコツです。似た型を2つ作っても、比べる意味がありません」

ステップ3 AIに2本作らせて並べて見る

【Claude Codeへの指示】

企画表の1行目のテーマで、縦型のショート動画を2案作ってください。
1本目は漫画ストーリー型、2本目は大文字ノウハウ型です。
画面は縦長、60秒以内、字幕を必ず入れてください。
作ったら2本を並べて見られるページを作り、投稿はせずに止めてください。

アルル「最後の一行が大事です。『投稿はせずに止めて』と最初に伝えておくと、作るところと出すところが分かれます。できあがったら、場面ごとに1枚ずつ見てください。直すところが見つかったら、手順書か企画表に書き足します」

1か月で社内に定着させる目安

時期やること到達点
1週目企画を10本書き、2つの型を決める企画表ができる
2週目1テーマで2本作り、場面ごとに見て直すところを書き出す直すところの一覧ができる
3週目直すところを手順書・企画表に反映し、別のテーマで作り直す同じ直しが減ってくる
4週目以降出すかどうかを決め、出すなら承認と予約の練習から始める人が選んで出す形が回る

2本を比べる会社と1本に悩む会社の差

場面2本を比べる会社1本に悩む会社
見せ方の決め方並べた2本を見て決める作る前に頭の中で決める
1本にかかる時間企画1行を書く時間と、見る時間が中心撮影・編集にまとまった時間が必要
失敗の見つけ方2本に共通する直すところとして見える「たまたま」で片づけやすい
公開の判断承認した人が決める作った人がそのまま出しがち
見送りの判断作ったうえで「いまは出さない」と選べる作らないまま、ずっと気にかかる

企画表の欄の決め方や、自社に合う2つの型選びは、最初の一歩でつまずきやすいところです。AI家庭教師なら1回2時間で、御社の業務に当てはめながら企画表づくりから一緒に進められます。


まとめ

ショート動画をAIで2案作って比べる方法を、アルル制作所の実例で紹介しました。要点は次のとおりです。

✔️ 1本に悩むより2本を並べる。
同じテーマで見せ方だけを変えれば、どちらが伝わるかを実物で判断できる

✔️ 動画の質は企画表の1行で決まる。
失敗例・現場の例・見る数字は、社内の知見を自社の言葉で書く

✔️ キャラクターは変えないと決めておく。
画像帳の複製だけを使い、反転や描き変えをしない

✔️ 未承認の動画は予約できない仕組みにする。
ルールで頼むのではなく、プログラム側で止める

✔️ 機械の検査は形まで。
字幕の言葉や記号の重なりは、人が場面ごとに確かめる

✔️ 作れることと出すことは別に判断する。
アルル制作所も作ったうえで、いまはカルーセル投稿に絞っている

みらい「"作ったら出す"じゃなくて、"作ってから選ぶ"なんだね。まずは企画を10本書いてみるよ」 アルル「それがいちばんの近道です。2本並べて見た日から、動画の見せ方は"好み"ではなく"比べた結果"で決められるようになります」

よくある質問

Q. ショート動画はAIだけで作れますか

A. 台本・画面・字幕・読み上げ・表紙・投稿文までは、AIとプログラムで作れます。
ただし出すかどうかの判断は人が行います。アルル制作所でも、承認していない動画は投稿できない仕組みにしています。

Q. 撮影や編集ができる社員がいなくても作れますか

A. アルル制作所の仕組みでは撮影をしていません。キャラクターの画像に、字幕・大きな文字・読み上げを組み合わせて動画にしています。
編集の操作はAIとプログラムが担うので、社内の人がするのは企画を書くことと、できた2本を見ることです。

Q. 自社のキャラクターがなくても導入できますか

A. この記事の仕組みは、アルル制作所のキャラクター画像25点を前提にしています。キャラクターがない場合は、使ってよい写真やイラストの用意から考える必要があります。
どの素材なら使ってよいかは、事前に社内で決めておいてください。

Q. 完成した動画はそのままInstagramやTikTokに出せますか

A. 縦長の1080×1920、60秒以内で作っているので、ショート動画の形式にはなっています。ただし本文のとおり、中身は人が場面ごとに確かめてから出してください。
各サービスの投稿ルールや、AIで作った内容の表示については、それぞれの公式の案内を確認してください。

Q. BGMは入れられますか

A. アルル制作所では、初期設定で音楽を入れていません。入れる場合は、自社で持っている素材か、商用利用の条件を確かめられる素材に限っています。
出どころの分からない音楽は使わないのが安全です。

Q. 社員に任せるには何から整えればよいですか

A. まずは企画表と2つの型、そして「誰が承認するか」を決めることです。この3つがそろえば、作る作業はAIに、選ぶ判断は承認する人に分けられます。
アルル制作所では、実際に動かしているこの仕組みをお見せしながら、企画表の作り方や型の決め方からお手伝いしています。「動画に取り組むべきか」を決める段階からご相談いただけます。

自社の仕事に当てはめて、一緒に作りませんか

記事の中身を、御社の業務に合わせて実際に動く形にするところまでお手伝いしています。「うちの場合はどうすれば」に、その場で答える個別レッスンです。

アルル制作所のAI活用セミナーとAI家庭教師の様子

アルルのAI家庭教師……社員の皆さんと一緒に、1回2時間で御社の業務をAIに任せる形を作ります。
社長向けAI家庭教師……予定・連絡・経理・SNSなど、社長の仕事をAIに任せる環境を社長だけのために作ります。

ポストしてくれるとうれしいです

この記事を書いた人

岩永奈々のアバター 岩永奈々 取締役・クリエイター

世界を旅するきゅうり大好きクリエイター🛫デザイン歴25年。
みんながハッピーになる企業のマーケティングを研究中。Canva+AI導入+SNS運用+商品企画+商品キット制作+映え壁作りならお任せください!映画・テレビドラマ美術協力&衣装協力35本突破! 工作、手芸、ピアノ、カラオケ大好きな元バンドマン。講師依頼もお待ちしています。

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